普通のおばあさんが、「困ったもんだね~」

2009年11月30日 | お客さん宅で
             (神鍋高原・道の駅にいました、但馬牛の張りぼて)

Wさん宅は神鍋高原、もうすぐ本格的な冬です、雪が屋根に積ります。
本日小雨でちょっぴり冷える、息子がアンテナ工事をしている間、Wさんの奥さんに、コタツで暖をとりながらテレビの説明をいたします。

『このテレビ最新型ですよ、分厚い方の説明書は見ないでね、薄い説明書に分かりやすく書いてありますよ』と、三菱のHDD・BD録画機能内蔵テレビを説明します。
Wさんは80才くらいのおばあさん、風邪気味でお休みのご主人に代わって聞いていただくのです。
「録画の仕方は難しくないの?」と、心配顔のWさん、
『それがとっても簡単よ、だれでもすぐに使えます』と、順序を追って説明します。
『今見てるこのニュース、録画したいと思ったら、〝一発録画”ボタン押すだけよ』、
『今夜のドラマを録りたいときは、このボタンで番組表出して、希望の番組選んで“決定”、このボタン押せばいいですよ』と、サクサク、サクサク説明が進みます。

最近は、テレビの売れ行きがとっても好調、さらに安いものより、録画機能付きのちょっと高額なものや、LEDバックライトの高級アクオスが圧倒的に売れているのです。
結構お年を召したお爺ちゃんお婆ちゃんがご注文(元々街の電気屋さんのお客さんは、ちょっと高齢の方ばかり)なのですね。
なので説明もなかなか骨が折れます、大変なのです。

Wさんへ一通りの説明を終えたころ、画面のニュースは鳩山総理、
それを見ていたWさんは、「困ったもんだね~、お母さんから9億円ももらえるご身分、だのに納税4億もしてないんだって、国のトップがルールを守らんなんてホントに困ったものね」と嘆息なのです。
『民主党って、国民の期待を一身に受けてる身なのに、鳩山さんの偽装献金や贈与税の義務違反、小沢さんの業者絡みの献金疑惑に、会費の不正処理、菅副総理の後援会費を寄付での不正処理、どれも当たり前のルール違反なんですね』と説明すると、
Wさんはもう一度、「本当に、本当にこんなことは困ったものよ、こんな国の指導者しか持てない日本の国民って不幸なものね」と、ため息なのです。
田舎の、素朴な普通のおばあさんに、こんなことを云わせる政治家って本当に困ったものです、先が不安になってきますね。

青い山脈

2009年11月29日 | 季節(冬)
              (兵庫県警察音楽隊の、素晴らしい演奏でした)

本日午後、豊岡市民会館にて、平成21年度豊岡南地区 暴力追放・防犯・交通安全大会がありました。
午前中は、出石のNさん宅にて大型テレビやDVDの引っ越し作業、
『Nさんお願いなのです、本日はあちらのテレビをこちらに引っ越し、こちらのテレビをあちらに引っ越し、DVDやBDデッキも入れ替えて、時間がとっても足りません。取り外したBSアンテナと分配工事は後日にさせてもらいます』と伝えて帰ります。
午後一番は市民会館に駆けつけ防犯大会に出席なのです。

師走を控えたこの時期に、電気屋さんの忙しさったらたまりません。
なのに、「国府ふるさとまつり」に「植村直己冒険館と国分寺館の見学会」やら、「公民館活動反省会」と、次から次へと区の用事もオンパレード、又々きょうは防犯大会、忙しくって身が持ちませんね。

大会の最後は兵庫県警察音楽隊の演奏です。
ステージの上には真っ白な制服に身を包んだ凛々しい姿、どうして音楽隊の制服姿ってあんなに男前に見えるのでしょうか、ライトに照らされた隊員の皆さん、とっても輝いて見えました。
若い婦警隊員の皆さんの、はつらつとした動き、
隊長さんの作詞作曲なる「振り込め詐欺防止の歌」を歌唱する隊員さん、プロ顔負けの上手さには驚きの拍手です。
最終は、服部良一ヒットメロディーの熱演なのです。
だれもが口ずさんだ名曲「青い山脈」が流れます。

「青い山脈」

作詞:西条八十
作曲:服部良一

若く明るい 歌声に
雪崩(なだれ)は消える 花も咲く
青い山脈 雪割桜
空のはて
今日もわれらの 夢を呼ぶ

古い上衣(うわぎ)よ さようなら
さみしい夢よ さようなら
青い山脈 バラ色雲へ
あこがれの
旅の乙女に 鳥も啼(な)く

雨にぬれてる 焼けあとの
名も無い花も ふり仰ぐ
青い山脈 かがやく嶺(みね)の
なつかしさ
見れば涙が またにじむ

父も夢見た 母も見た
旅路のはての そのはての
青い山脈 みどりの谷へ
旅をゆく
若いわれらに 鐘が鳴る

昭和24年、藤山一郎と奈良光江が唄い、爆発的大ヒット曲、
『古い上衣(うわぎ)よ さようなら・・・雨にぬれてる 焼けあとの・・・父も夢見た 母も見た 旅路のはての そのはての』と、
戦後の焼け野原から立ち上がる息吹を感じる名曲です。

