玄関先で並んで見送る、姉妹のおばあちゃん

2012年01月31日 | お客さん宅で
(うひゃ~、なんちゅう格好で前が開くのよ、試運転を眺めてばあちゃん叫ぶ)

ばあちゃん二人暮らしのKさん宅へ、エアコン工事に出かけます。
ばあちゃんは、日高町の実家へ数年前に都会から帰ってきまして住んでます。姉妹どちらも80過ぎた、とても高齢な二人連れでいつも仲良く暮らしてますね。
詳わし~い事情は聞いてませんが、実家の兄さんが亡くなったのを機会に、それなりの資産を持っての二人して、ふるさとに住むことになったようなお方です。
ひょんなことから数年前に、ごひいき始まりなんでも相談「アトムさ~ん、エアコンがおかしいのよ~、少しも暖ったまらないのよ」と依頼がありました。

『そんなに古くはないので直しましょうな、コンプレッサーって云ってねとても大事で高くつくとこ傷んでいます』、「エアコンが動かないと寒くって、年寄の私らは凍え死ぬわよ、どうにかしてよ」とやり取りします。
『分かりました。死なれたらいけません。大き目の石油ファンヒーターをお貸ししましょう』となって、あれから半月経ちました。
と云うのは、パナソニックのサービスマンが、修理が可能かどうか、どれくらい高い修理代になるかの最終点検済ましてばあちゃんに、判断仰いで相談します。
どうしよう、こうしようと迷いに迷って半月過ぎる、やっと本日新品を取り付け工事にまいります。リビングの広さは8畳ですが、寒いふるさと但馬の冬はちょっと大き目取付けますね。

雪をかき分け車を寄せてパラパラ雪降り寒い中、ばあちゃん病院行ってる合間せっせと工事をいたします。
「留守中でも工事やっといて~」、80才ちょっの妹のばあちゃんが、転んで骨折しました姉のばあちゃんを病院に連れて行きます留守ですね。
『帰ってこられましたか、エアコンが付きましたよ。試運転しますよ見ておいてね』と、二人のばあちゃんに話します。
「うひゃ~、なんちゅう格好で前が開くのよ、このエアコンは」、『日立の最新型ですよ。ばあちゃんに云っても分からんでしょうが、RAS-SX28Bっていう機種なの、日立のエアコンの一番いい機種なのよ、これより上の機種はないのよ』、『あのね、凄い格好で前が開くでしょ、暖房がバッチリの最高機種はね、どのメーカーのエアコンもこんな格好で前が開くのよ』なんて説明いたします。

半月の間に、高い修理をどうしよう?、もしも買うならどのメーカーの?、傷んだパナソニックはやめときましょか?、どうしてこんなに高いのこの機種は?、寒い但馬は暖房が安い機種では効かないの、なんて相談延々と、高齢ばあちゃんでも懇切丁寧な説明長くてこうなった、やっと本日工事です。
『Kさん、外は凍えるほどに寒いのに、こんなに温風出てますよ。それに静かでしょう風は自動でいいですよ。リモコンはこのボタンで切り、点けるときはこのボタン、あとはお任せ簡単ですよ』、
『そうそう、すまんね~。貸してましたファンヒーターは朝一番は便利だったそうですが、持って帰るね、返してもらうね。おばあちゃんは油をよう入れんと云うから、そのたんびに灯油持って来たげたね。すまんけれども返してもらうわ、今日からはエアコンで暖まってね』とお話しします。

(ドアチェーンを追加して、全部で3本のチェーンが、ばあちゃんのドアをガッチリ守りますよ)

ばあちゃん二人で心配だって、玄関ドアのドアチェーン、あと二本付けてと頼まれました。
一本は付いているのですよ、太いチェーンのドアチェーンです。上と下へあと二つ付けてと取り寄せて、垂直キッチリ頑丈に取り付けましたね安心ですよ。
『ありがとうございました。来月でいいって云うのにすぐ代金いただいて。本当にありがとうございました』と挨拶します。

交差点に面していますばあちゃんの家は、車に乗ってスタートしても信号赤です止まります。ばあちゃん二人がドア開けて、道路に面して玄関先で並んで見送る今日もです。
Kさんのばあちゃん姉妹二人とも、いつもです用事を済ませ帰る私をずっとです。じっと立って見送りますね。
信号赤です止まります。私の車も止まります。その間もじっと二人の姉妹のばあちゃんは、雪の中ですじっとです。車を見つめて並びます。車に乗った私と息子、目の行き場がありません。
青です信号変わったホッとしましてバイバイと、姉妹のばあちゃんに『ありがとうございました~~』と大きな声出し、やれやれですね最後の「さようなら」をいたします。

《ばあちゃんは じっと見送り 今日もです》

あさって、2月になったら届けます

2012年01月30日 | 店内外の話
(お届けします。2月の情報満載カタログが、きれいにかっちり完成します)

2月1日から、一軒一軒お届けします。
アトムのお得な情報を満載してますカタログや、楽しいお便りクイズがのったチラシが完成いたします。
今月号の「アトムの特選品カタログ」には、太陽光発電特集を巻頭に書いて、ソーラー発電システムの中身をやさしく伝えます。さらに冬です真冬です。寒さに負けずに暖房がよ~く効きます新型の、2012年型エアコン新製品を「パワフルエアコン・激得決算市」と銘打って、特売ですねお買い得ニュースです。
さらにすぐです春3月は、新生活のスタートですね、学生さんや新社会人の皆さんの生活必需品をまとめ買い、「新生活準備応援フェア」の案内ですね。

店から届ける便りのチラシ、いろいろ入れます豊富です。
いつものお馴染みこまごま書いた、「街のでんきや便り」は30号にもなりました。
今月号は、いつも以上にプライベートな話題を書いて、お客さまとの楽しい交流はかります。さらに今月は、最近とても依頼が多くて喜ばれてる「洗濯機クリーニング」のチラシも入れました。
もちろん楽しいクイズも入る、今月号も待ち遠しいほどの中身です。

(オール電化やリフォームのご提案いっぱいの「春のリフォーム特集」保存版ですよ)

季節ごとにお届けします。
住設設備機器を満載しました「リフォームご提案カタログ」を入れました。
今月号は、春の「快適わが家!!リフォーム特集」でして、住宅エコポイントのつきます断熱窓や、住宅のことなら何でもご相談をと、28ページのカタログはとても役立つ「保存版」ですね。
カタログにはさんだ短冊に、「オール電化計画に・太陽光発電計画に・リフォーム計画に役立つ保存版カタログです」と書いて、差し込むページは20ページです。
20ページは、エコキュートとIHクッキングヒーターの特集ページ、そこにはさんで書きますね。「オール電化をご検討中の皆様!!じっくり検討しましょう!」と、当店が設置しました写真を載せて、オール電化のご検討に入る前のいろいろアドバイスを伝えます。
さらに一枚チラシを入れて、「ほんとうに信用おける、地元の電気屋さんへ」、「大切なオール電化の計画はご相談ください」と案内します。

2月1日から届けます。アトムのリフォーム特集カタログ「春号」ですね。
雪降る毎日寒いです。でも、すぐです春はすぐに来る、オール電化やリフォーム計画は、今がご検討にはいい時ですよ、決まればすぐそこ温ったか春に、すぐにできます楽しい嬉しいプランです。

