ポカポカ陽気です。春のよう

2013年02月28日 | 季節(冬)

「アトムの特選品カタログ」を持って、春のような陽気の中を歩きます。
畑にしゃがんで作業に夢中の、Kさんのちのばあちゃんに声かけますね。
『Kさん、今日は春のような陽気ですね。今年くらい雪の少ない冬はないです。不思議なほどに暖ったかですね』と挨拶します。
ばあちゃんは、「雪がないもんだから、草がよ~生えて、草取りが大変ですよ」と応えます。
『こんなに晴れている、冬の風景は珍しいですね。まるで都会みたいな感じで、気持ちもウキウキしますね』と、晴れ晴れ気持ちを伝えます。

一人ぽっちの小さな店の、簡易郵便局へ収入印紙を求めに入ります。
『印紙10枚下さい。Sさんちのお店は景気よろしいですか?』、「な~に云っとんさる、アトムさんの方こそ景気いいくせに」、
「うちらは、印紙貼るようなことはない小さな店よ、アトムさんこそ、印紙貼る集金ばかりでしょうに」と応えます。
『アベノミクスとやらで、田舎の町にも景気よくなってほしいね。今日は天気はいいし、天気、元気、景気がいいよってな風になってほしいですね』と話します。

今年の冬はおかしいですね、まだ2月と云うのに、ポカポカ陽気です春のよう、あとは元気に気持ちよく、景気がよくなりゃいいですね。

《ポカポカと 春うららの 陽射しさす》

春ですかね、まだ2月ですよ

2013年02月27日 | 季節(冬)
(円山川の草も萌えます山霞む)

靄(もや)がかかっています。今日の陽気は春ですかね、まだ2月ですよ。

《ほんわかな 2月の末に 春霞み》

2月26日、昔の政治家は命がけでした

2013年02月26日 | 私の思い
(普通の平和な生活のありがたさ)

今日は2月26日です。
今から77年前の昭和11年の今日は、西南戦争以後最大の軍事反乱事件であります、二・二六事件が起きた日です。
4年前の昭和7年5月15日には、犬養毅(いぬかいつよし)首相が海軍将校の一団によって暗殺される、五・一五事件がありました。
五・一五事件を境に政党内閣の時代は終わり、軍人や役人を中心にした内閣に、二・二六事件を境に軍部の暴走を止めることのできない、非常に悲しい時代に進んでいきました。

77年前の今日発生した青年将校らの反乱により、時の大蔵大臣・高橋是清は、胸に銃弾を浴び自宅で暗殺されてしまいます。
犬養首相にしても、高橋蔵相にしても、その他多くの政治家が無謀な銃弾に倒れるという、政治をするにも政治家は命がけという恐ろしい時代だったのですね。

高橋是清蔵相を歴史の上で特に有名にしているものは、デフレからの脱却を見事に成し遂げた手腕です。
日銀の副総裁、総裁を歴任した後、自身の内閣総理大臣をはさんでの、前後6回もの大蔵大臣への就任です。
昭和2年の昭和金融恐慌時は、自身3度目の蔵相として辣腕を揮い、金融恐慌の沈静化を、昭和4年に始まった世界恐慌による日本経済の萎縮、デフレの進行を、4度目の蔵相として又々辣腕です。

現在と同じです。
デフレからの脱出のため、日銀引受による政府支出の大増額のリフレーション政策です。
大増額を何に使ったかと云いますと、主に軍事予算の増額なのです。この時の大胆なリフレーション政策で、世界恐慌で大混乱する世界や日本の経済、その中にあってもいち早く、世界最速で日本経済をデフレから脱出させた手腕は、今に語り継がれ、平成の世の麻生蔵相も「高橋を見習え」と云わしめていますね。

でも皮肉ですね、デフレ脱出が日銀引受による大増刷の支出を軍事費に当てたのに対し、昭和9年、岡田啓介内閣の6度目の大蔵大臣に就いた頃は、続けてきたリフレーション政策もほぼ収束しなければいけない、むしろ高率のインフレになる恐れが出てきた為に、国の出費を抑える緊縮政策をとる必要に迫られます。
高橋蔵相は、有名なデフレ脱却時の軍事予算の大幅増額の反対をします。軍事予算の縮小です。このことが軍部に恨みを買う一因にもなり、二・二六事件の暗殺対象になるのでした。

暗殺対象リストは、岡田啓介内閣総理大臣、鈴木貫太郎侍従長、斉藤實内大臣、と高橋是清大蔵大臣、それに渡辺錠太郎陸軍教育総監、牧野伸顕前内大臣の6人です。
難を逃れた岡田総理、鈴木、牧野氏を除いて、斉藤、渡辺氏と共に高橋是清は殺害されてしまったのです。
時は巡りて77年後の平成の現在、あまりに長く続いて慣れっこになりかける恐怖のデフレ、そのデフレからの脱却を目指して、安倍内閣の登場です。

奇しくも、一度総理をして後に蔵相に就く、高橋是清と同じ運命の麻生蔵相、昔の政治家のように、命がけでデフレ退治に絶対に取り組んでほしいと思います。

《麻生さん デフレ退治に 命賭け》

2月は、なんで28日なんだろか

2013年02月25日 | 季節(冬)
(お客様へのお便り重ねながら、ふっと不思議を感じます)

毎月、お客様へお届けいたします「街のでんきや便り」や、「クロスワードパズル」が出来ました。
月末の27日には、アトム本部から「アトムの特選品カタログ」が、どさっと店に運送便でやってきます。出来上がったお便りやパズルに、その他何枚かのチラシを重ねて準備をいたします。

一枚一枚コツコツと、同じ動作の単調な重ねる作業を続けます。
ふっとこんな時です。壁のカレンダー眺めて、こんな不思議を感じます。『2月は、なんで28日なんだろか』と思います。
妙ですね~、車で走って単調な、羽曳野までの往復だって、チラシを重ねる単調なこんな時には妙ですね、ブログのネタになりそうな妙な不思議を想います。

