今日からエアコン祭り始まる

　嬉（うれ）しさは　　　１０年一日　　ターポリン　　エアコン祭り　　スタートするとき



巨大な黄色のターポリンは、
「アトムのエアコン祭り」の象徴なのです。

当店は今年で１３回目の「エアコン祭り」です。
何種類も何枚も、書いては吊り下げてきましたターポリンです。

今年のターポリンは、ちょうど１０年使ってますＮｏ．２「ごくごく普通バージョン」にしました。

思い出せば、
何年も吊り下げてきました一番まじめに役立ってくれた「アトムのエアコン祭り」の看板なのです。

１５本の「エアコン祭りのノボリ」に囲まれて、
凛々しくしっかり垂れ下がっています。

アトムの「エアコン祭り」は、6月3日からスタートします

　楽（たの）しみは　　　エアコン祭り　　来るまでに　　真夏の日差し　　降り注ぐとき　　　　　　　

アトムの夏の感謝祭１日目

　嬉（うれ）しさは　　　カンカン照りの　　売り出しに　　来たよ来たよと　　笑顔見るとき



お昼になります。
日差しが痛いほどに暑い、カンカン照りになりました。テントの中も暑いです。

『いらっしゃいませ。ようこそ、ようこそ。
この暑さの中来ていただきまして』、

「なに言っとんさる、あんたんとこ　“土日忘れたらイヤよ”　って、　催促のお便りまで持ってきてもらって、
買うもんないけど、来なきゃあならんがな」と挨拶交わします。

隣で、先に来てガラポンやトイレットペーパー投げをやってる奥さんも「そうそう、アトムさんは何回も催促されるわな、来て下さいと。
来ないわけ出来んがね。田植えなのに、この暑さなのに、来ちゃいましたよ」と相づち返します。

今日はアトムの夏の感謝祭です。
天気予報の通りに、とても暑い土曜日になりました。

テレビは「豊岡は午後に３２度に」とニュースが流れます。
こんな暑さの中を、次々と続々続々ご来店なのです。

『かき氷を作りましょうか。冷たいお茶もありますが』と尋ねると、
「かき氷にして、かき氷がよいわ。お茶ももらうわありがとう」と、

話すお母さんのそばでお子様は、水遊びに興じます。
風船釣りがなかなか上手く出来ません。すぐに濡れて切れてしまいます。

『スーパーボールをすくったら』と勧めると、
小さなスプーンをパチャパチャしながら、スーパーボールをすくいます。

今日の売り出しは、祭りの縁日のように次から次へとゲームです。
でも、おねえちゃんもボクもパチャパチャ水遊びが良いようですね。

５月がスタートしました。「ここだけの話です」のこんな二日間が過ぎていく

八鹿町馬瀬地区を、珍坂トンネル出口から眺める


　楽（たの）しみは　　　チラシ届いた　　その昼に　　早々（はやばや）クイズ　　答え来るとき
　　ここだけの話です。何をおいてもすぐクイズなんですね。正午過ぎには解答がＦＡＸでどんどん送られてきました。


　楽（たの）しみは　　　チラシ届いた　　次の朝　　解けた解けたと　　渡されるとき
　　ここだけの話です。「アトムさ～ん、解けた解けた」と、いつものＵさんは解答持って走ってきます。


　楽（たの）しみは　　　チラシ届いた　　その日にも　　次の二日目　　電話あるとき
　　ここだけの話です。姫路に引っ越したＴさからポットもらうわ、近所のＨさんからＬＥＤ付けてと電話がどんどんと掛かってきます。


　楽（たの）しみは　　　チラシ届いた　　二日目に　　初の売り上げ　　若嫁するとき
　　ここだけの話です。店番の若嫁さんが、パナソニックのシェーバーを店で初めて売ったと大喜びです。


　楽（たの）しみは　　　チラシ届いた　　次の夜（よ）に　　エアコン二台　　予約あるとき
　　ここだけの話です。今日の夜遅くになってから「エアコン２台注文するわ、明日相談に来て」とＯさんから電話がありました。


