11月最後の日

2013年11月30日 | 季節(冬)
 朝一番です。東から上がる朝日を受ける、西の山々眺めます。

降りましたな~、朝日に照らされた西の山は、うっすら白く初冠雪ですね。
一昨日です。午前中です。
竹野町は、浜須井のHさん宅へLED照明を運びます。

いかにも冷たそうな時雨の中、波しぶきが、怒涛のように打ち寄せる切浜海岸を右に見まして進みます。
『えらい寒い冬の陽気になりましたね』と云って、防寒の分厚いジャンバーとマスクをしたまま挨拶します。

取り付け作業中も同じ格好です。
風邪気味なのです。11月初めの長楽寺の行事のころから、鼻がクシュン・クシュンとしましてそれ以来、一ヵ月にもなります風邪気味なのです辛いです。

仕事を終えて『ありがとうございました。それでは』と、玄関のドアを開けますビックリします。
外は雪です猛吹雪、トラックもまっ白に雪まみれです。
『Hさん、冷たい雨かと思ってましたら雪になりましたわ。それもおとなしい降りではないです。唸りをあげての猛吹雪ですよ』と話します。

ハサカリ岩のある岩壁に打ち付ける波は、まっ白な塩水の濃霧になって道路をふさぎます。
恐ろしい唸りをあげる怒涛の波と、猛烈に降り続く目の前をふさぐ雪、何やら気味が悪いほどの光景でした。

2日後の朝です。
雪は海岸から順番に降ってきます。海岸沿いより二日遅れの初冠雪は、西の山々をうっすら化粧しまして、朝日に照らされ光ります。


(店にかけていますカレンダーは、左に一枚は12月分で、右の一枚は1月分ですね)

今日は11月最後の日です。

アトム本部に、最終売り上げのメールを送って仕事を終える、『あ~あ、風邪気味の一ヵ月だったが、案内状配りに、配達・据え付け工事、それに売り出し当日よく頑張った。忙しい一ヵ月だったな』と11月のカレンダーを破ります。

もう一枚右手に吊っています。次の月のカレンダーですね。『来年の新しいカレンダー、1月の分を吊っておこう』と取り出しました。
当店は、店の中にも修理場の中も、カレンダーはいっぱいあります吊ってます。
店の中には写真のように、12月と1月のカレンダーを並べて吊ります。

2ヵ月綴りの形式のものもありますが、やはり別々に吊った方が見やすいものです。
どうして吊っているかと申しますと、月をまたいで『え~っと、1月の5日は何曜日だったかな』なんて云う時に、とても役に立つのです。


(単純簡単シンプルですが、ホワイトボードのスケジュール管理)

当店のスケジュール管理のホワイトボードです。物凄いシンプルな手作りなものです。

『ハイハイ、来週ですね、12月4日の午前中なら空いてます。エアコン工事はその日にいたしましょうか』なんて、電話で相談する時ホワイトボードを見ながらいたします。
すぐに、その箇所に「12月4日(水)AM9:30~Aさんエアコン工事」ってな付箋を貼り付けますね。

来月のカレンダーも役立つ、とってもアナログなホワイトボードも同じ、物凄く単純簡単シンプルですが、とっても役立つものですね。



《11月の 晦日を越せば 大晦日》

若嫁さんに話します

2013年11月29日 | 店内外の話
(12月号の「街のでんきや便り」とアトムのチラシを重ねます)


「お父さん、今月号のチラシを重ねていきましょうか」と、うちの若嫁さんが尋ねます。
『やってよ、毎月のことありがとう』と云って、刷り上った「街のでんきや便り」や、「エアコンチラシ」、それにアトムの「年末カニセール」のチラシを渡します。

今日は私、ちょっと風邪気味でしんどい為に、午後は店の中でクイズの仕上げをやったり、チラシのまとめをいたします。
『うん、このA3の大きな「でんきや便り」を二つ折りにして、そこに店のチラシとアトムのチラシ、全部で5枚重ねて入れようか』、
『あと袋には、「アトムの特選品カタログ」12月号と、クイズや野菜のタネ入れるんよ』と話します。

私は5枚を重ねます。
若嫁さんはA3チラシへはさけます。
この流れ作業をしながら、ポツリポツリと話します。

『今はね、店のチラシも、写真がいっぱいのカラーで凄い出来だね』、
『お父さんがこの店をした39年前も、毎月毎月手書きのチラシを配ってたんよ』と話し始めます。

息子の若嫁さんは、結婚する前の仕事をやめて街の電気屋さんになりました。今は、1歳ちょっとのケンちゃんの子育てに手をとられますが、時間の許す限りは、売上げ情報のパソコン入力や、チラシつくりに店の飾りつけ、いつも一生懸命にしてくれますね。

『見せてあげようか、これが創業当時の手書きのチラシ原稿よ、文字もイラストも全部手書きで、一枚一枚重ねて湿式の青焼きコピーで作っんよ』と、保存してある30年以上出し続けた分厚い原稿の束を見せますね。
『それをね、1,200軒、店の周辺の1,200軒に一軒一軒手配りしたんよ』と話します。

B4の何枚もの古い原稿を見ながら「これが第一号、昭和50年1月号ね。イラストも上手に書いて凄いね。手書きの素朴さが親しみあって凄くいいわね」と感心しきりに眺めます。

『今はいいね~、パソコンで自由自在にカラーで写真つき、印刷だってプリンターでサクサクっと出来るし』、
『今発行している「街のでんきや便り」やクイズは、とっても面白いって云って楽しみにしている人大勢だね、特に「街のでんきや便り」の出来は素晴らしいよ』と話します。

「今のチラシは、家族の写真をふんだんに使って、それが好評ではないですか」、「それにしてもお父さん、毎月毎月宣伝の費用って大変ね、どの店も同じでしょうか?」と若嫁さんは聞きますね。

『そうだね、チラシの費用も大きいよ。でも、お客様に店からの情報を全然伝えないって事は、最初から量販店に負けてしまってるね。儲けのうち何パーセントかは必ずお客様に還元するように、情報の提供や「アトムのうまいもの市」のようなお買い上げ記念品や、売出しでのおもてなしや、粗品やお礼や、何でもいいからお客様の為に使わんといかんね』、

