もうちょっとで火事になりますよ

2008年10月31日 | お客さん宅で
                    (真っ黒にこげた、
                         差込プラグとコンセント)

午後3時ごろ、Fさんからお電話です。
「ポットと炊飯器を差してるコンセントが匂う、見に来て~」です。
即刻駆けつけ、見てビックリ、コンセントが丸焦げではありませんか。
台の裏になってたコンセントは、隠れています。普通なら発見が遅れます。
臭いを感じたから良かったものの、隠れたコンセントの事故ほど怖いものはありません。
『奥さん、これ、こんなに真っ黒ですよ、もうちょっとで火事になりますよ』と、分解して取り出したコンセントと差し込みプラグを見せます。
壁のボックス内に焦げは及んでいませんし、ケーブルも奥まで焼け焦げていなくて修復可能、
新しいコンセントに取替え、『はい直りました、万全です』と云いながら、注意点を説明です。

『差込プラグの刃にホコリが溜まり、湿気が微小な放電(ショート)を起こし、最悪発火するのです』、
『トラッキング現象といって、いつ起きるかわからず、隠れた台や冷蔵庫の裏が一番怖いですよ』、
防止方法は、「ブレトラックコンセント」と云う、検出メカで回路を遮断してくれるコンセントに取替えが一番ですが、
とりあえず、ホコリが付いてないか、差込が緩くないか、抜け掛けてないか、触って暖かくないか、異常な音や臭いがないか、
ホコリが溜まりやすい、奥のほうの隠れたコンセントは特に注意してね。一年に一度は点検と掃除をして下さいよ。
『何よりも異常を感じたら、すぐ電気屋に言ってね』と云いながら、
冷蔵庫のプラグと取り替えた差込プラグに、ホコリの侵入防止のキャップを着けて帰りました。
火事にならず、大事にならず、よかったよかった、ほんとによかった。

ウォー、すごく増えてますアトムのお店

2008年10月30日 | アトム電器
            (半年前に500店突破したばっかりなのに
                         もう600店になりそうです)

この写真は、電気の業界誌「技術営業」の今年5月号に載った図と数字です。
「おかげさまで、500店突破!2008年4月10日」と出ています。
アトム電器チェーンの加盟店数が、500店に達したニュースです。
グラフの数字を見ますと、平成5年のアトム発足時11店が、3年後には倍の22店、その3年後には又々2倍の46店、さらに3年後の平成14年が又々々2倍の97店と、倍々ゲームで増加しています。
ところがそれからが物凄い、その3年後、今度は3倍以上の314店ではありませんか。
分母が大きくなっているのに、それが3倍になるなんてとてつもない事、あれよあれよと言ってるうちに平成20年4月10日には500店突破と云うわけでした。

毎月お客様にお届けする、「アトム特選品カタログ」の表紙には、加盟店の顔写真と、
「大型量販店にも(価格・サービスで)負けない町の電気屋全国チェーンOOO店登場!」と、加盟店数が載ってます。
7月22日に、「ガイアの夜明け」が全国に放映され、アトムが大きく紹介された影響でしょうか、最近のアトムの店の増加数は大変ですよ。
7/1現在509店が、8月515店、9月540店、10月565店と毎号増加した数字がカタログ表紙に載ってます。
今月10月も、一ヶ月でも35店くらい増えてるようで、11/1には600店間違いなし、
この3ヶ月間で85店増(年340店増相当)の驚異のペースです。
この調子だと、1000店達成も案外早くって気がしてきます。

危ない床屋談義

2008年10月29日 | その他
                   (大好物の柿の季節です)

『ちょっと遅くなったけど、サンパツやってもらえる~』と、扉を半開して尋ねます。
奥さん、「電気屋さんが、サンパツしてほしい~んだって、出来る~」と、主人を呼びます。
夕刻、近くの散髪屋さんに、伸びてうっとうしくなった髪を切りに行きました。
当店をいつも御ひいきの散髪屋さん、私も義理堅く、いつもサンパツはこの店と決めています。
でも、ちょっぴり困ったことがあるのです。

