10月の独楽吟・・・・・喜びの40首
10/1 楽(たの)しみは お祝い届く 神無月 カミさんニコリ 笑顔するとき
10/2 楽(たの)しみは 四(よっ)つを迎える ケンちゃんの 図鑑を買うの バレそうなとき
10/3 楽(たの)しみは うちも真似たと 今日も聞く 我が家のブログ 役に立つとき
10/4 楽(たの)しみは 25年使った 洗濯機 よう頑張ったと 手を合わすとき
10/5 楽(たの)しみは 今度の話 ふるさとの 手辺の昔 賑わいのとき
10/5 楽(たの)しみは 買うならアトム そう聞いて 電話をしたと わけを聞くとき
10/6 楽(たの)しみは 峠や絶壁 走り抜け 品を届けて 笑顔見るとき
10/7 嬉(うれ)しさは エアコン工事 する日には 妙に運よく 雨あがるとき
10/7 嬉(うれ)しさは 訪ね見た店 安堵して 思いもかけず お買いなるとき
10/8 嬉(うれ)しさは 乗ってもいいかと ミオちゃんは 兄ちゃん見ぬ間 すぐ跨(また)ぐとき
10/8 嬉(うれ)しさは 乗ってもいいよと ミオちゃんに 話してそっと 押してやるとき
10/9 嬉(うれ)しさは 村のお祭り モチまきを 待つ人なんと 多く居るとき
10/10 嬉(うれ)しさは はなし書きつつ 懐かしき 母の幼い 昔知るとき
10/11 嬉(うれ)しさは 魚の漢字 考えて しりとりクイズ よく出来たとき
10/12 嬉(うれ)しさは 売り出し号の クイズ書く 準備サクサク 早できるとき
10/13 嬉(うれ)しさは 栗名月の 十三夜 せめて片見と 空仰ぐとき
10/14 楽(たの)しみは 昇る満月 真東に 都(みやこ)東京 在るを知るとき
10/15 楽(たの)しみは まあ元気ねと 言われたり あんた若いと 褒められるとき
10/16 楽(たの)しみは 留守でもつけて カギ預け エアコン工事 頼まれるとき
10/17 楽(たの)しみは LED照明 長持ちよ 次はわたしも 居ない言うとき
10/18 楽(たの)しみは シャープもパナも 重過ぎる それをエイヤと 持ち運ぶとき
10/18 楽(たの)しみは これが効くよと クスリ飲み 30分経たずに 風邪治るとき
10/19 楽(たの)しみは 買い物頼まれ スーパーへ ケンちゃんここと 先走るとき
10/20 楽(たの)しみは ホワイトボードを 見ましたと メーカー営業 二人来るとき
10/21 嬉(うれ)しさは じいちゃんばあちゃん おめでとう 結婚41年 花もらうとき
10/21 嬉(うれ)しさは 天下を分ける 大戦(おおいくさ) 山名の居城 走り見るとき
10/22 嬉(うれ)しさは クモを見つけて ケンちゃんは 図鑑見るから 写せいうとき
10/22 嬉(うれ)しさは 何ともなかった ありがとう ばあちゃん座って 礼を言うとき
10/23 嬉(うれ)しさは ブログは書かず 早よ休め 息子の気遣い 受け入れるとき
10/24 嬉(うれ)しさは 肺炎ですよ 昔なら 入院ですと 告げられるとき
10/25 嬉(うれ)しさは 仕事はダメよ 安静に 医者も息子も 同じいうとき
10/26 嬉(うれ)しさは 三日も打つの 点滴を 月火水と 横になるとき
10/27 嬉(うれ)しさは 売り出しゲーム アイデアを 出して息子に 褒められるとき
10/27 嬉(うれ)しさは ブログどうした 心配の 声を聞きます 有りがたきとき
10/28 楽(たの)しみは 医者は七日と 言ったけど 今日はピンピン 仕事するとき
10/28 楽(たの)しみは 売り出しチラシ 重ねつつ 喜び笑顔 予想するとき
10/29 楽(たの)しみは 祖父母参観 こどもらの 遊びに歌に 目細めるとき
10/29 楽(たの)しみは クイズの答え サツマイモ 気付いてまたも 手に貰うとき
10/30 楽(たの)しみは 秋空高く さわやかに 同窓集まり 話しはずむとき
10/31 楽(たの)しみは 業界雑誌 なくなれど わが店元気 生き延びるとき
楽(たの)しみは 業界雑誌 なくなれど わが店元気 生き延びるとき
毎月月末に届く、
地域店の情報誌、リックの「技術営業・LEADERS」が今月は届きません。
町の電気屋さんのいろいろな情報を載せた。
地域電気店の密着情報誌は、株式会社リックが発行しています。