《リフォームは 街の電気屋 やってます》

完璧(かんぺき)

2012年01月29日 | 私の思い
(雪が融けたと思ったら、また夜半から深々と降り続く・・・写真と本文関係なし)

24日の施政方針演説を読んでいまして感じます。
野田首相は演説冒頭真っ先に、《「与野党が信頼関係の上に立ってよく話し合い、結論を出し、国政を動かしていくことこそ、国民に対する政治の責任であると私は信じます」。これは、4年前、当時の福田総理がこの演壇から与野党に訴えかけられた施政方針演説の一節です。》と声を張り上げてますね。
さらに、中盤の社会保障と税の一体改革推進の演説の中では、《「持続可能な社会保障制度を実現するには、給付に見合った負担が必要です」、「経済状況を好転させることを前提として、遅滞なく、かつ段階的に消費税を含む税制抜本改革を行なうため、2011年度までに必要な法制上の措置を講じます」、「これは、社会保障を安心なものにするためです。子や孫に、負担を先送りしないためであります」、これらは、私の言葉ではありません。3年前、当時の麻生総理がこの議場でなされた施政方針演説の中の言葉です。私が目指すものも同じです。》と、又々自民党政権時代の総理の言葉を、都合よく引用しての演説ですね。
民主党が野党だった時には、福田総理の発言にどれだけ「よく話し合い、真剣に協議に協力したか」は棚に上げ、麻生総理の発言の対しても、「消費税を含む税制抜本改革」に反対したのはどこの党でしたかと、今度は協議にのってこないはおかしいなんて、言えるはずもないのに妙ですね。

しかし、今度は谷垣総裁の代表質問も嫌味です。
野田首相が街頭演説で、「マニフェストについて、書いてあることは命がけで実行する。書いていないことはやらない。それがルールだ」と述べたことに触れての、マニフェストを撤回しろ、解散だと責め立てるのも嫌ですね。
どちらもどちら、過去の発言にそんなにこだわり意地を張るのは、相手に完璧を求めすぎることから出るのでしょうね。過去の発言に対する責任もとても大事といえますが、日本の将来に突き付けられてる、本当になすべき施策に真剣に知恵を出したり、話し合うことそれの方が先でしょう当たり前、発言に完璧を求めたりするよりなにより、何をしなくちゃならないか、日本の将来どうしよう、それの議論をしてちょうだい、言葉の「完璧」よりも政策施策の「完璧」を、国民は切に望んでいるでしょう。

「完璧」って言葉を辞書で引きますと、「完全なこと・欠点がないこと」と書いてあります。その他に「傷のない玉の意」とも出てますその上に、「完壁」と書くと誤りですよと、「完璧」の「璧;ぺき」の字は「壁:かべ」ではないよと書いてあります不思議です。
ちょっと調べますね「完璧:かんぺき」の語源、どうも昔の大陸の、「史記」と云う書、司馬遷の「史記・廉頗藺相如列伝第二十一」の、《藺相如:完璧帰趙・・・藺相如(りんしょうじょ)と云う者が璧(ぺき)を趙の国に持ち帰った》と云う話からのものですね。

秦の時代ですね、趙(ちょう)の国から、強国の秦の国へ使いに出ました藺相如(りんしょうじょ)と云う者が、秦の王様の策略で、国の宝であります宝玉を秦の領土と引き換えと云う嘘で取られそうになった時です。
王の手から璧(宝玉)を取り返すと、あとずさりして「私の頭とともに、この璧(宝玉)を叩き割ってお見せしましょう。王様と私と璧(宝玉)が血で染まります」と啖呵を切ったそうです。璧(宝玉)を自分の国の趙の王のもとに無事持ち帰ることが出来たという話です。
完璧(かんぺき)の語源は、大切な宝の玉の別名、璧(ぺき)を完(まっと)うすから来ています。辞書に出ていました「傷のない玉の意」の元の意味ですね。

さらに、「廉頗藺相如列伝」の話は続きます。
趙の国に無事帰った藺相如(りんしょうじょ)は、その後、秦と趙の王様どうしの宴の席で、楽器を奏でるいざこざなどで辱めを、受けずに切り抜けたりした功績で取り立てられて、趙国では上の地位にのぼります。
元々の将軍・廉頗(れんは)はおもしろくありません。廉頗(れんは)と藺相如(りんしょうじょ)の仲が上手くいかない状態が続きます。
そんな時です。藺相如(りんしょうじょ)は出来るだけ道を譲って、廉頗(れんは)を立てるのです。藺相如の従者たちから、そんなに遠慮するのはどうかと尋ねられ、真の強国・秦に攻められないために、将軍・廉頗(れんは)と智将・藺相如(りんしょうじょ)が趙の国に存在することを示しているのだと云いました。
それを聞いた廉頗(れんは)は心打たれ、それ以来、廉頗は「私は藺相如のためなら、この頚を刎ねられても悔いはありません」と誓い、藺相如も「私も将軍・廉頗のためなら喜んで頚を刎ねられましょう」と誓ったそうです。

首をはねられても悔いはないという友であることを、この故事から由来して刎頚之友(ふんけいのとも)と云うそうですね。
野田首相も谷垣総裁も、戦うべき真の相手は国の将来についての心配や、周りを取り巻く国ですよ。刎頚之友(ふんけいのとも)と云うところまでは行かなくとも、どうか大事な政策施策は、なにとぞ真剣に協議でもなんでも進めてください。そんなことを願います。

《完璧を 求めるまでに 刎頸を》

火事になるところですよ

2012年01月28日 | お客さん宅で
(あら~、Sさんちのおばあちゃんの部屋、テレビの差し込みがえらいことなっとるがな~)

今日のことです。Sさんちのおばあちゃんから電話です。
「テレビんとこのコンセントに差してる電気ストーブが、おかしいですや~な。急いで見に来ておくれんしゃ~な」と叫びます。
雪の細道駆けつけまして、『Sさ~んよ、おばあちゃんどうしたん』、『コンセントがおかしいって、コードの先っちょが焦げてるって、診に来たよ~』と、声かけます上がります。

おばあちゃんの部屋に通されテレビの後ろ、差し込み眺めてビックリします。
『えらいことになってるがな~、こりゃ~焦げてますよ、危ないことになってますよ』と、コンセントを見ながら云いますね。壁のコンセントに差し込んでいましたストーブのプラグ、ちょっと緩かったのでしょうか?、抜けかけてたのでしょうか?、発熱しまして焦げてます。
『こんなんとっても危ないよ、発見が遅れてマンが悪かったら火事になるよ、ほんとに危ないことですよ』とばあちゃんに、
「若嫁に今朝云ったらな、すぐにアトムさんに診て貰わんにゃあ~、あかんで~と叱られたんよ」と、半分ベソかきばあちゃんは神妙な眼つきで話します。

『すぐに修繕します。見とってね』、焦げたコンセントを外します。『ありゃりゃ~、壁の中の線まで焼けてしまって、こびり付いてる危ないことになっとるよ』、
ボックスの中のケーブルまで焦げていましてボロボロ状態、きれいなケーブルもカツカツの長さしかありません。
なんとか何とか、中継のコネクター使って継ぎ足して新しいコンセントに仕替えます。

(これはちょっと以前のFさんちのコンセント、ドエライことになってるがな~)