『アトムの社長会でいつも聞くよ。社長の給料をへつっても、お客さまへの還元費用をきちんと使いなさいと、いつも本部長は云ってるよ』と、若嫁さんにお客さまへの目に見えた還元費用のことを話します。

うちの若嫁さんも、街の電気屋さんに来たばっかりに、お客さまへの還元がどうのこうのと聞かされたり、チラシつくりに精出すことになりますね。


《別世界 電気屋さんの お手伝い》
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「街のでんきや便り」のクイズの出来るまで

2013年11月28日 | 店内外の話


「街のでんきや便り」と一緒にお届けしますクロスワードパズル、「よくこんなクイズ考えるね、豊岡の地名も入って上手いこと出来てるね」と皆さんに感心されます嬉しいですね。
12月号のクイズです。
今日はパソコン画面で約30分で完成します。
クイズの作る順序を公開します。

12月号は毎年但馬の初詣の神社、「但馬の五社」を入れてます。
そして5文字の言葉は「クリスマス」と決めます。
と、云うことは、選ぶ文字に「ク」、「リ」、「ス」、「マ」、「ス」の含まれているものを意識して使います。
あるいは、最初入れる5つほどの、季節や地名の言葉に「ク」、「リ」、「ス」、「マ」、「ス」の含まれてるものを選んでおくのです。
そうすると、答えの5文字も簡単にパズルの中に挿入できます。




ふるさと但馬の初詣は、但馬の五社と決まっていますスバラシイ、
豊岡の小田井神社の「オダイ」、城崎の絹巻神社の「キヌマキ」、出石の出石神社の「イズシ」、養父の養父神社の「ヤブ」と、
山東の粟鹿神社の「アワガ」をタテ・ヨコに、出来たら四隅を使って入れますね。




次に、「キヌマキ」の「キ」を使ったタテに、キアツ(気圧)と書き込みます。



「キアツ」の「ツ」を使ったヨコに、ツリ(釣り)と書き込みます。



ヨコの「ツリ」の「リ」の右は黒枠、タテの「ヌ」と「リ」の間は黒枠となります。



次に、「キヌマキ」の「マ」のタテにママと書き込む、右の「アワガ」の「ワ」を使ってヨコにアワビ(あわび)と書き込みます。



右上隅に「サ」を入れますと、ヨコにアサ(朝)、タテにサビ(錆び)となります埋まります。



「ヤブ」の「ヤ」と「アワガ」の「ガ」をつないで考えられるヨコの言葉は、ヤマガ(山家)しか考えつきません。



タテの「アマ」につづくタテの言葉は、強引ですがアマミソ(甘味噌)しか考えられません。



タテの「アマミソ」の「ソ」に使ってのヨコの言葉は、ソクイ(即位)、「ソクイ」の「イ」はタテにクイ(杭)と決めて書き込みます。



ヨコの「ソクイ」の「ク」と、「イズシ」の「ズ」をつなぐタテの言葉は、クイズでしょう。今作っていますクイズです。



左に行きます。
ヨコの「ツリ」の「リ」で始まるタテの言葉はリアス式海岸のリアスにします。
「リアス」の「ア」から始まって、タテの「ヤブ」と「アマミソ」につなげるヨコの言葉は、アシブミ(足踏み)と書き込みます。




同じく、左下のタテの言葉「オダイ」の「オ」から始まって、同じくタテの「リアス」の「ス」を使って考えられるヨコの言葉は、オスロ(北欧ノルウェーの首都)でしょ。



ヨコの「アシブミ」の「シ」と、ヨコの「オスロ」の「ロ」を使ってタテの四文字はシロムク(白無垢:花嫁さんの)しか思いつきませんでした。



タテの「シロムク」の「ム」のヨコの言葉、ムシ(虫)でもよろしいが、5文字の「クリスマス」の「ス」が欲しいので、餅を蒸すのムス(蒸す)といたします。



最後は左下の「オダイ」の「イ」から始まって、「シロムク」の「「ク」につながる、ヨコの言葉はインクとします。
これで全部埋まりました。

案外簡単でしょう。
皆様も一度作って、オリジナルチラシのオマケに使ってはいかがでしょうか。
後は、ヒントを考えるばかりです。



《最近は サッサと作り 仕上げます》

日高豊岡南道路の建設は、あっちもこっちも真っ盛り

2013年11月27日 | ふるさとの話
(豊岡市上佐野・但馬空港道路につながる橋脚工事が進行中)


ただいま、ふるさと但馬の豊岡は、あっちもこっちも高架道路の橋脚工事が真っ盛りです。

大阪から豊岡に向かって走ってきますと、有料道路の舞鶴若狭自動車道を、春日で別れて北近畿豊岡自動車道に入ります。
春日から豊岡までを結ぶ高規格道路は、片側一車線と云うものの、まあ高速道路みたいなものですスイスイ走る、それが、通行料が無料ときていますからたまりませんね(一部、遠坂トンネルだけが有料ですが)。

この北近畿豊岡自動車道は、つい最近、和田山から八鹿の国道9号線まで開通します。
ただいま、八鹿から日高を通って豊岡に抜ける区間を工事です。それも、あっちでもこっちでも、よ~いドンの同時出発で工事着工スタートですね。

当店の営業エリアです。どこを走っていましても、高架道路の巨大な橋脚を造るための、ビルのような大きな足場がニョキニョキと建ってます。

八鹿町は国道9号線の、すでに開通してます部分と結ぶ区間に、国道またいで両側に二本も三本も、大きなコンクリートのかたまりや橋脚が、その先は、山のトンネルに向かって工事が進みます。
その山を回って馬瀬地区の集落にも、何本もの巨大な橋脚、すでに道路の橋げたも乗っていまして、山に向かってトンネル工事、ダンプカーや重機が進入する長い坂道も完成し、道路に沿って山に向かって伸びてます。

馬瀬地区のトンネル工事の反対側は、八鹿の三谷地区です。当店もよく訪ねます。
三谷地区の山の中には、工事車両を入れるためだけに山を切り開いて工事用道路が延びてます。
山の中では、橋脚工事やトンネル工事が同時進行されてるのでしょうね。三谷地区はほとんどトンネルで、日高町に進んできます。

日高町の浅倉地区でも、走ってる道路から谷の奥に通じる工事現場への切り開いた道路が見えます。
そのうち、大きな橋脚や橋げたもチラリと見えるでしょうね、同時多発で同時進行の工事は進む、もうムチャクチャあっちもこっちも工事です。