　楽（たの）しみは　　　帰った都会の　　息子さん　　アトムで買えば　　言うてくれるとき
　　ここだけの話です。里帰りの息子さんがチラシを見て、「世話になってるアトムさんから、エアコン買ったらええがな」と言ってくれますように。明日と明後日は店開けてます。

わざわざ田舎の電気屋さんに「東京のＮさんちに宅急便で送って～」とご注文

　嬉（うれ）しさは　　　遠き東京　　お客さま　　品物買うと　　電話あるとき

アトムの特選品カタログって、電気の豆知識がいっぱい

　楽（たの）しみは　　　為になる事　　吹き出しの　　読んで一息　　クイズするとき



「皆さんから募集していた、特選品カタログに掲載するアイデア、
３月号にもいろいろ採用しています」、

「その一つは、カタログの中での説明案内です。
係員が吹き出しを使って、電気の豆知識をどんどん伝えています」と先日の社長会で発表でした。

アトムの特選カタログは歴史があります。
もうかれこれ１０年は経ったでしょう。

商品の案内や、アトムの紹介、ストーブしまう時の注意点とか、花粉対策の留意点なんて記事の内容は、
どんどん進化して、読み物としてもとても素晴らしいものになりました。

３月号からは、
商品の説明や電気の豆知識を、吹き出しを多用して読みやすくなっています。

吹き出しの中身を、三つ四つ見てみましょう。

“感震ブレーカーってなに？”
“震度の大きな地震が発生すると作動して、自動的にブレーカーを遮断する製品です”　

“なぜ必要なの？”
“地震後に電力が復旧した時に、破損してしまった家電製品に再送電されることで、発熱、発火して出火するという事故を防ぐためです。”

なんて、
会話形式で商品を案内しています。

“安定して置ける、ちょっと便利な「ラク置きふたつまみ」で、
調理中も安心してふたを置けます。”

