ほんまに参りますな~、お話し三つ

2010年11月30日 | 店内外の話
(11月中に配達できず残ってしまったテレビが7台)


今日もテレビをせっせと5台配達いたします。
Yさんちなんぞ、『こんにちは~、ご注文のテレビを持ってきましたよ~』、さあ据付ようとする前に、
掃除機を診てちょうだいねそれも2台もですよ、ビデオを奥のテレビに移動してちょうだいね、そのテレビも調整し直してちょうだいね、それからBSアンテナ分配してちょうだいね、
肝心の、32型録画機能のテレビの設置や説明は、とても時間がとられて大変ですね。

Kさんちなんぞ、『40型をまとめて2台も、ありがとうございました』と配達すると、
先日買った52型は奥の部屋に移動してちょうだいね、こっちの古いテレビはあっちに移動してちょうだいね、地デジアンテナに替えてちょうだいね、BSアンテナを新しく付けてちょうだいね、人からもらった地デジチューナーを古いテレビにつけてちょうだいね、コンセントがないから付けてちょうだいね、
肝心の42型2台も、台を組立、据付したり、説明するのも手間かかり、どんどん時間が過ぎてすっかり日も暮れる、
いくら頑張ってもですね、一日にテレビを6台も10台も配達すること無理ですね。

アトムの「年末大感謝祭」の日の事ですね、「大型店にテレビを買いに行きましたが、混雑で買えませんでした」、「この店の前を通ると、えらいにぎわっているのでちょっと寄りました」と、初めて当店に入ったご婦人、ニコニコ32型の録画機能テレビをお買い上げ、
『ありがとうございます。エコポイントは満額付きますよ』とお礼を云うと、「あら~、街の電気屋さんでもエコポイントがもらえるの?、ポイントは大型店だけしかダメかと思ってましたの???」、
ほんまに参りますな~、当店もエコポイントのゴールドサポート店ですよ。

電話でテレビのご相談、店でもテレビのご相談、『録画機能内蔵の液晶がよく売れてます。お勧めしますよ』と説明すると、たいがいのお方が、「人に聞いたよ、録画できるテレビは壊れやすいって?、壊れたらテレビも使えなくなるって???」、
知ったかぶりに嘘云いますね、『録画機能だからと云って壊れませんよ、その部分が外せます』と繰り返し、ほんまに参りますな~、いちいち説明大変ですよ。

テレビ放送でワケ知り顔のコメンターが、「テレビの買い時は来年の4月です」、「3月に新製品が出て旧型はドンと安くなります」、「3月過ぎてエコポイントがなくなると売れなくなって、テレビは値下がりします」、
ほんまに参りますな~、ワケの分からんこと云って、買う気の人まで妙な気分になってしまう迷惑な発言やめといて~。

《テレビでも 何でもワケ知り 人がいる》

今年は何で次々なのよ

2010年11月29日 | お客さん宅で
(Fさん宅は、日立のタテ型乾燥洗濯機です)


テレビばかりではありません。エアコンも売れていますね、それから洗濯機も売れる、自然に壊れて寿命が来れば勝手に売れます当たり前、普段のご用聞きの顔出し効いてそれなりに売れます次々と、電気屋って商売は本当に有り難い仕事です。
街の電気屋「すぐ診てちょうだいな」の緊急電話にめっぽう弱く、何をおいても駆けつけますね。

本日、Yさんから「洗濯機が調子悪いから買い替えたいの、すぐ相談に来て~」の電話です。
『おいおい、Yさんちは先日テレビを買ったばかり、今度は洗濯機かな』、なんてこと考えながら駆けつけ相談いたします。
「電気屋さんはテレビの配達で物凄く忙しいのに、呼びつけてご免ね」と、お嫁さんと二人でカバンの内職しながら、姑さんのおばあさんがお話しします。
『そうなのです。テレビの配達が大変なことになっているのです』、『Yさん宅は売り出しに行けないからと、前売りでお買い上げいただき助かりました。売出し当日は大混乱でしたよ』なんて話して洗濯機の話し、
「売り出し案内状に載ってた、このパナソニック在庫限りって、この値段にしてもらえるかしら、おばあさんの年金で買うから安くしといてよ」、
携帯電話でアトム本部の在庫調べて、『OKです。テレビに続いて洗濯機、バッチリサービスしときます』、
おばあさんは、「決まったら、電気屋さんは早く帰ってテレビの配達どんどんしんしゃ~」と相談即決早いです。

2日前配達しましたFさん宅に、日立の洗濯機の時もおっしゃいますね。「今年は何で次から次から壊れるの、掃除機買ってちょっとして冷蔵庫買い替え、次はテレビを2台も買わなきゃならなくなるし、それから次はレンジを持ってきてもらって、今度は洗濯機、本当は車も壊れて替えたのよ」と奥さんほとほと弱ります。
今日のYさん宅も、2日前のFさん宅も、他のお家だって「今年は何で次々なのよ」、そんなお話しよく聞きますね。

《壊れるの 全部いっとき 同じ時》

今月のクイズ休んだら、いやいや休みません

2010年11月28日 | 店内外の話
(アトムの「特選品カタログ」12月号を袋に入れます。クイズもきっちり出来ました)