これはちょっと以前のFさんち、台所は冷蔵庫の後ろのコンセントです。
冷蔵庫が止まったと云うので駆けつけまして、見たら写真のような事になっとる凄いです。コンセントもコードのプラグも真っ黒けに焦げてる怖いほど、こんな状態でも運良くですよ火事にならずに助かりました。

写真に収めていませんが、これもずっと以前のMさん宅は、「コンセントが焦げてる~、臭いの」と電話です。
駆けつけ見ました埋め込みの、壁のコンセントを見まして仰天します。焦げてるのです。真っ黒焦げてる臭いぞ臭う、触ると熱まで感じます。
大急ぎです。すぐに道具でプレート外し、コンセントのネジを外して分解します。『ギャ~~、燃えてますよ~、壁の中のボックスは溶けて柱が真っ黒焦げてます』、いやいや焦げてると云うより燃えている、いま目の前で燃えてます。エライこっちゃ水かけろ、火事になります大変ですよ。壁や柱は真っ黒でした。

昨日ですね、こんなに危ないこともありました。
リ~ン「X木工所です。事務所の漏電ブレーカーが、上げても上げても落ちてしまいます。診て下さい」と電話です。
事務所のブレーカーの一次側には三線ですから、200Vと100Vが来てなきゃならないのに、ダメです。どこを計っても200Vが来ている、それでブレーカー落ちます上げてもダメです。上がりませんね。
事務所の隣の木工所、木工の工場の天井たどって調べます。
私は初めてこの木工所、工場の天井配線見まして長年のことでしょうね、もうメチャクチャ・ゴチャゴチャ混乱してる、でもしゃうがないです調べます。
『Xさん、あの天井の梁の上、なにやらスイッチやブレーカーの配線接続がありますね、ちょっと診ますよ』と、ハシゴを掛けます高いとこ、ホコリまみれの工場です。
『えらいことですよ~、いま目の前で燃えてますよ~、赤い塊で30Aの古い古いナイフスイッチが今燃えてますよ』、下で見てますXさんと従業員のあんちゃんは、「え~~、火事ですか~、燃えてるのですか~」と大ビックリですホントです。
急いでスイッチ落として一次側、配線外して火を消しますね。
天井の上の梁に乗せます板の上、古い器具です緩んだのでしょうか、ポッポ、ポッポと目の前で燃えていますねホントです。そのためですよ2次側のケーブルが溶けて、事務所のブレーカーへ異常な電圧送ってたのです。木工所ですよ、木造の工場だ廻りは木がいっぱい積んでありますのこんなとこ、火が点けば危機一髪で火事ですよ。
Xさん云いますね、「ああ~あ、診てもらっている時に火事になる一歩手前で見つかるなんて、恐ろしいことです助かりました」、

壁のコンセントの真っ黒焦げや、天井の梁の上ですゴチャゴチャ配線の火事になる一歩手前、そんな危険なこともある。お客さまにはいつもです『コンセントが緩くて、コードが簡単に抜けるようなら絶対にすぐ電話してよ』、『コードやコードの差し込みが、熱いようなら絶対にすぐ抜いて電話してよ、辛抱したりして使ってはダメですよ』と、口が酸っぱくなるほど云ってるのに、時々怖いことがありますね。

《コンセント ちょっとの異常も すぐ電話》

『このチラシは見ないで下さい・・・・・』のキャッチコピー

2012年01月27日 | 店内外の話
冬に強い」って書いて、日立もダイキンもシャープも、価格表示は「時価!!!)

もうずっとずっと昔のことです。新聞折り込みのチラシを作っていました。B4用紙にお得なお勧め商品を満載しまして、さらにお買い上げ特典やら、商品の特長やらを書き連ねます。
『さあ、出来たぞ。あとはチラシの頭に書きます目を引くキャッチコピーで完成だ』、どうしたもんかと頭をひねります。何十回とチラシを作っていましても、見出しの言葉や呼びかけのキャッチコピーの文章は、いつも頭をひねって悩みます。
そんな時ですひらめきました。色々書いた本文は裏面としまして、真っ白表面の一ページ、一ページを全面使ってこんな見出しを書きました。
『お客さま~~!!!。このチラシは見ないで下さい。このチラシの裏面は見ないでください。見るときっと欲しくなります。用心してください!!!』と、大きな文字で一ページ、全面いっぱいに書きました。
もちろん、裏面本文の頭の見出しの挨拶は、「見ないで下さいと言ったのに、お客さまは見てしまったのですね・・・・・・・・」なんて言葉で始まる文章で、丁寧に書きます挨拶言葉、ちょっとひねったものでした。
あとで聞きました。「面白いチラシを作ったね」、「ついつい見てしまったよ、見ないで下さいだったら見たくなるわな」と、チラシの評判はとても良かったことを思い出します昔です。

店に展示してます商品には、メーカー名や品番や、特長を書いたポップを貼ります。そしてお得な価格も書きます当然ですね。
本日、エアコンを展示していますコーナーを見ましてビックリします。
担当の息子が書いたのでしょうね、6台展示してますエアコンの、お値段安めの3台はきちんと特価が〇〇〇円と書いてある。ところが一番高級最高の、当店おススメ商品の暖房強力エアコンの値札を見ましてビックリですね。
日立の新型SXシリーズエアコンは、「冬に強い」、ステンレス構造と、イオンミスと、超省エネなんて、特長簡潔書いてある。ところが価格表示が、なんとまあビックリしますね「時価」ですね。ダイキンの“うるる” エアコンもやっぱり「時価」です。シャープも「時価」だ、その上最後に書いてある、「丁寧な標準工事代込」と書いてある、それも「時価」か、何ちゅう表示と驚きました。
息子はどんな考えでエアコンに「時価」って表示を思いついたのか、何畳用はいくらと並べて表示するのは、分かりにくいからこう書いたのか?、それとも商談になれば、どうせ「特選品カタログ」にビッシリ載ってる表示からユックリ説明するからなのかな?、いやいや、これはお客さまの気を引くためのキャッチコピーのつもりかな?、
私がチラシに使った、「このチラシは見ないで下さい・・・・」のキャッチコピー以上に、頭をひねったもののような感じを受けます嬉しいですね。

《一言で 気を引くキャッチ 難しい》

一年で一番寒い時期です

2012年01月26日 | 季節(冬)
(昨日です。うっすら真っ白国府の平野、晴れ間の方角都会の方へ、レールまっすぐ伸びてます)

暦を二十四節気であらわす季節の過ごし方ってありますね。
季節をいちばん感じる呼び名は誰でも知ってる春夏秋冬、その中心の一番昼の長い夏至は夏です。短い冬は冬至と呼びます。どちらも至(し)がつく、なので二至と申します。
昼と夜とが同じ日は、春は春分ですね、秋は秋分と云います。どちらも分(ぶん)が付きます。なので二分と云います、合わせて二至二分と云うそうですね。
さらに、季節をいちばんに感じる呼び名が、春夏秋冬に立(りつ)を付けます立春、立夏、立秋、立冬の、四つの言葉を四立と云って、二至二分と四立を合わせて季節を表す八節と云うそうですね。
立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至の8つの八節、それぞれの間に二つずつ、節気を入れます16個の言葉、8つと16個を合わせて全部で24となります季節の言葉、二十四節気と呼びます楽しいものですね。