と、
象印の、グリルなべのフタの案内をしています。

日立のドラム洗を、

“シワを伸ばし、縮みを抑える「風アイロン」機能で、乾燥した衣類をそのまま着れます。
時間がない時など、とっても便利ですよ。”　と案内します。

そんな楽しい商品の案内や、電気の豆知識が、
あっちにも、こっちにもちりばめてあるのです。

どんどん読み進んで一休み、
ちょっと一息「頭の体操」に、面白いクイズコーナーも出てまいります。

写真のクイズを案内します。

Ｑ１．冷蔵庫から聞こえてくる音楽って、どんなジャンルでしょう？。

冷蔵庫って牛乳冷やしたり、新鮮なうちに魚をなにしたりするものですね。
どんな音楽だって、分かるかな～？？？。

Ｑ２．電器屋さんで、ある物を買ったら、おまけにお菓子を貰いました。
さて何を買ったのでしょう？。

お菓子が付いてくる電気製品ってあるなかな、
なんだろう。分かるかな～？？？。

答えは４月号で発表します。

１月、２月に続いて３月も

　楽（たの）しみは　　　納税申告　　ひな祭り　　弥生華やか　　よく売れるとき



なにやら今年は不思議です。

一月、二月なんて、商売端境期でなかなか物は売れません。
三月は、春の兆しでまあまあ売れるかな。

行ってしまう。逃げてしまう。去ってしまうの１、２、３月は、
なかなか売れるかな～、売れないかな～と迷っているうちに、ササッと過ぎ去ってしまうの普通です。

今年はなにやら違います。

１月は４日から営業をしました。
４、５、６日の三日間で、ムチャクチャ売れるではありませんか。

５５型の４Ｋテレビ、最高級の暖房エアコン、組み立てパソコンと、
ドドっと売れます不思議です。

おやおやと思って２月を迎えて一日目から、これまたドドっと売れました。
月の一日目から、最高級の暖房エアコンダブルで売れて、オール電化でエコキュートです。

１月も２月も、
その月の始まりに、予定の一週間分も十日分もの売り上げが、ドドっとあります不思議です。

三月はそんなうまいことはいかんだろう。
なにがなんでも、あっと過ぎ去った１、２月の不思議が３ヶ月も続かんだろうと思っていました。

さあ、３月１、２、３日の三日です。
二度あることは三度ある。この３日の間も不思議です。

洗濯機、掃除機エトセトラ。
またまた最高級の暖房エアコン月初め、テレビに石油ストーブにエトセトラ、

そして、またまたエコキュートに最高級の暖房エアコンが三日のうちに次々売れて、あっという間に月の予定の十日分が売れますね。

今年はとっても不思議です。
月の初めの１、２、３日で、ドドっと売れます不思議です。

アトムの社長会にて

　嬉（うれ）しさは　　　夫婦親子が　　仲の良い　　店は繁盛　　すると聞くとき

　今日はアトムの社長会でした。会議の中ほどでこんな話がありました。

本部長の話しです。

「直営店（伊賀店）大公開」の話の中で　“売上の多い店と売上の少ない店の比較表　この世は仕組み通りの結果になる。
売上の多い店は売れる仕組みになっている。売上の少ない店は売れない仕組みになっている”　の、とても貴重な話です。

１、２、３と、店の仕組みや店の仕事の進め方について、
１２項目の吟味された中身を話されました。

その８つ目、
「Ａ売上の多い店は　“夫婦仲がよい”　、Ｂ売上の少ない店は　“夫婦仲がいま一つ”　」と話しです。

商売繁盛の肝は、
夫婦の協力、親子の協力が不可欠だと話しです。

フムフム、当店はしっかりそのまんまだねと納得します。

９つ目の話しです。

「Ａ売上の多い店には　“二宮尊徳の額がついている”　。
Ｂ売上の少ない店には　“二宮尊徳の額がついていない”　」だそうです。

本部長がアトムのお店を訪問して感じたようです。
二宮尊徳の額が掛かっているお店は、間違いなくよく売れてるお店だそうです。掛かっていないお店は、あまり売れてないお店がチラホラだそうです。

当店は掛かっている。大丈夫かな。

アトム本部からの斡旋で加盟店には届いている額縁です。
しっかり中身を会得して、壁に掲げて商売に生かせと本部長の話しです。


二宮尊徳

遠きをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す

それ遠きをはかる者は百年のために
杉苗を植う。

まして春まきて秋実る物においてをや。
故に富有なり。

近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず

唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。

故に貧窮す。


二宮翁夜話・十四にもこんな言葉が出てまいります。

「譬（たと）へば百万石の米と雖（いえど）も、粒の大なるにあらず、万町の田を耕すも、其の業は一鍬づつの功にあり。
千里の道も一歩づつ歩みて至る。山を作るも一簣（もっこ）の土よりなる事を明らかに弁（わきま）へて、

励精小さなる事を勤めば、大なる事必ずなるべし。
小さなる事を忽（ゆるが）せにする者、大なる事は必ず出来ぬものなり。」と述べてます。

どんな事も、小さなものから始まって、大なるものへ続いていく事を諭していますね。

そして

「大事をなさんと欲せば、小さな事を、怠らず勤（いそし）むべし。
小積もりて大となればなり。凡（およ）そ小人の常、大なる事を欲して、小なる事を怠り、出来難き事を憂ひて、出来易き事を勤めず。夫（そ）れゆえ、終に大なる事あたはず。夫れ大は小の積んで大となる事を知らぬ故なり。」