“継続は力なり”と云いますね。
何をするにもコツコツと、一旦やると云ったらどこまでも、絶対やめずに続けます。
アトムの社長会がある日などは大阪から家に帰るの遅くなる、真夜中10時も近い頃帰って夕飯食べますね。
そんな時です。いつでも家内は云いますね、「もう時間も遅いし、ご飯食べて今からブログ書くの?、いっぺんくらい休んだらいいがな」、「疲れて帰ってるのに、ブログなんて休んだらいいがな」、「書くネタや写真はあるの」と、いつも心配いたします。
そんな時でもサラサラとパソコン叩いて短時間、必ず書かなきゃ寝られない、「継続は力なり」と云いますがもう病気ですね書くことの、歯磨きしないと寝られない、ブログ書かなきゃ寝られない、どちらも一緒の事ですね。

本日、息子は但東町に、私は豊岡にテレビを配達いたします。
テレビの配達片付かないと気は焦るが仕方ない、午後半日は店の事を休んで区の会議の準備や議案書作り、間に合わないぞ絶対するぞ心に決めていましたね。
ところが店に帰ると、「お父さん、先程テレビを買いに来たお客さんに午後一番に配達しますと約束したよ、頼むから行ってよ、僕はDM作りが忙しいから」と云いますね。
『えぇ~、区の用事が出来んがな~』、
「お父さんの受け持ちのクイズ作り遅れてるよ、早くしてよ」と、クイズの12月号もせかせます。

急いでテレビを配達し、それからクイズを作ります。
家内も息子も、「今月みたいに忙しい時は12月のクイズは休んだら、いっぺんぐらいいいがなクイズ入れなくても」と言いますね。
「街のでんきや便り」をきっちり続ける息子はですね、早々と12月号を印刷します。
休めと云われたクイズをですよ、頭を抱えて考えて短時間でやっと出来たぞヒントも書いて原稿息子に渡します。
アトムの「特選品カタログ」を袋に入れてた息子夫婦が、クイズの中身を点検した感想は、「今月号は難しいし、ちょっとおかしいとこあるよ」と指摘です。
「忙しくて雑なクイズになりました。ごめんなさい!」と、息子は原稿に書き加えてしまいます。
「今月のクイズ休んだら」と云われながらも、『いやいや休みません』と、街の電気屋絶対に続けると云ったら続けます。
街の電気屋は、何でもかんでも“継続は力なり”を真面目に真面目にやりますね。

《継続は 意地と根性 続けます》

嬉しいブログのファンです

2010年11月27日 | その他
(二つ上の姉からハガキが来ました。「いつもブログを読ませてもらい・・・・」)

夜7時、NHKのテレビのニュースで「家電店にテレビの駆け込み需要で行列が・・・・」、「昨年の5~6倍の売れ行きで、メーカーの生産が追いつかない・・・・」と、エコポイント変更による異常なテレビの売れ行きの様子を放送しています。
確かに、ここのところのテレビの売れ行きは凄いものです大変ですね。
当店だって、今月1日から今日までの27日間の売れ行きは、『今年はよく売れるな~』と感じた今年のですよ、1月から8月までの8ヶ月間の販売台数とほぼ同じではないですか。
明日あさってと、しあさって、まだ三日を残してこの台数は、もしや11月は9ヵ月分が売れるかも、とにかく異常な売れ行きですね。
店頭に15台くらいのテレビの山が、配達先の札を貼られて待ってます。
アトムの「年末大感謝祭」で売れたテレビをせっせと運び、一生懸命配達します。
運んでも運んでも次から次へと注文受けて、アトム本部やいろんなところへ手を尽くし、商品手配をいたします。
運送トラックから2台3台と届くテレビでまた山が、少しも小さくなりません。

夕食時、家内が「西宮の姉さんからハガキが来てるよ」と差しだしますね、嬉しいハガキの文面に、「いつもブログを読ませてもらい忙しそうで大変ですね、・・・」、「ブログでカレンダーの話、私もほしくなりました。・・・・」と大きな文字の便りです。
西宮の二つ上の姉はパソコンを使っていないはずですが、私のブログを読んでるその訳は、一番上の姉から印刷したブログを受け取って読んでいると聞きました。
加古川の一番上の私の姉は、もう70才台も後半でもちろんパソコン使いませんね。
近くに嫁いだ娘がですね「お母さん、電気屋やってる豊岡の叔父さんのブログを印刷したよ」と、一週間分を渡すそう、
ふるさとの懐かしい様子や電気屋さんのブログ、それを読み終えると次は西宮へ郵送する、そんなカラクリ聞きました。弟のブログを姉たちは、紙に印刷して見ています。
全国色々とっても大勢に読んでいただく私のブログ、そんな読者も大切な、それに加えてふるさとの懐かしい話を読んでくれてる姉たちも、本当に本当に嬉しいファンの一人です。

《誰にでも 読まれて嬉し ありがたや》

アトムのプレゼントは、ちょっと大盤振る舞いし過ぎです

2010年11月26日 | アトム電器
(宮崎産のハムとウィンナーの詰め合わせです)