「へい、らっしゃい。今日もいい天気でしたね~、きれいにサンパツしましょ~」から始まって、
ここのご主人は、サンパツの作業中ドンドコ・ドンドコ、ずっと休み無くしゃべり続けて話しかけてくるのです。
「不景気だねぇ~、アメリカが悪いんだアメリカが」、
「小泉改革なんていい事ひとつもなかったよ、騙されたよ調子のいいフレーズで、ありゃ詐欺だ、詐欺師だよ」と、
ご主人は、聞きもしないことを次から次にとしゃべり、しゃべった言葉に勝手に興奮しています。
興奮すると、いつの間にかハサミの手が止り、髭剃り最中のカミソリの刃に力が入ります。それが3秒も5秒も静止状態、その間も口だけは元気よく動きます。
『ふむふむ、私には難しくって解りませんね~」と、気のない相槌を打ちながら、
声には出さず、《しっかりサンパツしてよ、刃はさすが危ないよ~、次のお客が待ってるだろうに、頼むからハサミ動かしてよ》と、心で叫びます。

江戸時代には、床屋で政治談議をすることを、「床屋談義」と云ったそうですが、
当店かかりつけの散髪屋さん、ちょっと言葉が荒いが、とっても気さくないい人なのに、
ついつい、一人相撲の床屋談義に熱中して、
その度にハサミが止り、カミソリに力が入る、ちょっぴり危ないご主人なんです。
今日も無事に帰れたことに、感謝感謝の夕べでした。

近所の電気屋さん、どうしてアトムでないの?

2008年10月28日 | アトム電器
                (照明器具3万円以上で、松葉ガニ進呈)

毎月お客様にお届けする特選品カタログ、
今日、印刷会社から到着した11月号、お客様にお渡しする封筒に、家族3人で手分けして入れていきます。
封筒には、おまけに当店のオリジナル挨拶状と、パソコンお勧め手作りチラシ、さらに、「年末謝恩・照明まつり」のチラシも入れます。
「照明まつり」の特典は、毎年おなじみの、「照明器具3万円以上で、松葉ガニ進呈」です。
「限定お買い得品」パナソニック半額セール、「全品どれでも」東芝・サンヨー40%OFFと、ビックリ大特価です。
それに加えて、松葉ガニの特典付き、たいがいのお客様は驚きと感謝で、「こんなにして貰っていいのかしら」と、お礼バンバンです。

チラシに載った、松葉ガニの写真を見ながら思い出します。
ちょうど4年前の11月、半月前の10月20日に豊岡を襲った台風23号、ツメ跡も生々しい頃でした。
縁あって、アトム本部から本部長が当店を訪問です。
「予定されてる年末大売出しに、アトムのチラシ使ってみませんか」と提案です。
そのチラシにはデカデカと、「照明器具にカニ付けます」が載ってます。
『地元で松葉ガニはどうかな?』と思いきや、売り出し当日、照明器具が出るわ出るわ、松葉ガニもどんどん出て行きます。
『えらいこっちゃ、アトムの威力はすごいもんだ』、『こりゃ~アトムに加盟しないわけいかんがな』、松葉ガニの思い出です。

先日、ある加盟店の方がおっしゃいました。
遠方の方が店に来て、「うちの近所の電気屋さん、どうしてアトムでないの?、どうしてアトムに入らないの?」と、詰問されたそうです。
その方は、アトムの魅力を知ってのことでしょう。
近所の電気屋さんが、アトムになってほしいと訴えておられるのです。
アトムの売出しって、そんな魅力を、お客様の心に刻むことができる、凄い内容がいっぱいなものなんです。

「当店にご相談ください!」のノボリ

2008年10月27日 | アトム電器
                   (新しいノボリが到着しました)

11月から始まる今年最後のキャンペーンが、アトム全国565店合同企画の、「年末AVフェア」です。
11月と12月の2ヶ月間、液晶ハイビジョンテレビやブルーレイハイビジョンレコーダーを中心に、デジタル家電をお客様におすすめする取り組みです。
年末年始に、地デジ放送の綺麗な画面を味わっていただこうと、全国のアトムの店が、売り出しにお客様をご招待はもちろん、お客様宅へ訪問してご説明、2ヶ月間目をくるくる回しながら頑張るのです。

