教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ウソみたいなシメ

2013年01月21日 | 生き物

大寒だった昨日、厚着をして軽く近所を歩いてみました。

あれ?スズメよりはひとまわり大きい珍しい小鳥が。



ずんぐりした体、文鳥のようなクチバシ。

シメです!初めて撮影できました~♪
全体に色が淡いのでメスのようです。



ペンタックスK-rくんはシャッター音がはっきりしているので
ジョウビタキなどは近くで撮影するとキッとこちらを睨むのですが
シメはおおらかで気にせず目の前を歩き回ってくれました。



鋭いクチバシで種子のようなものをついばむところも
かなり近くから観察できました。
クチバシの形といい、のんびり加減といい
食事に夢中になると近づいても逃げないところといい



このウソに似ているな~と思いましたが、ウソのほうが
もっとぼんやりしているかも。

この日は地面で食べ物探しをする鳥たちによく会いました。



遠くてぼけているけれど、アカハラです。



アカハラにそっくりのシロハラ
アカハラよりも数多く見かけます。



落ちていた黒っぽい実をついばんでいたヒヨドリが
ふと空を見上げました。カラスなどはいないようでしたが・・。

あと2週間ちょっとで立春。風にも春の兆しがあらわれて
いるのかもしれません。


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Aさんの新作日本画

2013年01月20日 | 教室風景

Aさんは北の国のお地蔵様を描かれました。



「千の祈り」   日本画   P10

ふっくりとして親しみやすいお顔。合わせた分厚い手のひら。
見ていると穏やかであたたかい気持ちになれます。
手編みの毛糸帽の編目ひとつひとつ、芦野石のざらりとした
手ざわりや彫りあとの表現が真に迫る強烈な印象の作品です。

近づいてみました。



強い風に吹き流された雲間から吉兆といわれる日輪が見え
お地蔵様に救いを求める人々の願いも届きそうです。
粗い粒子の岩絵の具を盛り上がるほど塗り重ね
石の微妙な味わいや色の変化も時間をかけて表現しました。
画面のすみずみまで気迫に満ちています。

心に響いた情景を印象的に表現されてきたAさん。粗い粒子の
岩絵の具との出会いで新たな変化が生まれるかもしれませんね。
HP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中のAさんのページ
に過去の作品が掲載されています。ぜひこちらもご覧ください。



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1月三回目の教室

2013年01月19日 | 教室風景

1月三回目の教室は窓外の残雪がまぶしい
底冷えのする一日でした。



室内がカラッと乾燥しているので制作は効率よく進みます。



午後にAさんが日本画作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆

森にはたくさんの雪が残り、折れた太い枝が
道をふさいでいるところもありました。



ウサギの足あとはないかな?



大きめの鳥の足あとがありました。爪なのか尾羽なのか
引きずったような直線も一緒。
ウサギのものは残念ながら見つけられませんでした。



雪のないところはいっぱいあるのに
わざわざ残雪まわりを鼻先で探るタイワンリス



体重の軽いアオジは足あとさえナシ



あっアオゲラ!
せっかく出会えたというのに手ぶれなんて残念すぎる~・・。

雪が降る以前より鳥たちがかなり少ないように感じましたが
残雪をざくざく踏みしめるこちらの足音が大きすぎて
皆目の前から逃げてしまっただけなのかもしれません。


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丸くふくらむ

2013年01月18日 | 生き物

大雪から4日たっても、日当たりの悪いところは
まだ残雪で覆われていました。



カワセミをよく見る川沿いをざくざく歩いていくと
8羽のコサギが狭い範囲に集まっているのが見えました。
ここがよい狩場なのか、まとまって天敵から身を守っているのか・・。
昨年も冬場に似たような光景を見たので冬ならではのことなのかな?

ふんわりした飾り羽が美しいです♪

体をまんまるく膨らませたアオジ

ヒヨドリだってむくむく
一瞬ハトかと思いましたが

本物のハトはさらに丸く風船のようでした。



見慣れたシジュウカラも可愛さ倍増♪



首をすくめたようなムクドリたち。

そういえば羽のない鳥の脚先は冷たくないのでしょうか?
寒風にも負けずたくましく飛び交う小鳥たちを見ていたら
ウールのセーターの上にダウンのコートを羽織って着ぶくれ
さらにカイロまで貼っているのに長靴の中のつま先が冷たい
などと思っている自分が情けなくなってきました。






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鎌倉でリスに会う

2013年01月17日 | 教室風景

約束があって鎌倉に行ったのですが、
少し時間があったのでそこらをぶらついてみました。

目の前の赤い門に数人がすいこまれていったので
私も入ってみると



そこは大巧寺の裏門でした。
小さいながら素敵なお庭は冬篭り中・・・

ニャー  ニャー



かぼそい鳴き声がしたので見てみると
ドアの前でミケさんが中の人を呼んでいるところでした。

親切な少年に「この先は行き止まりです」と教えてもらったので



近くにあった本覚寺へ。
境内は案内人に連れられた団体さんで混んでいました。



きらめく赤いつぶつぶ。
ウルシのような枝ぶりで葉はなかったのですが
何の木なのでしょう?