『こんにちは~、先日はテレビのお買い上げありがとうございました』、『アトムからのプレゼントですよ~、今回は宮崎県の豚肉使った高級ハムです』、
『とびっきり美味しいハムとウィンナーの詰め合わせ、アトムは宮崎を応援しているのです』と伝えて、ニコニコお渡しいたします。
アトムの「年末大感謝祭」で、お買い上げいただいたお礼のプレゼントは、今年も冬の味覚の「高級ズワイガニ」、それとも宮崎産豚肉の「ハムとウィンナーの詰め合わせ」と決めました。
どちらも、とても高級な品で自分で買ってまでとても食べられない、一度は食べたい美味しいもので、もらえば誰でも嬉しいですね。

その高級なカニも、美味しいハムも、アトム電器は太っ腹、たったの5万円のお買い上げにドド~ンと付けてしまいます。
10月末から案内状配り、『売り出しまでに買っていただいたら、特典全~部付けますよ』、そう云ったことが効いたのか、テレビに3,000円のお買い物券付けたの効いたのか、兎に角ムチャクチャ売れました。
『カニにしますか、それともハムにしましょうか』、「カニは地元で食べ飽きた、ハムにするわ」とほとんどハムに、
『ムムムッ、カニよりハムの方がちょびっと仕入れが高いぞ、こりゃまいったぞ』、そんなことを考えながら「宮崎ハム」を大量に仕入れましたよ気前良く、
『こんにちは~、宮崎の高級ハムをお届けにまいりました~』と、次から次へと届けます。
「アトムの大感謝祭」だから気前良く5万円で付けました。

いつもの月のプレゼント、お馴染み楽しみ「アトムのうまいもの市」は、もう少し高い商品10万円かな?、およそ15万円かな?、そんな品にプレゼントしてました。
5万円のお買い上げに「宮崎ハム」は大盤振る舞い、売り出し終って11月~12月は、やっぱり「アトムのうまいもの市」に、カニを付けますそれともハムか、まあ15万円に付ければよかろうと当店そんな気がしてた。
ところがところがビックリします。アトムの特選品カタログ裏表紙、11月号に書いてる宣伝文句を見て驚きました。
「アトム電器チェーン・年末謝恩セール、5万円以上お買い上げに高級ズワイガニか、宮崎産豚肉高級ハム・ウィンナー詰め合わせ進呈」と出ています。
『ウヒャ~、5万円にこんな高いプレゼント、店は敵わんわ~』とビックリしますが仕方ない、1年間の感謝をこめて太っ腹でお届けします。
お客さの喜ぶ姿を頭に想い、せっせせっせとお届けします。

《まあいいか アトムは凄い 太っ腹》
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ご主人を偲ぶおばあちゃん

2010年11月25日 | お客さん宅で
(Kさん宅のおじいちゃんは、趣味が木彫りで名人でした)


豊岡のKさん宅は、おじいちゃんとおばあちゃんの仲良し夫婦の家でした。
ほんの3年程前の事でした。京都の娘さんから、「おばあちゃんが年をとって火の元危ないから、ガスコンロを電気に替えて下さい」と、当店に突然初めてお電話あって、IHクッキングヒーターを買って頂いたおうちです。
仲良し夫婦のKさんも、おじいちゃんが亡くなって一人寂しくおばあちゃんは、元気はよいが心配で最近は京都の娘さん宅へ同居です。
でも豊岡の実家も大切で、時々ご用がある時は一緒に来られておられます。

「留守宅でも冷蔵庫がいるわ」、「時々帰ってきてもテレビは見たいし、地デジテレビを届けてよ」と、遠方の京都からの注文なのです本当に有り難い、
今日はおばあちゃんが一人で留守番されてます。おじいちゃんんの法事の準備に帰られて、街の電気屋お待ちです。
『こんにちわ~、電気屋さんですよ~、おばあちゃん元気ですか~』と、朝一番に訪問し壁のコンセントの修理です。ついでにコタツのコードを替えて法事のご来客の準備です。

「電気屋さん、この彫刻で造った動物や人形凄いでしょ、器用な主人が手彫りで造ったのよ」と、棚に並んだ作品見ながらお話されますね。
定年退職後に趣味で始めた手彫りの作品、見事な物が並んでいます。
「これはね、市長さんからの表彰状、これは知事さんから・・・・」と、出品されて入賞された表彰状を手に持ち上げて一生懸命説明される、「これはね、主人が一生懸命に・・・・・」と、見つめる眼差し愛おしい、亡くなった仲の良かったご主人偲んで心をこめてお話しなのです。

京都の娘さんもそのご主人も、とっても優しいお方です、でも、亡くなったおじいちゃんだって、初めてIHクッキングヒーターを取り付けに伺った時に、「安全な電気にしてもらった方が良いに決まってるよ」と、ガスコンロで大丈夫と頑張るおばあちゃんに、やさしく応援してくれた、
そのおじいちゃんを、愛しく偲ぶおばあちゃん本当に良い夫婦だったねと感じます。

《ニコニコと 50年以上よ 仲良しで》

359回目の売り上げ報告

2010年11月24日 | アトム電器
(毎日何台も引き取るリサイクルのテレビ、ピッカピカでよく映ります)

