両親、少年、少女、よく見ればお母さんは
幼い子を抱いていますから五人家族ですね。
その全員が太陽に向かって「ありがとう~」 と
手を振っています。 足元の崖にも夕日がキラキラ照り映えて
暗いなかにも木々がおい茂っているのがわかります。
情熱的なタッチと色で 内に秘めた強い思いが表された、
どこか 懐かしさも感じられる作品です。
見たままの光景を描くのではなく
作品に思い出などの物語を盛り込むKさん。
どの作品もあたたかく楽しいのです。過去の作品は
HP「上郷の森日本画教室」内の“作品集”の中の
Kさんのページにたくさん掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。
Oさんの横浜を描いた新作をご紹介いたします。
「氷川丸」 水彩画 F6
山下公園そして横浜の顔ともいえる氷川丸。
氷川丸のたどってきた80年の
歴史に思いを馳せながら見ると
明るい空、豊かな緑が平和の象徴のように思われます。
「外交官の家」 水彩画 F6
国の重要文化財に指定された館。
バラに彩られた頃も素敵ですが
濃い緑に囲まれているからこそ
館の瀟洒な佇まいが強調されているようです。
緑の影色をやわらかくし色数を抑えたことで
明るくすっきりとした作品となりました。
「エリスマン邸」 水彩画 F6
白い壁に白緑色の鎧戸が印象的なエリスマン邸。
Oさんは白い壁に木々の影を映し
青緑色にまとめました。
さまざまな緑色が調和した
涼やかな心地よい風が流れる作品です。
「山手十番館」 水彩画 F6
山手十番館は山手外国人墓地前にある本格的レストラン。
明治100年を記念して建てられたという
異国情緒漂う洋館です。
鮮やかな緑と散らされた赤色がよいアクセントとなり
落ち着いた色合いの建物をより美しくみせています。
自由なタッチと色遣いが楽しい作品ですね。
120点を超えるOさんの水彩画作品を順に
たどると、特に緑の表現と線に大きな変化が
見られます。積み上げてきたものは糧となり、
取り組み始めた日本画制作にもいかされています。
日本画作品の完成も楽しみです!
Oさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
“作品集"の中のOさんのページに制作順に
掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
7月2週目に母姉とともに訪れた
箱根の強羅公園の温室。
もう一度撮影画像を見直していたら
あの時の驚きがよみがえりました。
「なにこれ?!」
好みが似ている女三人が釘付けになったこのつる植物。
「ちょっと不気味~!」
などと言いつつもシャッターを押し続ける・・
血管が走っているように見える赤い部分は
人間の顔ほどの大きさ!花びらではなく
ガクなのだそうです。惹かれます~♪
スペードのような形の葉っぱ。
面白い植物だと思い看板を見ると
「パイプカズラ ウマノスズクサ科アリストロキア属」
とあります。
ウマノスズクサといえば!
こちら♪
大きさはまったく違うけれど
葉の形といいパイプのような花の形といい
その色合いといい先ほどのパイプカズラと似ています。
ウマノスズクサに反応してしまうのは
このジャコウアゲハの幼虫の食草だから♪
アルカロイドの一種アリストロキア酸を含む
ウマノスズクサを食べたジャコウアゲハの幼虫は
体内にその毒を蓄積して天敵から身を守っているのだそう。
ウマノスズクサと近縁種であるパイプカズラも
ジャコウアゲハの幼虫は食べるのでしょうか?
先日ジャコウアゲハのそっくりさんを見かけました。
アゲハモドキ
蝶ではなく蛾のなかまです。
お腹の赤いところまで似ています!
