一枚一枚集めて束ね、袋に入れます心を込めて

2014年05月31日 | Weblog
(修理台のテーブルにチラシをずらっと並べ、一枚一枚集めて束ねて袋に入れる)


毎月お届けします「街のでんきや便り」が出来ました。
6月にお届けします盛りだくさんの中身は、ズッシリ分厚い9枚ですね。


一枚目はA3特大チラシの裏表、いつもの「街のでんきや便り」、
            アトムからの、楽しい話題のニュースです。

二枚目はA4裏表、表はエアコンくんの、夏直前の点検案内いたします、
            裏は、XPパソコンのサポート案内便りです。

三枚目はA4裏表、表は何年経ってるか、調べてみようエアコン編、
            裏は、何年経ってるか、調べてみよう冷蔵庫編の話し。

四枚目はB4裏表、表はエアコン祭り、
            アトムになった時から、当店2倍返ししか知らん話し。
            裏は、お任せ責任施行の工事はどうだの話し。

五枚目はA5で、楽しい楽しい「クロスワードパズル」を解いてね、
            今月は、ふるさと但馬のヒントがいっぱいよ。

6枚目はA5で、あったらいいな、試してみたいな、
            そんな、気の利いたカタログ入れたの挨拶状です。

7枚目は、A4で30ページのカタログ入れました。
            「ためしてねっと」カタログ夏号です見てね。

8枚目はA4で28ページのカタログで、今月もお待ちかね、
            アトムの「特選品カタログ」6月号ですよ。

9枚目は、今月も入れます「野菜のタネ」は、
            栄養満点その名も「ビタミン菜」の種を入れました。



机の上に並べて、左から順番に一枚一枚集めて束ねて袋に入れます。心を込めて、
家族総出でいたします。

サッサ・サッサと一枚一枚と、9種類のチラシを集めて束ねていくのです。
当店の場合、その数450所帯の袋を作ります。
並べて入れて、入れて束ねて袋の中へ、袋を閉じますシールを貼って、宛名の通りに届けるのです。

家族で、流れ作業でいたします。
そのたった9枚の、たった450世帯の分です。それがなかなか手間ヒマ食って、とっても大変一日かかりです。
たったの9枚を順に取って行く事の、手間のかかる事ってやってみますと感じます。

明後日、月曜日はアトムの社長会です。
社長会には、アトムの本部からB4用紙の大きな資料がドサッと配られますね。

余談ですが、その会議資料の枚数って云いますと、B4、A4色々そのページ数が凄い、ざっと50枚もあります分厚いですね。
アトムの本部はどうしてるのでしょうか。机にずらっと何十枚の資料を並べて、一枚一枚取って重ねて束ねていくのでしょうか。

当店の、9枚×450世帯の4、000枚とは大違いですよ。
50枚×860店は、4万3千枚にもなるやないですか。
毎月の、当店の一枚一枚取って重ねて束ねて入れて、たったの4、000枚ですよ、アトムは違う43、000枚も、凄いもんです多いいですね。


《毎月の チラシ束ねて 月末は》

「楽々」って書いてどう読みますか

2014年05月30日 | ふるさとの話
(円山川の日本海河口に近い入り江です。楽々浦湾は川と云うより湖のような姿です)


城崎町飯谷のNさんちへ、エアコン修理に伺いました。

2日ほど前から一気に暑くなってまいりました。連日30℃を超す暑さです。
お客さまのエアコンも、一斉にスイッチを入れて「アレレ、動かないわな。冷えないぞ」ってな具合に、修理の依頼が舞い込みますね。
それに、エアコンのワンコインサービスや、本格的なエアコンクリーニングの依頼もありますね。

城崎町飯谷へは、城崎温泉駅のほんの手前を右折して、橋を渡って円山川の右岸です。
その先はすぐです。
飯谷へは、楽々浦地区を通過して真っ直ぐに進みます。

楽々浦地区は、円山川の流れから入り江になった楽々浦湾に面しています。
楽々浦湾は、波も静かで周囲の山を水面に映して、実にきれいな風景なところです。

楽々浦って云う地名の読み方わかりますか?
地元豊岡や城崎の者なら当然知っていますが、「楽々」って書いて、続けて湾のことですな「浦」をくっつけて「楽々浦」はこれは難しい、なかなかなものです。難読地名と云えますね。

答えを云う前に、もう一つふるさと但馬の豊岡市には、「楽々」と付くところがあるのです。

日高町佐田地区の背後の山に残る、城跡の名前です。
「楽々前城」と云います。
難しいなあ~、城崎の楽々浦の「楽々」は同じで、それに「前」が付いてるもっと難しい名前です。

楽々浦を「らくらくうら」と読んだらブ~です。楽々前城を「らくらくまえじょう」もブ~ですね。

答えを云いましょう。
「楽々浦」は「ささうら」って読みます。「楽々」は「ささ」と読むのですね、どうもムチャクチャな読み方のようです訳わかりませんね。

次に、日高町の城跡の「楽々前城」です。
これはなんと「ささのくま城」と読むのです。

「楽々」を「ささ」と読ませて、さらに「前」を「くま」って読ませるのですよ難しい。なんでこんなに読むのか、色々調べましたが私にはもう一つ分かりませんでした。

全国の地名をちょっと詳しく調べましたが、どこにも「楽々」を使って「楽々浦:ささうら」とか「楽々前城:ささのくまじょう」なんて読ませる地名はなかったですね。

ふるさと但馬の豊岡だけでしょうね、2ヵ所も「楽々」を使った難しい難しい、地元の者以外は絶対に読めない地名がありました。



《ふるさとの 難読地名 ささうら(ささのくま)》

おばあちゃん聞こえますか?