そのためのノボリが到着しました。

ドーンと景気よく立てるため多数用意、店の外に、店の中にも立てまくります。
ノボリには、「他店でデジタルテレビを購入したが、映りが今ひとつパッとしない!『当店にご相談下さい!』、長年の経験と、高度な技術で対応します。」と書かれています。
まるでデジタル110番と一緒ですね。
アンテナ工事や、接続設定や、使い方説明は、当店オリジナルの専用見積書でわかりやすく親切に事前説明いたします。
もちろん、どこよりも丁寧工事、サービス価格、
量販店で買ってしまって困っているお客様、気兼ねなくぜひ親切第一のアトムの店にお電話ください、よろしくね!。

少し寒くなりました

2008年10月26日 | 季節(秋)
                     (色づいた街路樹、
                       ヒラヒラ落ち葉が舞ってます)

秋真っ只中の日曜日、それぞれの町で「福祉まつり」などが開催されています。
せっかくのイベントも、今日は小雨とちょっぴり寒さでかわいそうな感じでした。
豊岡市内は「大石りく祭り」、パレードやよさこい踊りもこの寒さでも盛り上がったかな、
秋のイベントは、やはり抜けるような秋空が一番です。
来週から、出石の「お城まつり」、日高の「マロニエまつり」や「阿瀬渓谷紅葉まつり」、竹野の「カニカニカーニバル」に城崎の「かに王国開国式」、
それに、但馬ドームでの「但馬まるごと感動市」、そして当店前では「国府ふるさとまつり」、毎週毎週イベントがめじろ押しです。
何卒、来週からはカラッと晴れ渡り、秋のイベントが盛り上がりますように願うばかりです。

ところで、本日10月26日は「原子力の日」だそうです。
国際原子力機関に参加した日であり、茨城県東海村で始めて原子力発電に成功した日でもあり、1964年に閣議決定され制定されたようです。
一年365日、すべての日に何かの「記念日」が命名されています。
日本人って、暦に行事、節気、記念日や吉凶の印をびっしり書き込み、
「良い日だ、悪い日だ、記念日だ、季節の行事だ」と、楽しむことが好きなのですね。

「ほんものはつづく、つづけるとほんものになる」             東井義雄(とういよしお)

2008年10月25日 | ふるさとの話
                   (但東町・佐々伎神社の
                          なんじゃもんじゃの木)

但東町佐々木地区は豊岡市の東の端、とっても山の中、
のどかと言えば聞こえがよろしいが、イノシシ、鹿除けの電気柵をビッシリと張り巡らせた田畑に囲まれた田舎です。
売り出しの度にご来店、いつもお買い上げのIさん宅にテレビの調子伺いです。
庭先で農機具業者と電気柵のテストです。
『Iさん、こんにちは。有線テレビはいつ地デジ受信をするのかな、3台も買っていただいた液晶、早く地デジを見たいですね』なんて会話です。

近くの神社、佐々伎(ささき)神社の境内、石段の途中に「なんじゃもんじゃの木」があります。
村の入り口の看板には、「元祖・なんじゃもんじゃの木の古里(ふるさと)」、意味が良くわかりませんが結構有名です。
ウロコが剥がれたような模様、なんじゃもんじゃの大木には、「触ると幸せになり、恋人ができます」と案内板です。
神社から数百メートル下、左手にある東光寺が、ペスタロッチー賞の受賞でとても有名、教育界の方なら全国的に知らない人がいないくらいに有名な、東井義雄(とういよしお)先生の出生地です。
豊岡市但東支所にある東井義雄記念館には、先生の偉大な生涯を案内する数々の資料と、100冊を越える先生の名著が展示されています。
本日は2冊購入しました。その一冊の表題が先生の言葉の一つ、「ほんものはつづく、つづけるとほんものになる」です。
教育界のみならず、電気屋にだってジーンと来る言葉です。

池田草庵(いけだそうあん)に学ぶ

2008年10月24日 | ふるさとの話
                   (現存する青谿書院の建物)

豊岡市の隣町、養父市の市長選挙が行われています。
新聞記事の中、立候補者の一人が、「尊敬する人物は郷土の偉人・国学者の池田草庵だ」と発言しています。
本日、養父市八鹿町宿南のKさん宅を訪ねた帰り、近くの青谿書院(せいけいしょいん)に寄りました。