天空ぐるっと廻って一回り360度の宇宙をいきます季節の名前、春分から始まり季節は巡る、夏至から秋分・冬至と過ぎて今は真冬の大寒ですね。
12月の20日前後の冬至から、春の節分明けの立春までの間に、小寒と大寒の2つの節気があります今ですね。
小寒の初めが1月6日で、大寒の終わりが2月3日の節分でして、ちょうど一ヶ月のその間を寒中と読んで、一年で一番寒い時期です。それもただ今、今ですね。
ふるさと但馬の寒中は、雪が降ります雨も降る、とにかく寒くて適いませんね。ところが昨日の一日は、前夜に積もったうっすら雪の真っ白景色のその中を、照らしてカラリと晴天ですよ。
国府テラスの高層階の、7階廊下に立ってです下を眺めて写します。うっすら真っ白雪景色、ふるさと但馬の国府の平野、晴れ間の方角都会の方へレールがまっすぐ伸びてます。
ずっと向こうは和田山過ぎて、生野を超えれば播州平野、その先姫路も神戸の町も、もちろん大阪・和歌山だって南の方角都会の方は、晴れてるでしょうね羨ましですね、
ふるさと但馬は雪の中、じっと待ちます春来るまでも、大寒過ぎればもうすぐですよ、節分・立春近いです。

(今日です。一日中です雪が降る、南も北にも雪が降る、ふるさと但馬は雪の中)

昨日の晴れ間がウソのよう、今日の一日雪降りばかり、昼間のうちから道路に屋根に、どんどん積もっていきますね。
朝一番です6時の頃は、ポストに新聞取りに行き、『思ったより積もってないな、薄っすらだわな』と、10センチばかりの積雪に天気予報は当たらんもんだ、思ってふとんに潜ります。
ところがどうでしょうかね、夜が明けて朝の8時を過ぎる頃、ドンドン・ドンドン雪が降る、店の玄関駐車場、雪かき作業をいたします。ところが雪を明けたと思ったはずが、それからですよまた雪降りで見る見る内に雪帽子、車も地面も雪まみれ、昼間のうちから積もります。
やっぱりですね寒中ですね。一年一番寒い時期です当たり前、ふるさと但馬は大雪ですね。

《雪降ると 客も来ないし 出れないし》

野田首相の施政方針演説を読む

2012年01月25日 | 世相雑感
(新聞1ページにびっしりと載っています野田首相の施政方針演説です)

昨日は第180回の通常国会召集日、天皇陛下をお迎えしての開会式です。そのお言葉は、「国会が、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のために、長年にわたり、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。」とお話し賜りますね。
毎年のことです一月に、召集されます通常国会冒頭の時の首相の演説は、当面の諸政策に対する考えを述べる施政方針演説ですね。
天皇陛下のお言葉にもあります。国会に対する切なる希望は「国権の最高機関として、与えられています使命を十分に果たし、国民の信託に応えるように」と云うものです。もちろん、国会を構成します代議士の皆さんに対する言葉以上に、執権を担うときの内閣に対して、特別にも内閣総理大臣であります野田首相に向けてのお言葉でもありますね。
なので、首相の施政方針演説そのものも、国会議員に向けてするものでありますし、国民に向けてするものでありますが、切なる希望を述べられました天皇陛下への言葉ともなります重大な、一句一言あだ疎かにできないものです当たり前ですね。

本日、新聞載ってます1ページ13段にびっしり書かれた、野田首相の施政方針演説読みますね。演説は、政経塾仕込みだけありまして、代表選でも昨年10月の所信表明でも、一節もふた節も唸らせる言葉を発します。
今回の施政方針の大演説でも、具体的な政策内容に割く字数よりも、きれいな言葉ばかりが目立ちます。「私たち政治家が本気で合意を目指し、動かそうとするならば、政治は前に進んでいくのです。今、求められているのは、僅かな違いを喧伝(けんでん)するのではなく、国民の真の利益とこの国の未来を慮(おもんぱか)る《大きな政治》です。日本が直面する課題を真正面から議論し、議論を通じて具体的な処方箋を作り上げ、実行に移していこうではありませんか。すべての国民を代表する国会議員として、今こそ《政局》ではなく、《大局》を見据えようではありませんか。」とか、「政治を変えましょう。苦難を乗り越えようとする国民に力を与え、この国の未来を切り拓くために、今こそ《大きな政治》を、《決断する政治》を、ともになし遂げようではありませんか。日本の将来は、私たち政治家の良心にかかっているのです。」とも、

実に言葉は巧みで旨い、でも具体的な身を切り無駄を省く、行財政改革の中身は中々伝わらない、社会保障と税の一体改革のためには、消費税の増税が必要とばかりの話、只々議論の土俵に乗ってください、やりましょうと呼びかけるばかりの、なにやら国会対策会議の挨拶のような、
なぜに増税必要か、こんなに身を切ることもやる、なので国民みんなで辛抱を、増税と云う政治の世界で最悪最低なことをする理由の説明を、もっとしっかりしてほしい、そんな感じを受けますね。
毎年毎年一月の、必ず首相が代わって演説は、管首相の「最小不幸社会の実現」演説なんて、鳩山首相の「いのちを、守りたい。いのちを守りたいと、願うのです」演説なんて、施政方針その中身、読むたびちょっとは頷いたりガッカリしたり、
今度の首相の演説だって、「決められない政治からの脱却、もう許されない想定外」演説も、一年たって読み返しあまりに虚しくなるような事だけは、勘弁願いたいと思います。

《たのみます 決めてください サッサとね》

家族のありがたさ

2012年01月24日 | その他
(ストーブの温風をこのホースでコタツに入れようね・・・・・)

泣くな妹よ 妹よ泣くな
泣けば幼い 二人して
故郷を捨てた 甲斐(かい)がない

遠い淋しい 日暮れの道で
泣いて叱った 兄さんの
涙の声を 忘れたか

雪も降れ降れ 夜路(よみち)の果ても
やがて輝く あけぼのに
我が世の春は きっと来る

生きて行こうよ 希望に燃えて
愛の口笛 高らかに
この人生の 並木路

この歌は、古賀政男作曲の名曲「人生の並木路」ですね。ブログのテーマとは何の繋がりもありませんが、雪の降る1月のこの頃になりますと妙に頭に浮かんでしまいます。

11年も昔になります。
日高病院の近くのSさん宅へ、洗濯機を配達します。「電気屋さん、よそから買った洗濯機なのに快く診に来ていただいて、貸し出しまでしていただき助かったわ」、「買わせて貰う事にしたら、節水型のこのシャープが良いですよと、親切に説明していただいたわね」、「本当に静かな回転ね、それに大きな液晶パネルのスイッチいいわね~」と、奥さんニコニコ褒めながら買っていただいたことを思い出します。
外は大雪降る年でした。2月がすぐ先の頃ですまだ一人で配達していた昔です。
『奥さん、急ぎます。これから、この先の病院で入院しています妹の付き添いなんです。今晩は私が泊りの番です。時間がなくてすみません』と断りますと、「まあ、妹さんね。三方のTさんがあんたの妹さんなの。入院って悪かったの」と奥さんは、「早く行ってあげて、いいからいいから」、ボタン雪がサラサラ・サラサラ降りしきる、夜道を病室に駆けつけますね。
それから一ヶ月ほど、付き添い付添い看病を妹の主人と交代で、幾度としました何回も、とうとう雪が融けはじめる季節の頃に、息を引き取る妹でした。そんな時にも妙ですね、「泣くな妹よ 妹よ泣くな」の歌詞が頭に浮かびます。