2014年05月29日 | お客さん宅で
(植村直己冒険館の向かいの斜面です。黄色の花が見事にきれいに咲いてます)


今日は暑かった。30度は優に超していたでしょう。

ふるさと但馬を走る沿道には、黄色の小さな花びら付けた可愛い花が満開です。
道路の両側に、延々と咲き誇る花回廊は、いつのころかふるさと但馬を花いっぱいに飾ろうと、たぶん但馬理想の都の祭典のころでしょうか、色とりどりの花を咲かせようと種をまかれたのでしょうね。
今年は、写真の黄色の花が、延々と道路沿いに咲いてます。

道路沿いの斜面一面に、この花が咲いている植村直己冒険館の前を通り過ぎて、神鍋高原へ向かいます。
始めてお伺いする、Nさんちのばあちゃんのお家です。

「今日は、えりゃあ暑いことでしたな~あ。神鍋でこの暑さでしょが、国府の方はもっと暑かったでしょうな」と、ばあちゃんは挨拶します。

Nさんちを訪問したのは洗濯機の修理です。
近くのKさんちで「アトムさんならすぐに来ておくれるよ。アトムさんは尻が軽くて、すぐ来ておくれるっちゃ。頼んであげるわと云われたの」、

動かなくなった洗濯機のことを、Kさんに話してまだ一時間も経ってないのに、こんな遠くの神鍋まで来ておくれたとNさんちのばあちゃんは感心してます喜びますね。

Kさんも電話で云ってました「Nさんちのばあちゃんは、耳がとっても遠いので電話してもあっきゃあへんで」と、確かにNさんの耳は遠いですね。

『こんにちわ~、Nさ~んこんにちわ~』と玄関に入ったその気配は、電気屋さんが来てくれるだろうと気にしておられたのでしょうか、「まあまあ、アトムさんですか」とすぐに応対されました。

『洗濯機が動かないそうですね。Kさんちから聞いてきましたよ』、
『大きめの毛布を洗って途中で止まって、それからウンともスンとも電気が入らなくなったそうですね』と聞きました。
Kさんちのばあちゃんから詳しく聞いていたので、洗濯機がどうなったかは分かりますが、それからが大変ですよ。

『Nさん、洗濯機の中には水がいっぱい溜まったままですね。電気も入らないし、洗濯機をこの狭い所から引っ張り出そうと思ったら、洗面器で水をかき出さんといかんね』なんて話します。
まったくもって聞こえませんね。
まるでばあちゃんと手話ですよ。

手話をしながら、なんとか引っ張り出します風呂場の入口に、ひっくり返して流します。
洗濯機を分解しまして点検します。どうも、水を含んだ毛布が荷が重た過ぎたのでしょうか、回路の保護装置がOFFですね。

『ばあちゃん、しばらく休ませようか。ちょっとしばらく待たしてもらうね』と、洗濯機を休ませ冷やして待ちますね。
近くのコンセントに差し込んで『ハイ、電気が入るようになりましたよ』、『しばらくこれで使って、様子見て下さいな』、

過負荷でOFFになってた回路が復帰したようです。
直った経緯(いきさつ)なんかを話そうとしましても、耳が聞こえん手話ではムズイ、笑ってしまうほどにもどかしいです。

「近所の出の、A電気屋さんからばっかり買っていたのですが、なかなか修理がとっても遅いの」、
「シビレを切らして、この洗濯機は豊岡の大型店で買いました。でも、大型店も修理は頼みにくいね」、
「どこかええ電気屋さんがないかと、連れのKさんに聞いたんよ」、

「アトムさんて、なんでそんなにすぐ来ておくれんさるの。不思議だわ」なんて、

こちらがしゃべった事には全然反応せずに、一人でブツブツおっしゃいますね。



《どうしてか すぐ行く診ると 不思議とさ》

「すくも」

2014年05月28日 | ふるさとの話
(パズルの6月号が出来ました。作りながらふるさとの方言を想います)


毎月作りますクロスワードパズルが出来ました。
四十九の枠にピタリと言葉が埋まって完成します。

完成した後は、タテ・ヨコのヒントを考える分です。
ヒントって云うものも、答えがすぐに分かるヒントじゃいかん、難し過ぎるヒントでもいかん、なかなか良いヒントを考えるのも大変ですよ。

ヒントを考える前に、基本的には意味を正確に知るために、国語の辞書を開きます。

タテのヒントの7番です。
「但馬の方言で、もみ殻のことをこう言います。」
答えは「スクモ」です。

「スクモ」って「もみ殻」のことです。子供のころから誰でも知っています。
「スクモ」は、お米の籾(もみ)の袋の皮のこと、「もみ殻」のことですね。

「スクモ」は、全国共通の標準語と今日の今日まで普通に信じてました。

辞書を開きました。
「すくね:宿祢」、「すくまる:竦まる」、「すくみあがる」、「すくむ:竦む」、「ずくめ:尽くめ」、「すくめる:竦める」、「すくよか:健よか」、「スクラップ」と、どこにも「すくも:スクモ」なんて出てきません。

