中国道、すばらしい夕日

2008年06月30日 | アトム電器
             (pm7:04 中国道吉川JCT・今年一番遅い夕日)

今日は、一日早く7月のアトム社長会、息子と二人で羽曳野に出かけました。
会議の中で、先日加盟のアトムW店のお話しです。

「30年近くメーカー系列でとても頑張ってきたが、メンバー店からのお誘いもあり、4月の社長会を見学しました」と云うことです。
ところが、アトム社長会を見学しての感想は、
「会議の内容を聞いても、加盟店の話や雰囲気を見ても、いきいきと前向きに取り組む姿勢と、自己責任に充ち満ちた感じをとても強く受けた」、
「いままでの系列店の会合では中々味わえぬ、何か違うすばらしさを実感した」とおっしゃいます。
当店も、3年半前見学した際、正に同じ事を実感したことを思い出します。
当時より加盟店が、5倍に膨れあがっていることを思えば、W店の感じられたものは想像がつきます。
メーカー系列も、すばらしいものがありますが、次の例えでその差がよく分かるでしょう。
『旨(うま)くいったことは他人のせいにする、旨(うま)くいかなかったことは自分のせいにする』、
これが、アトムに加盟した今の私の気持ち、系列店当時はどうしてもその真逆に感じやすかった、そんな気がします。

本日の社長会には、テレビ番組の取材撮影がありました。
報道ドギュメンタリー、「闘い続ける人たちの物語」、役所広司が案内の、『ガイアの夜明け』です。
放映日は分かりませんが、全国にアトムの様子が、50分間にわたりつぶさに放映されます。
帰り道、中国道は吉川の付近、夜も7時を過ぎてまだ日は西に、
真正面に、今年一番遅い夕日の入りを、走る車から眺めます。
ガイア(地球)の夜明けならぬ、「ガイアの夕日」を見てしまいました。

恥を忘れたら、お終(しま)いですよ

2008年06月29日 | 私の思い
                 (ひまわりに、添え木をしました)

昨夜来の猛烈な雨、店の前の50センチくらいに育ったひまわりはぐったりと倒れています。
降り続く雨の中、ノボリのポールで添え木、ひまわりも嬉しそうに立ち上ってくれました。

本日は雨の一日、店の中で片付け用事をしながら聞くテレビ、どのワイドショーも「飛騨牛・ウナギなぜ後を絶たない食品偽装」がテーマです。
何か後ろめたい行為を、へっちゃらでやってしまう商売人が多すぎやしませんか。
いや、商売人に限らず社会全般に、道徳規範の低下が感じられませんか。
「人が見ていなくとも、お天道様が・・・」とか、「こんな恥知らずな事、親や先祖に申し訳が・・・」と云う、恥とか、恥ずかしいとかの精神が、少し薄れてきたのではないでしょうか。

日本文化(日本の精神構造)は、恥の文化と云われ、とても誇るべきものです。
「四書」のうち、「論語」に次いで有名な「孟子」の中に、「盡心章句上」があり、その6章に、
『孟子曰、人不可以無恥。無恥之恥、無恥矣。』と書かれています。
読みは、「孟子曰く、人以(もっ)て恥ずること無くんばある可らかず。恥ずること無きを恥ずるときは、恥無し、と。」です。
要は、人は恥という気持ちをなくしてはいけませんよ、恥を忘れた行為をしたらお終(しま)いですよ、と云う意味です。
この頃、商売人(偽の経営者)の謝罪会見多すぎますよ、本物の経営ってこんなもんではありません。
私たち全員で、「恥の文化」の意味、「本物の経営」の意味をもう一度、勉強しなおししたいものです。
(1月10日と12日の、このブログもご覧ください)
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忿怒(ふんど)の極み

2008年06月28日 | 世相雑感
                   (七変化の花、アジサイ)

「秋葉原殺傷事件」だ、「ウナギの偽装」だ、「居酒屋タクシー」だ、「船場吉兆」だと、
秋の害虫、浮塵子(うんか)の湧くがごとく、悪事の数々。
毎日の新聞を眺めていると、怒(いか)りと呆(あき)れの日々です。