小事軽んずべからずの、二宮尊徳翁の「積小為大（せきしょういだい）」の教えです。

今日の社長会はとってもいい事聞きました。

実家にもつけて

　楽（たの）しみは　　　里のおうちに　　エコキュート　　ばあちゃん独り　　つけて聞くとき

月初めの一日にしてド～ンと売上積みあがります

　嬉（うれ）しさは　　　２月迎えて　　早々と　　エアコンその他　　よく売れるとき

うちはすぐ払う代わりに、ほぼすぐ集金させてもらってます

　嬉（うれ）しさは　　　寒かったのに　　ありがとう　　言（ゆ）うて代金　　差し出されるとき



『こんにちわ～、Ｕさん来ましたで～。
さっき道端で訊（き）かれたクイズの答えを話しに来ましたで～』と勝手口に入って奥さんと立ち話です。

『あのね、鍋料理の魚って　“タラ”　なんよ。
ヨコの①に　"ケタガワ”　って書かないとタラにつながらんでしょ』、

『奥さんは、ヨコの①に　“タデガワ”　って書いて、魚の名前を　“デラ”　っておかしいわな。
正解は「タラ」なんですよ』と話します。

いつも、
クイズの回答にやさしいコメントを記して出していただく、元幼稚園の先生だったＵさんちの奥さん、

昼前に、吹雪の中でアンテナ工事の最中に、
通りすがりに道端で訊ねた、クイズについてのお話に伺ったのです。

Ｕさんちを後にして、Ｏさんちへ向かいます。
『こんにちわ～、Ｏさんテレビ映るようになってよかったですね』、

『はい、取り替えた部品と、屋根に上がって修理した分の明細を書いて来ました。
〇〇円かかりました』と、独り暮らしのＯさんちの奥さんに話します。

「まあまあ、お礼言っといて。息子さんによう言っといてよ
　“寒い吹雪の中で、屋根に上がってもらってよう見ておくれんさった”　ってお礼言っといてよ」、

「修理代〇〇円、そんな安（やす）う～でよろしいですかあ～え。
すぐ持って帰っておくれんしゃ～な」とニコニコニコと現金払いです。

先日のことです。
ある電気屋さんと「アトムさんは景気どうですかえ」、『まあまあ忙しい～させてもらってます』、

「なにがよう売れてますかえ」、
『う～ん、冬にはけっこう高いエアコン売れてます。５５型のテレビもぼちぼち出ますよ』、

「お客さんの金回り、支払いはよろしいですか、ちゃんとくれますかえ」と、
電気屋さんの世間話をいたします。

この時言いました。

『月末に請求書を配って集金しとられるんですか。
うちは、もうずっと前から月末請求なんてやってないのです』、

『商品を配達したり、エアコン工事に行く時には、
保証書や、リサイクル券と一緒に請求書もきちんと持って行くのです』、

『それか、修理にしても工事にしても、仕事が終わったらその日か次の日には請求書を渡します』、
「そうですか。それで集金はいつに」、

『うちは、エアコン工事終わったら帰りにほとんど現金払いで受け取りますよ。
次の日に請求書届けると、ほとんど即現金払いか、それとも数日後に店に持ってこられます。なんぼ高額でも全額現金払いがほとんどなんです』と話します。

実は、この話にもう一つウラ話があるのです。

『うちんちはね、取引先への支払いも請求書が店に届いたら即日払いなんですわ。
即日にパソコン叩いて振込します。アトムの１００万だろうが２００万だろうが、同じに即日払いなんですよ。

うちの昔からの流儀。あることからヒントを得て今でも守ってる即日払いの主義なんですわ』と話します。

支払先への現金即金払いにしますと、妙に不思議なことが起こります。
早目の即金払いをした日は、なにかしら大きな商品がよく売れるのです。

早目の即金払いをしますと、
売ったお客さんからも即金での集金ばかりになりますね。

ウソも隠しもしません。
即日払いをやっていますと、お客さんもほとんどニコニコ現金払いで差し出されます。

これがうちの、ずっと昔からの流儀です。

売上の半分がリホームってなことありません

　嬉（うれ）しさは　　　売上バランス　　眺めてて　　テレビ・エアコン　　ありがたきとき



昨年の暮れです。
『平成２８年の売上、少しだけダウンしてしまったね』と息子に話しかけます。

「落ちたって言っても少しだろ。思い出しても分かるがな、平成２７年はちょっと大口のリホームあったね」、
「今年は大口はなかったがな。トイレや洗面台はたくさんあってけれど」、