家内に聞きます。
『2月は、なんで28日なんだろか、何でか知っとるかい』と尋ねます。家内は「なにアホなこと聞くの、2月は28日って昔から決まってるわ、その訳、そんなこと知らんわね、私に聞くの間違ってるわ」と云いますね。
しつこく、『じゃあ~、今日が2月25日って決めたの誰なん、どうして今日が25日なの?、今日という日が、もしもやで1月1日だって、7月20日だってことになってたかもわからん、どうしてなんだろね』、家内は「なにアホ云ってるの」と応えます。
『どうして一年は12ヶ月なんよ、13か月でも14ヶ月でもよかったじゃないの』、『どうして一ヶ月は30日なんよ?』、『どうして一週間は7日になったのよ、一週間は6日とか8日とかではダメだったのかね』と聞きますと、「なにバカなこと考えてるの、頭がおかしくなったですか」と、家内は呆れ顔で冷やかな返事をいたします。

単調な作業を続けていますと、妙な不思議を考えますね。
仕方がありません、色々調べてみてみます。

『2月は、なんで28日なんだろか』はこうでした。
昔々のユリウス暦の頃は、一年は3月から始まっていたそうな、31日と30日は順番になっていまして、
3月、5月、7月、9月、11月、1月が31日で、
4月、6月、8月、10月、12月が30日だったそうです。
一年最後の2月は、365日の残りの29日だったそうです。すごいですね、昔から閏年のことも分かっていたそうでして、4年に一度は2月は30日なのでした。

その後、ローマの政治家が各月に名前を付けようと相談になった時、7月は古代ローマの英雄、ジュリアス・シーザーにちなんでジュライと付けた。8月は初代ローマの皇帝アウグストゥスにちなんでオウガストと付けたそうな、
そこまでは良いのですが、両者偉大な人物なのに、8月が30日ではアウグストゥスが劣っているようだと、いちゃもんが付いたのです。
そこで、2月から1日取ってきて8月につけて31日にしてもうた。さらに、8月が31日になったので次の9月は、元々31日だったものを30日に変更、10月を31日に変更、11月を30日に変更、12月を31日に変更したのですって。
1月はそのままの31日で、結局2月は29日だったものが8月に取られて28日になってしもた。閏年は29日ってわけです。
現在のグレゴリオ暦に繋がって、2月は28日ってことになってるそうですね。

『今日が2月25日って誰が決めたの?』って話は、調べてみましたがようわからん、それが私の見解です。

『一年が12ヶ月なんかね』って話は、
太陽暦であるユリウス暦やグレゴリオ暦以前は、世界のほとんどは、月の運行を基にした太陰暦だったようです。
月の満ち欠けは約30日、一年365日を30日で割りますと12.2回ってなわけで、一年は12回に分けて暦を作ったということ、月々の名前をどうしたかっての話はまた別ですね。(一年が365.25日なんて、もう何千年も前から分かっていたのですね)

『どうして一ヶ月は30日なんよ?』の話は、
月の満ち欠けから、30日ってのが出てきて当然、素直に一ヶ月は30日に決まっていたのは普通です。

『どうして一週間は7日になったのよ』の話です。
まだ天王星、冥王星なんてものが発見されずに、太陽、水星、金星、月、地球、火星、木星、土星の世界が分かってた頃です。
太陽を日曜日、月を月曜日、火星を火曜日、水星を水曜日、木星を木曜日、金星を金曜日、土星を土曜日として、7つの大きな星がこの世の時の運行を支配してると云う思想の元に、「七」と云う数字がとても大切なものとして扱われた結果だそうです。
日、月、火、水、木、金、土の順番は、地球からの距離の順番にあらず、一日24時間にそれぞれを順番よく配して、7日間列記しますと、7日間の頭に日、月、火、水、木、金、土がやってきます。そうして決めたのが一週間は7日、曜日は、日、月、火・・・・・ってわけですと、調べましたら納得でした。

壁に掛っています2月のカレンダーを眺めたばかりに、妙な不思議を感じてしまい、家内に「そんなアホな」と云われ「なにをバカな」と云われながら、それでも不思議を調べ調べて賢くなりました。

《暦ほど 不思議の詰まった ものはない》

ばあちゃんよく出てくるね、川柳のつもりかね

2013年02月24日 | その他


先週の火曜日でした。第一生命保険(株)さんが募集していました「私が選ぶサラリーマン川柳ベスト10」、それにノミネートされました100句が発表されてました。
作品No1からNo100まで、実に楽しい秀作が並んでいます。投票期間が3月19日まで、お気に入りの一句を投票してくださいと、全国からの投票でベスト10を決めると云うそうですね。

川柳ってものは、「五・七・五」と指折って、風刺やぼやきを機知に富んだ言葉で詠みますね。
昨日の土曜日も、ちょうど運良く聞きました。走っていました車の中で、NHKのラジオで「かんさい土曜、ほっとタイム」のぼやき川柳を聞きました。
紹介する選者の語りとその評価のお話が、実に楽しく面白い、走っています車の中でクスクスと笑ってしまう、素晴らしい「ぼやき」です。
2月の作品です。三つだけ拝借して紹介させていただきます。
お題は「自然」で、「女房を 自然の森へ 返したい」 東京都 かりうど様
お題は「記す」で、「黒皮の 手帳に記す ゴミ出し日」 大阪府 森 はな子様
お題は「曲がる」で、「肌なんか 曲がったくらいで 何なのよ」 名古屋のニコラス・セージ様
その他、クスクスと笑いこけるほどの、楽しい楽しいものばかりです。