浅倉地区をトンネルで抜けた道路は、日高町は中央部、祢布地区の田んぼの真ん中をインターチェンジのためでしょうね、広いスペースに、コンクリートのかたまりや橋脚が、くるくる建って工事中、なにせ工事の様子は壮観ですね。

日高町は山本地区の後ろの山の中、トンネルでしょうか地上でしょうか、工事が進むにぎやかに、
その山本の山を抜けたところが藤井地区、そこには三本も橋脚建ってる、四本目もビルのような足場を作って工事です。

藤井地区を抜けると、竹貫地区の山の中をぶち抜いて走るのでしょうね、そのうち竹貫の山の中にも、ダンブカーかトンネル工事の重機が走ります。

今工事しています区間を「日高豊岡道路」と云います。
その最終地点が、豊岡市上佐野地区です。ここでも橋脚が何本か建っています。クレーンも動く、空港道路に接続でしょう。
ふるさと但馬の豊岡は、もうあっちもこっちも同時に、橋脚工事ばっかりの風景ですね。

上佐野の工事現場には、「~地域の “絆” を結ぶ~ 日高豊岡道路をつくっています」、~出会い・感動~ 夢但馬2014 と、大きな看板が出ています。
来年は、盛大に開催された平成6年の「但馬・理想の都の祭典」20周年の年です。
ふるさと但馬の全域で20周年記念の一大イベント、「夢但馬2014」が一年間かけて開催されますね。

コウノトリ但馬空港が完成したのもその年でした。
完成した平成6年5月の直前、平成6年4月9日に「但馬・理想の都の祭典」は幕を切って落とされました。
うちの電気屋してます息子も、祭典開始のイベントの但馬空港広場で、小学生みんなで参加したことを覚えています。

あれから早いもので20年、数年後には日高や豊岡までも、高速道路のような立派な道が出来ます。
長生きはするものですね~、大阪に、高速道路で直通ですよ、時代の流れを感じます。



《そこらじゅう 高速道路 工事です》
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私かえ、私は昭和4年、4年生まれで84歳なんよ

2013年11月26日 | お客さん宅で
(うひゃ~、明る~なって、汚い天井がよ~見えるがな)


直前ハガキを出す前に「売り出しには来られないけど、LED照明を注文しておくわ」と云った、Wさん宅へ訪問します。

『こんにちわ~、Wさ~んこんにちわ~。えらい寒む~なりましたね』と挨拶しながら入ります。
外は冷たい雨が降る、Wさんちは、阿瀬の渓谷に近い山に囲まれたところ、紅葉の周りの山から吹き下ろす風は、とても寒いし冷たい雨に冬の訪れブルっと感じます。

「まあまあ、よう持って来ておくれんさった。娘から聞いています」と、一人留守番のばあちゃんは、腰を屈めながらニコニコ私を迎えます。
ここは婿養子さんです。おばあちゃんは、実の娘さんとその婿さんと、3人暮らしのおうちです。

とても古いお家です。
茶の間のの天井がとても低い、チェーンで吊り下げた古い蛍光灯の器具は、目の前に迫る高さです。

取り換え工事をいたします。
天井に丸型の引掛シーリングをしっかり安全に取付て、スリムな薄型LED照明をカチンとはめます取り付けますね。

下から様子を見ていたばあちゃんは、「うひゃ~、明る~なって、汚い天井がよ~見えるがな」、
「うちの家はな、天気が悪いと昼間でも暗いでしょうが、孫娘は来たらすぐパチパチっと全部点けて、明る~するんですや~な」、

「豊岡に嫁いでる孫娘がいっつも来て “こんな古い蛍光灯あっきゃ~へん、今風のエル・イ~・ディ~とか云う電気に替えたら” と云うの」、
「こんな古くて低い天井でしょう。それでも、ふんごみ(掘りごたつ)に座ってスイッチのヒモ引きにくかったのよ」と、ずっと話しかけますその上に、点いたら点いたで「明るい、明るい」と大騒ぎです。

「こりゃあ~、リモコンで点けれる。腰の曲がった私でもこりゃ楽だわ」と大喜びですね。

きちんと付け終ってから説明します。

『説明する前にちょっとお礼を云っておきます。あのね、ここの奥さんに売り出し前にご来店でご注文いただくと、売り出しは大盛況になるのです。23、24日はもう大賑わいでした。お礼を云います伝えておいてね』、
『そうそう、このボタンで全灯、ちょっと暗くしたい時はこのボタン、消すときはこれです』と説明します。

『あのね、LEDってとっても明るく節電ですよ。なので、昼間でも暗い時はどんどん点けてね。それに4万時間も持ちます長寿命ですよ』と説明すると、
ばあちゃんは、「4万時間てどれくらい」と尋ねます。
『4万時間はね、毎日10時間使ってもおおよそ10年なの、5時間なら20年かな?』、

「うちの娘も、養子さんも同じ年よ、昭和30年生まれの58かな。電気屋さんは何才よ」と聞きますね。
『私は20年生まれ、私の一番上の姉は昭和の7年かな、ばあちゃんは何年よ』と尋ねます。

「私かえ、私は昭和4年、4年生まれで84歳なんよ、エル・イ~・ディ~が20年も持ったら私しゃ~104歳だわね。生きとらん生きとらん」と云いますね。
『いや~、電気屋の私も、もう一遍付け替えに20年後どころか10年後も分かりませんよ。こっちも足腰立たんようになってます大丈夫』なんて話をいたします。

外はジャ~ジャ~雨が降る、ふんごみの暖ったか温もりコーヒー飲んで、どうしてばあちゃんと歳の話をする羽目になったのだろうかね。
山ほど配達あるのにですよ、どうしても、ばあちゃんにあれ食えこれ飲め引き止められますね。


《ばあちゃんは 明るくなって よくしゃべる》

そんな話ホンマかいな。そりゃ、落語のネタでしょ、

2013年11月25日 | その他
(「ご来店ありがとう」のお礼のハガキをポストに入れました)


 100所帯を超すご来店の皆さま、本当にありがとうございました。
23、24日のアトムの大感謝祭には、クイズを持って、ぬり絵を持って、とてもたくさんご来店していただき、ありがとうございました。