今日は水曜日、夜遅くアトム本部に売り上げ報告いたします。
アトム電器チェーンは、全国の街の電気屋さんを応援する「まじめな、まじめな」な、実に真面目なグループなのですほんとです。
マスコミにもたびたび取り上げられまして、新聞、週刊誌、業界紙に単行本に、テレビは地方や全国ネットのニュースや特集番組に、もう数え切れぬほどに放映されて、知るぞ有名な全国チェーンのFCグループなのです凄いです。
アトム電器チェーンと呼ぶからは、れっきとしましたFC(フランチャイズチェーン)なのですほんとです。
普通はですね、FCとは本部の指示するマニュアル通りに、店舗の形や扱う商品、売り方、接客、何から何まで全国一律同じにすること、それがFCの常識ですね。
もちろん、売上内容、営業数字、何から何まで本部に報告、それもFCでは当り前ですね。

アトム電器チェーンはちょっぴり違う、街の電気屋を束ねるアトム本部はちょと違いますね。
アトム電器チェーンに加盟するに加盟金が0円とは、聞いて呆れる世間にはないよ、敷居が低いは、街の電気屋元気になってほしいと願う気持ちのあらわれなのです凄いです。
但し、入会時の保証金は30万円と預けることに、でも退会時は無利息で全額即返金されます当たり前、加入も退会も自由にできて、退会違約金などはありません。
だったら、入れば何かの束縛きついしノルマがあるか、そんな心配すれどそれが真逆でビックリします。
月々のFC料は5万円(仕入額250万まで、250万円以上は2%、大阪地区は売上額で計算)払えば何のノルマもありません。
看板、店名を変更するもしないも自由です。仕入れも1台でも何台でもOKで、返品も自由でもちろん仕入ノルマはありません。
一体なんじゃいこのチェーンは、どうしたこんなこと不思議です。

ところがアトムは違います。FC料を支払う代わりその価値数倍、凄いノウハウ提供します。
利は元にありと、「売れる仕入」で大型店に負けない商売を、
数百種類の、「売れる販促」どれを使うも自由で便利、
毎月の会議や勉強会で、「売れる情報」提供します。
そんなこんなの効果抜群、商売繁盛のノウハウいっぱい繰り出しまして、街の電気屋元気になります絶対間違いありません。
その証拠こそが、全国津々浦々の元気なアトムの姿、当店の姿が証明します。

今日は水曜日、アトム本部に売り上げ報告、毎週一度の報告なのですいたします。
先月も売れたが、今月の売り上げエコポイント効果で凄いです。今日の売り上げ報告は、当店がアトムに加盟以来の最高額ですね、
当店、アトムに加盟して毎週毎週欠かさず本部に報告いたします。それが今日でなんと回数359回目となりました。
アトムのノルマは、FC料を払って、売り上げ報告するだけは全店真面目にいたします。
明日は木曜日、大阪FC加盟店の売上一覧表がネットで報告ありますね。
加盟しました359週前は、100店ちょっとの一覧表が、今では700店(大阪FC分)に迫る大所帯、アトムに入って元気が出てきたアトムのお店もムチャクチャ増えたものですね。

《加盟来 最高額の 報告を》
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感謝感謝で日が暮れる

2010年11月23日 | 私の思い
(こうして一発録画、予約もとっても簡単ですよ)


今日は祝日「勤労感謝の日」の日です。
その名もズバリ、それも大の字付いた「大感謝祭」、アトムの売り出し終えまして、山ほどお買い上げの地デジのテレビを、毎日コツコツお客様へ届けます。
Kさん宅へ、『よろしかったら、ご注文のテレビをお届けにまいりますが』と、電話をすると、「3時頃なら居ますよ」と、ご主人ニコニコ返事です。
あれっ、お勤めで滅多に平日見かけないご主人が、どうして在宅なのかな、『えっ、今日はお家にいらっしゃいますか』と問い返します。
「今日は休日ですよ、勤労感謝の日で祝日なの、家内は居ないけれど僕でもよいかな?」、『もちろんご主人でOKですよ、そうですね祝日だったですね』、
朝一番に、店先に国旗を立てた筈なのに、忙しい街の電気屋は休みの事など、頭の隅から消えている、いつものようにあくせくと働くことしか知りません。そうなのですね、お勤めの方はお休み休日なのでした。

40型の録画内蔵テレビを設置して、リモコン手に取り説明します。
『このボタンが一発録画、今見てる番組が良いな~と思えば、ピッと押してねすぐ録画、別の番組もピッとダブるに録画ができる』、
『このボタンで番組表出して、今夜のこの番組ピッと押せば予約が出来る、本当に便利なテレビなのですよ』、そんな説明をいたします。
途中奥さん帰宅され、「テレビ代お支払いするわ」と有り難い、感謝感謝のことでした。
奥さん休日でも忙しい、用事があるから出掛けます。
「電気屋さんから、ちゃんと説明全部聞いておいてね」とご主人に、『はい、ご主人にバッチリ覚えていただき、後で奥さんにやさしく教えていただきますよ』と応えます。
大感謝祭の二日間、感謝感謝のご来店、テレビを次々感謝感謝のお買い上げ、届けてすぐに感謝感謝のお支払い、勤労感謝の祝日もこうして元気に働ける、感謝感謝で日が暮れる。