おかしいな?と、別の辞書で調べても、ネットで検索しても出てきませんよ。
「スクモ」なんて言葉はないようですね。

ガ~~ン、昔から普通に使っていた「スクモ」って言葉がありません。
昔々、ずっと昔のことです。18歳のころに社会人になって寮生活します。
みんなが集まったところで、普通に「ながたん、なつべる」と云った時に、誰にも意味が通じなかったことを思い出しました。

「スクモ」も、「ながたん」も、「なつべる」もふるさと但馬の方言だったのです。

ふるさとの方言って、「ようきんさった」と云う風な挨拶言葉によく特徴が表れます。
言葉の最後尾に、「な~あ」なんて付く言葉の抑揚で、方言の癖ってなものが分かります。

ところが方言の名詞です。
物の呼び名そのものの名詞の方言となりますと、これは分からない者にとってはチンプンカンプンですね。

ふるさと但馬の方言の、その物の名前で五つ六つ、いや十(とお)程あげてみてみます。


「スクモ」・・・もみ殻

「ながたん」・・・包丁

「こうこ」・・・漬物

「おなめ」・・・雌牛

「こって」・・・雄牛

「べーこ」・・・子牛

「がんど」・・・ノコギリ

「ぐべ」・・・ノロゲンゲ(魚)

「ちこにこちん」・・・ビー玉

「とっちんば」・・・イナゴ


何十も何百もある、ふるさと但馬の懐かしい方言のほんの一部です。

方言は昔の思い出、ふるさとのあたたかい母の言葉です。



《「スクモ」って 但馬の言葉 知りました》

どこのお家だって、切なく悲しいことばかりです

2014年05月27日 | お客さん宅で
(川に架かった木の橋を渡って戻って、「こんにちわ~」と挨拶します)


初めてのお客さまからのご依頼でした。
「都会で暮らしていた息子が、使おうとして買ってたドラム式洗濯機があるのです」、

「買って使おうとした直後に、交通事故に遭って亡くなりました。新品です。都会から持って帰って3年になります」、
「古い洗濯機と入れ替えの設置をお願いしていいでしょうか。アトムさんなら、親切にやってもらえると紹介されました」とお話でした。

今日、入れ替えの作業をいたします。
『また何なりと、何でも頼んでください』、
『9キロのドラム洗は余裕がありますね。お家は何人ご家族でしょうか』なんて聞いてしまいました。

「今、二人なんですよ。娘の妹の方は結婚していますが、姉の方と二人です。
家内はずっと前に、14年前に亡くなりました。3年前には頼りの息子が交通事故で、いろいろ人生大変ですよ」、なんて切なく悲しいお話でした。

「せっかく、90を超す母親をみる為に帰ってきてくれた親孝行の息子が、不慮の交通事故で亡くなってしまいました」、
「大事な嫁や子供を残して残念なことです。また90過ぎたおばあさんは田舎で一人暮らしになりましたわ」と云う、おばあちゃんの話しも切ないですね。

今日、工事でお伺いしたお家も奥さん一人になってしまわれました。

線香をあげ手を合わせていると、部屋の写真を見ながら話されますね、
「主人は67歳です。じいちゃんは平成8年に、姑さんは平成19年かな。介護や看護の末に亡くなられました。
ここのお家は、主人の妹さんも早かったのよ」、
「とうとう、一人になってしまいました」と、とっても切ないことですね。

今日修理で訪ねて待つ間、家の前の川に架かった橋を渡って、田んぼの写真を撮りました。
しばらくして、畑から軽トラックで帰って来られたました。二人で降りてこられます。

川に架かった木の橋を渡って戻って、「こんにちわ~」と挨拶いたします。
二人暮らしの仲良しご夫婦も、大事な大事な跡取りさんが急死で亡くなったのは、5年ほど前のことでした。

大事な可愛い孫息子も一緒に、お嫁さんはとりあえず都会の実家近くに引っ越しで、今ではお年を召したご夫婦二人の老後です。
何とも寂しい切ないものですね。

うちのお客さん、10軒聞きますほとんどですね、何ぞかんぞの人生の切ない悲しい話です。
いや、人の人生や老後なんてものは、何もなくて普通は奇跡、大なり小なり、どこのお家だって切なく悲しいことばかりです。

今夜、NHKの歌謡コンサートの番組で中村美津子が唄ってました。
奈良・壷阪寺のお里沢市の物語、壺阪情話の歌でした。

目の見えない座頭の沢市と、三つ違いの女房お里の、貧しいながらも仲睦まじな物語です。

歌詞の一部を、ちょっと拝借してみてみます。


見えぬあなたの杖になり

越える苦労の人世坂

あなた、離しちゃだめですよ

運命の糸を この指を

つなぐ心の お里・沢市 夫婦づれ



〔妻は夫をいたわりつ 夫は妻に慕いつつ
    頃は六月、中の頃 夏といえど片田舎
               木立の森もいと涼し〕



神よ仏よきこえたら

お慈悲くださいこの人に

明日を信じて ねぇ、あなた

濡らすこの世のしぐれ道

涙ふきあう お里・沢市 夫婦づれ


本当に人の人生家庭のさまは、いろいろあります切なくも、ちょっと悲しい話です。




《お客さま 山あり谷あり 切なくも》

「商品も電気屋さんも大満足よ」の電話再びありました

2014年05月26日 | アトム電器
(操作パネルが移動した新型洗濯機は、パナソニックの「すっきりフロント洗濯機」です)