だが、そんな小悪事が吹っ飛ぶほどの怒り、忿怒(ふんど)の極みを感じたニュースは、今日の一面の写真でした。
北朝鮮・寧辺(ニョンビョン)の原子炉冷却塔の爆破の写真です。
京都のG8外相会議に合わせたように、役目を終えた怪しげな代物を爆破して、「核施設の無能力化」だそうです。
これでアメリカは、北朝鮮の「テロ支援国家」の指定解除をする魂胆、
拉致問題の解決なんてそっちのけで、何をそんなに急ぐというのでしょうか。
横田早紀江さんと会ったブッシュ大統領、その時の「言葉と心」は一体何だったのでしょうか。
アジサイの花言葉のように、「移り気なこころ」だったのでしょうか。
ほんとに怒り心頭、思ってはいけないことですが、易経に出てくる文言、「積悪(せきあく)の余殃(よおう)”悪い行いの家にはその報いが必ず及ぶ”」を望む気持ちに駆られます。

どこかで聞いた話のようです

2008年06月27日 | ふるさとの話
          (出来ました、アトム特選品カタログ7月号と売り出し案内)

昨夜、日高町商工会の地区活性化懇話会に出席、豊岡市の出前講座という実にためになるお話を聞いてまいりました。
テーマは、『コウノトリとともに生きるまちづくり」と云う内容、
市役所のコウノトリ共生係長S氏のお話です(全国で豊岡市だけでしょう、コウノトリ共生部とか課とか係のあるのは、コウノトリに賭ける熱意、尋常ではありませんぞ)。
コウノトリから学ぶ生き物との関わり、自然の大切さを教育現場に生かしている事、コウノトリからそこに暮らす人々が、どれだけ学んだり感動しているかをとてもわかりやすく説明です。

自然に放鳥したコウノトリが次々と雛を孵(かえ)し、予想以上の数に増えているそうです。
その数約30羽、これは約40年前国内絶滅直前の実数で、豊岡周辺の餌場の規模では生息キャパ一杯だそうです。
私など、自然に放鳥するとどんどん遠くに、新潟でも九州でも飛んで行ってしまうと思っていましたが、そうじゃないらしいのです。
豊岡周辺のみに棲みつき、その許容数は約30だそうです。

電気屋の数も所帯数からして限度があるはず、だのにどうして大型店どんどんくるの、
街の電気屋さん、コウノトリのように絶滅種になりそうですよ。
コウノトリを大切にするって、自然を大切にすることにつながり、
街の電気屋を大切にするって、お客様が結局便利で得するって事につながります。
どこかで確か聞いた話のようですね。
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おばあさんの、長~い思案

2008年06月26日 | お客さん宅で
                   (Wさんちの、可愛いSちゃん)

佐田地区のTさんから、「Oさんの冷蔵庫、診てあげて~」と、電話口いっぱいの大声で電話です。
TさんもOさんも80代のおばあさん、隣同志で一人暮らし、Tさんが世話やきです。
訪問すると耳が少し遠くて、同じ事を「モグモグ」話すOさんは、とんと要領を得ません。
そもそもの冷蔵庫は、22年間も使った、ものすごく古い品、直せる代物ではありません。
それでもOさん、「モグモグ、モグモグ直せ、どうの」と、話が通じません。
世話やきのTさんを呼んで、『買うしか方法ありません。どうしましょう、どうします』と、
三者懇談ならぬ、おばあさん相手の進まぬ長~い思案話、ああでもない、こうでもないと頑固な話が続きます。
『私、栃本地区のエアコン工事があります。どっちでもいいから早よ~決めてちょうだいな』と、催促です。

急いで駆けつけ、栃本のWさん宅のエアコン工事、すっきり完成。
来年幼稚園の、可愛いSちゃんをパチリ、『おかあさん、Sちゃんをブログに載せるよ』、
おかあさん、「いいよ」とOKです。弟もカメラにパチリ、弟は差し出す手が写ってこれは没、
おばあさんが、「どうぞ食べて」と差し出す「えんどうご飯」のおにぎり、おいしく食べながら、
『やっぱ、モグモグばあさんよりSちゃんいいわ』と、ホットします。
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知らぬは電気屋ばかりなり

2008年06月25日 | お客さん宅で
                   (今日も、次から次へともらい物)

本日も、次々とお客様からもらい物です。「団子の粉」に「トマト」に「冷凍のフライ」や「野菜とりどりどっさり」と、行く先々でいただきます。

話は変わりますが、ずっと昔、
あるお客さんに、『当店とのお付き合い、もう3年くらいになりますね』、
『今ごろ聞くのは変ですが、突然ご来店でどうして当店から次から次へと買うようになったのですか』、なんて事を話しました。
お客様はニコニコと、「電気屋さんの近くに住んでたAさん、引っ越して今は私の近くよ。Aさんは私の弟、親切してもらったAさんの紹介よ、黙っていたけど」です。