(ブログを書くって不思議ですね。実はパソコンの前に座って何を書こうかな~、ネタが無いし困ったな~、そうだ今日は民主党の政権運営を「取り返し出来ることと、出来ないことの心配」の再テーマで書こうと決めたのに、ちょっと気が変わって「勤労感謝の日」について書こうと決めたのに、書き始めて進むうちに全然別の文章になっている、ああ、作文って本当に本当に難しいものですね)

《国旗立て 感謝を感じ 日が暮れる》

ようけ売れましたかえ

2010年11月22日 | お客さん宅で
(雨にしっとり、紅葉がきれいな出石城)


快晴に恵まれた2日間、アトムの大感謝祭は大成功のうちに終わります。
袋に詰めたじゃがいもを、計りに乗せて「わ~、2.6Kgもあるわ~」、「新記録よ、3Kgもよう入ったね」と、キャ~キャ~と騒いで楽しんで、記録表に書いていただきました。
びっしり書き込まれたお名前眺め、よくもこれだけご来店していただいた、感謝・感謝の売り出しでした。

今日は朝から店内整理、展示を売り出しバージョンから通常へ戻したり、売れたテレビの商品手配、配達手順を考えて、たっぷりまとめて昼になる、山のように積み上げた何十ヶ所への配達テレビや売上リストを眺めると、どこから手をつけ配達しようか、なんぼ頑張っても十日はかかりそう、ちょっと心配になりますね。
そうも云ってはおれません。午後は息子と手分けして一台一台配達します。
午後はあいにく雨模様、走る窓から眺める山は、黄色や赤の紅葉もしっとり濡れて寂しそうです。

『こんにちは~、お買い上げのテレビをお届けに来ましたよ~』と、〇さん宅へ配達します。
〇さん宅は物凄い立派な邸宅ですが、なのに茶の間のテレビの置き場所は、立て付けきっちり寸法決まり、どうしても32型しか置けません。
『ソニーの液晶テレビは、デザインがビシッと決まってますね』、『でもね、リモコン操作で設定画面、その表示はソニーらしい独特の感じでしょう』、なんて話しながら説明します。
奥さんは、「アトムさんところは、あなたが良い人なので本当にたくさんのお客さんがご来店でしたね」、「若いお嫁さんもタコ焼作って、愛想の良い接待でしたね」、「若い夫婦が頑張って、お父さんは安心ね」なんて褒めてばかりの会話です。

夕刻5時を過ぎますと、外は真っ暗日の暮れ早い、
『ちょっと暗くなってから来てしまいました~、ご注文のテレビをお届けにまいりましたよ~』とKさん宅へ、
山に囲まれたKさんの村は、雨模様の夕刻真っ暗、暗闇で、イノシシ、鹿や熊さんまでが、目の前走る所です。
おばあさん一人暮らしのKさんは、作業場で作業の最中でした。「全~部、イノシシに食べつくされた、残りかすの豆でも食べられるとこを取っていたのよ」、「作業場の中までイノシシが餌を探して入ってくるよ、憎たらしいったらありゃせんわ」と、いつもの被害を嘆きます。
「まあ、うちはもっと後でもいいのに、早から持ってきておくれんさって」と嬉しそう、
「テレビがようけ売れましたかえ」と、大賑わいの売り出しを思い出して話します。
『おかげさんで、Kさんが店に来ていた時にどんどん本当にたくさん買ってもらったんよ、有り難いことです、本当に有り難いことです』と、お礼を言って説明し、クマに襲われぬうちに帰ります。

《丁寧に 説明配達 日が暮れる》

私はメアリーなの、この人エリザベス・・・・・

2010年11月21日 | アトム電器
(『お買い上げありがとうございます』を貼って山積みしますテレビです)


アトム電器チェーンの大感謝祭、全国一斉800店が元気いっぱい開催します。
昨日に続いて二日目も、雲一つない晴天秋晴れ晴れ渡り、ポカポカ陽気で暑いほど、行楽日和に売り出しに思わず外出したくなるよな天気です。

昨日と今日の二日間、「テレビを買いに来たよ~・・・」と、ハッキリ買う気のお客様、座って相談いたします。
『大きさは40型が普通ですよ、録画内蔵がとってもお薦め』と、安いテレビも売れますがしっかり説明繰り返す、お客様の「お得」のために丁寧親切、街の電気屋得意です。
「40型と22型をいただくは」、「52型の大型にしとくよ」、「そんなにいいの、録画内蔵にするわ」、「あれくれ、これくれ」、話が早くてどんどん売れる、流れ作業のように売れますね。
店内積み上げテレビの山も、『お買い上げありがとうございます』の札を、貼ります店頭にどんどん積み上げ運びます。
32型録画内蔵テレビや40型テレビ、ペタペタペタペタと何枚も「お買い上げありがとう・・・」の札が貼ります何枚も、
それを見ながら店内に入るお客様はビックリします。「なんちゅうたくさんテレビが売れますの、電気屋さんはよう儲かってよろしいな~」と驚きますね。

