豊岡市但東町中山・県道2号線(宮津八鹿線)東側には、子午線の塔と子午線観音が建っています。
嬉(うれ)しさは ふるさと但馬 南北に 走る子午線 観音見るとき
兵庫県は、
南は太平洋から、北は日本海まで広がる大きな県です。
また、
兵庫県は日本標準時の東経135°の子午線が、県内を南から北へ串刺しのように走っているところです。
東経135°の子午線の一番南は、
和歌山県は和歌山市沖ノ島西端の、友ケ島灯台からスタートして北上します。
淡路島、明石市、神戸市、三木市、加東市を北上して、西脇市の日本のヘソ公園を通過します。
ヘソ公園は、東経135°、北緯35°が交差する、日本のちょうど切りのいいヘソっていう訳のところです。
さらに北上します。
山南町、氷上町、青垣町を通過し、ほんのちょっと京都府福知山市夜久野町を縦に通過します。
夜久野町を山越えしますと、兵庫県豊岡市但東町に入るのです。
兵庫県はここまで、そのあとは京都府の丹後半島の久美浜町、網野町で日本海に抜けていきますね。
その但東町の子午線標識は、中山地区の県道沿いに建っています。
坂本勝知事の書で「子午線の塔」と銘板があり、東経135°、北緯35°30‶の大きな看板が建っています。
西脇市のヘソ公園は北緯35°ですから、
但東町は北に0.5°上がったところとなるわけです。
隣には、
およよ、珍しきかな子午線観音まであります。交通安全の観音様だと書いてありました。
今日は、ふるさと但馬にあります。
日本標準時の東経135°子午線を見て走ります。