その発行元の(株)リックが、折からの出版不況等の影響により経営が立ちいかなくなり、事業を停止することになったのです。
購読している電気店には、先日告知の手紙が来ました。
10年以上も前から愛読していました「技術営業」は、
写真の2016年10月号で最後となり、今月末に来るはずの11月号は未発行となりました。
長い間ありがとうの別れです。
実は、
写真の右に写ってる雑誌は、電波新聞社発行の家電の専門月刊誌「電気店」の1992年12月号です。
ちょうど24年前のことになります。
「こんにちわ、電波新聞社の取材で訪ねてきました」と、24年前の10月にご来店になったのは記者の二人連れです。
Yさんという方でした。
取材の2年前に店を移転していました。
その店の様子を取材されたなつかしい記事です。
電波新聞社の月刊「電気店」も、平成22年に休刊となり今はありません。
取材されたYさんは、取材後しばらくしてリックにて月刊誌「技術営業」の編集長をされました。
ずっと長く編集長として勤めてこられましたが、2年くらい前に交代されます。
雑誌の体裁も少し変わり、名前も「LEADERS」となりました。
なつかしい当店の記事が載ったころの「電気店」、
愛読した「技術営業」、どちらも今はなくなりました。
あれから24年の歳月、雑誌も我も頑張りましたなあ、
だけど、町の電気屋さんはこの四半世紀の間に半減しました。
そんな歴史の中でも、
町の電気屋アトムの店は、「電気店」や「技術営業」の記事に励まされ、今に生きてすこぶるすこぶる元気です。
楽(たの)しみは 秋空高く さわやかに 同窓集まり 話しはずむとき
「 古 希 」
今日は、地元で同窓会をしました。
府中小学校に昭和27年入学の仲間、
昭和33年に、豊岡市に一部の地区が合併して南中に行った仲間、
同時に、中筋の一部の地区の府中中学校へ入学した仲間、
ちょっとややこしいのですが、
昭和20年、21年生まれの同窓生なのです。
満で69歳、数えで70歳の仲間です。
世話人の挨拶で聞きました。
古希の語源は、
唐代の詩人杜甫が著した「曲江詩」からだそうです。
『人生七十古来稀なり』と言う、詩句の一部から出ていると紹介します。 ”
上に書いた “ 「 古 希 」 ” はちょうど2年前のブログです。
今年は古希を過ぎて早2年、但馬在住の者だけでももう一度集まろうと同窓会でした。
人数はちょっと少な目16人です。
それでも随分長らく顔を出さなかったU君、M君も元気な姿で出席でした。
会場のホテルまで、さわやかな秋空の下を歩いて向かいます。
空には掃いたような白い雲、小型飛行機が飛んでます。
2年ぶりに集まった仲間の面々と、さわやかな秋空のような会話がはずみます。
楽(たの)しみは クイズの答え サツマイモ 気付いてまたも 手に貰うとき
Iさんは、いつも解答用紙にコメントを書いてきます。
「答えが難し過ぎる~、カキモミジ(柿もみじ)なんて言葉あるか~。もみじ饅頭なら知っとるが」なんて書いていました。
『Iさ~ん、こんにちわ~』と声をかけます。
『今月のクイズの応募ありがとうございました。お礼の賞品を持ってきましたよ~』と、作業場でお仕事中のIさんに声をかけます。
先月の賞品お渡しの時には、
「サツマイモあげるわ、持って帰り」と巨大なサツマイモをいただきました。
「ありがとう。毎月賞品いただいて、すまんね~。今月の答えはなんだったかいな」、
『9月号のカキモミジが、あんまり難しかったお詫びに、10月号は易しくしましたよ』、
『ヒントを読めばクイズ解かなくても分かったでしょ。“ふかしても焼いても美味しい” だもんね』、
『10月号の答えはサツマイモです』と話します。
Iさんの10月号のコメントは「簡単すぎる~、もうちょっとちゃんとしたクイズ考えてよ~」なんてか書いていたくせに、
答えのサツマイモのことなど忘れています。
『Iさん、サツマイモですよ。サツマイモ』、
『先月もらって帰った巨大なサツマイモは、包丁で切るのムチャクチャ大変でしたよ。
でも、とっても味は良かった。美味しかったですよ』と話します。
「おお、そうかそうか。ここに転がってるサツマイモ持って帰って、
なんぼでも差し上げるから」と、巨大なサツマイモを手に載せます。
近くに秤がありました。試しに重さを計ります。
なんと一個で2.5kgもあるではありませんか。
そんな巨大なお化けのようなサツマイモを、Iさんは2個も両手で差し出しますね。