ご案内状をお届けしながらどんどん売れます売り出し前に、テレビがなんちゅう売れるのか、なので売出当日どうなることか、もう売れないのかな?、それとも爆発的に売れるのかなと心配します。今までないこと心配します。
でも、やっぱり爆発的に売れまして、19型に22型に32型はもちろん、40,46,52型と売れていく、メーカーもシャープはもちろん、三菱、ソニーにパナソニックも東芝も、日立はもちろん、ちょっと知らないメーカーも、
11月入って今日で21日目、テレビの売れ行き去年の5倍、本当にビックリするほど売れますね。
用意したご来店記念品の、じゃがいも300㌔の大量も、あっという間に袋に詰めて嬉しそう、貰って頂き「アトムさんは景気が良いね」と煽てられます、ほんとです。

じゃがいもを一生懸命に袋に詰めてる、ちょっと派手な身なりの女性が二人、
家内に、『このお客様だれなの、知ってるの』と、私が聞くと「知らない人が入って来て、じゃがいも詰めてるの」と応えます。
二人に向かって、『どちら様でしょうか?、お名前は何とおっしゃいましたかね』と尋ねます。
「名前を名乗るほどの者ではないの、私はメアリーなの、この人はエリザベスと呼んで・・・」?、日本人の顔していながら平気であっけらかんとおっしゃいますね?。
『おいおい、それはないぜ。どうしたの』、店内のお客様も笑ってますね。
申し訳なさそうに二人は言います。
「この店の前を通るたびに見てたの、いつも派手ににぎやかな雰囲気なの、昨日はえらい人の出入りで賑わっているし、いっぺん入ろうと勝手に入りましたの」、「そうすると、じゃがいもいっぱい袋に入れているの見て、私も入れさせてもらおうと」、
袋にパンパンに入れたじゃがいも見せて「ありがとう」、なんでメアリーさんやエリザベスさんに「じゃがいも」やるの、
変な通行中の人まで飛び込む、けったいなことです今年の売り出し、色々ありますアトムの愉快な売り出しなのです、日が暮れる。

《二日間 創業以来 よく売れる》 

電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと押し寄せ・・・・・・・

2010年11月20日 | アトム電器
(アトムの大感謝祭は、もうメチャクチャ大盛況で、口も体もくったくた)


去年のブログにこんなことを書いてます。

《店で大売り出しをしていつも感じます。午前中は11時頃からお客様の列が続きます。「これ下さい、あれ下さい」と店内はてんやわんや、忙しいったらたまりません。
昼の12時になっても同じこと、午後1時になってもそのまんま、そのうち午後のご来店ピークが2時半ころからやってきて、いつだったかの大売り出しなんぞ、昼のご飯が午後の4時なのですよ。お腹もへってくたくたですよ、何が何やら倒れます。
こんなことを感じます。電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと押し寄せ「これなんぼなの、あれなんぼなのよ」、「調子悪いの見てちょうだい、電気がつかんのなんでかな」、ごった返しの最中に、修理の細々(こまごま)相談を、二つ三つすればよい。》・・・昨年のアトムの大感謝祭の様子です。

さあ、今年のアトムの大感謝祭、晴れ渡る快晴の絶好調気分の朝を迎えます。
当店、いつも朝は8時過ぎの開店なのですが、大感謝祭のご案内状には午前10時からと書いてます。
『準備もあるがいつもよりちょっぴり遅れて、朝は9時に開けようか』、これが大きな間違いでした。
8時半にもならないうちからお客様が店の前に並んで待っているのです。
「お父さ~ん早く早く~、お客様がもう来ておられるがな~」と、家内が慌てて呼びまして、急いで店のドアを開けますね。

さあ、それからと云うものは午前中にどっと人波次から次へと溢れます。
田舎の街の電気屋さんは決して広くはありません。それに内外溢れんばかり、テレビにストーブ積み上げて通路も狭くて歩けない、そんな店内にですよ家族連れやご夫婦のお客様が10組以上同時に入ればどうなりますか、
「お勧めのテレビはどれなの~?、このテレビはどう違うの~?、テレビを買います、どうのこうの、ああのこうの」、いっぺんに二組も三組も話せませんよ。
「さっきからずっと待ってるのよ、こんな混雑ではテレビの相談できないわ、もう帰ろうかな」と苦情も聞いて、『まあまあ、たこ焼きでも食べてコーヒー飲んで』と、謝り謝りお願いします。
夕方7時が迫るまで、とうとうお客様が途絶えることがありません。
ずっとですよ、ずっと朝の8時半から夕刻7時まで、店の中には誰か一組以上のお客様、息子夫婦の二人はですね、昼食食べずに夕刻迎えとうとう昼抜き商売ぶっ続け、恐ろしいほど忙しく、もうへとへと状態で日が暮れる、

電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと押し寄せ、「これちょうだい、あれちょうだい」、
とうとう、大盛況の写真を写す暇もなく、写真を気楽に写しているような雰囲気もなく、クタクタ一日暮れました。