毒で武装するジャコウアゲハに
擬態しているなんて賢い。
幼虫時代を調べるとまったく違う姿なのに
羽化したら似た姿・・
不思議です♪
続けてOさんの新作水彩画をご紹介いたします。
「多摩川」 水彩画 F6
川にかかった2つの橋や杭の表現と
水の濃淡から遠近感が強調され、
係留された船の大きさからも
多摩川の広大さを感じることができます。
ひっきりなしに車が行き交う地上と
のんびりした川面・・・画面の上下で
まったく違う時間の流れが感じられる
味わい深い作品ですね。
「穴守稲荷」 水彩画 F6
戦前まで現在の羽田空港内にあったという稲荷神社。
やわらかい緑に囲まれて
鳥居と拝殿の鮮やかな朱色が美しく映えています。
そびえたつような堂々とした鳥居の向こうは
神聖な雰囲気が漂っていて
描いたOさんの静かな心持ちが伝わってくるようです。
「家」 水彩画 F6
ご自宅と愛車を描かれました。
身内の肖像画といってもよい作品ですね。
親しんでいるからこそ迷いがなく
線も色も力強いものとなっています。
お庭側にまわって見ても描きたいものが
たくさんあるかもしれませんね。
短期間に膨大な作品を描いたOさん。
作品はより軽やかに明るくなってきました。
HP「上郷の森 日本画教室」内の"作品集”の中の
Oさんのページにすべての作品が掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。
先日行った森で
信号みたいにカラフルなカミキリムシたちに出会いました♪
まだ見頃のガクアジサイの花に
虎柄の甲虫
ヨツスジハナカミキリ♪
頭からお尻まで3cmほど。
すぐ隣のガクアジサイにも
同じくらいの大きさの
アカハナカミキリがいました。
普通種だということですが両方とも初めての出会い♪
黄色、赤とくれば
青のラミーちゃん♪
2cmほどのかわいいラミーカミキリは
今の時期、カラムシの葉を捜せば
かなりの確率で出会うことができます。
調べてみるとカミキリムシの種類の多さに驚かされます。
子供の頃はやたらとゴマダラカミキリが
洗濯物にとまっていて、カミキリムシといったら
黒白でキーキー鳴くものと思っていましたが
きれいなものもたくさんいるのですね!
近所のお宅のクチナシの木から
大きな虫が落ちてきたので近づくと
5cm以上はある大きなカミキリムシ!
検索してみるとクワカミキリという名前で
2~3年間にわたる幼虫時代に木質部を食い荒らす
害虫として有名なカミキリムシのようです。
そういえばバラやモミジを枯らすテッポウムシって
カミキリムシのことでしたっけ。
美しくても庭で見かけたら要注意ですね。
Oさんの新作水彩画を10点撮影しました。
3回にわけてご紹介いたします!
「駅前」 水彩画 F6
鎌倉駅前です。
市民の要望によって保存されたという
旧駅舎の時計台を中心に低い建築物ばかりの
緑が多いのんびりした光景・・・
色が溶け合っている植え込みの表現が美しいです。
見過ごしがちな街のひとすみも
絵にしようとゆっくり歩けば興味が湧いてきて
地域の歴史も見えてくるものですね。
「江ノ電」 水彩画 F6
こちらも鎌倉駅に取材した作品です。
直線の多い駅構内に丸みのある江ノ電が
なんとも愛らしいですね。
線だらけでかたくなりがちな構図ですが
線は定規をつかわず着色も淡いので軽やか!
Oさんらしい大らかで楽しい作品となりました。
「MM桜並木」 水彩画 F6
MM21地区の桜並木です。
原色は使わずやわらかい色合いでまとめました。
紙の地色(白)をいかして薄塗りにしているので
より華やかに桜が輝いています。
広がりと奥行きのある清清しい作品です。
鎌倉、横浜を中心に描き続けて1年9ヶ月、
水彩画の作品は120点を超えました。
その変わらぬ情熱と変化し続ける作品は
HP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集"の中の
Oさんのページにすべて掲載されています。
こちらもぜひご覧下さい!
結局マイドキュメントファイル(33.5GB)を
外付けHDにコピーするのに14時間ほどかかりました。
購入した2TBの外付けHDはBUFFALOのこちら。
「コピーが2.8倍高速化!!」とありますが・・
本体のacerの性能の問題なのでしょうか、
想像以上に時間がかかりました。
パソコンが熱くなり過ぎたためなのか
コピー後はフォルダが開けなかったり
画像処理ソフトがまったく使えなかったり
ウイルスソフトが立ち上がらなかったり
壊れたのかと思う程パソコンが不調に陥り焦りました!
それでも休ませてスキャンディスクをしたり
何回も再起動したりとお世話したら何とか回復♪
今度からはいっぺんにコピーしたりせず
少しずつやりたいと思います。
その後
せっかくの晴天のお休みなので出かけました!