「大口のリホーム分を差し引きしたら、テレビや冷蔵庫やエアコンの売り上げは増えてる増えてる、
電器屋本来の商品は伸びとるよ」と答えます。

このごろ、電器屋さんの間でこんなことをよく耳にします。

「街のでんき屋さんも、家丸ごとに取り組まなきゃいかんで」、
「これからは、テレビや冷蔵庫やエアコンがあまり売れないのを補って、リホームに力入れにゃいかんで～」、

「従来家電品の売り上げがどんどん落ちる分を、
リホーム需要でカバーしなきゃ生き残れんよ」と聞きます。

テレビや冷蔵庫やエアコンの売り上げを増やしながら、その上に今ある上得意さんにリホームをと考えるのが健全な筈なのに、
勝負する前からテレビなんかは売れないと決めつけて、電気屋の専門分野でもないリホームに手を伸ばそうという魂胆なのです。

今ご贔屓して頂いているお客さまを増客して、もっともっと電気製品をたくさん売っていこうとしないで、
少なくなっていくお客さまの数のままで、リホームなんぞの需要で穴埋めしようとすることなのです。

先日お話ししました電気屋さんからも、

「うちら昔のようにテレビも売れんし、今じゃ新築なんかの絡みの方の仕事が大半になってます」、
「売り上げはずっと少ないけれど、粗利は４５も５０もあってそれの方が一人でやってる電気屋なんかよろしいですわ」は聞きました。

だんだん、ほとんどテレビ冷蔵庫の商売がほとんどゼロに近づいて、
工務店の下請けのような、工事店のような手仕事のお店になっていくイメージなのです。

これって、
電気製品の普及を通じて社会に貢献しようと志した、街の電器屋の本当の姿でしょうか。

店の売り上げは、分野別に分類集計出来てます。

売り上げのバランスを見てみます。
エアコンの売り上げが２０％でトップです。

冷蔵庫洗濯機などが１９％で２番、次がテレビ関連の１４％、リホーム関連の１４％で同率３番４番と並びます。
息子の得意とするパソコン関係の売り上げは、それでも１０％と５番に続きます。
あとは照明、季節、空調、工事、修理、小物色々が数％で並びます。

ずっと年度ごとに眺めてみますと、大口リホームのあった年はたしかに突出します。
ただ、バランスの良いことに１番２番３番を守るエアコン、冷蔵庫、テレビの合計の売り上げは、必ず前年比増の数字です。

リホームを除外した従来家電の売り上げは、一つも下がらず増加しているという事なのです。
「今までの電化製品の売り上げが伸びないから、その代わりに何か違う分野に・・・・」ということではないと読み取れました。

分野別の売上バランスを眺めて見てて、ありがたい事だと思います。
エアコン・テレビ・冷蔵庫、元々の売り上げひとつも下がりませんね。

もちろんお客さまの数は、年々歳々増加です。

この店はいつも楽しいことばっかり・・・・・

　嬉（うれ）しさは　　　カラカラ・ポンと　　運だめし～　　この店楽（たの）し　　声を聞くとき



『黄色１等、緑色２等、白色ハズレ～なんて書いたらいかんいかん。
ハズレはいかんよ』、

『黄色は特等大当たり～～、緑色は１等大当たり～～、
白色は２等大当たり～と書くのがコツなんだわ』と考えました。

当店は、
お正月の１月いっぱい、楽しい楽しいカラカラ・ポンのくじ引きをしてもらいます。

もちろん、
小さなお菓子の袋ですが、賞品もきっちり当たります。

「ナツメ球一つちょうだい」とご来店のＵさんちのじいちゃんに、
『ありがとうございます。明けましておめでとうございます。新年運だめしのカラカラ・ポンをぜひどうぞ』、