テレビにエアコン暖房器、なんと多くのご注文いただいたことでしょうか、嬉しくて嬉しくてかないませんね。いつもの通りのご贔屓に、家族みんなで感謝感激いたします。

早速です。
郵便局に駆けつけ『ハガキありますか~、100枚ください』と買い求め、店にあった手持ちのハガキと合わせて、息子がサクサク礼状作りをいたします。

出来ました。
私は『えらい上手いこと礼状できたね』と感心します。

息子は「写真に写った、餅つきしているボクやお母さん、ジャガイモ積みゲームの楽しそうなおじいちゃん、写ったお客さんはそのお客さまに届くように、一枚一枚オリジナルに作ったよ」と、苦労しながらお客さまごとに、嬉しい写真を載せて作ったと云いますね。

素晴らしい大売出しでした。
心を込めて感謝のお礼、出来上がったハガキをポストに入れます。手を合わせます。


簡易郵便局にハガキ100枚を買いに行った時の話です。
簡易郵便局は、小さな食料品のお店と一緒、近所のお年寄りのたまり場、憩いの場所でもあるのです。

何やらむしゃむしゃ食べながら、大きな声でお話ししてますおっちゃんは、
「昔は、いろんな物売りの行商が来たな~」の話から始まって、話しかけますオモロイ事を、ついつい私も相づちいたします。

『津居山の魚売りのおばあさんが、駅からリヤカーでよう来たね』、
『夏には、アイスキャンデーのおっちゃん、昼寝から起きる時分に “ア~イスキャンデ~・アイスキャンデ~” って来たよな』と昔のことを話します。

おっちゃんは「豊岡の町では、自転車で流す “ゲンさんの揚げパン” あれは有名だったね。値段の付け方もムチャクチャ変だったね」、
「それから、天の橋立のアサリ貝、 “どこよりも美味しい、あ・ま・の・は・し・だ・てアサリガイ” って云う口上が、独特で面白かったな」と話は続く、
『豆腐屋さんも来た来た、コンニャク屋さんも来たな、みんな懐かしい昔の話だな』とついつい相づちいたします。

むしゃむしゃ何やら食べながら、大きな声のおっちゃんは、こんな話に繋げます。

「あのコンニャク屋のおっちゃん、大きな声で “コンニャク~、コンニャク~いらんかえ~” と叫びながら自転車で走っていくものだから、声が聞こえたと出てみると、いつでもずっと先の方に居て、遠くて買えないコンニャク屋さんだったね」、

「それから、あのコンニャク屋さんは、ずっと昔、町会議員に立候補した話知っとる」、
『知らんな~、それがどうしたん』と聞き返す。

「あのな、コンニャク屋のおっちゃんは立候補したものの、開票結果はたったの一票だったそうだで」、
『そんなんアリか』、

「おっちゃんとこわな、夫婦で二人だろ、それが一票ってことは可笑しいだろが。なんぼ何でも二票はあろうに、一票はどう考えても可笑しいわな」、
「奥さんはおっちゃんに問い詰めたそうな、 “あんた~、私は入れたのになんで一票なんよ。あんたはどうしたんよ” 」と聞いたのだって、

そうするとコンニャク屋のおっちゃんは、
「だって、わしの分は相手の候補者に、お金をもらってしゃあないから一票相手に入れたんよ」と答えたそうな、
「それから嫁さん怒ってしまってな、おっちゃんとは離婚してしまったそうだぜ」、

私は、むしゃむしゃ何やら食べながら、大きな声でしゃべるおっちゃん見つめて、『そんな話ホンマかいな。そりゃ、落語のネタでしょ、阿保らしい』、
もしかしてその話は、おっちゃんの親父さんのことではないかと、ついぞ云ってしまいそうになりますね。



《老人が たむろしている 村の局》

電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと押し寄せ・・・・・・・その3

2013年11月24日 | 店内外の話
(もうへとへとですね、売り出し終わって夕日が暮れる!!!)


地デジ化を控えた半年前、2010年11月の売り出しでは、何十台と積み上げたテレビが、見る見るうちに飛ぶような売れ行きでした。

その時の様子を、当時のブログではこんな風に書いています。

電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと押し寄せ・・・・・・・

《店で大売り出しをしていつも感じます。午前中は11時頃からお客様の列が続きます。「これ下さい、あれ下さい」と店内はてんやわんや、忙しいったらたまりません。
昼の12時になっても同じこと、午後1時になってもそのまんま、そのうち午後のご来店ピークが2時半ころからやってきて、いつだったかの大売り出しなんぞ、昼のご飯が午後の4時なのですよ。お腹もへってくたくたですよ、何が何やら倒れます。
こんなことを感じます。電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと押し寄せ「これなんぼなの、あれなんぼなのよ」、「調子悪いの見てちょうだい、電気がつかんのなんでかな」、ごった返しの最中に、修理の細々(こまごま)相談を、二つ三つすればよい。》・・・昨年のアトムの大感謝祭の様子です。

さあ、今年のアトムの大感謝祭、晴れ渡る快晴の絶好調気分の朝を迎えます。
当店、いつも朝は8時過ぎの開店なのですが、大感謝祭のご案内状には午前10時からと書いてます。
『準備もあるがいつもよりちょっぴり遅れて、朝は9時に開けようか』、これが大きな間違いでした。
8時半にもならないうちからお客様が店の前に並んで待っているのです。
「お父さ~ん早く早く~、お客様がもう来ておられるがな~」と、家内が慌てて呼びまして、急いで店のドアを開けますね。

さあ、それからと云うものは午前中にどっと人波次から次へと溢れます。
田舎の街の電気屋さんは決して広くはありません。それに内外溢れんばかり、テレビにストーブ積み上げて通路も狭くて歩けない、そんな店内にですよ家族連れやご夫婦のお客様が10組以上同時に入ればどうなりますか、
「お勧めのテレビはどれなの~?、このテレビはどう違うの~?、テレビを買います、どうのこうの、ああのこうの」、いっぺんに二組も三組も話せませんよ。
「さっきからずっと待ってるのよ、こんな混雑ではテレビの相談できないわ、もう帰ろうかな」と苦情も聞いて、『まあまあ、たこ焼きでも食べてコーヒー飲んで』と、謝り謝りお願いします。
夕方7時が迫るまで、とうとうお客様が途絶えることがありません。
ずっとですよ、ずっと朝の8時半から夕刻7時まで、店の中には誰か一組以上のお客様、息子夫婦の二人はですね、昼食食べずに夕刻迎えとうとう昼抜き商売ぶっ続け、恐ろしいほど忙しく、もうへとへと状態で日が暮れる、