今度は、「妹」が「姉」に代わってしまいます。
雪が降ります1月の金曜日です午後にです。修理へ向かって走ってる時です携帯に、「亡くなったんよ~、亡くなったんよ~~、急に亡くなったんよ。一番にあんたに知らせるからすぐに来てもらえんかね~~」と、義兄(にいさん)からの電話です。車でブッ飛ばしても3時間足らずはかかりますよ遠い所、仕事着のまんまで走ります。
走った走った車を飛ばす、頭の中はぐるぐる回る、二つ違いの姉さんの思い出ばかりが浮かびます。そんな時です妙ですね、「妹」でもないのに妙ですね、「泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けば幼い 二人して 故郷を捨てた 甲斐(かい)がない」なんて歌詞が、ぐるぐるぐると頭を巡ってしまいます。

今日、Nさん宅へ石油ファンヒーターを届けます。
『ありがとございます。奥さんはどうですか、まだ一人ですか』と問いかけますね。Nさんは私よりも年上で、奥さんと二人暮らしです仲良しで、いつもご贔屓していただきますね。
「家内はもう四ヶ月になるんよ入院してから、昔から色々病気してね、今度はなかなか退院できんわ」と、Nさんは答えられます寂しいそうですね。
『コメリに寄ってホースを買ってきてあげましたよ、ハイこれレシートです』、『ストーブの温風を、このホースでコタツに入れようね、そりゃあ暖ったかいよ~、電気もいらんし経済的ですよ。寒い但馬はこれに限るよ』と、大好評のジャバラホースを取り付けますね。

Nさんに限りませんね、当店のお客さまでも一人暮らしで寂しい毎夜、たまたまそうなったのでしょうが、歳をとって高齢になって一人になったおばあちゃんや、時には事情で男でも一人暮らしがありますね。
特に多くはおばあちゃん、一人暮らしの孤独な老後、雪降るふるさと但馬では独居のばあちゃんばかりです。
それに引き替え私のとこは、家族そろって健康で定年知らずの働きづくめ、一代二代と世代が続く、家族のありがたさが身に沁みますね。

《亡くなった 妹も姉も 懐かしい》

80歳でこんだけ分かってたら大丈夫ですよ

2012年01月23日 | お客さん宅で
(そらっ、部屋はなんぼしとっても20度しか上がらんでしょうがね)

「アトムさ~ん、エアコンのサーモスタットがカチカチ切れんのよ、エアコンが点きっぱなしでおかしいの、診てくれんかね」、お二人とも80歳を越していますHさんから電話です。
エアコンのサーモスタットって、ご高齢のHさんにしては分かったようなことをおっしゃるね、でもおかしなことを言いますよ「エアコンが点きっぱなしでおかしい」なんてことは、何を言ってるのかねちょっと首をかしげますね分かりませんよ。

『こんにちわ~、Hさ~んよ、エアコンの調子を診に来ましたよ~』と勝手知ったる間取りです。ズカズカ入っていきます家の中、
『今年は、よ~雨が降りますね。去年のように大雪ではなくって助かりますが、冷たい雨も適いませんね~。どないしてるんよお元気ですかね』と挨拶します。奥さんも80歳をちょっと超します仲良し夫婦、茶の間の隣が寝室ですね。
『このエアコンですか?』、「そうよ、アトムさんから買ってないけど日立の古い奴なんだわ。最近カチッ、カチッっと部屋が温くもったら切れなくなったの、ずっと動いていて止まってくれないの、おかしいのと違う?」とおっしゃいますね。
『まあ、いつも使っている通りに運転してみましょ、それからですね』と、Hさんにリモコン渡してエアコン入れて、しばらく運転様子を見ます。
『Hさんよ、上等の温風が吹き出しているよ。このエアコンはべっちょうないわ』とまず説明します。

Hさん云うには、「リモコンを27度にしてるだろ、今までは部屋が暖まってきたらカチッって小さな音を立てて、エアコン止まったんよ」、「それがずっと動きっぱなしで止まれへんの、おかしいやろ、なアトムさん」と一生懸命説明します。
リモコンの設定温度を27度にしているHさんは、部屋が設定温度に到達して室内機が止まると云うのです。
『この茶の間、コタツを入れて石油ストーブで暖ったかいですね。温度計ありますか、出して計ってみましょうね』と、温度計出して部屋の温度を測ります。
なんぼ待っても茶の間の温度は20度です。
『そらっ、部屋はなんぼしとっても20度しか上がらんでしょうがね』
『あのね、20度って案外暖ったかいでしょ。実は、真冬の但馬では部屋の温度はせいぜい20度なのよ』、『隣の寝室、エアコンつけてからもう20分は経ってるね。温度計で計ってみましょ』と寝室の布団の上に置きます。温度計ずっとしばらく待ってみて、計った数字が20度です。

『Hさんよ、結論云いましょうね、エアコンは正常です』、『リモコンの設定温度を下げてみましょうか。20度まで下げましたね、ほら室内機がスッ~と止まりましたよ、大丈夫』、
『Hさんが、サーモスタットがカチカチ切れたというのは、とても寒い外の機械に霜が付きます。それを取るため機械が止まるんよ、部屋の温度が27度になって止まるんと違うの、霜取りって云ってね、エアコン暖房は時々止まります』、
『ちょっと難しいこと言うよ。スッ~っとエアコンが止まって暖ったまらん、すぐにリモコンを切ってまた入れたりしたら、余計に霜取りがで出来ずにますます暖房しなくなるよ』なんて説明いたします。

冬の暖房エアコンは、「リモコンを30度にしてるのに、なぜ20度しかならないのよ~」なんて苦情がよくありますが、Hさんのような「ずっと動いていて止まってくれないの、おかしい」とおっしゃるお方は初めてですね。
Hさんは80歳を超えてます。「アトムさんよ、エアコンにはコタツと一緒でサーモスタットが入ってるんだろ、設定温度が27度でも24度でも寒い冬なら、どうせそこまで上がらないので運転し続けるのだろ、分かったわ、霜取り中で止まるんか」と頷きますね。
『80歳でこんだけ分かってたら大丈夫ですよ』、高齢夫婦を前にしてしっかり念を押しますね。

《ぬくもらぬ その苦情よりも ややこしい》

バック・トゥ・ザ・フューチャー

2012年01月22日 | ふるさとの話
(法事を終えた後、神戸市北区の「神戸三田プレミアム・アウトレット」に向かいます)

父の33回忌の法事を、当家の菩提寺であります長楽寺で執り行いました。
私は7人兄弟であります。もう10年前になりますね、兄弟姉妹では7番目、一番下の妹が亡くなって6番目の私が一番年下跡継ぎでして、先日兄や姉達に云いますね。『父の33回忌が近づいているが、一番雪も降る寒い季節、遠方の高齢の兄さんや姉さんたちも来にくかろうと思うので、こちらの家族だけで法事は済ますよ』と伝えます。
ところが、お寺で法事を予定してますその直前に、兄弟姉妹の5番目の姉が突然亡くなって、とうとう兄弟は5人となってしまいます。