「まあ、ナツメ球一個でくじ引きできるの」、
カラカラ・コ～ンと黄色の球が飛び出しました。

ありゃりゃ、黄色１等とそのまま書いてるがな、
エ～い言っちゃいます。『おめでとうございます。Ｕさんおめでとうございます。特等大当たり～～、特等大当たりですよおめでとう』と大声で叫びます。

そして、
『ハイ、賞品のお菓子小袋一丁』と手渡しますね。

Ｕさんちのじいちゃんは、
「ほんとに特等ですか。正月から縁起よろしいな～。ありがとうありがとう」と大喜びです。

プール教室の女子社員が、お使いで蛍光管一本お買上げです。
『今日はラッキーだわ。アトムのカラカラ・ポンが出来るんよ。やってやって、黄色が出たら特等ですよ』と話します。

「わたし運が良くないから当たらないわ」と言いながら、
くるりと一回転いたします。ポロリ、

『黄色です。おめでとうございます～～。特等大当たりです。今年は運がよろしいですよ』と、
お菓子の小袋渡します。

Ｎさんはインクを買いにご来店です。
「えっ、運だめしって。ええもん当たるの、アトムさんはいっつも楽しいこと考えて、ほんとようやんさるわ」と言いながら、カラカラ・ポンと回します。

『黄色です。特等大当たりです～～。大当たり大当たり、
今年の運勢最高ですよ』と、お菓子小袋渡します。

私の店番の時のことです。
３人が３人とも、黄色の特等大当たりです。

息子には内緒ですが、ちょっと小細工いたします。
カラカラ・ポンの中に、黄色の球ばかりにしておいたのです。

誰でも「特等大当たり～～」の方が気持ちがいいですわな。
別に大当たりだろうが、２等でも３等でも渡す賞品同じです。渡す賞品はお菓子の小袋同じです。

アトムのお店で、正月にカラカラ・ポンの運だめしをしたら縁起良かったで、
「特等が当たったで。宝くじは当たらんでもアトムでは特等だったで」と喜んでもらう方がいいでしょう。

アトムのカラカラ・ポンは、何度しましても、
「特等大当たり～～、特等大当たり～、あめでとう特等ですよ」の声ばかりです。

今年一年ありがとう

　嬉（うれ）しさは　　　今年一年　　ありがとう　　感謝手合わせ　　ドア閉めるとき

今年は昨年以上のにぎわい

　楽（たの）しみは　　　電話でどん兵衛　　当たったと　　嬉しい知らせ　　今日もあるとき



夕刻５時です。
「ひだか商人（あきんど）まつり」抽選会場の後片付けに行きます。

テーブルの上の、ミカンも、どん兵衛も、山本米も姿が一つもありません。
山盛りにしていましたティッシュペーパーも、お菓子の小袋も一品残らず消えてます。

「今年の歳末大売り出しは、
ものすごい景気良かったのですね」、

「ガラポン抽選が追い付かないの。次から次にご来場で、当たりの賞品も用意していた分全部出てしまいました。
少し足らなくなった分は、外れなしの５０円玉を出しました」とアルバイトの女の子が報告します。

昨年に比べて、
ご来場者も、抽選された本数も２０％くらい多かったそうです。

たしか昨年のブログで、
【日高の今年の景気は絶好調で、プレミアム付き商品券や、はばタンシール特典セールの好景気です】と書いてました。

今年はそれを２０％も上回る好景気が、
日高の商店に舞い込んでいるようです。

帰ると息子が伝えます。
「Ｕさんちの奥さんから　“当たりましたよ～、どん兵衛が当たりました。商品券も当たりました。ありがとうございました”　と連絡が入ってたよ」と嬉しい知らせです。

私が当番で居る時も、
「当たった～当たった～。ミカンが当たった。山本米が当たった」とＮさんが大喜びだったし、
Ｙさんは「どん兵衛が当たったわ、さっそく今夜は家族みんなで年越しソバだわ」と大喜びでした。

今年は、当店の１１月１２月の売り上げが、
昨年を大きく上回って好景気です。

お客さまのガラポン抽選も、
「当たった、当たった」の好景気です。