電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと押し寄せ、「これちょうだい、あれちょうだい」、
とうとう、大盛況の写真を写す暇もなく、写真を気楽に写しているような雰囲気もなく、クタクタ一日暮れました。

長々と、3年前の記事を書き写します。
なぜかって、今年の売り出しも同じことなのです。

テレビこそ、一桁少ない5~6台の事でしたが、エアコンを中心に出るわ出るわの大さわぎです。
何がって、お買い上げの商品もですが、晴れてたせいでしょうか、売り出しの「お・も・て・な・し」の中身がよかったからでしょうか、ムチャクチャ大勢の人波ですよ。

ちびっこ餅つき大会なんぞするものですから、ワア~~っと押しかけた子供大人の人波が、店に押し寄せ満杯ですよ。
安納芋の石焼き芋が、これまた美味しかったからでしょうか、コイン投げゲームや、ぬり絵にクイズ、楽しさいっぱいの中身がよかったからでしょうか、100世帯をとっくに超えます人の波、

商品は売れるは、お・も・て・な・し、電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと押し寄せ・・・・・・・・お・も・て・な・し~、ドッと押し寄せお買い物、ドッと押し寄せゲームをします、あれもこれもの、お・も・て・な・し~。もうへとへとですね。

2日間でよかったですよ、3日じゃ体が持たない身が持たぬ、やれやれ、売り出し終わって夕日が暮れる!!!、今度の売り出しへとへとですね。



《2日間 お・も・て・な・しして くたくたに》

アトムの大売出しは、なんちゅうにぎやかなんよ

2013年11月23日 | 店内外の話
(ジャガイモ積みゲームは、もう行列しなけりゃならんが、それでも楽しいムチャクチャ楽しい)


3時半ごろKさんご夫妻がご来店、店内はまだお客さんでいっぱいですね。

「朝のうちに店の前を通ったら、あんまり大勢の人でこりゃあかんわと帰ったんよ」
『申し訳ありません。朝は開店前から、バスで豊岡から来たNさんに、家族連れや友達同士のお客さまが、どんどん・どんどん来ていただきました』

「うん、息子さんにね、パソコンの相談なんよ。あ、息子さんは今女の方と商談中だね。アトムの店は相変わらずだね~、いつも商売繁盛、よう売れとるね~」
「アトムの大売出しは、なんちゅうにぎやかなんよ・・・・・」
『今日は、普段の売り出しの倍も来ていただいてますね。ゲームも商談も行列なんですよ』


(こども餅つき大会は、子供も大人もキャッキャッと声を上げ、楽しい嬉しいものですね)


「朝、店の前を通った時には餅をついていたね、にぎやかだったね」
『岡山のアトムのお店に教えてもらって、餅ちつき大会をしました。お母さんと一緒の女の子も、楽しそうに餅をついて、嬉しい体験だったと思いますよ』
『ついた後の、きな粉餅をみんなで美味しそうに食べて、こんなに楽しい電気屋さんの売出しって、子供心にいい思い出になったと喜んでいます』

「アトムさんは、ゲームとかクイズとか、なんでも良く考えとるけど、全部アトムの本部かえ。ちゃんと考えてくれるのアトムなんか」
『アトムの本部は、売り出しのチラシや品物は考えて、ジャガイモも用意してくれますが、色々なゲームは店で考えるのですよ。そりゃ全国いっぱい、ものすごく楽しいことアトムの店はやってるのですよ』
『一生懸命考え考え、一生懸命アトムのチラシでご案内するのです。なので、アトムの売り出しは楽しくって、わんさかお客様に来ていただくんですよ』

『息子にパソコンの話ですね。3時ごろにやっと昼ごはんを食べました。もう少し待ってね、なんか大きなテレビの商談のようです』


(きれいに書いてきました塗り絵を貼って、ハイ、ごほうびありがとう)


「そうそう、塗り絵はうちの子は大きいから、もう出来んけれど、ようけ貼ってあるね18枚も来てるがな」

「クイズは持ってきたよ。この玄武洞駅の地名はなんなんよ。難しいね。だけどね、5文字の答えはアトムさんのチラシに大きく書いてあるがな、 “ば・い・が・え・し” と “お・も・て・な・し” でええやろ」
『大正解です。ハイ、これ賞品です。来月も出してね』

「よう考えるねこんなクイズ、アトムさんはどっこもやってるの。ここだけなん、こんなクイズよう考えるね」
『ありがとうございます。死ぬほど一生懸命がんばって考えてます。お客さまが楽しければと思って続けてます』


(アトムのコインを10回投げってか、7つの箱に全部、そりゃ難しいわ~~、でも楽しいな~)


「特等はゴパンだって、2等はLED照明もらえるの。このアトムのコインを10ぺん投げって、7個の箱に入れってかね」
「こんなゲーム誰が考えたん。なかなか入らんやないか、難しいわ~。でも、やってみると楽しいな~」

『面白いでしょ、みなさん一生懸命がんばって、ゴパンをゲットしようと投げるのですが、残念ですね、まだ特等は出ていません』
「息子さんは商談終わったかえ、テレビの大きいのが売れたかえ。パソコンの相談しようかな」と、やっと順番が来ました。

Kさんの奥さんも云います。
私も冷蔵庫買い替えたいわ、FAXもコンパクトな最新のにしたいわ、
店内のお客さんは途切れません。
Kさんとのお話も途切れませんね。



《ワイワイと 楽しにぎやか 売出しは》
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おおぜいご来店の予感?、それともムチャクチャ売れそうな予感?

