雨がよく降った一日
森は白くけむって蒸し暑く、まるで梅雨のようでした。
7月最後の教室日でした。
この日で2022年の前期は終了、8月末まで長い夏休みとなります。
23年目にして初めて夏休みの課題!描いていただいたその小さな作品を
9月13日から始まる作品展に展示する提案をしたところやや不評でした。
どしゃ降りになってもウグイスやガビチョウの声が聞こえました。
休み明け前に新型コロナの第7波がおさまってくれるとよいのですが。
朝のうちは雨のやみ間もあり、ここぞとばかり虫たちが飛びまわりました。
花が少ない時期、オカトラノオの白が目立ちます。
大粒の雨が降り出してクズの葉にとまったジャコウアゲハのメス
クズにはシロコブゾウムシや
サナエトンボも。何サナエだろう?
ハラビロトンボや
ヤマトシジミもじっと雨をやりすごしていました。
ススキの葉の裏側にはクロコノマチョウの幼虫たち
今年は当たり年なのかこの幼虫たちによく出会います。
クロコノマチョウの成虫はこちら
蛹も美しいのですが今年はまだ会えていません。
雨が激しくなると辺りはかすみ歌っていたカエルさえ黙りこみました。
今年はどんな夏になるのでしょう。
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