楽(たの)しみは 祖父母参観 こどもらの 遊びに歌に 目細めるとき
楽(たの)しみは 売り出しチラシ 重ねつつ 喜び笑顔 予想するとき
楽(たの)しみは 医者は七日と 言ったけど 今日はピンピン 仕事するとき
点滴も効きました。薬も良く効きますな~。
昨日は城崎の方へ洗濯機の配達、今日はぐるっとクイズの賞品を持って挨拶回りをいたします。
月曜日にもう一度レントゲン撮って、完璧に治っておれば大丈夫です。
嬉(うれ)しさは ブログどうした 心配の 声を聞きます 有りがたきとき
嬉(うれ)しさは 売り出しゲーム アイデアを 出して息子に 褒められるとき
嬉(うれ)しさは 三日も打つの 点滴を 月火水と 横になるとき
嬉(うれ)しさは 仕事はダメよ 安静に 医者も息子も 同じいうとき
嬉(うれ)しさは 肺炎ですよ 昔なら 入院ですと 告げられるとき
「どんなに軽い肺炎でも、昔なら一週間は入院なのよ」、
「よかったね、今は良い薬があるので通院で大丈夫よ」と、
優しい看護師さんの声聞いてホッとします。
嬉(うれ)しさは ブログは書かず 早よ休め 息子の気遣い 受け入れるとき
咳だけですが、とてもひどくなってきます。
どうも風邪をこじらせたようです。
明日月曜日の一番に、
近くのお医者さんへ診てもらいに行きます。
嬉(うれ)しさは クモを見つけて ケンちゃんは 図鑑見るから 写せいうとき
(誕生祝に買ってもらった自転車をぶんぶん乗って)
(コウノトリ但馬空港のペッパー君と会話する)
ケンちゃんは好奇心がいっぱいです。
お父さんに買ってもらった誕生祝の自転車を乗り回します。
歩道の街路樹、その枝に張ったクモの巣に長い足の大きなクモです。
「じちゃんじいちゃん、写真を撮っといて」、『どうしたん』、
「うん、じいちゃんに買ってもらった昆虫図鑑にクモよおけ載ってたよ。帰ったら名前を調べてみるから撮っといて」と、
とても好奇心いっぱいにクモを見つめます。
段ボールを、今日は空港越えの引き取り先に運びます。
一緒に乗ってたケンちゃんに、『但馬空港に帰り寄ろうか、飛行機が飛んで来たら見られるよ』、
「うん、見たいから寄って。ボク、お父ちゃんに大阪空港に飛行機見に行ったよ。大阪空港から飛んでくるの」、
『そうだよ、5時何分だったかな夕方の到着は』と話して空港に着きました。
屋上の展望台に上がりましたが、夕方便の到着は40分も先です。
薄暗くなってきました寒いです。
『ケンちゃん、まだ来ないわ大阪からの飛行機、帰ろう、
外の置いてある大きな飛行機(YS-11)をちょこっと見て帰ろうな』と帰ります。
その夜です。
ケンちゃんは持って帰った空港のパンフレットを見せながら、
ケンちゃんのお父さんに話しかけています。
「お父ちゃん、今日じいちゃんと但馬空港に行ったよ。
お父ちゃんも但馬空港見たかったら、ケンちゃんが連れて行ってあげるよ」と、意気揚々と話します。
嬉(うれ)しさは 何ともなかった ありがとう ばあちゃん座って 礼を言うとき
『どうでしたか、心配しましたがな。
O先生に診てもらってどうでしたか』と、玄関に入ってイの一番に尋ねます。
「どうもあれしまへんでした。たいしたこと何ともなかったです」と、
Kさんちの独り暮らしのばあちゃんは、「ありがとう。ありがとうさんでした」と床に座ってお礼です。
今日昼前に、テレビの調子を見てほしいと頼まれたKさんちを訪ねます。
訪ねたその時です。
近所のUさんやMさんが一緒になって、
「Kさんが気分が悪そうなの。三人で立ち話してたらフラっと立ちくらみされたようで、様子が変なのよ」、
「アトムさんいいとこ来てもらったわ。
車でO内科クリニックに連れて行ってあげてよ」と言う話です。
Kさんちのばあちゃん乗せて、
Uさんも同乗して、O先生に診てもらうようにと走ります。
午後3時ごろです。
元々頼まれていたテレビの調子を見に、
Kさんの体の調子も伺いに訪ねます。
『良かったですね、たいしたことなくって。
独り暮らしでお年だし、くれぐれも体気を付けてくださいよ』と話します。
結局、テレビの調子ってことは、
『はい、この緑の地デジってボタン押すだけ』、
『はい、押してみて』、
「あら、映ったわ」、
『テレビの画面が真っ暗になったら、
一度はこの緑の地デジを押してね』でテレビの調子も何ともなかった話です。