思い出し、口ずさみながらブログを書いていますと、NHKから聞こえます。
今度は明治の息吹、あの有名な「坂の上の雲」の放映なのです。
日清・日露戦争を軸に明治後期の遷り行く日本、近代化に身を投げた、秋山好古(よしふる)・真之(さねゆき)兄弟と、正岡子規、伊予松山の三人の物語、司馬遼太郎のこれまた名作なのです。
今日は懐かしい事二つに、出会ってしまった一日でした。

仕分け作業は、「告朔(こくさく)の氣羊(きよう)を去らんと欲す」のか

2009年11月28日 | 私の思い
          (特選品カタログ12月号が到着しました、
                 手作りチラシと花の種、一緒にお届けいたします)

大阪のアトム本部から、「アトム特選品カタログ・12月号」が到着しました。
手作りチラシの「アトムのでんきや便り」と花の種、それに「高級カニ進呈」チラシと、「ついに登場、Windows7パソコン」チラシを加えて、家族総出で封筒に入れていきます、お届けします。
宛て名シールに、『特別値引き&特典付き!クリスマスセール実施中!」のメッセージとサンタのイラスト、師走らしい案内状に仕上がりました。
お客様の笑顔が嬉しい楽しい、お届けするのが待ち遠しい作業です。

昨日で、政府の行政刷新会議・作業グル―プによる仕分け作業が終了したようですね。
95兆円の概算要求のうちの1.8兆円を圧縮したそうですが、不思議でなりません。
概算要求を出させる前から、どうして21年度比1割カットと云うような、シーリング方式で金額の枠をはめ、賢い役人に中身の取捨選択をさせなかったのかな?、
出てきた概算要求を、廃止だ、見送りだ、縮減だと、何か政権交代のパホーマンスのような光景の毎日、ちょっと考えさせられるな~と思います。

論語・八佾(はちいつ)第三に、こんな一文が出てきます。

『子貢欲去告朔之餼羊。子曰。賜也。爾愛其羊。我愛其礼。「子貢(しこう)、告朔(こくさく)の餼羊(きよう)を去らんと欲す。子曰く、賜(し)や、爾(なんじ)は其(そ)の羊を愛(お)しむ。我は其(そ)の礼を愛しむ。」』です。

財政を管理していた弟子の子貢に、損得勘定と合理主義だけで、月の朔(はじめ)に宗廟に報告する告朔の礼を、羊のお供えだけで省略し、その羊のお供えもさらに止めようとすることを、
孔子は、「お前は羊を惜しがっているが、わたしはその礼が惜しい」と、子貢に咎めて言ったと云うものなのです。

将来の飯の種である科学技術の予算を、「世界で1位になる事が必要ですか?、2位ではいけないのですか」なんて、アホな事言ってる仕分け作業の人達に、「告朔(こくさく)の餼羊(きよう)を去らんと欲す」のかと問いたいものですね。

羊を餼(おく)るを表す餼羊(きよう)の餼の文字が、パソコンになじまない為、タイトルは氣羊(きよう)の当て字になってしまいました。

豊岡市は、環境都市・「豊岡エコバレー」をめざしています

2009年11月27日 | ふるさとの話
         (市役所入ってすぐの「コウノトリ情報」版には、
                     野外に38羽、飼育に99羽と書いてます)