本日Tさんに、『食器洗い機、下敷きの板で水平になりましたよ』と、お礼と調整に伺うと、
Tさん、「種を明かすとNさんからの紹介よ、Nさんが電気屋さんをすご~く褒めとったよ」です。
『えぇ~、ほんとですか~』と、私は大喜びです。すぐにNさんにも感謝のお礼です。

電気屋をして30年以上ですが、ほんとの「飛び込み一元客」って実はほとんど無いように感じます。
お客様が明かさないだけで、ほとんどの場合どこかで当店のお得意様とつながっています。
今でも時々、『どうして当店からテレビを・・・・』と、聞くことがあります。
答えは必ず、「○○さんと実は知り合いなのよ」です。
チラシやノボリだけでのご来店は、ほとんどゼロか、あってもたいがい、「何かほんの少しトラブルあり」ってことばかりの、ちょっと困った思い出ばかりです。
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Yさんちは自衛隊の民宿

2008年06月24日 | お客さん宅で
                     (Yさんちの畑に咲く花)

今日は、民宿を経営されているYさん宅にエアコンの工事です。
取り付けた大広間や廊下には、写真やら感謝状がいっぱい掛けてあり、玄関には自衛隊の大きなポスターです。
Yさんのおばさんの説明では、「この写真は、自衛隊・福知山駐屯地での感謝の集いのものです」、
「これは、民宿に対して感謝状を戴いている写真、これが感謝状」と、解説です。
写真を見ると、ひげの隊長で有名な佐藤連隊長から、Yさんが感謝状を受け取る写真、娘さんと大きく写る写真もあります。
『この方はイラク派遣の隊長で、今は国会議員の佐藤正久さんですね』と聞くと、Yおばさん、「そうよ、佐藤さんは福知山が任地、その時イラクに行ってたの」と、えらい親密そうです。

Yさんちはスキーの民宿、ずっと昔から自衛隊の雪山訓練合宿の民宿だそうです。
そういえば冬期間に訪問すると、自衛隊関係の衣類、車両、装備やらが目につき、スキー場では隊員の集団をよく見かけます。
民宿でも、それぞれいろいろな方面のご贔屓(ひいき)筋、お得意様がちゃんとあるもんです。
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操作の難しい冷蔵庫

2008年06月23日 | お客さん宅で
                     (冷蔵庫の液晶メニュー)

Iさんは一人暮らしのおばあさん、数年前にお買い上げの冷蔵庫、「自動でなかなか氷が出来ないわ」と、会うたびに困っておられます。
この冷蔵庫は、ドアの液晶画面にメニューが次々と表示されます。
お訪ねするといつも「製氷停止」が点滅状態、
そもそも小さなボタンを押すと、「製氷停止」他いろいろなメニューが表示したり、点滅したり、消えて無表示になったり、電気屋が操作してもなかなか『歯ごたえあるぞ』と思える代物です。
液晶画面の小さな字、若い者ならいざ知らず、見えにくい高齢のおばあさんにはとても操作できません。
本日お伺いして、とうとう『製氷皿で手動で氷を作ってね』と、お願いです。
あまりハイカラな、凝った操作方法って、お客様も電気屋も大迷惑です。
設計者が実際に操作して、使い勝手の良さをとことん確かめたのか聞きたい、そんな商品も時には見受けられます。ほんとに骨が折れる商品です。

天地は万物の逆旅(げきりょ)

2008年06月22日 | その他
                    (長楽寺の観世音菩薩像)

私の母の実家は、同じ国府地区のM家です。
今日、91才で亡くなったYおばさん(私の母の弟の奥さん)の、葬送のひとときを過ごしました。
農家の当家に比べ、商売をしていたM家は子供心に何かと上品で華やいで見え、
子供の頃、Yおばさんが商うシャツや下着の儲けを聞く機会があり、「このシャツ一つ売れたら10円儲かるよ、このパンツは5円なんよ」、
なんて事を耳にして、『どんどん売れたら、商売って面白いもんだな~』と、幼な心に感心したことを思い出します。
喪主で従兄弟(いとこ)のAさんが、「母の思い出が走馬燈のように・・・・」と挨拶すると、参列の誰もがしんみりと聞き入って、感慨に浸っているようでした。

いつの葬儀に出席しても思います。人間の一生のはかなさ、それを見送る縁者も同じ事、
李白の詩の中の、「天地は万物の逆旅(げきりょ)」と云うとらえ方を感じます。
李白が桃花園の宴を詠んだ詩、「春夜宴桃季園序」の冒頭の句、
「夫天地者、萬物之逆旅、光陰者、百代之過客。而浮生若夢」《人生は、生まれて死ぬまでの短い間にとどまる逆旅(げきりょ)、旅館のようなものであり、浮き世は、はかない夢のようなものである》です。
故人も立派に為し得たように、参列の縁者も、この世の一日一瞬を最善に過ごすことこそが大切であることを示唆しているように思えてなりませんでした。