埼玉のSさんちの奥さんから、またまた嬉しい電話です。
「アトムさん、お世話になった洗濯機、本当に素敵な素晴らしい洗濯機だったわ」、
「もう想像以上、新型のスイッチが使いやすいところにあるの、洗濯物も出し入れしやすいし、形も色も素敵よ。もう100点以上に素晴らしい洗濯機だわ」と、上品な東京弁で嬉しさいっぱいの褒め言葉です。

さらにおっしゃいますね。ワクワクした声弾ませて、
「あのね、一緒に頼んだテレビもエアコンも素敵、大満足な商品なのよ」、
「それに、据え付けや工事をしていただいた電気屋さん、なんて礼儀も素敵な、仕事もきちんと、親切な説明していただいて、とっても素晴らしい方でしたよ」、
「冷蔵庫の時にも感じてましたのよ。アトムさんの電気屋さんて素晴らしい方なのね」と、褒めてほめての感謝の言葉です。

時々です。
遠方なのですが、どうしても当店からテレビが買いたい、洗濯機が買いたい。エアコンも買いたいが工事はどうしましょと云うお客さまがおられます。

遠方と云っても、トラック走らせ一時間くらいの福知山あたりなら、運んで取付ますね工事もします。
京阪神の大学の寮や、下宿に運んで取り付けてってなことや、東京の親戚にどうしてもテレビをエアコンをってな時は、とっても無理です運べませんね。

埼玉です。
埼玉のSさんちにエアコン工事は無理ですね。

こんな時です。
とっても助かるアトムの店は、全国にありますアトムの店は、お互いさまです助かりますね。

埼玉のSさんちには、埼玉のアトム〇〇〇台店さんに頼みした。
1月の時は、パナソニックのフルフラットガラスドアの高級冷蔵庫でした。
「素晴らしいデザインでしたよ、庫内も広くて大満足よ、本当に素敵な冷蔵庫を選んだわ」と商品素敵と褒めた後、
「なんて良い感じの電気屋さんですか!!、今日来ていただいたアトムの電気屋さんは、なんて感じの良い電気屋さんなのよ、本当にありがとう」、
「きちんと据え付けて、説明も優しくしていただいて、礼儀もとっても素敵で、こんな電気屋さんは初めてだわ」とおっしゃいました。

今度の洗濯機も、Sさんがカタログで調べて「5月の末に新発売の、スイッチの位置が新型のパナソニックのこの洗濯機がよろしいですよ。色は素敵ななピンクで」と決めてこられた商品でした。
テレビはパナソニックのこの機種で、エアコンはパナソニックのこの機種でと決めてこられた商品でした。
埼玉のアトム〇〇〇台店さんに頼みます。

今日の電話を受け取って、『お買い上げありがとうございました。5月25日発売の洗濯機でしたが、少し早く配達できたのですね。うちの店にも1週間ほど前に入ってきました。展示していますが使いやすそうですね』と話します。

そのあとの話「本当に素敵な素晴らしい洗濯機だったわ、形も色も素敵よ。もう100点以上に素晴らしい洗濯機だわ」の言葉に続いた、「なんて礼儀も素敵な、仕事もきちんと、親切な説明していただいて、アトムさんの電気屋さんて素晴らしい方なのね」を聞いて、

なんちゅう〇〇〇台店さんはえらい素晴らしい仕事振りなんだな、いっぺんどんな事なのか、いっぺんこちらも勉強させてもらわんといかんなと、同じアトムの電気屋としても真似をしたいと感じます。



《商品も 仕事の仕振り 褒められる》

家族っていいな

2014年05月25日 | アトム電器
(「いらっしゃいませ!」のボードです。うちのケンちゃんもお手伝いします)


2日間の「夏の節電応援セール」が終了しました。

先々月に売り出しセールをやったばかりなのに、
「またやるんかいな、今度もまた投げるゲームですか」と云う売り出しに、とてもたくさんのご来店していただき、本当にありがとうございました。

600個もご用意しましたトイレットペーパーも、今日の夕刻にはとうとう足らずに『アトムのタオルでゴメンね』と、冷や汗かきます大盛況でした。

それに、テレビにブルーレイディスクにエアコンに、ドラム洗もパソコンも買います冷蔵庫も買いますと、ムチャクチャどんどんお買い上げいただきまして、それが高級機種の高額商品でアベノミクスじゃないですが、街の電気屋アトムの店はデフレを脱出いたします。