2013年11月22日 | お客さん宅で
(エコキュートとIHクッキングヒーターを積んで朝一番に出発します)


今年の年末感謝祭はちょっと様子が違います。

本日、オール電化の工事を終えてFさんちからの帰り際、Fさんの奥さんがおっしゃいますね。
「アトムさん、売り出しがんばってね。売り出しの準備があるのに、工事が売り出しの前日になってしまって申し訳なかったわね。息子さんにもよろしく、売り出しがんばってね」と繰り返しです。

朝一番に商品積み込んで、ちょっと遠方だったせいもあります。工事も少し手間取りまして、使い方の説明終えたのが夕刻4時を回ってしまいます。
もう一軒どうしてものWさんちへ訪問したい、雨が降ります真っ暗夜道、八鹿から日高へ抜けます珍坂峠を越えて、ぶっ飛ばしますね走ります。

「それじゃあ息子さんの見積り、お勧めのパナソニックのIHクッキングヒーターに決めるわ、アトムの在庫が3台だそうね、すぐ注文しておいて」、
「それから、パナソニックの格好いい、このデザインのレンジフードも頼むわね。風呂の換気扇は三菱ですか」と、Wさんちの奥さんはてきぱきニコニコご注文、
『ありがとうございます。今、八鹿からオール電化の工事の帰りなのです。売り出し準備は息子がやってくれてます』、
「あら大変ね、うちは日曜日に行くわ・・・・・。アトムさん売り出しがんばってね」と、ここの奥さんも「アトムさん、売り出しがんばってね」の挨拶します。

今年の年末感謝祭はちょっと様子が違います。

ご案内状を届けに一軒一軒歩いている時も、なぜか「売り出しがんばってね」の声がかかります。
それだけではありません。
案内状のアトムのチラシを広げてご注文いただくことが、例年以上に多いですね。
オール電化やエアコンや、テレビに洗濯機にそのほかご注文が、次から次から舞い込んで、売り出し前の今日までにひと月分の売上目標に近づきますね。

それだけではありません。
「明日からの、売り出し当日は忙しすぎるでしょうから、今日エアコンの代金持ってきましたよ」と、全く同じフレーズで高額なお金をUさんとKさんが持参です。普通なら、代金は売り出し当日にちょうど良いわと持ってこられるのが当たり前、それが今年は違います。

一人で、せっせと紅白幕を張って店内飾りつけ、モチつきや、ゲームや記念品並べて用意する息子が云います。
「今回の売り出しは、なんか物凄いことなりそうだわ・・・」、『えっ、お客さんの反応がいつもと違ってそんなに凄いかな、おおぜいのご来店の予感がするの?」と聞き返すと、息子は云います。

「いやいや、いろいろ盛りだくさんなことするから物凄いことに、おおぜいのご来店の予感はするけど、何かもっと違うな。この半月間の間のお客さまの反応見てると、売り出し当日にムチャクチャたくさん、エアコンやテレビが売れそうな予感がするわ。何が凄いことになりそうだわ」と応えます。

私も、普段聞かない「アトムさん、売り出しがんばってね」の言葉を何回も聞きますと、きっと凄いことになりそうな予感がいたします。



《がんばって なんて言葉を 掛けられる》

クリスマスツリー

2013年11月21日 | 店内外の話
(きれいなクリスマスツリーが出来ました。これでアトムも年末ムード)


スーパーの入り口にあります、キャシュコーナーへ立ち寄ります。
店内に通じるドアが開け閉めするたびに、中から「ジングルべ~ル・ジングルベ~ル・・・・・・・」の音楽が、ワア~っと外に漏れてきます。

何やらせわしいジングルベルの音色、例年のこと思いますが、11月の半ばになりますと早々とクリスマスソングで、年末ムードが街を覆いますね。

当店の店内にも、大きなクリスマスツリーです。
きれいに飾り付けをして、イルミネーションの光もキラキラと、とてもきれいに輝いています。

あと二日で売り出しです。
ジングルベルの音楽こそありませんが、アトムの店もすっかりクリスマスムード、年末ムードに突入します。



《クリスマス 街に音楽 飾り付け》


仲の良いこと羨ましいですね、「いい夫婦の日」は明後日ですよ。

2013年11月20日 | お客さん宅で
(ガラストップのガスコンロ、新品です。奥さんと一緒ピッカピカになりましたよ)


『こんにちわ~、ご注文のガスコンロの取り付けに参りました』と、元気よく声かけ上がります。

「まあまあ、今日は息子さんと二人で、よろしいな~、ホントによろしいな~。親子そろって仲良く仕事、ホントによろしいな~、羨ましいわ」と、のっけからIさんは「よろしいな~」や、「羨ましいわ」の褒め言葉です。

『今日はね、息子がガスコンロ付けてる間に、頼まれてたブルーレイの録画の仕方を私が教えますから。なので二人で参りました』と挨拶します。
『はい、これが一回限りのブルーレイのディスクです。このボタンを押してトレーを出して、ディスクをこの向きに入れてね、ホーマットは最初だけ、次はこのリモコンのここ押してね・・・・・・・・・・・・」と、録画の仕方を教えます。

奥さんは、メモをとりながら云いますね。
「あんた、あんたがしゃんと聞いとらんと、なんぼ聞いてもすぐ忘れるんだから」、
「わしわな、機械に弱いの、機械オンチ。お前が聞いて、ちゃんと順番書いといてくれたらええがな、頼むで。後で教えな」と、仲睦まじく会話です。

『あのね、Iさんあのね。奥さんに奥さんにと云っとらんと、ちゃんとメモして、自分で好きなように録画してな』、
『それにしてもIさんちは二人暮し、定年退職後は二人暮しの毎日が日曜日、奥さんと二人っきりのずっと時間でよろしい~な~』、

『Iさん、Iさんちがこの地区で一番の仲良し夫婦と違いますか?。明後日ですよ、明後日はね11月22日で “いい夫婦の日” 、Iさんちの二人のためにあるような日と違いまっか、Iさん、仲が良くってよろしいですな~』と、Iさんご夫婦を褒めますね。
「な~に云っとんさるかね、人の前だけ。人の前では仲良さそうなだけ、いっつもケンカばっかりよ」

「アトムさんとこみたいに、奥さんとも、息子さんとも、お嫁さんとも仲の良いのが一番、うちは人の前だけ、人前だけよ」と、照れて奥さんオタオタします。



《いい夫婦 どこでも褒める 嬉しいね》

直前ハガキでふっと思い出します。「たまこ」さんのことを!!