雨の降る日は天気が悪い

2008年06月21日 | 季節(夏)
                   (今日も午後は、雨降り)

今日は一年中で昼間の時間が一番長い日、誰でも知ってる「夏至」です。
夏至だからと言っても、日の出時刻が一番早いわけではありません。日の入り時刻が一番の遅いわけでもありません。
昼間の時間が一番長いのです。
だいたい夏至の一週間前が一番日の出が早く、一週間後が日の入りが一番遅いのです。
夕刻、仕事をしながら夕日を眺めるわけですから、これからまだ一週間は、「日が長いな~」と感じるわけですね。

ちなみに当店は、北緯35.492°東経134.800°です。
このポイントで標高を0mとして計算すると、本日の夏至は、日の出4時46分、日の入り19時19分で、昼間が14時間33分もあります。
ところが一週間前の6月14日は、日の出4時45分、日の入り19時17分で夏至より日の出は早いが昼間は14時間32分、
今日より一週間後の6月28日は、日の出4時48分、日の入り19時20分で夏至より日の入りが遅いが昼間は14時間32分と云うことです。
冬至は、日の出日の入りのずれが一週間でなく約2週間なのです。ちょっと不思議ですね。

ところで、ブログでこんな当たり前で決まりきった事を書くって、あまり褒められたものではありません。
自覚していますが、なかなかネタが無いのです。
こんな振る舞いを、「雨の降る日は天気が悪い」と云うそうです。もちろん、皮肉られる例(たと)えに使われることのようですね、気をつけます。

電気屋の晴耕雨読

2008年06月20日 | 季節(夏)

                      (椅子にくくり付けた竹)  

 

 (ひまわりスクスク)     (山の雨雲)    (広大なアジサイ畑) 

『おぉ~、今年は梅雨でも晴れ間多くて、エアコン日和だ』と、云ってた昨日までと打って変わって、今日はザーザー雨の一日でした。

エアコン工事が出来ないならば、店内で、『7月特選品カタログのチラシ準備』や、頼まれ用事の処理がすいすい、すいと進んでいきます。                                 Tさん宅の主人の椅子、竹筒がビニールヒモでくくり付けてあります。                                       奥さん曰く、「主人、背骨が少し歪(ゆが)んで右に傾くの」、「竹が滑ってすぐ外れる、電気屋さんどうにかして~」と、頼まれます。                               『えぇ~、そんなこと云われたって~』と、困惑しながら、『ホームセンターで、ゴムの板とゴムひも買ってきます』と言ってしまい、しっかりくくり付けました。                 奥さん喜ぶこと満面の笑顔で、「わぁ~、嬉しい」、電気屋ってつくづく親切なんですね。

集金に、修理に修理に、見積相談。梅雨の大雨の中、頼まれ用事がどんどんと片付いて行きました。                                                 店の前のひまわりも、スクスクぐんぐん育ちます。                              道中の山は、まるで仙人の里のような雲の中、Nさんちの広大なアジサイ畑、今年は不作で花はちらほらでした。                                           電気屋の雨の一日はこんなもの、明日もし晴れればエアコン工事が待ってます。            のんびり暮らしの、「晴耕雨読」のようなわけにはまいりません。                     晴れれば工事、雨の日はお客様に「得」を届ける「晴工雨得」ってわけですね。


褒めるが勝、その3

2008年06月19日 | お客さん宅で
                     (優れもの、クレンザー)

一昨日ご来店の、Tさんの奥さんから、「トイレの電球替えて~、洗濯機のホースみて~」と電話です。
Tさんの奥さんは、食器洗い機の相談に来たはず、今日は修理の電話です。
早速、電球と風呂水ホースを交換です。『はい、○○円ですよ』と部品代をいただいて、それからお話です。
ご来店の時も、「親戚の設備屋さんにオール電化を頼んだのよ、いつもの電気屋さんのご機嫌とるため、直後に冷蔵庫買ったのよ」と、お話でした。
私は、ぐるっと見回し、さらりと本心から褒めました。
『Tさんち、エコキュートで床暖、すごいですね』、
『冷蔵庫は535㍑の最高級ですね、2人暮らしでちょっと大きめ、最高の商品ですよ』と、云う具合です。
Tさんは、「ハウスで畑仕事、くたくたで帰ってスイッチポンで湯が張れて、楽よ」です。
「冷蔵庫は電気屋さんにおまかせでした。アトムの特選カタログよりずっと高かったわ」です。
ついでに褒めます。『24年以上昔のこの電子レンジ、とってもきれいにお使いですね』、
さらに、『IHの焦げ目の汚れ、クリームクレンザーを差し上げます。アルミホイルで拭いてね』と、他店の商品まで親切にアドバイス、
するとTさん、「一昨日尋ねた食器洗い機、買うことにするわ」です。
初めてのお買い上げです。やっぱり本心から褒めてみるものです。