本当におおぜいのご来店お買い上げ、ありがとうございました。感謝感激いたします。

街の電気屋アトムの店は、家族でガンバル小さな小さな電気屋さんですね。

店の準備の飾りつけ、入口に立てます「いらっしゃいませ!」の手書きのボードです。
ボードの係りは、母ちゃんとケンちゃんとで作ります。

ケンちゃんは裏面です。
「ご来店ありがとうございました」のお礼の言葉に添えます花びらは、ケンちゃんがピンクや青で色付けします。

何もかも手作りもてなし全部です。
家族総出でいたします。家族が助け合う「家族っていいな」の売り出しでした。

するとどうでしょうか、売り出しにご来店されるお客さまも、ご夫婦、親子に子供連れ、みんな皆です。家族の仲良し和気あいあいな、お話ばかりの話題です。

「トイレットペーパー私から投げてみるわね」と、お二人でご来店の奥さん先に投げますね。

『やったね奥さん、入りました入りました14個にもなりますよ。おめでとうございます』と喜びました。
『ご主人も10回投げて下さい。奥さんに負けとられませんよ』と、パソコンお買い上げのサービスに投げてちょうだいと勧めます。

「見とってみっちゃ、わしが見本見せてやるからな」と、ポイポイ・ポイとご主人入れますね。
「見てみっちゃ、15個にもなったよ、わしの方がようけ入ったよ」と、夫婦仲良くニコニコですよ。

親子でも一緒、夫婦でも一緒、家族そろってニコニコと笑いが弾む、「家族っていいな」の売り出しでした。



《お客さま 家族っていいな 電気屋も》 
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トイレットを投げてどうするのよ

2014年05月24日 | アトム電器
(今度もふわふわダブルの上等よ、トイレットペーパーを山と積んでゲームを楽しみました)


「アトムさん、また来てしまいましたよ。トイレットペーパーいただきに来てしまいましたよ~」、
「アトムの絵のトイレットペーパー、3月にいただいた分はとってもふわふわで上等でしたよ」と、ご来店のUさんが挨拶されますね。

『そうでしたか、今度のトイレットペーパーもふわふわのダブルで良い品ですよ』、
『どうぞどうぞ、3月と同じようなゲームですが楽しんでくださいね。喜んでいつも来ていただいて、こちらこそホントに嬉しいことです。ありがたいです』と感謝の言葉を交わします。

今日は、5月の大売出しです。
夏の「節電大応援・お買い得セール」の一日目です。

朝は開店する前から来ていただき、そのあと次々に「来たよ~、トイレットペーパーをいただきに来ましたよ~」、
「クイズを持って来ましたよ~、今度は易かったわ~」、
「色々アトムさんは考えて、売り出しに来るの楽しみなんよ、ようこんなに次々と楽しいアイデアどっから考えるの」、

「あれちょうだい、これ相談するわ」なんて云いながら、一日中途切れなくご来店のお客さま、ワイワイガヤガヤ楽しく賑やかに時間が過ぎました。

Uさんの話しです。

「アトムさんのいつもの便り、家族で見ていて感心ばかりしているのよ」、
「売り出しの案内状は、いつもいろいろ楽しいことを、工夫のアイデアいっぱいですね」、

「気の利いた記念品を楽しいゲームでいただいて、クイズだ、野菜の種だ、それにアトムさんの家族の話し、チラシに載ってる家族の話はいつも本当に楽しく読ませてもらっています」、

「アトムさんは、どうして次々売り出しの度にいろんなアイデア考えるの、凄いわね感心するわ」と褒められますね。

『そうなんです。細かいことですが、ゲームはどうすれば楽しんでいただけるか。何を出して食べてもらえば、飲んでもらえば喜んで思い出になるか。クイズだって、解いて持って来やすいような答えはどうしようかと、いつも知恵を巡らせてますんよ』、

『まあ、アイデアなんてブログの書くネタと同じようなもので、次から次へと湧いてくるもんです。その気になれば。全部全部、お客さんが喜んでいただけることは、なんだろうかと頭をひねります』なんてお話しいたします。


(アレレ、重たいトイレットを投げるゲームなの?。トイレットを投げてどうするのよ)


「3月より穴を小さくしたのでしょ、今日のトイレットペーパー投げゲーム、3月より入らんね」、
『いえいえ、こんなに大きな穴ですよ。一緒です。投げたお客さまは、皆さん10回投げて必ず一度は2倍の穴に入ってますが』、

『そう云えば、穴の箱を少し傾斜付けました。入りやすいようにと、3月の水平から穴がこちらに向くように、少しだけ傾斜を付けました』と話します。
「それだわ、斜めにされたから跳ね返ったトイレットペーパーが、3月よりも5倍や10倍に入り難(にく)くなったのよ」なんて話をいたします。

Uさんは、投げた成績を表に名前と一緒に書きますね。
その時です。
「アトムさん、なんででしょうか?、トイレット投げゲームってなんででしょうか?」、
「アレレ、重たいトイレットを投げるゲームなの?。トイレットを投げてどうするのよ」なんて、笑っておどけて話します。



《アイデアも トイレを投げて 笑われる》

「多過ぎるので、昼からまた来るわ~」と帰るお方もありました

2014年05月24日 | アトム電器

売り出し一日目です。

『Nさ~ん、早や来ていただいたんですか』と、朝8時過ぎに店のドアを開けますと、店の前に立ってるNさんに挨拶の声をかけますね。

Nさんはいつもです。
売り出しの日は朝一番に来るお方です。それにしても早すぎる、開店の準備が間に合いませんね。

案内状には、売り出しの時間は朝10時からと書いてました。
それにしても、Nさんに続いて9時にもなってないのに、次々とご来店のお方が続きます。
今日は売り出し開始の朝礼もできませんでした。