2013年11月19日 | 店内外の話
(売り出しの一日前に着きますように、直前ハガキが出来ました)


「直前ハガキを出す前に来てしまわれたがな、Wさんちの奥さんが。どうしよう、去年とウリ二つの、今年もジンクスどうり物凄いことになる予感だね」と息子が云います。

先ほどです。
夕刻、豊岡から仕事帰りですと制服姿のWさんは、「こんばんわ~、アトムさん。案内状もらってる売り出しは、週末の23日だったね、23日は用事で来られないの」、
「来られないけれど、欲しいものがあるから注文させてもらうわ」とおっしゃいますね。

『ありがとうございます。茶の間にLED照明ですね』と応対しながら、ふっと思い出します。
『およよ、Wさんよ。去年も同じことを云われましたね。いや、一昨年も同じでしたよ今云われたことと、全く同じじゃないですか』と応えます。

去年も、売り出しの直前の夕刻にご来店なって、「除湿機をいただくわ、電話器も」と、確か云われて一昨年も、エアコンでしたね同じこと。不思議なWさんのご来店でした。

『実わね、店で去年も云ってたのです。Wさんに、ジャガイモを袋にいっぱい持って帰っていただいた後、直前にWさんのようなお客様があると、売り出し当日は大賑わいで大成功になりそうだ』と云ってたのです。
さらに、『そう噂をしていたら、ムチャクチャ大賑わいになりましたのです。本当にビックリするほど大賑わいでした』と笑って話します。
『一昨年も同じフレーズで話して、ジャガイモ差し上げましたよ』と打ち明けました。

ジンクスです。
Wさんちの奥さんが、会社の帰り、売り出しの直前に寄りますと、売り出し本番がどえらい賑わうと云う、ジンクスなのですホントです。

Wさんちの奥さんが、直前ハガキよりも先に来てしまったと云うそのハガキ、本日完成しまして見つめます。
直前ハガキを見ていまして、ふっと思い出しますこんなこと、「たまこ」さんと云うお方のことですね。

もう6年位前になるかなあ、「たまこ」さんという名で、このブログにコメントをいただいたお方があります。
「たまこ」さんは、街の電気屋さんの若奥さんのようでした。
私のブログを見つけて、色々な悩みやお話を、話しかけていただきました。一度だけ、その「たまこ」さんのことをこのブログでも取り上げたことを覚えいます。

コメントの中で、「直前ハガキ」を参考にして、「たまこ」さんのお店でも同じような試みをしたとお話されました。
それで、直前ハガキを見て「たまこ」さんの事を思い出したのです。

一年ほどの間に、何回かのコメントをいただき、とても嬉しいお相手でした。
4年位前かな、「私の店にも、フランチャイズの話しも来てます」なんてことも書いてありました。コメントもそれ以来プツンと一度も来ていませんね。
そんな「たまこ」さんのお店が、どこにあってどんなお方かは、こちらは全く分かりません。
その後、お店がどのように発展されたのか、どうなのかも全くこちらには分かりません。

今夜も、先ほど商工会の会議から帰りました。
確か、「たまこ」さんの「ちょっとお尋ねしたいことがあるのです。ちょっと悩みを聞いてください・・・・」の相談コメントが初めて入ったのも、会議から帰った時でした。

ただそれだけのことですが、今夜商工会の会議から帰り、もう一度直前ハガキを見て、ふっと「たまこ」さんのお店のことが気になりますね。



《妙ですね ハガキを見ると 思い出す》

根なし草には花が咲かない

2013年11月18日 | その他
(自然は正直に、春夏秋冬の季節をくり返して進みます)


松下幸之助の、ちょっと耳に痛いお話を、そのまま書きます紹介します。

 時代の流れ、世の中の変化に対応していくことが大事だといっても、世間の動きに心をうばわれるあまり、みずからの信念なり自分の店の伝統というものを軽視することがあっては決してならないと思います。ここが非常に大事なところだと思います。「根なし草には花が咲かぬ」といいますが、自分自身にしっかりした信念がなければ、ほんとうの商売というものはやはり営めないと思うのです。
 ですから、お互い、五年なり十年なり自分の店を経営してきた過程で培(つちか)ったそれぞれの伝統というものを、この際さらに深く再認識し、自分の体験にもとづいた自分自身の信念というものを固めなければならない、そういう確固とした信念に立って熱心に創意工夫を重ねてゆくならば、今日の早い時代の流れというものにも、臨機応変、自由自在についてゆくことができると思います。
 要は、お互い商売人としての心がまえ、精神の問題です。店をきれいにするとか、お得意様に親切にするとかいう具体的なことももちろん大事ですが、今日、ほんとうの商売を進めていくための一番の根本は、世間の動きに動揺しない信念を持っているか否か、またその信念にもとづいて力強く進歩する方策をみずから考え、生み出しているか否かだと思うのです。その点お互い、三省、四省してみたいものです。

昭和42年8月号・松下電器店会タイムスより



《身に着けた 信念なくば 根なし草》

Kさんも云います。Iさんもおっしゃいますね。「同居・・・、そりゃあ良いことだ・・・」

2013年11月17日 | その他
(売り出しイベント「ちびっこ餅つき大会」の予行演習いたします)


先日、売り出しの案内状を届けに行った時、
Kさんは、チラシに載ったうちの若嫁さんや、孫のケンちゃんを見つけて「赤ちゃん大きくなってかわいいわね~、孫って本当に可愛いでしょう」、
「アトムさんのとこは若い衆と一緒ですか。息子さんらと同居ですか」と尋ねます。

同じことです。Iさんちに寄った時も、
「アトムさんところの息子さんにはいつもお世話になるけれど、ええ~~息子さんだね~。本当にええ息子さんだわ」、「それに若奥さん、息子さんのお嫁さんも気立てがよくっていい方だわ~」、
「ああ、お父さんもお母さんもいい人だから、いい息子さんにいいお嫁さん・・・・、それこそアトムさんところは同居なんですか」と尋ねます。

『同居ですよ。一緒に住んでいますよ仕事も一緒、2世帯家族5人の同居ですよ』と答えます。

Kさんは云います。

「家族は同居が一番。親から子に、子から孫にと世代が続いて、出来ることなら一緒に住むのが一番、一番いいことです」、「同居ね、何にも代えがたいそりゃあ良いことだ」、
「かわいい孫さんを中心にいつも話が弾んで、家の中がなんと云うかパア~っと明るくなるでしょ。孫さんにとっても、じいちゃんばあちゃんと一緒に成長は物凄く良いことですよ」と、元校長さんは力を込めて話します。