本日、私夫婦と息子夫婦の4人して長楽寺に上がって、お寺で父の33回忌の上げ法事をいたします。
住職さんの丁寧な読経を家族4人がそろって耳にしながら、厳かに父の精霊供養をいたします。
終わって住職さんは、「まあまあ、休んで下さい。お茶をいただいて下さい」と、お茶やお菓子のおもてなし、父の思い出を語りながらひと時お話いたします。
私がこんなことを云いますね。
『本日お寺に参りました私と家内、そして電気屋を継いでいます次男です。それに、住職さまには初めてお目にかかるのでしょうか、次男の嫁です』と挨拶します。
「いや~、お嫁さんはいつもいつも電気屋さんのチラシで見させてもらっています。今日はよくお参りしていただきました」と住職さんは、息子の嫁は顔出しチラシでとっくに知ってるとニコニコと、和気あいあいとお話します。

続けてこんなことを話します。
『33回忌ですから父が亡くなってから丸32年となります。父が亡くなってから何年か経ってから息子は生まれてます』、『すると、本日お寺に上がった息子は、私の父は写真でしか知らないってことになります。さらに亡くなった父は、自分が死んだ後に生まれる子のことなんか分かりっこないですね』、
『その分かりっこない子が家を継いで、こうして33回忌にお参りに来てるってことも、不思議な縁と云えば縁ですね』、『もしもですよ、私がいつか亡くなりますね。私が亡くなった後に息子に男の子が生まれて、それから30年近くたって33回忌に来てくれるようなもの、自分が死んでしまった後のことって知る由がないわけですから、何か不思議を感じますね』なんてお話しいたします。
人間ってもしもですよ、タイムマシンがあったならば、今自分が生きる世界から過去に行きたいでしょうか?、それとも未来に行きたいでしょうか?、そんなことを想います。

ちょっと昔の映画に、エメット・ブラウン博士の乗用車デロリアンをタイムマシンに改造して、マーティ・マクフライという高校生が、過去に行ったり未来に行ったりする物語がありましたね。
あらすじは、1作目が、1985年から1955年に過去30年タイムスリップするお話で、自分のお父さんとお母さんの、若き日の恋に落ちるドタバタストーリー、両親を引き合わせる工作を同時進行しながら無事に1985年に帰還するものでした。
2作目は、1985年に帰還したマーティ・マクフライは、またまたブラウン博士のデロリアンに乗って今度は30年後の2015年の未来にいくお話、30年後の世界でマーティは、骨董品屋で1950年~2000年のスポーツの試合結果の年鑑を手に入れる。それがきっかけで、スポーツ賭博が絡む過去と未来を行き来するドタバタストーリー、
3作目は、1985年からいろんな経緯で100年前の西部劇の時代であります1885年にタイムトラベルする話、映画・バック・トゥ・ザ・フューチャーは、過去に行ったり未来に行ったり実に奇抜なお話しでした。

父がもしもですよ、32年前から現代に、ブラウン博士の乗用車デロリアンに乗ってタイムトラベルしてきたら、今の息子や息子の嫁を見つめてどんなふうに思うのだろうかね、もしも息子や私たち、32年前の過去にタイムマシンで行って、生きてる父に逢えたら息子は父をどう思うだろうね、長楽寺の住職さんに、父が亡くなった後で生まれたと息子のことを話しながら、タイムマシンの空想をしてしまいます。

《亡き父は 知らぬ孫らに 法要を》

自然の摂理「天地自然の理(ことわり)」

2012年01月21日 | アトム電器
(アトムの表紙の字体がちょっと変更なって、ATOMからアトムへ顔いっぱいに)

《自分の適性に生きて、喜びをもってきょうの日の仕事に徹する。それが勇気のある人だと私は思うのです。一つのことでも、こんな仕事はという、とざされた考え方もあれば、こんな仕事をすることが出来ると考える、ひらかれた心もある。前者は運命につぶされ、後者は運命に従って運命に優遇される人なのです。あなたはどこまでも後者でなければなりません。》・・・・、
これは松下幸之助氏の言葉の一つ、「運命に優遇される人」について語ったお話しの、ほんの一節の言葉です。

もう一つ、
《もっとも私は “運” というようなものを否定するわけでもない。むしろそういうものがお互い人間の上には、目に見えなくても働いているのではないかと考える。
私自身の経営については、このように考えてやってきた。すなわち物事がうまくいったときは “これは運がよかったのだ” と考え、うまくいかなかったときには “その原因は自分にある” と考えるようにしてきた。つまり、成功は運のせいだが、失敗は自分のせいだということである。
物事がうまくいったときに、それを自分の力でやったのだと考えると、そこにおごりや油断が生じて、次に失敗を招きやすい。実際、成功といっても、それは結果の話であって、その過程には小さな失敗というものがいろいろある。それらは一歩過てば大きな失敗に結びつきかねないものであるが、おごりや油断があると、そういうものが見えなくなってしまう。
けれども、“これは運がよかったから成功したのだ” と考えれば、そうして小さな失敗についても、一つひとつ反省することになってくる。反対に、うまくいかなかったときに、それを運のせいにして “運が悪かった” ということになれば、その失敗の経験が生きてこない。自分のやり方に過ちがあったと考えれば、そこにいろいろ反省もできて、同じ過ちはくり返さなくなり、文字どおり「失敗は成功の母」ということになってくる。
そして、そのように “失敗の原因はわれにあり” という考えに徹するならば、そうした原因を事前になくしていこうという配慮ができるようにもなる。だから、それだけ失敗も少なくなって、どういう状況下にあっても経営が順調にいくという姿になってくるわけである。》・・・・、
このお話しの一節でも、「運」について「物事がうまくいったのは、運がよかった」と思いなさい、「うまくいかなかったら、自分に原因があるのであって、運が悪かった」と思ってはいけませんと幸之助氏はとらえています。

もっとはっきり言っておられます。
《私はこう思っている。人間は、見方によれば、90パーセントまでは運命によって決められている、と言ってよい。残り10パーセントを自分の意志で左右することができるのだ》とも、
色々な人から「成功の秘訣」とか、「金儲けのコツ」とか、億万長者になるやり方、人使いの上手な方法」とか質問されたときに答えておられますね。
《世の中には、そんな秘訣とか、コツとか、それさえ心得ていれば何でもできるという当意妙法なんて、絶対にありえない、と考えている。
私に言わせると人間万事、世の中すべては、天の摂理で決まるのが90パーセント、あとの10パーセントだけが、人間のなしうる限界だと思うのである。こんなことを言うと、「おまえは運命論者」だと決めつけられそうだが、私の言うパーセント天の摂理論は、世間でよく言う「運命論」とは、ちょっとニュアンスが違うのである。
つまり、私の言いたいことは、「絶対に無理をしない」ことなのである。宇宙大自然に逆らわず、むしろ宇宙や大自然にとけこんで、これと一体になりきってしまう。これが人間のほんとの姿であり、その結果あらわれてくるものが、世の中で言う成功とか成就とか、あるいは億万長者ということになるのではなかろうか。》とお話ししてます。