店の中はごった返しています。
いつもニコニコご来店のFさんは、店の中でごった返す人の波と、トイレットペーパー投げゲームの賑やかさに圧倒されて、
「人が多過ぎるので、昼からまた来るわ~」、
「昼から来ても、その時も多かったらどうしよう」なんて話して帰られますね。



3月の売り出しと同じことでした。

トイレットペーパー投げゲームの楽しさは、「10倍には入らんわ~、2倍に入った入った。ヤッタ、ヤッタ~~」と、大人も子供も大騒ぎです。



『大人はこの線から投げてね、子供はおまけのこの線からよ』、みんなドキドキしながらトイレットペーパーを投げるところに立ちますね。

おばあちゃんと、お母さんと一緒に来たボクちゃんは、「ばあちゃんちの分は全部僕が投げるよ~、ボクんちの分は姉ちゃんと弟で投げてみて」と、張り切って投げます楽しそう。

15個も16個もゲットしましたトイレットへーパーを受け取って、「助かるわ~、トイレットペーパー買わんですんで助かるわ~」と母さん嬉しそうに話します。

『子供の線はここから投げてね、1歳半のケンちゃんはおまけにここかな』、
ケンちゃんは、手にしたトイレットペーパーを次から次へと10倍の穴に入れますね。

売り出しの一日目です。
その午前中の、バタバタ人混み続きます。



《お客さま 多すぎ午後に また来るね》

ムチャクチャおおぜい、ご来店していただけるかな~~

2014年05月23日 | 店内外の話

これ、何してるとこか分かりますか~?。

豊岡のJA「たじまんま」でドッサリ買い込んだ、甘い甘いみかん「きよみ」の山です。

売り出しの2日間、お客さまに飲んでいただくためのジュースです。
シャープのスロージューサーに放り込むために、みかんの皮を剥(む)いているところです。

ものすごい量のみかんです。
みかんの他にも、リンゴもドッサリと用意しました。

2日間の売り出しには『ムチャクチャおおぜい、ご来店していただけるかな~~』と話しながら、みかんの皮を剥きますね。




またまたトイレットペーパー投げゲームです。
いや、「トイレットペーパー投ゲーム」でした。

3月の大好評に気を良くしまして、今度も懲りずにトイレットペーパー投げゲームを考えちゃいました。

ゲームの成績を書き込むボードです。
3月の時は、3枚のポスターを作ります。100所帯をオーバーするご来店で急きょ4枚目を作りました。

今度はしっかり4枚作ります。
112名分の欄を作って『ムチャクチャおおぜい、ご来店していただけるかな~~』と、期待しますね外れませんように、なんとかなんとか頼みます。




店の前に、冷蔵庫やエアコンにLED照明器具を、積み上げてポップや値札を付けますね。

『さあ準備ができた、バッチリ完成だ』と、明日の店頭の賑わいをイメージします。
店外に出した商品とり入れながら『ムチャクチャおおぜい、ご来店していただけるかな~~』と、何もかも、たくさん用意して賑やかに、待ちます明日の売り出しですね。



《ムチャクチャに 用意しました 売り出しの》

北但大震災

2014年05月23日 | ふるさとの話
(京都・三千院に置いてありました。京都産業大学のパンフレットに「北但大震災」の話しです)


今日5月23日は、大正14年に発生した「北但大震災」の日です。

先日、Uさんちで奥さんに『毎月お届けしてますクイズ、いつも解答持って来ていただきありがとう』と話します。
「アトムさんは色々な言葉をたくさん知ってるのね、クイズを作ろうと思ったら大変ね」、

『地名や町の出来事や、なんでも言葉を探すのです。北但とか大震災って言葉も考えましたよ今月は』なんて話の延長で、
昔、先生をされていた奥さんは「今月の23日ね、あなたが小学校に行ってる頃も、今でもやっているでしょう学校の防災訓練よ、地震が起きた23日には必ず学校で避難訓練ありましたよ。覚えてませんか」とおっしゃいますね。

今日は「北但大震災」の日です。
大正12年9月1日は関東大震災の日です。それから2年後の大正14年5月23日午前11時11分に、円山川河口を震源とする震度6の地震が発生しました。

猛烈な地震(関東大震災がマグニチュード7.9、北但大震災はマグニチュード6.8)です。
関東大震災と同じように、正午前の炊事の火がある時間帯でした。
城崎も豊岡も、家屋の崩壊も甚大でしたが瞬く間の火災に見舞われました。全焼1、700棟、死者:428名の大災害です。

先日5月2日、NHKのBS放送でしていました新日本風土記「城崎温泉」の中でも出てきましたね。城崎の温泉街が全壊・全焼した様子を映し出していました。

この北但大震災のまたまた2年後です。今度は豊岡のお隣、丹後半島で大地震です。マグニチュード7.3の北丹後地震です。
この時も当然豊岡は大揺れでした。

私の生まれた古い古い小さな家は、実は家全体が傾いていました。
北側の壁には、大きな電柱のような木で突っ張りがしてある家でした。
学校の友達から「突っ張りの家」と云われてましたね昔です。

死んだ親父が言ってましたね「北但大震災でちょっと傾き耐えてたが、次の北丹後地震でさらに傾き、突っ張りをすることになったんよ」とね、

今から89年前は、「北但大震災」でした。2年前の関東大震災に、2年後の北丹後地震に、よくもまあ地震続きのえらい怖い時代だったことですね。



《北但の 忘れたころも 訓練を》 

店のエアコンを取り替えました

2014年05月22日 | 店内外の話
(三菱パッケージエアコン、ムーブアイが付いた快適・省エネエアコンです)


