アフタースクール
木村(堺雅人)は勤務する会社の秘密を握っていた。ある日女とホテルに入るところを写真に撮られたまま行方がわからなくなる。木村の行方を捜すように依頼を受けた探偵(佐々木蔵之介)は、背後関係を探ろうとして木村の母校へ行き、そこで木村の幼なじみの神野(大泉洋)を巻き込んで木村を探し始めるが・・・という話。
「運命じゃない人」は、視点の変化による現実の見え方の落差の描き方が素晴らしく、平凡な現実のウラの複雑さが次第に明らかになっていく面白さがあったが、本作は伏線を念入りにはって、ある程度は「ここ伏線ですよ~」みたいなフリもあり、終盤になってそれを全て収拾させるミステリ的構成で、これまた良くできていた。
佐々木さん演じる、追い詰められた探偵が、中盤までとてもいい感じだったのに、やや尻切れトンボ気味で、結末部分に絡みがほとんどなかったのは、ちょっと残念。
大泉さんが役者をやっているのは、「探偵はバーにいる」シリーズで初めて見たが、ちょっとバタバタし過ぎかな~と見えた。しかし、本作ではトボケ気味の本来のキャラをうまく生かして堺さん、佐々木さんに負けないほどの好演だった。
木村(堺雅人)は勤務する会社の秘密を握っていた。ある日女とホテルに入るところを写真に撮られたまま行方がわからなくなる。木村の行方を捜すように依頼を受けた探偵(佐々木蔵之介)は、背後関係を探ろうとして木村の母校へ行き、そこで木村の幼なじみの神野(大泉洋)を巻き込んで木村を探し始めるが・・・という話。
「運命じゃない人」は、視点の変化による現実の見え方の落差の描き方が素晴らしく、平凡な現実のウラの複雑さが次第に明らかになっていく面白さがあったが、本作は伏線を念入りにはって、ある程度は「ここ伏線ですよ~」みたいなフリもあり、終盤になってそれを全て収拾させるミステリ的構成で、これまた良くできていた。
佐々木さん演じる、追い詰められた探偵が、中盤までとてもいい感じだったのに、やや尻切れトンボ気味で、結末部分に絡みがほとんどなかったのは、ちょっと残念。
大泉さんが役者をやっているのは、「探偵はバーにいる」シリーズで初めて見たが、ちょっとバタバタし過ぎかな~と見えた。しかし、本作ではトボケ気味の本来のキャラをうまく生かして堺さん、佐々木さんに負けないほどの好演だった。
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