ところで私のこのブログです。
3年ほど前から、投稿した最後に何の気なしに、「五・七・五」の川柳擬(もどき)のような、俳句モドキのような一言を書いています。
数えてみましたら約800回ばかり書いています。内容は、その時の投稿文の最後の一言感想って感じで、何の気なしに口から出任せ書いているようなものです。
ブログを読んでる姉がよく云います。「〇〇男のブログは、ばあちゃんの話ばかりだね。あんたのところはお客さんが年寄りばかりなの」と、
そういえば、最後の「五・七・五」の川柳擬(もどき)、800件の内容眺めて感じます。
『ばあちゃんや、じいちゃんの出てくるのは面白い』と感じます。擬(もどき)でも川柳でも何でもよろしいですね、楽しければ良いですね。
ばあちゃん出てくるものを、ちょっと選んで書いてみます。


《ドアホンに 映る奥さん 惚れなおす》 注)奥さんはばあちゃん。

《喜ばれ 手まで合わせて 感謝です》

《電球を 背が届かぬと 頼まれる》

《離れてて 世話になってる 事知らん》 注)都会の若いもんに云いたいわ。

《綺麗です 奥さんの顔 地デジより》  注)この奥さんもばあちゃん。

《ほとんどの ばあちゃんコーヒー 甘過ぎる》

《75でも 韓流ドラマを パッパと録画》

《年とると どうして電気屋 さらかうの》

《じいちゃんの 残したお金 地デジ化へ》

《ヘルパーも 大変だろな お相手は》   注)ちょっとワガママばあちゃん

《齢とれば 誰でも一緒 すぐこける》

《電気屋は 老人相手 旨いです》

《まあいいや ばあちゃんだって 買いっぷり》

《べた褒めで 怒る奥さん いませんね》  注)この奥さんもばあちゃん。

《好奇心 うんちく話 長寿です》

《ゆっくりと 喋るKさん 腹立たん》    注)このKさんもばあちゃん。
  

《おばあちゃん 骨が折れます 時間とる》

《何回も 何回言えば 分かるかな》

《おばあちゃん 寝室ですよ ちょうでぁや~は》 注)帳台のこと。 

《おばあちゃん いっぺん買ってよ 頼みます》 

《ばあちゃんは じっと見送り 今日もです》

《いっぺんは 買ってちょうだい ねえ頼む》

《ばあちゃんは 時間はあります 聞きますね》

《よく褒める Aさんえ~加減に しておくれ》 注)このAさんもばあちゃん。
 

《じいちゃんは ニコニコ笑顔で 92になった》

《ばあちゃん 先に云ってよ なに使う》

《じいちゃんが 買った寄った そりゃ知らん》 注)ばあちゃんの勘違い。
 

《ばあちゃんの 喜ぶ笑顔 素敵です》

《ばあちゃんは 抜けた切ったよ 忘れたよ》

《あなどれん 80ばあちゃん 知っとるね》

《ばあちゃんは ホントに元気 褒め上手》

《お年でも パソコン・スマホ ニコニコと》

《ばあちゃん 凄い運命 ドラマです》

《ばあちゃんに こりゃあ無理だわ カラオケは》

《じいちゃんよ 長生きしてね 100までも》


《ああしんど ばあちゃん相手 疲れます》

但馬の難読地名と、アトムのクロスワードパズル

2013年02月23日 | ふるさとの話
(答の5文字が入った難読地名を、選び出すのが最初の作業)

毎月作成しましてお届けしますと、もう、ムチャクチャ楽しいと大好評のクイズは、当店オリジナルな、アトムのクロスワードパズルです。
最新号の、3月にお届けしますパズルを、本日コツコツ仕事の合間に作成します。
作成の手順と、考え考え頭をひねるその苦労話をいたします。

毎度です。
パズルの中に、地元の地名や、身近な名前なんぞを入れますが、今回は但馬の難読地名を、ふんだんに入れてみようと考えました。
但馬辞典を引きますね。
但馬の、ちょっと難解な読み方わからん地名が、ずらっと出ています。

【豊岡市】
上石(あげし)、阿金谷(あこんだに)、宇日(うひ)、大磯(おおぞ)、鬼神谷(おじんだに)、川南谷(かなんだに)、上郷(かみのごう)、神美(かみよし)、加陽(かや)、神鍋(かんなべ)、来日(くるひ)、気比(けい)、江野(ごうの)、小城(こじょう)、小人(こびと)、楽々浦(ささうら)、十戸(じゅうご)、庄境(しょうざかえ)、田結(たい)、戸牧(とべら)、祢布(にょう)、袴狭(はかざ)、八社宮(はさみ)、羽入(はにゅう)、日撫(ひなど)、日野辺(ひのべ)、法花寺(ほっけいじ)、南尾(みのお)、虫生(むしゅう)、水上(むながい)、百合地(ゆるじ)

いろいろあるものですな~、豊岡市の地名は、なんぼ何でも読めますね。

【養父市】
上箇(あげ)、上山(うやま)、奥米地(おくめいじ)、葛畑(かずらはた)、加保(かぼ)、上網場(かみなんば)、国木(くぬぎ)、九鹿(くろく)、左近山(さこやま)、建屋(たきのや)、丹戸(たんど)、夏梅(なつめ)、舞狂(ぶきょう)、別宮(べっく)、八鹿(ようか)、養父(やぶ)、若杉(わかす)

養父市もなかなか難しい読み方ありますな~、大体わかりますね。

【朝来市】
粟鹿(あわが)、一品(いっぽう)、内海(うつのみ)、口銀谷(くちがなや)、久留引(くるぶき)、佐嚢(さのう)、高生田(たこうだ)、新井(にい)、迫間(はさま)、羽渕(はぶち)、土田(はんだ)、枚田(ひらた)、与布土(ようど)

朝来市は「あさごし」って読みます。「あさこし」ではありませんよ。

【香美町】
上計(あげ)、余部(あまるべ)、池ヶ平(いけがなる)、耀山(かかやま)、神水(かんずい)、柤岡(けびおか)、実山(さねやま)、守柄(すから)、寺河内(てらかわうち)、七日市(なぬかいち)、丹生地(にゅうじ)、新屋(にんや)、土生(はぶ)、味取(みどり)、無南垣(むながき)、米地(めじ)、和池(わち)