明後日の売り出しに間に合わせて、店のエアコンを取り替えました。
長いことご苦労さんでした。丸々24年になりますサンヨーのエアコンを、三菱の最新型に取り替えました。

現在の店舗を新築移転した平成2年に、それまでの旧店舗にはエアコンなんてなかったものを、思い切って取り付けたサンヨーSPW-SCH100RHです。

丈夫で長持ちしてくれました。24年間のうちにほとんど故障らしきものがなかったのですが、数年前に落雷に遭ってからは、ちょくちょくカンカン照りの夏の大事な時に止まります。
直し直し使っていましたが、もう心配です。
真夏のカンカン照りの中での取り換え作業は適いませんね。思い切って買い換えました。

今度のエアコンは、三菱電機・最新型のムーブアイが付いていますPLZ-ZRP112EFFの優れものです。

ムーブアイは、人のいるエリアを感知して体感温度制御を行い、人に快適、無駄の少ないエコ運転をいたします。
元々20年以上昔のエアコンと比較すれば、電気代は半分以下に下がります。さらにエコ運転を助けるムーブアイってわけです凄いです。

さあ、売り出しに間に合った。
明日は準備の飾りつけ、土日は爽やかエアコンのお迎えですね。



《平成の 始まるころの エアコンを》

何でランプが消えんのよ~、アトムさ~んすぐに見に来ておくれ~~

2014年05月21日 | お客さん宅で
(再生ボタンのランプが消えません。ばあちゃんにはとっても難しいな~~)


ばあちゃん一人暮らしで大年寄りなのです。

「この電話器、再生のボタン、何でランプが消えんのよ~、アトムさ~んすぐに見に来ておくれ~~」と電話です。

ばあちゃんは一人暮らしで大年寄りで、足も悪くて動きも弱い、それに何でもちょっとしたことでも、分からん分からんの電気屋つかまえ、自分の息子のように年に何十ぺんもお呼びになるお方、なかなか手のかかるお客さんなのです。

店で息子は「お父さんの担当のばあちゃんから頼みやで~、電話器のボタンがピカピカ消えんのだって」、「すぐに行ってあげてよ」と伝えます。
『またかいな、今日は電話ですか』と急いで走ります。

「アトムさんね、留守のボタンを押して出かけてないのに、メッセージが入ってるのよ」、
「この再生ボタン、ピカピカ点いてるばかりで消せないの」、「なんでこんなの点くの、なんでピカピカが消せないの」と、駆けつけるやブツブツ苦情を聞かされますね。

『とりあえずテストしますよ』と云って、携帯電話でばあちゃんの電話に掛けますね。
リ~ン、リ~ンと5回呼び出すと、留守電に切り替わります。

『ばあちゃん、この電話器は出かけに留守ボタンを押しておくと、5回で留守電になるの、OKね』、
『留守電ボタンを押さずに出かけるとどうなるかな』と、もう一度携帯で呼び出しますね。リ~ン、リ~ン、リ~ンと、なかなか留守電になりません。

リ~ン、リ~ンと辛抱よく数えて待ちますと、20回の呼び出しで留守電ですね。
『ばあちゃん、20回も出てこないのに呼び出して待つ人おるんだわ。20回鳴ると留守電になってしまいます』と、電話器が勝手に留守電になることを説明します。

『それからね、光ってる再生ボタンを押すでしょ、そうすると掛けた人のメッセージが聞けるのよ』、
『点滅してるランプの消し方はね、声が聞こえている間に、この消去のボタンを押して次にこの大きな決定ボタンを押すの、そら点滅が消えたでしょ』、

『もう一ぺんやってみるかね。携帯で掛けて点けるから、ばあちゃんが順番にボタン押してよ』と、ユックリ説明いたします。

ばあちゃんは「アトムさん、こんなん難し過ぎて分からんわ、点いたらその時にすぐ電話するから消しに来て~~」、
やっぱり無理ですか、自分ちの息子のように呼びつけ直させ「ハイ、ありがとう」で、なにも払わず済ませます。



《ばあちゃんの お守りお相手 たまらんね》

売り出し来てよ~っと、念押しのハガキを出しました

2014年05月21日 | 店内外の話
(「ぜひぜひ来て下さいね~。」の、念押しハガキを印刷します)


『今日の午前中に郵便局に出すと、もしかして今日中に配達されんだろうか。早く着き過ぎると違うんか』、
『直前の金曜日に着けばいいけど、上手いこといくかな』なんて話しながら、郵便局にハガキの塊(かたまり)出しますね。

今週の週末、土日の24日25日は街の電気屋ガンバって、3月に続けて売り出しします。

3月は「消費税増税直前・家計大応援祭」でした。
今度の売り出しは「猛暑直前・夏の節電大応援お楽しみセ~ル」です。

すご~く心配性です。

あれだけ丁寧に一軒一軒訪ねて、案内状を届けてご来店を頼んだのに、心配性ですよいけません。
いつもの通りに、直前に念押しハガキを作ります。

毎回の売り出しには、80軒も100軒以上もご来店になっているのに、今度はどうかな、どうしたもんかと、いつも精いっぱいやってるくせに心配性ですな、念入り念押しハガキをまた出しますね。