Iさんの奥さんは、

「よろしいでしょうが同居って、アトムさんところは仕事も一緒なのでいいでしょうが」、
「一緒だと、孫さんをちょっと見てほしい時でもお嫁さんは助かるわ。姑さんとお嫁さんが仲良く一緒に暮らすって、こんな素晴らしいことないわ」と、自分ちも二世帯同居で、いつも子守でバタバタよと、目が回るが楽しいと例えて話します。

Kさんがいつも云います。
世代が続くようにたくさん子供ができ、同じ屋根の下で暮らしていけるような家庭、そんな家庭は宝だと。親の仕事を継いで、店や家業が栄えるなんて国の宝だと云いますね。

Iさんも、跡取り長男として地元に残って親と暮らして来たお方、自分の息子さんにも、地元に残って仲良く同居で楽しい我が家、心からの「同居・・・、そりゃあ良いことだ・・・」の言葉が響きます。

家業が商売の場合、どうしてものことは、次の世代が跡を継いで店をやってくれなきゃいけません。
世間ではよく聞きます。なかなか若い者が親と一緒の同居は好まぬ、外に出ますねアパートなどに。そりゃあ勤め先も仕事も別なら、さっさと出ちゃうね若い者。見回しても若い者が同居の世帯は少ないですね。

当店の場合は稀有ですね。
朝から晩まで一緒の仕事、家族全員一緒の仕事、ずっと一緒に顔見ます。
朝昼晩の三食も、一緒に食べます食事です。
今時世間では、親も子もみんなそろって三食を、顔を合わせて食べないそうな、いや食べられないそうな。仕事や事情で子供も親も個食の世界が多いと聞きますね。

本日、庭先に借りてきた臼を出します家族でみんな、売り出しイベント「ちびっこ餅つき大会」の予行演習をいたします。
ペッタンペッタンと、かわるがわるに餅をつく。それを眺めてケンちゃんは、「かあちゃんは、なに面白いことをしてるんかいな」と、目をパチクリ不思議そうな顔します。



《同居して 仲良く過ごす 素晴らしさ》

来週ですよ、日にちを間違えてご来店のお客さま

2013年11月16日 | 店内外の話

「来たで~、ジャガイモもらいに来たで~」、「アレレ、おかしいなあ?・・・・  様子がちょっとおかしいで、今日と違うんかえ、おかしいな」と、キョロキョロしながらTさんは店に入って話します。

毎度のことです。売り出しの日にちを間違え、一週間も前に来ますね今回もです。
『Tさん、せっかく来ていただいたのですが、今日はまだなの、来週ですよ』、『ちゃんと袋から出してお話しした時、23日って見てたでしょ』と話します。

「今日はもらえれへんの~、ジャガイモほしかったな~」、
『用意が出来とればお渡ししますが、知床からまだ届いていないの。残念ですが』、
「そしたらクイズ、クイズはちゃんと解いてきたよ。なにええもん貰えるの」とTさん、相変わらずのいつもの通りとっても厚かましお方です。

気の早い方がおられます。
クイズも塗り絵も早々と、売り出しの日に持参してねと書いたのに、FAXしたりわざわざ店にお持ちです。
Tさんのクイズも、早々と来てますものと一緒にクリップに挟んで吊り下げ、『Tさん、申し訳ないけれど、ジャガイモもクイズの賞品も23日だわ、23日にもういっぺん来てよ』と頼みます。



11月に入って5日ごろから、大事な大事なお客様に一軒一軒届けます。
来年のカレンダーや、電話のマジックシートと一緒に届けます。

ご案内状の中身は、いつもの通りたっぷりあります凄いです。



アトムの大感謝祭はすごいです。

全国統一のご案内状は、A2フルカラーチラシの12ページ仕立て、そこにお得な商品満載ですね。
もちろん、台数限定の超特価商品のチラシも入る、当店オリジナルの暖房機や、パソコンのお勧めチラシも加わりますね。



ご来店いただきましたお客様全所帯に、もれなく感謝のプレゼントです。

今回も、大好評の北海道は知床の、ジャガイモ「きたあかり」です。
アトムの恒例年末の、ご来店記念品は誰にも喜ばれる「きたあかり」です。

その「きたあかり」を、当店恒例大好評のジャガイモ積み上げゲームで楽しんでいただきますね。

農家の多いこの街で、ジャガイモなんてと思っていたが、なんのなんの「きたあかりを種イモにします。とっても重宝ありがたいです」と、菜園場農家の皆さんは、いつもこの日を待ってます。



今日のこの日を待って、エアコン・テレビに暖房機、色々素敵なお買い上げしていただくと、もうアトムは大判振る舞いをいたします。
冬の味覚はオホーツクの、ズワイガニを差し上げます。それともハムか、はたまた、日本全国取り寄せのとっても旨い品物差し上げますね。



おっと、そうそう当日は、大の大感謝祭でしたね「お・も・て・な・し」、
ご来店のご家族の皆さんに、とてもおいしい「ホカホカ焼きたて・焼き芋」や、コーヒー・ジュースにお茶を出し、ユックリくつろぎしていただきますね。

そうそう、綿菓子ならぬ「綿アメ」の実演しまして、お子さんにもれなく美味しい綿アメをあげますよ。



ちびっ子集まれ~~、
楽しい楽しい「餅つき大会」をいたします。

本格的な臼(うす)を用意しました。子供用の杵(きね)も用意しました。
みんな一緒に餅つきしましょう。ワイワイと楽しい楽しいイベントですよ。

もちろん、ついたお餅はすぐにです。きな粉をまぶして食べましょう。
ちびっ子集まれ、お店の前で餅つき大会いたします。



エイヤ~と、コイン投げゲームを開催します。

五月にしたでしょう。コイン・ゴルフゲームでテレビが当たる。そのコインです。
ご来店の皆さん全員に、10枚のコインを「エイヤ~」とほんのちょっと目の前に、投げていただくゲームです。
投げたコインが見事です。7つの全部の枠に、見事に入れば優勝ですね。

今は内緒で云えないが、優勝者にはテレビに負けない賞品が、もらえるラッキーゲームです。



今回も、「ちびっ子のぬり絵大会」をいたします。
サンタさんのぬり絵をきれいに書いて、お母さんと一緒に持って来てね。

気の早いおうちのお母さんは、もうとっくに持って来ましたご来店、ご褒美は、ちびっ子だけです。素敵な品物用意しまして待ってます。



《あと七日(なのか) 早く来い来い 嬉しいな》