嬉(うれ)しさは 遠来の客 板そばを 食しワサビを 土産するとき 《清滝小学校の桜》
嬉(うれ)しさは 皿そば手形 ハイどうぞ もらって凄さを 見て知ったとき
出石のそば屋さんに入ります。
城下町出石は、
そば屋さんが軒を並べる、皿そばで有名な観光地なのです。
皿そばとは、
小皿に盛った手打ちのそばを、秘伝のつゆで食するものです。
一人前が小皿5枚というところです。
入ったお店で注文します。
『二人前お願いします』、
家内と二人でズルズル、もぐもぐ、こりゃ旨い。
『もう二人前お願いします』、
ズルズル、もぐもぐ、こりゃ旨いわ、お腹もいっぱい満足します。
「ありがとうございました~」、
店の女将さんは、私たちと顔見知りです。
「電気屋さん、はいこれ。記念に持って帰って。差し上げますわ」と、
立派な木札の、
紅白の紐に鈴が付いた「皿そば之証」をいただきました。
通常一人前は5皿です。
その皿そばを(一人が)20皿食べると、「皿そば之証」が貰えるってわけです。
30皿食べると、
そば通認定の証として、店内に永久登録しますと、
木片に記録を書いて、店内の壁という壁に何千枚もぶら下げてありますね。
凄いことはこんなことです。
20皿でもらえる「皿そば之証」を5つ集めると、1年間無料の「無料札」を進呈、
1年間は、何回来ても、何十皿何百皿食べようがタダにしますと、ウソのような話です。
もう一つ、
1時間内に50皿完食すると、同じく1年間の無料札が手に入る。
さらにさらに凄いことです。
10分以内に50皿完食すると、
「永久無料」の特別な「そば通の証・永久無料札」が手に入るという、目が回るような究極のサービスなのです。
何千と壁に吊ってあります記録の木札には、
50皿完食もたくさんあります(時間は1時間以内かどうか分かりませんが)。
最高は145皿完食の女性の方もありました。
家内と二人でやっと20皿ですよ。
木札を吊り下げてもらえる半分にもいってないのに、嬉しいことです。
記念の「皿そば之証」を頂きました。
(このサービスはこのお店独自のものです。他のお店は分かりません)