《積み上げた テレビが次々 売れていく》

行けんけど、地デジテレビを注文するわ~

2010年11月19日 | 店内外の話
(アトムの大感謝祭は明日から2日間、準備で店はテレビの山です)


昨夜です。豊岡のTさんはお母さんと息子さんの二人連れ、「売り出しの日は用事で来れないの、それでテレビを買いに来ました」と、ご来店されて相談なのです嬉しいですね。
「6畳の茶の間でも、やっぱり40型にしましょうか」と、お母さんは思案の結果大型テレビ、「僕は、BDレコーダーも一緒につけてやっぱり40型にするよ」と、社会人の息子さんもテレビは大型に決まります。
『2台も40型、それにBDも一緒にありがとうございます。まとめ買い特典付けますよ』と云って、お礼の挨拶いたします。
明日から2日間はアトムの大感謝祭、今日は店内の展示を変えて、飾り付けも急いでします、しっかりと、
常時展示していたテレビは6台が、そこに次々入荷のテレビの箱を所狭しと並べます。
大型、中型、小型と揃え、メーカーも色々カラフルに、値段や特典書いた値札を次々貼りまして、大売出しのにぎやか雰囲気高めます。
並べた地デジテレビを数えてみると、合計31台も並びます。
今度の売り出しは、「地デジテレビ、地デジテレビ、地デジテレビ」オンリーで、お客様にじっくり見てもらい、アトムの店での購入がどんなに素晴らしいことかを説明し、最高の売り出しを目指します。
準備にワイワイしてる夕刻に、「行けんけど、地デジテレビを注文するわ~」の電話は、神鍋のIさんですね。
案内状をお届けしながら同じこと、「行けんけど、地デジテレビを注文するわ~」でご購入の話も多かった、本当に有り難いことでした。
売り出しまでのご購入が、あまりに多過ぎビックリします。でも、並べた31台のテレビがですよ全部売れてまだ足りないと、そんな2日間になりそうな、そんな予感がいたします。

《テレビだけ 今度の売り出し テレビだけ》
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頭が固くなってますね!

2010年11月18日 | 私の思い
(市内循環バスにプリントされた「玄さん」は、街を見ながら走ります)


激安が売りの散髪屋さんに入ります。
「いらっしゃいませ、2番にどうぞ」と元気な声の挨拶が、ピッカピカな清潔店内を走ります。
いつもはご近所の散髪屋さんを利用します。でも、時には「安さ」に釣られ、「手早くすぐ出来る」に魅かれて、何ヶ月に一回は利用をしてしまいますね、全国チェーンの散髪屋さんです。
「頭が固くなってますね!」と、シャンプーしながら理容師さんが話します。
頭皮の下も年をとるとどんどん痩せて皮一枚になりまして、頭を触るとカチンカチンの石頭がよく分かるそうです恐ろしい、私の頭は固くなっているそうです寂しいですね。

石頭の事なら豊岡市のキャラクターの玄さんは、市内循環バスにプリントされて、鉢巻きまいて腕を組み、街を見ながら走ります。
160万歳の玄武岩の玄さんが、ラジオの国会中継聞いてどう思うのでしょうか、いっぺん尋ねてみたいです。
NHKのラジオから流れる国会中継、きょうの参院予算委員会を聞いてて私も呆れます。
自民党の宮沢洋一委員の質問に、あの「2つ覚え」の柳田法相はしどろもどろの立ち往生ですね。
法務大臣の指揮権に関わる見解を、法務省の訓令である「処分請訓規定」(昭和23年の訓令)の意味するところを昏々と説明し、指揮権を積極的に行使しなければならぬ事例が存在することを尋ねます。
法相も、官房長官も総理もですよ、「処分請訓規定」の認識なんて初めて知ったという感じ、国のリーダーの皆さんのあまりに甘い国防意識です。
仙谷官房長官の「自衛隊は暴力装置」発言なんて、もう滅茶苦茶なことはありません。
今の政権おかしいですよ、重要閣僚のあまりにお粗末な舌禍の数々おかしいですよ、
仙谷官房長官の頭は、自身の著書で「若かりし頃、社会主義を夢見た」と云う通り、50年前の左翼時代の石頭のまんま、本当に困ったことです心配します。
カチンカチンの固い固い玄武岩、玄武岩の頭の玄さんに、いっぺんガツンと渇を入れてもらいたいですね、国のリーダーの皆さんに。
 
《稚拙です 今の政権 見ておれん》

じゃがいも到着

2010年11月17日 | アトム電器
(北海道のじゃがいも到着、大感謝祭は土日です)


「今日は水曜日、明日か明後日に着くように帰りに豊岡郵便局に入れとくよ」と、息子が「直前ハガキ」を持ってSさん宅から帰ります。
テレビのご注文多過ぎて、息子と手分けして配達しなくちゃならないし、アトムの大感謝祭まで3日と迫って焦ります。
朝一番に、竹野町のSさん宅へは555㍑の大型冷蔵庫とテレビの配達いたします。
超大型冷蔵庫なので息子と2人でなくては運べない、トラックに商品積んで運転し、息子は別の車で後を追っかけSさん宅へやむなく2人で向かいます。
超大型冷蔵庫を二人で運んでテレビも設定、すぐに息子は「直前ハガキ」を持って一足お先に帰ります。
Sさんは、二人暮らしで気さくで買いっぷりもいい人ですが、御用で寄ると次から次へと色々聞いて話が長くてたまりませんね。
それに、冷蔵庫やテレビに付いたエコポイントの記入のことや説明色々大変ですね。時間をとられて店に帰るの昼過ぎる、なかなか仕事がはかどりませぬ。