『ぜひ来てね~、お願い頼むわぜひ来てね~』と、拝む気持ちで出しますね。



《毎回の 大盛況を 夢に見て》

三洋電機製・衣類乾燥機のリコールのお知らせ

2014年05月20日 | その他
(今日の新聞にリコール社告が出ました。衣類乾燥機の無料点検・修理です)


本日の新聞にリコール社告が掲載されました。
衣類乾燥機の無料点検・修理のお知らせです。

SANYO、NEC、FUJITSUブランドで販売された下記の機種について、リコールがありましたのでご案内申し上げます。

SANYO
CD-42D1 CD-50D1 CD-45A2 CD-S50A CD-45Z2 CD-502
CD-S451 CD-EC551 CD-S500 CD-ST60 CD-EC521

NEC
HD-45ZC HD-45ZE

FUJITSU
HL-42D

商品の正面に表示されてる品番をご確認のうえ、対象機種の商品をお使いのお客さまは、下記のお電話あるいは当店までご連絡ください。

メーカー連絡先 フリーダイヤル 0120-34-5390

当店電話番号  0796ー42ー0736

大変心配をかけご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。


いつもです。
三洋であってもどこのメーカーであっても、リコールの社告が新聞に載る少し前には、取引しています街の電気店には「お詫び」と、「お知らせ」と、「依頼」の通知がまいります。

「対象機種の商品を納めた、お客さまのリストをメーカーへ提供して頂けませんか。メーカーからお客さまへ直接連絡を取って、点検や修理の手筈をいたします」と必ず連絡が入ります。

街の電気屋アトムの店は、全メーカー取扱いなので当然ですね、こんな時はとにかく即日、素早く対応いたします。

パソコン叩けば一瞬にして、対象商品を納めたお客さまの一覧表が、リストになって出てまいります。

『おお~、A4用紙にびっしりリストが出ました。お客さまお名前、住所、電話番号、機種・品番、販売年月日、経過年数、買っていただいたお値段までスッと出ますね』凄いです。

経過年数19年7ヶ月22日なんてものから、5年だ8年だと何十件と出ましたリストです。
リストの一行目から順を追って、朝一番から電話です。

『こんにちわ、Aさんおはようございます。アトム電器です』、
『今日はね、ちょっと大事なお知らせなんです。8年前にお買い上げ頂いた衣類乾燥機がありましたね。今日の朝刊にメーカーからの告知が載ってましたでしょ、メーカーの点検修理の対象になってるのです』、

『心配かけてすみませんね、お客さまの電話番号をメーカーに知らせますので、後日メーカーから点検修理のご案内があります。その時は都合のいい日時を伝えて診に来てもらってください。頼みます。今日の電話はとりあえずご連絡までなのです。すみません』と一軒一軒電話です。

ユックリ話して丁寧に、ご迷惑かけてすみませんと、何度も何度も説明し一日がかりで電話です。


『こんにちわ、Bさんおはようさん、こんにちわ』と、もう16年前にたった一度だけ衣類乾燥機を買っていただいたおうちです。
ちょっと遠くの、竹野は切浜の、確か三洋の社員さんの実家です。
大阪に勤める社員さんが、実家に届けてちょうだいとご注文でした。

電話に出られたのは、おばあちゃんですね。

『Bさん、16年もなりますがサンヨーの衣類乾燥機をお届けした電気屋さんです。分かりますか。サントップおおうえって云う電気屋ですよ。今はアトム電器と云いますお元気ですか』と、突然の電話に何のことか分からんばあちゃんに、ユックリ・ユックリ話します。

『お届けした乾燥機はそのままお使いですね』、
「使わして貰らっとりましょうで。買ってくれた息子の、今家におる兄貴の嫁さんは物を大事にするたちなんで、16年経っても使わせて貰らっとります」と元気に返事です。

斯く斯く(かくかく)云々(しかじか)と、ユックリ丁寧に、メーカーの点検・修理のことを話します。

するとばあちゃん、こうおっしゃいますね。
「へ~~、電気屋さん。16年と4日になりますかえ、買ってからそんなになりますか。それが電気屋さんところでは何年とかすぐ分かるんですか」、

『そうですよ、電気屋してから40年近く、買っていただいた商品は全部記録に残っていますよ。年数でも値段でも、いつなんぼで買っていただいたかすぐ分かる仕組みなんよ』、
「へ~~、凄いですな~。感心しますね~、そんなきちんとしとられますんか。それに16年も経っているようなもん、あれから何~んにも買わしてもらっとらん家まで、きちんと修理の案内してもらって凄い電気屋さんですね~、感心しますね~、本当にありがたいことですわ」、

「そうそう、アトムさんて国府の府中小学校の手前の左側でしたな。姫路に行くとき車で見ましたや~な。ええ、きれいな店ですがな、感心しますわ。わざわざ電話してきてもらって本当にありがとうございます。電気屋さんもガンバってくださいな」と、Bさんちのばあちゃん、ご案内の電話に感動してしまって、最後にゃ「電気屋さん、体に気を付けてガンバってな~~」とおっしゃいますね。



《こんにちわ お詫びの案内 一日がかり》