青谿書院は池田草庵35歳のとき、故郷八鹿村に乞われて開いた私塾です。
弘化4年(1847年)に開塾ですから今から161年前、幕末から開国がせまる時代といえます。
池田草庵の家系を継ぐ池田さんの家も、当店創業の頃取引があり、その頃住まいだった当時の青谿書院にもお伺いしたことがあります。
池田草庵は、京で学んだ極めて聡明な儒学者(中国の古典を研究する人)で、但馬聖人とも崇められた偉大な学者です。
青山川の渓流のそばに立つところから名付けられた青谿書院には、草庵の名声をたよりに全国から700名を越す塾生が身を寄せ、寝食をともにして学んだと記されています。
第2代東大総長・浜尾新(はまおあらた)「豊岡藩出身、ちなみに初代総長は出石藩出身の加藤弘之で、明治の官界学界は但馬出身者が要職を占めていたようです」をはじめ、そうそうたる人物をこの塾から輩出しています。

草庵の講義を塾生が漢文で書き取った書物に、「肄業餘稿(いぎょうよこう)」があります。
その中に、『綱常倫理、國之元気』と云う項があり、そこに次のように書き記されています。
「綱常倫理は、國の元気なり。元気盛んなれば則ち支體に傷害ありといえども、身は未だ死するに至らず。倫理明らかなれば則ち邊境に虞れありといえども、國は お保つべし。」です。
要約しますと、「人の生き方やあり方(綱常倫理)が、国のあり方の根本をなしています。そのため、その根本がしっかりしておれば、体に少々の傷があったり辺境(地方)で問題があっても、国はしっかり存続する」と、説かれています。

今の日本を取り巻く状況は、ほんとに多事多難です。
でも、草庵は説いてます。
人の生き方やあり方(綱常倫理)がしっかりしておれば国は滅びない、存続すると。
ただし、綱常倫理が崩れるとそれは危ういと云うことですね。

「奥さまちょっとニュース!!」をCDに保存

2008年10月23日 | 店内外の話
                   (昔のチラシCD保存・作業中)

当店は、昭和49年の年末に創業しました。
店主の私、電気屋になる前の仕事、原稿を書いたりチラシを書いたりすることが多かった為、創業直後からチラシは作りに作りました、配りに配りました。
毎月毎日コツコツ配るものですから、疲れて歯が浮くぐらい、滅多やたらと書いては配り、配っては書きました。
最初の一年なんぞ、365日年中無休で働く離れ技、その頃の懐かしいチラシです。
その当時のチラシ原稿(青焼きコピーをするため、半透明のトレーシング用紙にすべて手書き)がどっさり、
今で云うP社推奨の「お手紙チラシ」そのものズバリが、その数200枚くらい、
傑作チラシを、息子がスキャナーでパソコンに取り込みCD保存です。
チラシの見出しも、「オオウエ電化ニュース」から、「奥さまちょっとニュース」へ、タイトルや見出しも次から次へと変えながら毎月連続発行、
季節ごとの個展や合展の案内状も、すべて手書き手作り、現在のパソコンと違い手書きの温もりです。
古いチラシの原稿を読み返すと、30年前の電化製品の様子や値段、今と比べずいぶんな変わり様、ほんとに驚かされます、懐かしいです。


電気自動車

2008年10月22日 | お客さん宅で
                  (イタリア製電気自動車・ジラソーレ)

夕刻、Tオートさんでオイル交換、ついでに23V液晶の地デジの設定をします。
4年前にTオートさんがオープンした時、きれいなショールームにぴったりなテレビのご希望で、純白でキュートな「サンヨーCAPUJO(カプージョ)」をご購入、カウンターにぴったりマッチしています。
設定を終え、『地デジがとっても綺麗に映りますよ』と、女の子に説明です。
『ところで入り口に止ってる可愛い車、電気自動車なの』と、尋ねます。
Tオートさんには、なかなかセンスのある変わった物があります。
女の子は、「イタリア製のジラソーレです」。私は、『えっ、ディラソーデですか』と聞きなおすと、
「デじゃなくって、ジ、ジラソーレなんよ、軽でもちょっと高いのよ」です。
Tオートさんは専用の充電スタンドも完備した、エコステーションだそうな、電気自動車も身近です。

