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写真は 2009年7月・尾瀬のニッコウキスゲ)
この夏、行けるとは思わなかった
予定外の尾瀬。
日本酒といい 尾瀬といい、
わたしを 多くの新しい世界に導いてくれた!?
ぶるうぴーたーさんは、
はじめての尾瀬行き のときからずっと
わたしの案内人をつとめてくれている。
今年は 夏と秋2回の尾瀬行きを予定しており、
秋には
これまでとったことのないコースでの尾瀬行きを
計画しているという
ぶるうぴーたーさんに
仕事のことも おかねのことも含めて
年に2回も行ける状況ではない(と考えた)わたしは
「夏も行きたいけれど、それはムリだと思うので
秋のパーティーの一員として ご一緒させてね」
と お願いしていた。
いいなあ、夏もそりゃあ 行きたいよ!
今年は ニッコウキスゲ、どうかなあ。。。
とか 未練タラタラな気持ちで

ところが。
出発2週間前になって、
「パーティーのひとりが 仕事の都合で
行けなくなった。
さくらさん、どうにかして行ける状況をつくれるなら、
ぜひ 一緒に行こうよ」
と ぶるうぴーたーさんから連絡が。
それでもやっぱり、
行きたい気持ちをおさえつつ
むりだと思うから と 言い続けていたわたし。
しかし、
彼もまた あきらめない。
なんとかならないか と熱烈に??誘ってくる。
仕事が…おかねが…
迷っているうちに、日が迫ってくる。
結局 ギリギリになって
ええい、なんとかなるわっ!
(。。。なんの根拠もないのに)
ついに くどきおとされてしまった。
(行きたいという気持ちが勝ってしまった)
行ってみれば、
はじめて尾瀬に行ったときと同じくらいに
今年の夏のニッコウキスゲは みごとな咲きっぷりだった。
「すごいね、今年のニッコウキスゲ…」
「でしょ? そういう情報があったから、
ぜひ見せたかったんだよ」
「じゃあ なんでそう言って誘わなかったのよ」
「実際は 来て見てみなきゃほんとかどうかわからないし、
時期だって ばっちり当たるかどうかだし、
来て ビックリさせたかったしね」
「ふ、ふ~ん…」
ひとがいいんだか、わるいんだか。
なんだかんだ言いながら、
もう 6回目の尾瀬。
今回も、
あの風景のなかに立つことのできた自分を
しあわせだと感じた。
はじめてのアヤメ平。
きつかったがれきの山道。
何度もすべって こわい思いをした鳩待峠までの道のり。
これまで以上にしんどい思いをしたところもあったのに、
やはり また来ようと、来るぞと、
確信のように思ってしまう。
尾瀬に魅せられた人間には わかる感覚かな。