本日は久しぶりのポカポカ陽気です。
水道事業所の桜も、山王山の桜も一気に開花の気配です。
市民会館の桜にはボンボリがきれいに並び、満開と花見客とを待ち受けています。
当店も、一週間前から夏の展示に模様替え、店内も店外も「エアコン祭り」モード一色となりました。
豊岡市内のSさんは、一人暮らしのおばあさん、朝一番に電話です。
「新品のコタツが赤く灯(つ)かない~、見て~。熱いことは熱いけどね~」と電話です。
すぐに駆けつけ、『大丈夫ですよ、明るくなったり暗くなったりするもんよ、正常ですよ』と、丁寧にていねいに説明するも、
ちょっと耳が遠い上に、少しばかり頑固です。又々、午後にも同じ内容の電話です。
そんなおばあさんの、今度は冷蔵庫の話です。
「冷凍室に付いたいっぱいの霜は、ドアが開いてたからと電気屋さんは云うけれど、心配だから新しいの持ってきて~」です。
1週間ほど前に見たばかりの冷蔵庫、まだ5年くらいの商品なのです。
『おばあさん、な~んにも買うことないよ、壊れてないもん。都会の息子さんに相談してよ』と云っても、
「私の金で買う、息子に聞かんでもかまわん、かまわん。私が決める~」と言い張ります。
結局カタログに、「ガッ~」と丸を付け、
『これが同じ商品で値段はこれだけ、息子さんが帰って来たときこのカタログ絶対見せてよ』と云って渡します。
カタログといっしょに、「壊れていません、買わなくてもいいですよ・・・電気屋より」と書いた、メモもはさけておきました。
ほんとに頑固なおばあさんです。Sさんの云うこと聞いて品物売ったら詐欺になってしまいます。