昨夜のNHKクローズアップ現代で、「日本の技術に勝機あり・自動車」と云うテーマで、電気自動車の開発の今を取り上げていました。
日産のゴーン社長は、「20~30年後にはガソリン車は衰退、電気自動車の時代」と発言です。
全世界の自動車メーカーは充電電池の開発に躍起、まるで電機メーカーのお株を完全に奪う様相です。
NHK、今夜のテーマは、「日本の新戦略・太陽光で発電」です。
シャープの町田会長、「太陽電池が石油エネルギーに取って代わる、太陽電池の工場はエネルギーの油田と言える」と解説です。
どんどん世の中、進歩に限りがありませんね。

アンテナ工事

2008年10月21日 | お客さん宅で
                   (配線図も一緒に見積書)

Wさん宅のアンテナは、若夫婦が結婚の時に取り付けて以来13年以上経ちます。
日曜日、Wさんから、「パーフェクTVが全然映らない、診て~」と電話です。
UHFアンテナと、BSアンテナと、CSアンテナを並べて付けています。
診断すると、CSアンテナの故障です。
『CSのどのチャンネルですか、見ておられるのは』と、奥さんに尋ねると、
「この音楽番組です」と、パンフレットで返事です。
『CSの内、選ばれたチャンネルのスカパーe2が入る、110度CS・BSアンテナを付けてみましょう』と、仮設置して選局します。
すると、e2の中に音楽番組があります。『奥さん、これで行きましょう、詳しくはご主人に説明します』と帰ります。

ご主人は日曜日お仕事、本日火曜日がお休みです。
早速、工事前(現状)の配線図と、工事後の配線図を付けた見積書を持参です。
ご主人に、『CSアンテナが壊れています、BSアンテナも古いです。現状はUHFだけのブースターなので、全室BSと地デジを良好に送る為、地デジアンテナとBS・110度CSアンテナに、BS/UHFブースターを入れて、家中分配します。分配器も端末も全部地デジ対応商品ですよ』と説明です。
見積もり金額を説明する前に、まず何がどうなるかと、見てすぐにわかる図面で説明です。
工事後はもちろん、端末の信号レベルの測定、それも図面に記入して渡します。
少しWさん、マニアで周辺機器がとっても多く、テレビ裏側の配線も物凄い量、
すっきり整理して、『ハイ、完璧、家中どこでも映りますよ』と説明です。

正午までの予定が、息子と二人がかりで、とうとう1時半までかかってしまいました。
とっても疲れました。

朋(とも)有(あり)遠方より来(きた)る

2008年10月20日 | アトム電器
                 (秋深き、たわわに実る柿・羅漢)

加西市北条町に五百羅漢(らかん)でとても有名なお寺、羅漢寺(らかんじ)があります。
何年か前に家内と二人で訪ねました。素朴にして表情豊かな石仏が、延々五百体近く境内を埋めています。
一体として同じ表情のものは無く、それぞれが何を思うのか、何を訴えているのか、見る者によって変わります。
亡くなった父に似た顔、母に似た顔を見つけることも出来るといわれ、一体一体、じっと見つめて行くと、時間の過ぎるのも忘れる程です。

五百羅漢の「五百」という数字は、「千」と云う数字とともに「多いい」を表す区切りとして使われます。
アトムの店も500店を優に超えました。次の区切りの1000にもいずれ到達するでしょう。
500でも1000でも大変な数ですが、もっと凄いことはその中身です。
仏様に例えて畏(おそ)れ多いいですが、アトムの540店は、表情豊かで、それぞれが特徴のある、加西の五百羅漢の石仏のような気がします。
本日も東北のアトムの店からメールです。
北から南まで、全国の仲間が同じ志で、お客様に尽している姿が手に取るようにうかがえました。
まさに、論語第一章に云う、「朋(とも)有(あり)遠方より来る、亦(ま)た楽しからずや。」の様相です。

ちょっと期待はずれでした

2008年10月19日 | 私の思い
                     (砥峰高原のススキ)