「運」とか、「運命」とか、「自然の摂理・天地自然の理(ことわり)」について、松下幸之助氏ほど意識して生き方や仕事の進め方に取り込んだ経営者はないでしょう。
アトムの語源でもありますATOM(原子)は原子という物質の元(源)、アトム電器と云う名前は、商売の根本原理を追求し、原理原則を貫(つらぬ)こうという一念で付けたもの、経営理念のベースとなっています。
経営理念のベースでもある天地自然の理(ことわり)は、物、人、お金は自然の摂理に従って、「全ての人(物・金)は、自分が一番大切である。その一番大切である自分を大切にしてくれる人を大切にする。その大切にしてくれるところに、物や金は集まる」という考えにも幸之助氏の「運」とか「運命」についてのお話しは相通じるものですね。

《運命は 思いようです 良くもなる》

何度でも、どんなことでも、とことん優しく説明を

2012年01月20日 | お客さん宅で
(豊岡駅通り商店街にノボリがずらり、「ちょっと寄っていきんせ~」の優しい言葉)

本日、Hさん宅へ洗濯乾燥機を納めます。
調子がおかしいと修理に伺った息子が、「当店からお買い上げ以来、17年間もご愛用いただいています。修理よりも買い替えた方がお得です」と説明したようです。
Hさん宅にもお届けしてますアトムの特選品カタログを、広げて奥さんへ説明したのでしょうね、パナソニックのちょっと大きめ8kgの、縦型洗濯乾燥機をお買い上げいただきましたね嬉しいですね。

私が用事を済ませて外から帰ると、「お父さん片方持って、配達手伝って」と云います。親子そろって出かけます。
古い故障の洗濯機『17年間もご苦労さま、それにしてもキレイに使っておられますね』と奥様に、そんな話をしながらですねテキパキ取付いたします。
蛇口の具合がおかしいと、安全水栓に付け替えたり床の水平トレーのことや、それもテキパキ片付けますね。
洗濯乾燥機は、ただの洗濯機に比べてほんの少しでありますが、操作ボタンが多くて見るからに難しそうにも見えます。相当立派な商品ですね。奥さんおっしゃる「わ~、今までより難しそう、私みたいなもんでも使えるかしら~」と、
息子は、「Hさんよろしいですか、使い方をお教えしますよ。まずフタは折りたたみではないです。さらに中ブタがあります」、「洗濯物を入れますね、フタを閉めて電気のもとのスイッチはこれ、このスイッチを押して下さい」と、イの一番から一つづつ、ユックリユックリ丁寧に説明しますね何回も、
「わたしゃ~ボタンが見えれへんわ~、メガネを取って来よう、ちょっと待ってね」と、奥さんは途中で説明中断するし、「使えるかしら、ねえ~乾燥だけでも出来るの~。風呂の湯は洗濯だけなの、ゆすぎにも使えるの」と、行ったり来たりの説明は、何度も何度も聞いたり触ったり、なかなか先へは行きません。

私は、車へ箱やゴミなど積みまして片付けを済ませていきますすぐにです、その後は奥さんへの息子の説明姿をじっと黙って眺めます。
息子の話法は素晴らしい、実にユックリ噛みくだき、間を置きます急がない、同じことです何度でも、どんなことでも奥さんが聞くこと丁寧に、実にユックリ丁寧に上手に説明いたします。
その説明やり取りを、後ろで眺めて聞いてると実にとことんですよ、優しさあふれる愛情さえも感じる話し方ですね。
親子で一緒に配達をしまして、こんなことを書くのも変ですが、『私よりも説明が旨いがな~、なんちゅう間の取り方が良いの、お客さまに優しい愛情さえも感じさせる話法じゃないの」と、親バカでしょうか親が感心してしまいます。

先日工事で取り付けた、ダイキンエアコン “うるるの” のおうち、Mさん宅は高齢の二人暮らしのお方です。
大阪の息子さんからのご注文で、実家に付けます高級機、おばあちゃんの使い方を心配されます息子さん「アトムさん、よろしくお願いしますね、くれぐれも」と、聞いて約束いたします。
取り付けまして一ヶ月、家の前を通る度にです『こんにちわ~、Mさんどうですか、使い方分かりますか』と尋ねます。
おばあちゃん、いつもこんなこと「わたしゃ~、呆けとるんでなかなか覚えれんや~な」と、寄るたびににおっしゃいますね。毎度です。
部屋に上がってリモコン持って、優しく優しく『このボタンだけ押してね、いいころにしとくから他のボタンは押さんといてね、分かった』、『それから青いランプが真夜中に眩しいって、テープで明かりを目隠しにしてあげるね』なんて、何回も何回もお話します。
大阪の息子さんとの約束ですね、いやいや、どなたのばあちゃんにもですよ親切モットー優しさだけは、心を込めて説明します。

そんな訪問終えまして、店に帰って親子で一緒、洗濯乾燥機の配達します。そして息子の説明眺め、実に感心感動します。

《最高の 愛情それは 説明よ》

そんな言葉に励まされて、・・・・・・・

2012年01月19日 | 店内外の話
(アトムのメッセージコンテストに提出しますチラシが出来ました)

出来ました。
受付期間1/20(金)までと、アトムの本部から連絡が来てましたアトムの「家電特選品カタログメッセージコンテスト」、それに提出するチラシが出来ました。
毎月まじめにお店から一軒一軒コツコツと、とても大切なお客様にお届けします「アトムの特選品カタログ」は、アトムのお得な情報満載ですね。そのカタログに添えて届けるお店のチラシ、いつも手作り何枚か作って入れますね。
店で手作り工夫をしますオリジナルなチラシは、お店とお客様の心をつなぐ便りです。

毎年この時期一月に、アトムの本部は言いますね。
「特選品カタログをそのまま配っているだけではダメですよ」、「店で作ったどんなことでもよいから、心のこもったチラシを一緒に添えなさいよ」、「アトムの仲間の工夫チラシを真似てもいいです。良いとこ取りでぜひよいチラシを」と説明します。
そのためですね、毎年一回この頃に2月号に添えますお店のチラシのコンテスト、普段作っていますチラシを提出してよとコンテストです。
どないコンテストするかと云いますと、出されたチラシの全作品を一冊の冊子に印刷します。それを2月の社長会その場で全店配布です。
そうして出席全店が、いやいや全国全部のアトムの店がその場で投票しますね三つまで、これはよく出来ているなと云うチラシ、あるいは素敵なメッセージ記して心に響くカードの作品選びます。
投票結果は3月の社長会で発表されます上位から、1,2,3位と決まります。毎年のことです上位のチラシ、あるいは素敵なメッセージ確かに凄いよ素晴らしい、チラシ作りのプロのようそんな作品ばかりです。
そんな素敵な作品の、端っこに座って当店も入賞しますね嬉しいですね。

毎年出します息子のチラシ入賞しますね今度は私、今年は私が作ります。
一軒一軒配るときチラシを受け取るお客様、ニコニコ笑顔や嬉しい言葉それを使って作ります。
「アトムさんの便りが来るのを、いつも心待ちにしてるんよ」、「ほんとうに楽しみにして、いつ来るかいつ来るかと待ってるのよ」、
「見るだけでも楽しくなる新しい商品の紹介や、欲しくなるようなお得な情報が、家に居ながらわかるのよ」、「特にクイズは楽しみなの、本当に楽しく届いたら真っ先にするのよ、FAXがないので解答は送らないけれど、毎回必ずしています」と、心を込めておっしゃいますね。