めぐる日常のありがたさ

2008年06月18日 | 季節(夏)
               (今日も「夕焼け小焼け」のメロディーです)

毎日夕刻6時キッチリ、当店の目の前、国府地区公民館に立つスピーカーから大音響が流れます。
「夕焼け小焼けで日がくれて、山のお寺の鐘がなる
      お手々つないでみな帰えろ、カラスと一緒に帰りましょう」のメロディーです。
店にいる時、これを耳にすると、『今日も一日、無事に過ぎようとしているな~』と云う感傷に浸ります。
朝は朝陽が普通に昇り、夕は夕日が普通に沈む、毎日当たり前に繰り返される日常を歌ったものですが、
「夕焼け小焼け」のメロデーから受ける情景は、今日の無事、明日への希望を感じさせ、
普通で当たり前の毎日や、健康で平和な日常が繰り返されることが、どれだけ大切で、とてもありがたい事だと感じさせるものです。

夜、商店会の会合で、「中元大売り出し」の打ち合わせをしました。
一年巡り巡って、無事に普通に売り出しができることも、今回も元気に参加できることも、ありがたいことだと感謝し、
電器屋を今日も元気でできたことも、「普通で当たり前」の毎日や、「めぐる日常のありがたさ」に感謝しなければなりません。
そんなことを思いながら会合を終え、家路へと急ぎました。

入りやすい商店の原則

2008年06月17日 | 店内外の話
                    (只今、エアコン祭り開催中) 
  
今日も暑~い一日、日差しは真夏のようでした。
屋上から吊り下げた、「エアコン祭り開催中」の大型垂れ幕は、日差しに照らされ輝いています。
ずらりと並んだ、「他店に負けたら、差額の2倍返し」のノボリは、梅雨時とは思えぬ晴れ間のそよ風に、はためいています。
当店から、ほとんど買われたことのないTさんがご来店、「食器洗い機のこと聞きたいの」と、お尋ねです。
『まあまあ、腰掛けてください』、ニコニコと説明しながら、
『当店はどなた様にも親切第一、気軽にご案内がモットーです』、『説明したからといって押し売りしたりしませんよ』と力説です。
Tさんおっしゃる、「今までの店に聞くと、買わない場合はちょっと気まずいの」、「ちょっと他店から買うと、とっても機嫌悪そうにされるのよ」ですって。
さらに、「あんたの店は、何を聞いても気楽で気安いし、入りやすいのよ」と感想です。
褒めてもらっているような、聞くだけでお買いにならないと残念なような、妙な気分です。
でも、店の前に立ってとにかく入りやすい、聞きやすい店、聞くだけ聞いて店を出た後、後悔の気分が全然な~い店って、お客様にとってとっても大切な事ではないのかな、
入りやすい商店って、やっぱり商売の大原則の一つのように思います。

今日も、「父の日」

2008年06月16日 | 私の思い
                 (送ってきた、綿100%のシャツ)

今年も送ってきました、「綿100%のシャツ」3着です。
東京の長男に、『父の日の贈り物、夏はシャツがいいな~』と返事をしてから、今年で3年目、毎年定番のプレゼントです。
東京の店で買ったのでしょう、何となく東京の香り漂う贈り物です。
『ありがとう、汗をすってくれる綿シャツ、毎日何枚も着替えます』、『本当にありがたいことです』。
次男は元気に、毎日エアコン工事。それこそが何よりの、「父の日・親孝行」です。

離れて暮らす長男には、論語・為政第二の22章の文章、
「孟武伯問孝。子曰、父母唯其疾之憂。《孟武伯(もうぶはく)孝(こう)を問(と)う。子(し)曰(のたま)わく、父母(ふぼ)は唯(ただ)其(そ)の疾(やまい)を之(これ)憂(うれ)う。》」を送りたい。
東京に住み離れて暮らしていると、毎日どうしているかほとんど分からないが、
せめて、「病気をして親に心配をかけないことが、なによりの親孝行だ」と思います。
そういう意味のとても有名なな言葉なんです。
それから来年も、綿シャツ3枚頼みます。