香美町に行きますと、ちょっと読めない地名もありました。

【新温泉町】
歌長(うたおさ)、海上(うみがみ)、多子(おいご)、越坂(おっさか)、指杭(さしくい)、七釜(しちかま)、丹土(たんど)、千谷(ちだに)、春来(はるき)、戸田(へだ)、辺地(へっち)、諸寄(もろよせ)

新温泉町は一番わからん難しいですよ。

但馬の地名も、なかなか色々ユニークで、難しい読み名が多いですね。

今度のパズル、答の5文字を先に決めます。
一つは、(ヒ)(ナ)(マ)(ツ)(リ)と、もう一つは、(モ)(モ)(ノ)(ハ)(ナ)と決めます。
どうして今月は二つかと申しますと、地名を10個も入れますから、クロスワードの枠が7×7では足りません。9×9としますので、字数も増えますから答の5文字も二つといたします。
但馬の難読地名の中から、特に難しそうなもの、「ヒナマツリ」や「モモノハナ」の字を含んだ地名を選びます。

選びました。
出石町の水上(むながい)、豊岡市の気比(けい)、浜坂町の辺地(へっち)、山東町の迫間(はさま)、豊岡市の日撫(ひなど)、村岡町の味取(みどり)、浜坂町の諸寄(もろよせ)、但東町の南尾(みのお)、竹野町の羽入(はにゅう)、村岡町の池ヶ平(いけがなる)の10個に決めます。
9×9の枠の中に、全体に振り分けるように10個の地名を、タテにヨコに書き込みます。

そのあとは、頭に浮かんだ言葉を、大体2文字3文字4文字くらいに、タテにヨコに次々と埋めてまいります。この埋める作業がムチャクチャ難しいのです。
言葉がクロスしていかねばならんし、黒枠はそんなにたくさん作れない、4ヵ所の隅っこは黒枠にはできない、文字のスペースが、全面につながっていなければいけない、そんな条件を満たしての言葉選びと組み合わせです。
とっても難しいものでしたよ今回は、ざっと言葉を埋めるのに、2時間ちょっとはかかります。
それからは、タテのヒントにヨコのヒント、簡単過ぎずに難し過ぎずに、考えていきますスイスイと。
完成しますと、B5用紙にパソコンで割り付け完成いたします。もちろん、先月号の答えも発表、当選者も決まます書き込みますね。


   頭をひねって9×9の枠に言葉を埋めました。
(写真を拡大してね) 

   ヒントや先月号の答えや当選者を書いて完成します。
(写真を拡大してね

《やりました 但馬の地名 ふんだんに》

勉強しといて~なあ

2013年02月22日 | お客さん宅で

Sさんちに洗濯機の修理に行った際です。
修理を終えて『この部品はね、〇〇円でとても安いものです。修理も簡単な取替えで終わりました。部品代に、修理代と出張料を足して〇〇円になります』と、奥さんに説明します。
「アトムさんありがとう。それで〇〇円なの、出張料もいるの?、また次は買うさかいに、ちょっとまけといて~な」、「ちょっとでいいから勉強しといて~な」とおっしゃいますね。
『まあ、しゃ~ない大勉強しときますわ、端っこ取って〇〇円でよろしいわ。いつも買っていただいてますし、今度いたんだら、うちで買い替えて下さいね』と返事です。

もう電気屋始めた頃からですよ、何十年の間に、お客様から「まけといて~な、勉強してちょうだいな、勉強してちょうだいな」と、何十ぺん何百ぺん云われた事か、その度に『ハイ分かりました、勉強させていただきます。勉強します』、あるいは、『子供の頃にあまり勉強してないもんで、大人になってから皆さんが勉強せい、勉強せいとおっしゃいます。しょうがないです勉強します』と云いますね。

手元の辞書を引きます。
「勉強」という言葉の意味は、一つには、もちろんですね「学問や仕事につとめ励む事。精を出すこと」と出ています。
アララ、勉強って言葉の意味は、学校での学習の事だけではないのですね。仕事に励み精を出すことも勉強なのですね。
二つ目に、「商品などを安く売ること」って出ていますよホントです。
どうも、商売の上で値段を値切って「まけてくれ、いやこれいっぱいです。まけられません。」、「そんなの云わんと何とか勉強できまへんか。しゃ~ないちょっとだけ勉強しときまっさ」なんて、関西弁で値段の駆け引き交渉に使うものと思っていましたが、普通の国語辞典に「勉強=安く売ること」なんて堂々と出ています。

もうちょっと調べましたね、そうすると「勉強」の語源は、四書五経の「中庸」から出ているようですホントです。
「勉強」は字のごとく、強いて勉める、精を出す、努力するという意味で、精一杯頑張ると云うのが本当のようです。
むしろ、学校での学習を勉強と云う方が、使い方としては後々の方であり、あとから拝借したもののようです。すなわち、勉強は「出来ない事を、精一杯努力して何とか頑張る、もうこれ以上安く出来ない値段を、それでも頑張って何とかする」と云う意味に使うことが本義だそうですね。

Sさんだって誰だって、「勉強して~な、勉強しといて」とおっしゃる、『ハイハイ、勉強させてもらいます』と応える、そんな時には、『子供の頃に学習は出来んかったけれど、大人になって勉強しときまっさ』と云わせてもらお、そうすりゃお客様は目をパチクリするだろな、調べてみました勉強って言葉を、楽しく楽しく学習します。

《勉強は 電気屋得意 ちょっとする》

やっぱりな、電気屋さんに頼まなくっちゃ

2013年02月21日 | お客さん宅で
(ふるさと但馬は雪化粧、でもドサッと積もるほどにはなりません)

「冷蔵庫の電気が点かないのよ~、電気って中の明かりなんよ」と、電話があったのは3日ほど前でした。『すぐに診に行きましょうか』と返事をする間もなく、その日のうちに、奥さんから「冷蔵庫の電気、やっぱりよろしいわ。主人が冷蔵庫のランプを注文しました」とまた電話です。
『??????・・・、おかしいな。ここのご主人はネットが大好き、冷蔵庫の庫内灯まで注文したのかな?』と思ってました。