湧き水のある小さな公園です。
水を覗き込めば
オオシオカラトンボが枝にとまっていたり
ザリガニが何かを食べていたり
ショウジョウトンボがキラキラと輝いていたり。
癒されます~!
パソコンの前で煩悶していた時間がうそのようです。
キタテハは弾丸のように飛び回り
傷ひとつない美しいナミアゲハは吸水に夢中
湧き水に程近い葉陰では
ハグロトンボが翅を開いたり閉じたり。
夏の水周りっていいですね~!
それにしても暑い・・
パソコンも体も熱がこもらないように
動かしすぎや無理は禁物ですね☆
はやけにファンの音が大きく、画像処理など
しようものならテレビの音をかき消すほど。
たいせつなデータがつまっているので1TBの
外付けHDにコピーしているものの、そのHD
を落下させてしまい、acerのファンの音は前より
うるさくなりずっと不安でした。
とうとう先日、2TBの外付けHD購入しました☆
ここでその画像をのせたいところなのですが
ipod touchでこの記事を書いていて
どうすればいいかわかりません。
昨晩の8時半頃から早速acerのマイドキュメント
フォルダを新品の外付けHDにコピーしたら・・・
あと23時間!の表示。もうすでに12時間たって
いますがまだコピー中なのです。こんなに時間が
かかるなんて・・acerがぶんぶん鳴き続けて
壊れそう(>_<)何かが間違っているのでしょうか?
それにしてもipod touchでの入力は
時間がかかります。
今日も雲ひとつない晴天
木陰を選んで歩きます。
風が気持ちいい~♪
草陰から草陰へ
鳴き交わしながら歩くコジュケイの親子
暑すぎて
ウラギンシジミも葉陰でひとやすみ
保護されたヤマユリ発見!
大きくて華やか、立派なユリです♪
ひらっと黒いアゲハが!
チラリと見えた翅色がコバルトグリーンにコバルトブルー!
かっ、カラスアゲハ?
あまりの興奮に一瞬しかなかったシャッターチャンスを
またしても逃しました。なさけない・・・。
この森にいるのがわかっただけでもいいか・・再会に期待です!
今日は7月最後の教室日。
この別館は子供たちの夏休み中は終日開放されるので
森の家絵画教室は8月31日までお休みとなるのです。
夏休みがあけたら作品展(9月13日~18日)まで
あっという間!出品作もラストスパートです。
午前にMさんの日本画作品を
午後にKさんの日本画作品を撮影しました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに!
次回の教室日は9月2日の金曜日。
その頃にはこの森の様子も変わっているのでしょうか?
今年も暑さは厳しくなりそうです。
皆様、元気にこの夏を乗り切って
9月にまた笑顔でお会いしましょうね♪
夏休み中は教室のお話が減りそうですが
このブログは変わらず毎日続きます。
どうぞお付き合い下さい☆
久しぶりに公園の小さなハーブ園を訪れました。
2週間前は蕾ばかりだったラベンダーが満開!
良い香りです~♪
アーティチョークは見上げるばかりの大きさで
もうそろそろ花盛りも終わりです。
蕾は茹でて食べられるということですが
どんな食感なのか一度試してみたいものです。
こちらはコモンマロウ
たて看板には"ハイアオイ 香辛料"とありました。
ネット検索してみると、花はお茶にして
青紫色を楽しんだ後レモン汁をたらして
桃色に変化するのも楽しめる、ので有名だそう。
ブラックベリーは食べ頃まであと少しですね。
お目当てのトンボや蝶は見当たらず
ハーブ園で唯一飛び回っていたのが
アカボシゴマダラ
白地のところは青みがかっていて
妖しく光り輝いていました。
嬉しかったのは
アゲハの幼虫らしきものを
ルーの葉の上に数匹発見したこと☆
写真のものは1cmほどで金茶色。
見慣れない体色ですが・・
6月初旬にルーの花まわりで飛び回っていたのは
ナミアゲハだし、ルーがミカン科ということも考えれば
やはりナミアゲハの幼虫なのでしょうか。
隣に植えられているフェンネルとイタリアンパセリに
産み付けられていたキアゲハの卵はどうやら全滅のよう・・
この幼虫たちには頑張ってほしいものです。