昨日、Fさん宅でエコキュートの取り付け工事です。
当店の仕事に協力していただく業者の皆と、炎天下での汗びっしょりの作業を続けます。配管工事のNさん他、4人がかりで狭い通路を巨大な薄型タイプを運びます。
設置場所へは、隣の家の車庫を通らせてもらわねば無理です大変なのです。
「通らせていただきますよ、工事中はガヤガヤうるさく申し訳ありません。アトムのうまいもの市のプレゼントです。どうぞ受け取って下さいな」と差し出しお願いいたします。
「いいよ、いいよ、こんなもの頂いてすまないね」と、隣家のご主人ニコニコと、「大きなもんですねエコキュートって」と、感心しきりで眺めます。
配管工事のNさんが、「今朝のNHKでアトム電器のニュースしとったよ、全国放送なんだね」、「アトム電器は最近よ~くテレビに出るね、ラジオでアトムの宣伝聞いたこともあるよ」とおっしゃいますね。
『9月は2日に社長会なんですよ、アトムの店はいろいろ頑張っているのですよ』とお話します。
街の電気屋さんがお客様の為に頑張るってことは、社会の中で存在するって云う意味は一体何かと考えますね。
アトム電器の経営理念、その第一項は「アトムは、商業を通じて地域社会に貢献する為に存在する」と謳います。
経営理念の「経」ってことを突き詰め考え仕事に打ち込む、それがアトムのお店です。
経営理念のそもそもは、「経」という語の意味から勉強します。
「経」とは、中国の古典が出自の『経世済民(けいせいさいみん)』を理解して、中国の「経世致用の学」、我が国では江戸期の「経世論」、太宰春台著の「経済録」に学びます。
「凡(およそ)天下國家を治むるを経済と云、世を経(おさ)め民を済(すく)ふ義なり」の文章からは、世を経(おさ)め民を済(すく)う事を、「経」と言い、「経の営みを経営という」。そして、経営を「経世済民」の概念通りに、正しく実践できる人を「経営者」と呼ぶそうですね。
さらに「経」を辞書で調べると、「縦糸・筋道」とあります。「経済」とは「筋道・道理で世を治め、民を救う」こと、経営理念とは、「経世済民を最高の概念とした、世の理(ことわり)を念には念(考え)を入れた文章」と云うことになりますね。
アトムの経営理念で謳っています、「地域社会に貢献=社会貢献」の姿が「経」と「理」の発露です。
家訓は家の経営理念、町の市民憲章は地域の経営理念、そう言えば国を導く政治家の皆さんは「党」の姿で結集します。そして「党」にも経営理念や国家理念が必要ですね。
今日は政権与党のリーダー二人、代表選へ出ること決断ですね。どんな国家を目指すのか国家理念を聞かせてほしい、国をどんなに運営するか、国家の経営理念を示してほしい、そんな気持ちでテレビの会見じっと澄まして見ましたね。
《リーダーは 国の姿を まず語れ》