本日です。
奥さんから「冷蔵庫のランプ、新しいのにしましたが点きません。どうなったのでしょうか?」と電話です。
『切れたというランプは透明でしょうから、中の切れているのは見えますよ。確かめましたか?』、「わかりません。悪いと思って新しのと取り替えました」、
『それじゃあ、冷蔵庫の扉が閉まるところに、ドアスイッチの突起があるでしょ。指で押して、出たり入ったり動いてますか?』、「それも見ました。ペコポコ動いてます。でもランプは点きません」とおっしゃいますね。
ちょっと遠方ですが、『店にランプの在庫はあります。すぐ診に行きます待っててね』と伝えます。
なんだろうかね。
ご主人は、いったい何のランプを注文したのだろうか?、冷蔵庫のドアスイッチか、ランプがおかしいのか分からない、仕方ないですな~、最初から診てくださいと呼んでくれりゃ~良いものを、ご主人のネット好きには適いませんね。

『こんいちわ~、奥さん冷蔵庫を診に来ましたよ』、
冷蔵庫の庫内灯のカバーを外して見てみます。確かに新しそうなランプがついてます。庫内灯だって、メーカーと機種によってはネジ径も違うし、どうしてピッタリのものがネットで注文出来たのだろか?、ネット好きなご主人の熱意には感心します。
「二個もとったのよ、わざわざネットで運賃払って」と奥さんおっしゃる、ランプはやっぱりダメですね。
ドアスイッチは問題なし、店から持ってきましたランプに替えますと、パットと点きます球でした。
奥さんは「やっぱりな、電気屋さんに頼まなくっちゃ」、私は『これからは、街の電気屋にお任せくださいね』、そばに居ましたご主人は、いつの間にか姿は見えないおかしいですね。

《修理はね 街の電気や 頼んでね》

ばあちゃん、ばあちゃん、もういいから、わかった分かりました。

2013年02月20日 | お客さん宅で
(ドラマ・相棒の録画を見てちょうだいと、ばあちゃんスイッチ入れます話します)

一人暮らしのばあちゃんから、録画したいんでディスクを持って来てと電話です。
『こんにちわ~、Sさ~ん元気ですか~』と声かけて、『あがるよ~、DVDのディスクをお持ちしましたよ~』と、散らかり放題の玄関、客間を横切って、ばあちゃんの茶の間に入ります。

Sさんは、もうずっと前から一人暮らしの、80過ぎた結構お歳のばあちゃんですね。
ビデオテープの頃の昔から、なぜか録画が大好きで、ビデオデッキにテープを買ってわんさと録画をしてました。
DVDデッキが出だした時も、いち早くお買い上げでセッセと録画し続けます。デッキの内臓HDDなんかはすぐいっぱいになると、ディスクを何十枚も買い込みされますばあちゃんは、器用にスイスイダビング作業です。
『ばあちゃんよ、この何十枚と貯まったDVDは全部録画されてるのですか?、一体いつ見るの』と、問うたこともありますビックリします。

「今日はDVDのこの20枚入りと、ブルーレイの5枚入りをもらっとくわ」と云った後ですしゃべります。
「アトムさん、録画していた私の好きな相棒を見せてあげようか、ほらこれ、水谷豊の相棒大好きなんよ」と話します。
『はいはい、相棒ね。知っていますよ見たこともあります、いいですね』と相槌打つと、「知っとんさるか、今は成宮でしょ、その前はオイカワ、一番初めはテラワキだったでしょ。水谷さんの相棒は」、
『はい、オイカワってあの及川なんとかさん、一番最初はそうそう寺脇って云ってたね』と応えると、「ちゃんと知らんの、成宮は成宮寛貴、それによかったわ~及川光博、味があってよかったわ~寺脇康文は』と、詳しいですな~ばあちゃんは、歳に似合わず記憶もいいし、根っからのファンの顔してしゃべります。
「全部録ってるのよ、何回も何回も繰り返して見てるのよ」と、うっとりした目をして話します。

ここのばあちゃんSさんは、テレビのドラマばかりじゃありません。お年の割には多趣味なお方、「ディーサービスは楽しいのよ~・・・・」、「近くのカラオケ・セネックスに行ってカラオケするのよ」、「グランドゴルフは、但馬ドームや但東町で試合なんよ」、「シルバーサロンではハーモニカ習って、紙芝居を作ってるの。去年は7つも作ったわ」と、何をやってる、かにをやってると延々喋るよ大変ですよ。
『はいはい、分かりましたありがとう。もういいですよ、よ~く分かりましたもういいですよ』と返事をしても、
「あのね、相棒だけじゃないのよ、韓流ドラマも見るし、カソウケンの女、え~っと科捜研の女も良いよ、京都地検の女も良いよ、それから今見てるのでハングリーの向井さん、向井理はとっても素敵・・・・・・・」?????。

『ばあちゃん、ばあちゃん、もういいから、わかった分かりました。もう帰ります。代金ちょうだいな、もう帰りたいの』、ばあちゃんの口を塞いだろかと思います。

《よくしゃべる ばあちゃんいいよ もういいよ》

今年は雪が降らんね~

2013年02月19日 | 季節(冬)


ふるさと但馬も豊岡も、今年は雪が降らんね~、降りません。
去年の12月には降ったことは降りましたが、ほんの15センチか20センチ程度、続けて降りませんからあっさり融けますあっけない、

一月の正月なんぞはカラリと晴れて、冬の但馬の天気がウソのようでした。
1月も雪が少ないあっさり天気、2月もそろそろ終盤なのに、白い雪など田んぼのふちにほんの申し訳程度のものですね。

近所をエサ取りの縄張りにしているコウノトリも、田んぼに舞い降りエサ捕って気持ち良さそに過ごします。
一年前の今日の日は、ふるさと但馬は雪の中雪に埋もれていましたね。
今年は、気持ちが悪いほど雪がない、不思議な2月が過ぎますね。