今度のチラシに書きました。
『アトムの便りを、いつも心待ちにしているのよ!』と、そんな言葉に励まされて、今月も頑張ります。
“お得” がいっぱいの「アトム特選品カタログ」と、“楽しい話題” の「街のでんきや便り」と、“頭の体操” は「クロスワードパズル」をお届けしますと書きました。
私のちょっぴり老いぼれ顔のニコッと歯を出した写真まで載せましたよ、愛嬌ふりまいた積りのあいさつチラシです。
出来たてホヤホヤ原稿を、早速ですね本部にメールで送ります。なにとぞ今度は私のチラシ、きれいに冊子に載っかるように、そしてみんなの投票が一票でも二票でもですよ沢山入り、息子の作ったチラシでないがめでたく入賞できますように、親父の面目立ちますように、願って提出いたします。

《たのみます ブログ見た店 票入れて》

ストーブの話に行って、帰る頃にはテレビになって

2012年01月18日 | お客さん宅で
(神鍋のゴルフ場は物凄い雪で埋まっています)

今日は久しぶりに快晴の天気です。積雪を伴う降雪はこの冬は2回ほど、昨年に比べるとえらい雪の少ない一月です。
店のまわりに残っていました雪もすっかり融けて、ほとんどないです都会のような、屋根にも上がれる素晴らしい天気『アンテナの修理はチャンスやで~、屋根の雪もすっかりなくなって』と喜びますね。

写真は昨日のものです。日高町の一番奥になります神鍋ゴルフ場、ちょっと用事で立ち寄りました。
『ゴルフ場までの道は除雪出来てますか~』と、ゴルフ場の事務所に電話して、『ちょっと届けたいものがあります。伺いますよ』と連絡します。
冬の間、ふるさと但馬の雪国の雪に埋もれるゴルフ場は、当然ですね休業します。当たり前ですが、1mをとっくに超します積雪のゴルフ場です。なんぼ何でも営業できぬ、冬場は完全閉鎖です。
店の周囲は全く雪はない、同じ町内なのに車で30分も走れば別世界、どっさり積もった大雪はゆうに1mを超します凄いです。ゴルフ場のハウスの建物なんぞ、玄関のまわりは屋根からずり落ちた雪の山で地面と屋根とがつながって、まるで建物埋まって雪の中、「勝手口に回って下さい」の張り紙見まして入る建物の周囲は、屋根からの雪ですっぽりと埋まっています。
勝手口の近くも丈夫な板囲いを張り付けて、まるで冬山で冬眠してる山小屋風の感じです。同じ町内でも晴れてカラリのところから、わんさとあります雪の中えらい違いに驚きますね。

リ~ン「電気ストーブをいただきたいの」、「金曜日にお客様なので、相談に来てください頼みます」と電話です。Mさん宅は、娘さんとお母さんの二人暮らし、お客様用に電気ストーブがいるというお話のようですね。
Mさん宅は、広い和室の立派な客間、8畳二間の広さです。
「私はだんだん歳で、重たいタンクは持てないの」、「エアコンの取付は難しい部屋だし、電気のストーブで暖房したいの」とおっしゃいますね。
『Mさんね、電気ストーブでは寒い但馬の冬には無理よ、石油ファンヒーターがよろしいですよ』と、一から二から三から四と、延々と尋ねる奥さんの質問に応えて、長々長々説明します。
『それじゃあ石油ファンヒーターの相談します」、「それよりね、浴室暖房も考え中なの、テレビも欲しいし」、色々色々話題が飛びます帰れませんね。

お客様の中には、最初に依頼しました用事を忘れたかのように次から次へと話題が飛んで、あれも欲しいとかこれも考えているとか、丁寧な質問を交えてお話されますお方がいます。Mさんの場合も何となくですよく似てる、いつの間にやらテレビの話です。
「金曜日のお客さまの暖房は、茶の間のファンヒーターを持って行くわ」、「アトムさんから詳しく説明受けた、録画できるテレビを買わせてもらいますわ」、いつの間にやら時間が過ぎて、初めに電話受け取り「電気ストーブのカタログ持って説明に来て~」が、帰る頃には「最新型のテレビを買います。古いテレビも2階に移動してね」、
すっかりストーブのことはなかったことになりますテレビになって、帰る車中で『一体何しに私は来たんだろうな?、まあいいか、テレビの方がまあいいか』、そんな嬉しい結末でした。

《予定外 話がそれて 何なのよ》

なんで廃業するんですか

2012年01月17日 | その他
(廃業等届出書を書いて豊岡税務署に提出します)

1月13日のちょうど昼過ぎからですね~、昨日夜までの4日間、車を走らせ遠くに行ったり帰って来たり、そしてまた行ったり帰って来たり、とても悲しい日々を過ごして終えました。
今日から気を取り直して、悲しみちょっと横に置きます普通に戻り、せっせと電気屋始まりました。

13日の金曜日に予定していました税務署への届け出を、本日すませに向かいます。
受付の女性職員さんへ、『廃業届けを提出にまいりました』、『書類は、この廃業等届出書と、消費税の事業廃止届出書と、青色申告の取りやめ届出書の3枚です。控えもそれぞれ書いてますので受理のハンコをくださいね』と差し出しますね。
「ハイ、サントップおおうえ分を受け付けました。それからとアトム電器豊岡南店の開業届けはこの3枚ですか、内容をチェックして後で連絡いたします」と、職員さんはニコニコ親切応対されました。

1週間ほど前のことです。『あの~、街の電気屋なんです。サントップおおうえと申しますが廃業届をしたいのです。届けの用紙をいただけませんか』、『それに開業届けも一式ちょうだいな』と、紳士然とした職員さんへお話します。
「なんですか?、廃業届けですって、なんで廃業されるんですか」、「廃業の理由は何ですか?、なんで廃業するんですか」とお尋ねなって、怪訝そうです可笑しいですね。
『理由ですか、サントップの屋号をやめるから廃業するのです』、『廃業の理由っているのですか。やめるから廃業届けなんですよ廃業します』、
「いや、それって屋号の変更ですか?」、『いえいえ、違います。サントップを完全完璧にやめるのです。代表の私も辞めるのですよ』、『別の屋号にします。アトム電器です。豊岡南店と言いますがね。そして店の代表者も別人にします。なので廃業届けと開業届けをくださいな』とやり取りしますね分からんですね。
「それって後継者に譲るってことになりますよ」、『いえ違います。廃業届を出したいのです。どうしても出したいのです下さいな』、『廃業届けと開業届けを出しますから審査してください。それでいいでしょう頼みます』と書類をいただき帰ります。

金曜日に提出予定だったのに、悲しい出来事バタバタしてて4日遅れの提出ですね。まあ、なんでしょうかね、平成23年12月31日でスッキリキッチリサントップ、21年以上続いた屋号とスッキリ別れます。それの区切りの廃業届けです。
そして今年の正月は区切りがよいです1月1日は、アトム電器は豊岡南店の開業日、開業届けを提出します。いろいろ取引問屋さんにもですよ、商工会にも役所にもどこにもここにもアトムの名前、豊岡南店で届けます。
今年はアトム電器豊岡南店の開業の年です。そして代表代わって私はそこで働きますね。

《やめますよ そしてスカッと 開業だ》