(寒中だと云うのになんちゅう天気ですか、春のような暖ったかさ/日高総合支所にて)
拡大してね、手書き、手作りの「街のでんきや便り・2月号」です。
1月5日は二十四節気の小寒です。一番寒さが厳しい大寒は1月20日、そして、あと三日で節分ですね。
寒の入りは小寒の日、寒明けは節分で、その間の30日間を寒中と云います寒いです。
ところが今日の天気はどうですか、空は青空ポカポカ陽気、雪国但馬は普通の年は、雪に埋もれて深々と寒さに震えている季節です。
本日ふるさと但馬の陽気、寒中だと云うのになんちゅう天気ですか、春のような暖ったかさです。
『こんにちわ~、アトム電器です。春のような天気ですね』と挨拶しまして訪問します。
『ハイ、2月になってないのに2月号です。大切なお客様には、早目一番にお届けします』と云って、「アトムの特選品カタログ・2月号」や「街のでんきや便り」を持って、一軒一軒訪ねます。
一人暮らしのIさんちのばあちゃんは、3年ほど前まで病弱でした。
じいちゃんが、炊事洗濯頑張って、茶の間のベットでばあちゃんは、いつも寝てます横になり、「こんにちわ~」と細い声出し話してました。
ところがどうでしょうか不思議です。
3年ほど前にじいちゃんが、亡くなりばあちゃん一人になって、心配しましたどうするだろか他所事(よそごと)ながら案じます。
いやはや心配ご無用ですね、ばあちゃんしっかり元気になって、ベットも片付け普通です。
Iさんちに、ちょっとご用で寄りますね。
『Iさ~ん、元気ですか。一人で大変ですね』、『今日はね、いつもの便り、街のでんきや便りを持ってきたよ』と挨拶いたします。
「ありがとうさん。いつもアトムさんには、遠いところなのに無理ばっかり頼んで、すぐに来ておくれるから助かっております」と、仏さんに手を合わすような眼差し手振りで話します。
『ハイ、今年からは野菜のタネにしたから、蒔いてね』、「まあ、そうなの。どんだけ入ってるの?」と袋を触って話します。
「え、えぇえ~、レタスのタネって、これ5粒ほどしか入っておらんがね」と、ぺしゃんこの袋を見ながら笑います。
ばあちゃんは、じいちゃんが亡くなってから、しっかりと畑をしてます野菜を作る、イノシシと戦いながら頑張りますね。
「アトムさんのクイズは、難しくて分からんとこもあるよ」と、クイズもやってる80代のばあちゃんは、もっと易しくしてよと頼みます。
A3チラシの「街のでんきや便り」を広げます。
「いつも楽しみに読んでます」、「今月号はちょっと違いますね、字が違いますね」と、ばあちゃん気付いた良く見ています。
『そうですよ、いつもは息子が作っています。今月号は息子の嫁が作りましたんよ』、『全部手書きなんです。今度ね、アトムの会議にチラシコンテストがあるから、私が書いてみるわと手書きで作ってくれたんよ』なんて説明いたします。
その時、リ~~ンと携帯電話、取り上げ電話をいたします。
携帯電話の画面には、うちのケンちゃんの写真です。ばあちゃんは「その写真見せて、見せて。可愛い赤ちゃんはあんたんとこの赤ちゃんなの?、男の子?女の子?」と尋ねます。
電話を取り上げまじまじと、眺めてチラシと見比べますね。
「チラシのお母さんの写真、可愛い赤ちゃんの顔、まあ、赤ちゃんはお母さん似だね」なんて云いますばあちゃんは、似てるに似てると、チラシも赤ちゃんも、褒めます褒めます嬉しいですね。
《ばあちゃんは ホントに元気 褒め上手》