《滅多ない 雪の少ない 但馬です》

出来る相談と、出来ない相談ってあるわな

2013年02月18日 | お客さん宅で
(但馬の空は、ほんのちょっぴり曇りに雨は多いいですが・・・・・・・)


我がふるさと但馬ってところには、「弁当忘れても傘忘れるな」なんて言葉がございます。
仕事に朝出掛ける時にですよ、まあまあ、晴れているから今日の天気は大丈夫だろ、え~っと弁当はこれだね、これは忘れず持ったと、さあ出掛けよう。傘は持たずに弁当下げて仕事に出掛けます。
そのうち、2,3時間も経ちますと北西の方から黒い雲、パラパラパラと降ってきましたな~雨ですよ、正午過ぎます午後から日の暮れ夕方まで、大降りのようです大変ですよ。
お昼は仕事先で、「まあまあ、うちの食事を食べてください。いつもお世話になってる電気屋さんですから」なんて、もしもですよ、弁当を忘れても訪問先で食事を頂くことだってあります。近くの食堂でもどこでもお昼は出来ますね。でも、外を歩いてする仕事、あるいは帰りの道中は雨に濡れます困ります。
但馬の天気を表す言葉、昔からですね「弁当を忘れても傘忘れるな」ということですね。

ずっと昔の事です。当店のお客さまで、転勤のため豊岡に住んでいらっしゃるお方がありました。
確か3年くらいでまた次の転勤先に移られる、もう半年でその日が来ると云われます。
そこの奥さんが、「豊岡は暑いし、雨がよく降って天気が悪いのでダメだわ」、「こんなに天気の悪い豊岡なんて住みたくないわ、天気が悪いと気持ちも暗~くなるし、豊岡の人は、ようこんなとこに住んでおられるわね、こんなとこ住めないわ」と、延々おっしゃる困ります。
私も誰でも但馬の人は、もちろん豊岡住む皆は、同じ雨の下です曇りでも暑い寒いも同じ事、みんな承知で生きてます。
私は、その時に口には出しませんでしたが、心の中で云いました。
『奥さんよ、そんな雨がよく降るの天気が悪いのなんて云われても、これだけはどうして差し上げるわけもいかんでしょう』、『別に、ほんのちょっと曇りや雨の日が多めにあるだけのことでしょうに、息が詰まって死ぬほど苦しい事でもないでしょうに、そんな事云われても天気の事でしょ、出来る相談と、出来ない相談ってあるわな』と、心の中で云いました。

これもずっと昔の話です。Fさんちで仕事をしながら話します。
『Fさんは、学校卒業してからずっと都会ですか?』、『ご両親が亡くなってから、但馬の家の守に度々お帰りですが、どうしてお父さんのお仕事を継いで、ふるさとに帰ってこられなかったのですか?』と尋ねます。
Fさんはご長男です。お年はもう70歳を過ぎて老後に入ったというお方です。
ふるさと但馬に残ったご両親のために、普段から度々と帰省はされていましたが、故郷のお家を継ぐということはされておられませんでした。

「アトムさん、私は高校出てからずっと都会暮らしです。そりゃあ卒業した頃は就職難で、都会に出る事しか考えられんかったが、いつかはふるさとの家に帰って継ごうと思ってましたよ」、「でも、結婚が問題なんですよ。都会生まれで都会育ちの女性と一緒になるとね、必ずこんなことを云うのですね」、
「田舎には帰りとうないわ、但馬はよく雨が降って天気が悪いし、そんなところは嫌やわ」と云うのです。
「便利な都会育ちの女性に田舎でしょ、それに弁当忘れても傘忘れるなの、但馬に住もうやと中々云えんわね」、「但馬より晴れ間の多い都会育ちに、天気のことはな~、出来る相談と、出来ない相談ってあるわな」、「彼女だってわがままばかりじゃないでしょう。たいがいのものはそう思うのでしょうね」、「やっぱり都会に出ても、結婚する相手は但馬の女性を選んでおくといいわ」とおっしゃいますね。

う~ん、昔から但馬の男はそんな話をよく聞いたな~、うちの嫁さん但馬の育ち、うちの若嫁さんも但馬の育ち、ホッとしますね安心します。

《雨降りが いい天気だと 思いよう》

家族の幸せ

2013年02月17日 | その他
(若嫁さんの実家からいただきました、美味しいお餅)


日曜日です。
風邪を引いてしまったようです。ノドが痛いし鼻の奥がムズムズしまして、熱もあります体がしんどいですね。

朝、ムチャクチャ早ようから、電話をかけてきますな~、加古川の姉からです。
「〇〇男~~、どうしたんよ、風邪なんか引いて~」と、いつもの声です元気な声が、私の耳に飛び込みますね。
実は、体がしんどかったので、朝少し遅くまで床にいました。一度は掛かってきたものを、家内が「休んでいるので、後で掛けます」と断りました。その後、私の方から電話をしますが、留守のようです出ませんね。
もう一度掛けますが出ません。「よそ行きかな、それともトイレでも入っていて、急いで出られんのかね」と、もう掛けずにいましたね。

暫くしてです。
「〇〇男~~・・・・」の電話です。どうも家の外に居たそうですが、リ~ンと電話の鳴る音は分かっていて、電話を取ろうと家に入ったとたんに切れてしまったようなのです。
姉は、「電話を早く取ろうと急いだばっかりに、こけてしまってケガをしたことがあるんよ、気~つけんと危ないよ」と云いますね。
確かにそうです。慌てて電話なんぞに気がせけて、玄関先でつまずいては本当に悲劇ではないですか。
姉は云います。「〇〇男は幸せなんやね~、バレンタイン・デーでは、二人の女神さんからチョコを貰ったりして、幸せ者だね、良いことだね~」と感心します。