32型のテレビの注文があっちもこっちも、息子はNさん宅に、私はHさん宅やその後Yさん宅にと云う風に、手分けしますがその間にも細かい修理や問い合せ、時間はどんどん流れて行って眼が回るような忙しさです。
アトムの大感謝祭が迫ってきます。一台でも早くたくさん配達済ませ、売り出し準備がしたいです。
夕刻ですね、「じゃがいも」がどっさり到着します。大感謝祭へご来店のお客様に、ご来店記念品としてお渡しします。
今回は、北海道は斜里町の知床産「きたあかり」と呼ぶ「じゃがいも」なのです凄いです。
北海道の大地の恵みは、おいしいおいしい「じゃがいも・きたあかり」、今年で3年連続の記念品なのです。
店にド~ンと15箱合計300Kgの大量入荷、ご用意しますビニール袋、それに思いっきり詰め放題出来ますお楽しみ、今度の土日はアトムの感謝感謝の大感謝祭です。
明日と明後日の二日をかけて配達もしながら売り出し準備、会場の飾り付けをいたします。10月末からご案内状を届けに走ります。今までの売り出しでは一度もなかったことを体験します。
それは、行くとこ行くとこ全部です。「テレビを注文するは」とどんどん売れる、「売り出しに必ず行くわ、テレビを買うわ」とどんどん聞いて、困ったことになりました。
それは、売る商品の倉庫に積んだ分が空っぽです。全国くまなく探して注文しても、なかなか数が集まらなくて売出当日のテレビがないぞ、本当に今度の売り出しは今だ経験したことない凄さです。

《配達は ちょっと休み 準備です》

電気のことでないけど、頼みたいことあるの

2010年11月16日 | お客さん宅で
(Mさんの丹精込めて作った赤カブ、白菜を頂きました)


『ありゃ~、もう22年も使っておられますがな~』、電子レンジが動かないと電話のMさん宅へ、新品持って駆け付けましておばあさんに云いますね。
『ここに書いてあるでしょう、88年製ですから今年が2010年ってことは22年も使っておられますね、もう暇をやっても罰は当たりませんよ』、
「そうですね、内に嫁が来たときからなのでもう22年ですか」、電気屋さんとおばあさんは話します。
Mさん宅のおばあさんは、ご主人ずっと前に亡くして母屋に一人住まい、新築の別棟には若夫婦がお住いなのです。
ずっと昔からのご贔屓で、とっても良い人やさしいおばあさん、隣の畑で丹精込めて作った野菜をご用で寄るたび頂きますね。

電子レンジのコンセント、見ると大型冷蔵庫の真後ろに隠れています難儀です。周りの戸棚や台を取り除き、大型冷蔵庫をゆっくり前に、
『Mさん、とってもゴミが溜まっていますよ、まずは掃除をしましょう』から始まって、コードを差しこみアースも取り付け、1万円ちょっとのレンジの据え付けなかなか時間がかかります。
『ハイ、ピッカピカの電子レンジの説明しますよ』と、丁寧丁寧説明します。
Mさんは80歳をちょっと過ぎた高齢ですが、シャッキリ元気でなんでもします。
「電気屋さんの近くのHメリヤス工場を辞めてもう20年にもなるわ、早いものね」、『20年前は、Mさんも電気屋だって皆んな皆20歳若かったですね』、「そうだよ、私だって60歳の時があったのよ」なんて昔のことをお話ですね。

レンジの説明済ませると、Mさん「ついでに階段の上の電球を交換して貰えませんか」、「うちの息子は単身赴任で何もしてくれないの、電気屋さんに何でもかんでもしていただいて申し訳ないね」と云いながら、ニコニコお話しされますね。
「それから電気のことでないけど、頼みたいことあるの、これはどうしたらいいんだろうかね」、郵パックの宅配便の配達留守カードを見せますね。
『これは午前中に配達の時、Mさん宅が留守なので連絡して下さいのカードですよ、生ものですよすぐ電話しましょう、私がしますよ』と電話掛けますピッピッピッ、郵パックの受付がなかなか電話に出ませんね。
「ちょっと待っている間、畑に赤カブと白菜を採りに行きましょう」、いつもご用で来るたびに貰ってばかりの野菜です。
『もう一度郵パックに電話しましょう、掛りました。もしもしMさん宅から街の電気屋が電話してますお願いします』、やっと掛かってMさんの用事が片付く有り難い、
どこの一人暮らしのおばあさんだって、同じことです街の電気屋捕まると、どんどんどんどん用事を考え、次から次へとお願いされます。
街の電気屋は、お年寄りのお助け手助け、そんな毎日続きます。

《電球を 背が届かぬと 頼まれる》