住宅街の一角に古そうなお稲荷さんがありました。
何かが漂っているような、時がとまっているような
この場所にも



外来種のタイワンリスがいて、巣も2個ほどありました。



ヤドリギなんて珍しい。

このまま海辺まで歩いていきたくなったけれど
危うく何をしにきたのか思い出して、鎌倉さんぽは
45分で終わったのでした。


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雪に輝く

2013年01月16日 | 散歩

樹上の雪が融けて雫がひっきりなしに落ちてくるので
カメラを守りながら歩きました。



ロウバイの黄色に青空。清々しい組み合わせです♪



雪がのったためかお辞儀したクリーム色のバラ



地面に着かんばかりの南天の実



雪をいただいたサザンカはいきいきとして

葉牡丹もこの程度の雪なんてへいちゃらという顔です。



ヒヨドリが鈴なりになっていた木がありました。



よく見ればネズミモチで実がまだ残っていました。
近くでウソのさえずりがきこえましたが
順番を待っていたのかもしれません。


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雪の中の小鳥たち

2013年01月15日 | 散歩

久しぶりの大雪だった昨日
夕方4時頃少し小やみになったので
カッパ長靴大傘の完全防備で川沿いへ出かけました。



足あとは私のものだけ・・・犬の散歩さえする人はいないようです。
積雪は10cmくらいでしょうか。



カルガモは雪の上でなく水の中にいました。
どちらにしても寒そう~!



メジロポイントの柿の木にはスズメたち。
ここでもう限界!風は強いしみぞれで全身びしょぬれだし
頭が痛くなったのでそそくさと帰りました。

そして今朝。



気持ちよい快晴です~!



アオジの目がキラリ♪



久々にカワセミ君にも会えました。
このあと小魚の狩りに成功したところを撮影したのですが
露出を失敗・・。雪があると全体が明るいのですね。



雷鳥みたいなドバト。

お日様が照って暖かいってすばらしい♪
次も雪の光景が続きます。


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午後の小鳥たち

2013年01月14日 | 散歩

外を見たらよこなぐりの雪。11時の時点で3cmほど
積もっているようで驚きました。



湿った雪で風も強い。外出したら濡れそうです。

昨日の午後は晴れて暖かかったのに!



まるで春を思わせるような風に吹かれながら
のんびり川岸をいくとガサッガサッ・・・大きな音がしました。



キジのメスです~♪
見事な保護色、しかも対岸にいるので
確認するのに時間がかかりました。
一緒に行動している他のキジもいるはずなのですが
音はするもののそちらは見つけられませんでした。



木漏れ日があたった万両はキラキラ



コゲラは一本の柿の木の樹皮を執拗に探っていました。
ここにどんな虫が潜んでいるのでしょう。



どこにいてもにぎやかなヒヨドリ



こちらをわざわざ見に来たのかな?
どんどん近づいてきたシジュウカラ。

今日の雪をみな何処でしのいでいるのでしょう。
同じ場所に出かけるかどうか迷うところです。


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梅の剪定を手伝う猫

2013年01月13日 | その他

寒さが和らいだ先日、庭の梅の剪定をしました。



昨年は桃の植え替えや壁の補修が重なり
初めてプロの造園やさんに剪定まで願いしました。
徒長枝の伸び方まで素直に美しく見えるこの樹形を
崩さないように枝を落とさなければ。

家族皆気合を入れて外に集合!



準備は整っています、と舌を出す野良猫にゃんきち。



お母さんはまだですか~?

脚立にあがって剪定バサミで切る役
ノコギリで太い枝を落とす役
剪定枝をゴミだししやすいように整える役



そして癒し役



あ~忙し忙し!



とても働きましたから家で休ませてくださいな



はい、そこまで~♪

昨年剪定してくれたプロはお2人で全ての木の剪定、
桃の木の抜根、植え替え、清掃まで半日で仕上げて
くれたので、私たちも頑張れば一日でできるのでは!
と思いましたが・・甘かった。梅の他はグミの木とアケビの
一部しか手入れできず、しかも日暮れてから剪定枝を
まとめる始末。これを一人でやっていた父はすごい、と
とやっぱり今年も思ったのでした。
まだ他の木は残っているけれどこれでひと安心。
梅の開花が楽しみです♪


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1月二回目の教室日

2013年01月12日 | 教室風景

2013年になって2回目の教室日は
雲ひとつない快晴でこの時季らしい寒さでした。



冬至が過ぎてから3週間近くがたち
アトリエに満ちる光が力強くなったのを感じます。



午後は遮光カーテンが必要なほど。
いつにも増して気分も明るく楽しく描けますね♪

朝の森もまぶしいっ!



霜がおりていましたが風が弱いので
のびのびと歩くことができました。



桜の木にまたウソの群れが。
クチバシのところを拡大して見ると
食べかすをたくさんくっつけていました。

わずかに残ったカラスザンショウの実を
懸命についばむメジロ



まるで野生のトラ!
タイワンリスが警戒の叫び声をあげるなか
精悍な猫が滑らかに目の前を駆け抜けていきました。



何か黄色い集団が来たと思ったらカワラヒワたちでした。
じっくり見れば素敵な配色の小鳥ですね♪

この日出会った小鳥たちはみな体を丸く膨らませ
まるで着膨れているようでした。



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