良いお天気でした。
6月の作業所実習は今日で終わり。
最後の2日間は私ひとりで送り迎えが出来、体調も予想よりいい状態だったことでほんとに助かりました。
疲労を重ねないように、早寝早起きを徹底したのがリハビリになったのかもしれません。
昨日も書きましたが、トシヤの自傷が実習中にもずい分あったみたいです。
「ダメっ!ダメっ!」と言いながら頭を激しく叩いていたとか。
実は昨日のお昼休みに、トシヤの学校の校長先生が来て下さったのですが、校長先生に声を掛けてもらい握手をしたら、トシヤの緊張がほぐれて笑顔が出てきたそうです。
「余程緊張してたんでしょうね」
作業所のスタッフさんにも言われました。
そうだね、たったひとりで頑張ってたんだもんね。
意思表示をはっきりさせるまでに成長はしたものの、微妙な自分の気持ちや言い分をうまく伝えられない。
その悔しさやもどかしさが自傷(=自分を責める)となるのではないか?と感じています。
私は今、自分の仕事へはエネルギーを注げない体です。
したがって、より細やかにトシヤの心を見る余裕があるのです。
トシヤが次に越えねばならないハードルに気付いてやらねばならないタイミングだったのです。
また病気の意味に気がつきました。
慣れない場所でひとりで気を張っていたトシヤを、自傷があったからといって残念がるのは間違っているんです。
自分を痛めつけなくとも、自分を解放出来る方法を教えていくことに心を砕こうと決めました。