生野峠を越え、播但線長谷駅から山の中へ連続カーブと坂道を進むこと約10km、
標高900mの砥峰(とのみね)高原は、日本有数のススキの群生地と聞いてやって来ました。
当店から約75km、神崎郡神河町上川地区の高原に到着は、出発が遅かったのと日没が早いこの季節、もう夕暮れ模様です。
到着すると、「砥峰高原ススキ祭り」も片付けの最中、どんどん車が帰り支度です。
高原を照らす夕日、ススキの穂を透き通る夕陽なんて光景を期待していましたが、何~にもありませんでした。
想像していた、「白いススキの穂の圧倒感」や、「高原一面に波打つススキ」なんて云う印象はありません。ちょっと期待はずれでした。
一番よい日ではなかったようです。次の機会には、きっと素晴しいススキの海原を見せてくれると思いながら帰路に着きました。

期待はずれといえば、アメリカのライス国務長官です。
頭脳明晰で、バリバリのやり手と期待していましたが、この4年間いつも期待はずれでした。
ヒル国務次官補とのコンビで、とうとう北テロ支援国家指定を解除してしまいました。
米国にとって、北朝鮮はイランやテロ組織などに核技術が流出するかもしれない、とっても危険な「テロ支援」の国家でしょうが、
日本から見ると、北は「テロ支援」国家でなく、拉致を平気でやる「テロ」国家そのもの、その上弾頭は日本にしか向いてないのです。
ライスさんはとっても期待はずれ、ブッシュさんは言葉を裏切る、ほんとにやるせないアメリカですね。
こうなれば日本も、憤怒の怒りをこめて、フンドシ締めなおし、「いよいよ自分のことは自分で」の信念で、頑張らなければならない時代に入ったと感じますね。

但馬空港のLLZ/T-DME(ローカライザー/ティーデメ)

2008年10月18日 | ふるさとの話
                 (コスモスの向こうに見える
                         T-DME「ティーデメ」の塔)

竹野からの帰り、奈佐路や藤井地区のお客さまに向かう時、近道となる空港線を走ります。
完璧な秋晴れの下、空港駐車場の数万本のコスモスも見ごろを過ぎ、半数は花から実へと育っていました。
コスモスの向こうの丘の上、大きな鉄塔は、空港からの情報を発射する施設T-DME(ティーデメ)です。
コウノトリ但馬空港は、離島を結ぶ路線を除けば、豊岡・伊丹間の運行距離は国内最短、一日2往復(冬場は1往復)もたぶん最低本数でしょう。
そんな、国内で一番小規模の空港にも、一人前にLLZ(ローカライザー)が完備しています。
平成13年10月に共用が開始、霧や雲、雨などの視界不良のときも安全に着陸OK、
それまで欠航に泣いてたことがウソのように就航率がアップ、あとは搭乗率のアップを願うばかりです。
ローカライザーは、滑走路の端に設置されたオレンジ色の柵のような形、滑走路中心線とその延長線上の生野町方面をねらっています。
ローカライザーは、非常に指向性の強い誘導電波を生野町に向け発射、南から進入・着陸する航空機の計器(指示器)をコントロール、150Hzと90Hzの電波のズレを修正しながら、パイロットは正確に進入します。
T-DME(ティーデメ)は、ローカライザーからの距離情報を提供する役割を受け持ちます。
小さな空港にしては設備は完壁、就航率アップ、安全第一の設備といえますね。

円山川の巨大なスッポン

2008年10月17日 | お客さん宅で
                (Tさんが捕まえた、巨大なスッポン)

昨日、Tさん宅に伺った時、勝手口の横に「円山川の主」と紙に表示した箱が目に付きました。
Tさんに、『何が居るの』とたずねます。
「スッポンだよ、よ~く見て、どえらい大きいでしょう」と、ふたの被いを取り外し見せてくれます。
『うお~、これは大きい、見たことない大きさだ』とビックリです。
Tさんが、写真を撮るなら比較に置いてと一升ビン、スッポンの大きさと変わりません。全長50センチはあります。
かっぷくある胴体から、頭をもたげている姿は貫禄そのものです。
川ガニを捕るため円山川に沈めたカゴに、大小の獲物が入ってたそうです。
大小の小の方でもとても大きく、それで作った「スッポンスープ」を、秋祭りの100人近いお客様に振る舞われたそうです。
Tさんは昔からスッポンの捕獲は名人級、食した後の甲羅の骨組みは壁に掛けてあり、その数多数です。
この巨大な「川の主」も、そのうち腹の中、なにかもったいないような、かわいそうな妙な気持ちです。