4月半ばに取り掛かって2ヶ月ちょっと、途中に病気で中断していた関係でやっと完成した翼のシルバーリング。
生まれて初めてのロストワックスは、なかなか面白くてプロっぽい仕上がりになりました(自分で言う?)。
キャスト後に湯口を削り取ってやすりをかけ、リューターを使って何度も磨きをかけてピカピカにしたら、過去自分で制作したどのリングよりも完成度が高くなったと思います。
とにかくこの技法はデザインさえ決まれば、あとはいかにヤスって磨くかで完成度が違って来るんだと確信。
ただ初めてだったのでワックスを削り過ぎるのが怖くて、結果かなりゴッついリングになってしまいました。
裏も同じように磨いた後、SILVERの刻印を打ちました。
1ヵ月半ぶりに作業をして、さすがにちょっと無理したようで横にならずに居られなくなりました。
それでも創作意欲が戻ってきたので、ちゃんと復帰出来るように調整しながらシルバーアクセにも取り組みたい。
病気になってみて、物を一から作り出すというのは生命エネルギーをふんだんに使うのだということがよくわかりました。