私のブログを読んでの事です。時々、ブログのコメントのように、電話を掛けてきてくれます優しい姉なのです。
「幸せ者だね」って言葉に、本当の優しさ素晴らしさが篭っています。そう見えるのでしょうね。
私んちは家族経営の電気屋さんです。家族が力合わせて一つになって、仲良くしなけりゃ街の小さな電気屋さんなんて、うまい事もいきませんし成り立ちません。
家内も若嫁さんも息子もですよ、みんな仲良くにこやかに、元気に精出す毎日は、本当に幸せそのものといえますね。
そこに赤ちゃんケンちゃんが、ニコニコ機嫌がよいときなどは、なんとも云えない幸せを、家族みんなで感じます。
姉の云います「幸せ者だね」は、私んちのみんなに云ってることでしょう。

《ありがとう 幸せだねと 褒められて》
コメント (2)

昔のチラシ

2013年02月16日 | 店内外の話
(30年ほど前の手書きのチラシには、色々なお話を載せていました)

 「奥さま今年も年末ですね!!」、イラスト書いて物語風に・・・・
 (クリックで拡大)

 「奥さまちょっとニュース」は、人気のチラシでした。
 (クリックで拡大)

 「ふるさと再発見」シリーズは、皆さんが心待ちの記事でした。
 (クリックで拡大)

先日は、アトム本部でチラシコンテストがありました。出品されました数々の作品は、どれも心のこもったものばかりです。

当店は、創業して今年で39年目となりました。
店からお客様への情報発信は、あの手この手でやっていましたね。創業当時は、パソコンどころかワープロもありません。チラシ作りは手書きしか出来ません。創業したその月から配りましたね、メーカーからのカタログと一緒に、手書きのチラシです。
それも、コピー機なんてない時代です。湿式の青焼きコピー機に通すために、原稿は全て半透明なトレース用紙に、フリーハンドで手書きです。活字風な文字は、分厚いイラスト文字の本を、一字一字拡大するか縮小して手書きでなぞります。

電気製品は、たいがいフリーハンドのイラストで書きましたが、どうしても写真を載せたい時は、貼った原版を福知山まで持ち込んで、トレース用紙に印刷してもらって帰ります。
湿式ですから、一枚一枚用紙と原稿を合わせて差し込んで、出来たものも部屋に広げて乾かしました。原稿作りから印刷まで、なんとも手間のかかったものです。その手間のかかった大事な大事な白黒チラシを、大切に一軒一軒届けたものです。

現在は、パソコンでサクサク作って、そばのプリンターでカラーで印刷、間違って書いてもパソコンではすぐに手直しできる実に便利になったものです。
昔のチラシ原稿をペラペラめくります。(なんと、大小各種数百枚の生原稿があるのです)

現在のブログと同じです。
電気屋さんのチラシと云いましても、内容は、商品のお勧めばかりじゃありません。お話がいっぱい載っていると思っていただいたらよろしいでしょう。
お得な商品のご案内の記事でも物語風、会話風に書いていますね、今のブログと同じ事です。
「奥さまちょっとニュース」なんて題して、少し小さ目のチラシも作りました。短い内容が受けましてとても好評に出せました。
クイズも載せました。各地区のお話を、シリーズで載せましたね「ふるさと再発見」のお話は、お客様の地区がチラシに載りますと、大層喜ばれて、切り抜きにして壁にはっていただくこともありました。

30年ほど前のチラシです。
今月のホットメモ、いつまでも「忘れたくない」ですね。奥さま結婚記念日はもうすぐですね!!、と書いて、大切な結婚記念日の名前を載せています。
電気屋さんのチラシって、今でもですが昔から、値段だ特長だ売り出しだという前に、商売に関係のないような事をいっぱい書いてます。
今気が付きましたが、30年前からですね、チラシの文章に「・・・ね」ってよく使っていますよ、「奥さん」って文字も使っています。クセってものは変わりませんね。
せっかく載せていますので。結婚記念日の名前を列記してみます。

  1年目・・・・紙婚式(アルバムなどを贈る)
  2年目・・・・綿婚式(ハンカチを贈る)
  3年目・・・・皮婚式(バックを贈る)
  4年目・・・・書籍婚式(本を贈る)
  5年目・・・・木婚式(鉢植えを贈る)
  6年目・・・・鉄婚式(調理器具を贈る)
  7年目・・・・銅婚式(タンブラーを贈る)
  8年目・・・・青銅婚式(電気製品を贈る)
  9年目・・・・陶器婚式(茶碗を贈る)
  10年目・・・・錫婚式(アクセサリーを贈る)
  11年目・・・・鋼鉄婚式(包丁を贈る)
  12年目・・・・絹婚式(シルクのパジャマを贈る)
  13年目・・・・レース婚式(スカーフを贈る)
  14年目・・・・象牙婚式(飾り物を贈る)
  15年目・・・・水晶婚式(時計を贈る)
  20年目・・・・磁器婚式(食器を贈る)
  25年目・・・・銀婚式(銀製品を贈る)
  30年目・・・・真珠婚式(首飾りを贈る)
  35年目・・・・珊瑚婚式(サンゴの置物を贈る)
  40年目・・・・ルビー婚式(ネックレスを贈る)
  45年目・・・・サファイア婚式(装飾品を贈る)
  50年目・・・・金婚式(金箔入りのお菓子を贈る)
  55年目・・・・エメラルド婚式(エメラルドの指輪を贈る)
  75年目・・・・ダイヤモンド婚式(ダイヤの指輪を贈る)

《金婚も 迎えたいです 50年》

菅村驛一さんの「続・匂うふるさと」より

2013年02月15日 | ふるさとの話
(ふるさと国府でも、コウノトリが普通に見られるようになりました)

  府中小学校の北幹線沿いに、三羽のコウノトリは田で遊ぶ

最近は、ふるさと国府のわが店の、ほんの近くの周辺で、コウノトリをよ~く見かけるようになりました。
土居の井堰の円山川で、3羽も4羽もの遊ぶ姿を見かけます。
最近は、店のほんの近くの府中新あたり、北幹線沿いの田んぼで、三羽のコウノトリが仲良くそろって、エサを探して遊んでいる姿をよく見かけます。
コウノトリは、豊岡市の周囲の田や野に山に、おおよそ100羽くらいが野生に放されていまして、車で走っていますと時には目の前を、大きな羽を広げて飛び立つ姿を見かけます。時には、円山川の蓼川大橋あたりで、10羽近いコウノトリが川原で遊んでいる事もあります。
ちょっと昔は、豊岡のコウノトリって全国にその名も轟かしていましても、滅多に姿を見かけることはありませんでした。
でも、最近は違います。
「コウノトリ翔けるふるさと豊岡」のその名のとおり、あっちこっちどこでも普通に見かけるようになりました。

私の亡くなった母と同級生であった誼でしょうか、菅村驛一さんの本が我が家には何冊か残してあります。(母が生前、菅村驛一さんが九州から訪ねてこられ、本を置いて帰られた)
菅村さんが国府の地、母と同郷の府市場に住んでおられた7,80年前の頃は、野生のコウノトリもたくさん飛んでいたでしょう。
それから、絶滅、繁殖、野生復帰と年月経って、今ではふるさと豊岡、ふるさと国府に普通に飛んでいる姿を見かけるようになりました。
菅村驛一さんの昭和30年頃の著書、「続・匂うふるさと」に、「里ことば」と題してこんな話が載ってます。

《石川啄木の歌に “ふるさとの訛りなつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく” というのがあります。わたしも30年ほど前に帰省の途次、播但線で和田山まで来た時、乗客たちの但馬(たじま)なまりが耳に入り、あこがれの故郷に帰ったうれしさと、里ことばのなつかしさを体験したものです。
九州伊万里に在住して三十数年、当初何気なく話していたことばが、但馬の方言であることに気付いたり、伊万里ことばが理解できず困ったりしました。今ではすっかり、自信がついたつもりでいるのですが、それでも、「あなたは、生粋の伊万里っ子じゃなかとでしょ」と見抜かれます。生まれながらに身に付いたことばは、どこに住んでも生涯まつわることを、つくづく感じました。
・・・・・中略・・・・・国府地方にあった里ことばを少し書いてみます。》と書いてあります。
ふるさと豊岡、あるいは、ふるさと国府をあとにして大阪に東京に出ている皆も同じでしょうね。菅村さんの本に載っています「ふるさと国府の里ことば」を書いてみますねなつかしいですね。

へしこ(魚のぬか漬け)

ななめ(やつめうなぎ)

よめさん(ねずみ)

ええもん(おやつ)

ながたん(菜切り包丁)

せっかい(さじ)

そうけ(竹製の入れ物)

びゃーた(割り木)

いまき(女の腰まき)

どうぶく(ねんねこ)

ちょかぼう(鳥打帽子)

さんがち(竹馬)

もんずき(おむつ)

しっこ(小便)

うんこ(大便)

ひこ(余分)

ぎゃーき(風邪)

はーたれ(ばか)

きつい(窮屈)

えりゃー(苦しい)

ええ(良い)

いけん(悪い)

どもならず(わんぱく)

いんじょかん(内気)

あきゃーへん(だめ)

しゃまーまげる(さし出る)

へー(子供語「ご免ください」)

おしみゃーんされ(今晩は)

どでゃー(なにしろ)

げなーで(らしいです)

いいなった(言われた)

きにゃー(来なさい)

おくれんされ(ください)

いかーな(行きましょうか)

なーア(例、それからなーア)


なつかしい、とてもなつかしい国府の里のことばです。

《ふるさとの 昔なつかし 里ことば》

バレンタイン・デーの一日

2013年02月14日 | 季節(冬)
(義理チョコやおまへんで、我が家の女神から心込めていただきました)


  若嫁さんの作品が、アトムのチラシコンテストで
                      見事上位入賞しましたよ・・・おめでとう!!!


朝一番に、「ハイ、お父さんにバレンタイン・デーのプレゼントです。」と、うちの若嫁さんから手渡されます。
包みには「山崎」ってな字の書いた、ウイスキーの香り漂う、結構高そうな生チョコです。毎年心を込めて頂いちゃって、本当に嬉しいことです堪りませんね。

家内も負けていません。午後です。
買い物から帰ってテーブルに、ちゃんと包みが置いてある。私と息子へのバレンタイン・チョコのプレゼントです。
これまたかわいい包み紙、ハートの飾りが付いていますね嬉しいことに、中身もおいしいアーモンドチョコでした。

今日は嬉しいバレンタインの日、心がこもっています。バレンタイン・デーのプレゼントは、義理チョコやおまへんで、我が家の女神から、心込めて愛のチョコレートをいただきました。


先日のアトムのチラシコンテストです。
本日、本部から発表がありました。なんとなんと、当店の出品しましたチラシが、見事に上位入賞してますね。

今回は、うちの若嫁さんの手書きで作ったチラシです。その名も「街のでんきや便り・2月号No42」です。
中身はご覧のとおりに、普段の体験感動しました商品の、紹介記事を書きますなんとも素朴なものですが、全国のアトムのお店は優しいですね、とても多くの投票で見事上位に入賞します。
本当にありがとうございます。
若嫁さんよ、本当によかったねおめでとうさん、嬉しいバレンタイン・デーとなりました。

ところで、今日の天気はどうですか。
まるで、春本番のような暖ったかさ、ポカポカ陽気も凄いです。
うちの赤ちゃんまだ四ヶ月、ヨチヨチ歩きも出来ないうちに、なにやら春めくいい天気思わずこんな歌を口ずさみます。


  はるよこい(春よこい)

  
   はるよこい はやくこい
   
   あるきはじめた みいちゃんが
   
   あかいはなおの じょじょはいて
   
   おんもへでたいと まっている


   
   はるよこい はやくこい
   
   おうちのまえの もものきの
   
   つぼみもみんな ふくらんで
   
   はよさきたいと まっている


《春が来た バレンタインだ 春が来た》