最近気が付きました、市役所入ってすぐのホール(豊岡市役所は日本一質素な建物、ホールと云っても小さな待合所)に、「コウノトリ情報」と書いた掲示板があります。
掲示板の上の壁には、とても有名なモノクロ写真「川で遊ぶコウノトリと、農婦と但馬牛」が、でっかく掛けてあります。
云わずと知れたコウノトリの町・豊岡市の市役所なのです。
毎日のコウノトリの生息数も、野外に38羽、飼育に99羽と表示です。
「コウノトリ悠然と舞うふるさと・豊岡市」は、わが町のキャッチフレーズ、街中にこの言葉があふれています。
ところが最近、もう一つのキャツチフレーズの登場なのです。
10日ほど前に開催された、日高地区・市政懇談会の挨拶で中貝市長の発言です。
「平成21年11月、決まったばかりのニュースです。豊岡市の今後の経済成長戦略を、環境都市『豊岡エコバレー構想』で進めてまいります。」と説明なのです。
コウノトリの町として、あらゆる面に自然との共生を掲げ、町づくりや産業に取り組んでいますが、さらに「エコ」をキーワードとした取り組みにあらゆる力を注いで、全国に先駆けてエコの先進都市、世界に誇れるエコの環境都市を目指したいと云うものです。
具体的には、エコ企業の集積、エコハウスの普及、地産地消やエコツーリズムの推進、バイオマスの推進、職員の「e通勤」をはじめ公共交通を守るエコ交通の推進など、豊岡の町(バレー)がエコの谷間になるように、環境都市「豊岡エコバレー」を目指すと云う壮大な構想なのです。
全国はもちろん、世界から注目される町を目指す、それが経済成長のエンジンにもなると解説なのです。
凄いですね~、豊岡市の環境都市・「豊岡エコバレー」構想って。
今後がとっても注目な、とっても楽しみなお話なのです。

バンバン売れるセミナー

2009年11月26日 | 店内外の話
            (アトムのでんきや便り・12月号は、お手紙チラシ)


ちょうど一週間前の夜、町内で毎年開催する「歳末謝恩大売り出し」の打ち合わせ会です。
会議の前の情報交換で、「電気屋さんは景気どうですか」、『いやあ~、ボチボチですね。エコポイント効果も、大型店並みでないものの、少しは恩恵受けてますね』と話します。
M会長が、「豊岡のバイパス地区に、又新しいショッピングセンターと、家具や日用品の超大型店が出来るそうよ」、
「豊岡の駅通り商店街、ますますシャッター通り商店街になりそうだね、地域の商店は大変だね」と話します。
人口が減る一方の豊岡市の中に、こうも次々と大型店がいるのだろうか、派手な大型店舗にヤケクソのような安売り商法、ホントにいつまで続くことやら呆れてしまいます。
アトムの理念にあるように、自然の法則に従った「本物の商売」が最後には認められる世の中になりますように、真面目な地域の商店に陽が必ず射しますように、
ささやかな、素朴な商店の「歳末謝恩大売り出し」を相談しながら念じます。

そこに商工会のパンフレット、経営勉強会の案内チラシです。
「バンバン売れる、セミナー実践コース」の大きな文字で、受講のお誘いなのです、目にとまります。
勉強会は六日間、それも有料なのです、本気のようです、真面目です。
「バンバン売れる」って見てしまいますと、ちょっと関心を引きますが、
コースの案内には、「手紙チラシor手紙DM実践コース」、「売れるチラシ、DMの秘密がわかる勉強会」とも書いてあります、どこかで聞いたような話です。
よ~く考えてみますと、毎月書いてる当店のチラシ「アトムのでんきや便り」ではありませんかね。
今月号は、いも積みゲームのニコニコ写真をいっぱい載せた、大感謝祭・お礼お手紙チラシです。
セミナーに行って聞こうかどうしよう、もしも当店と同じことなら、嬉しいような残念なような、そんなことを感じます。
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電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと注文すればよい

2009年11月25日 | お客さん宅で
      (空気「オゾン」の力で洗う洗濯機、一番人気はサンヨーAQUA「アクア」)

店で大売り出しをしていつも感じます。
午前中は11時頃からお客様の列が続きます。「これ下さい、あれ下さい」と店内はてんやわんや、忙しいったらたまりません。
昼の12時になっても同じこと、午後1時になってもそのまんま、そのうち午後のご来店ピークが2時半ころからやってきて、いつだったかの大売り出しなんぞ、昼のご飯が午後の4時なのですよ。
お腹もへってくたくたですよ、何が何やら倒れます。
こんなことを感じます。
電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、ドッと押し寄せ「これなんぼなの、あれなんぼなのよ」、「調子悪いの見てちょうだい、電気がつかんのなんでかな」、
ごった返しの最中に、修理の細々(こまごま)相談を、二つ三つすればよい。

さ~て、売り出しが終わると順番に配達です。
お買い上げのテレビを車にいっぱい積んで出かけます。
『うひゃ~、アンテナ状態がムチャクチャ悪くて、デジタルが映らん』、なんてことで改善工事の宿題が残ります。
次も次もとテレビを配達、疲れます。
夜になりますサンヨーAQUA(アクア)、これがムチャクチャ重くってかないませんね~、疲れます。
でも、AQUAをお届けした後の、
「この洗濯機は物凄~くいいわ、洗濯ものが何んかフワ~っとして、肌ざわりがいいの」と、いつもいつも喜びの声にホッといたします。

今日は朝から、IHクッキングヒーターの据付なのです。
Iさん、おっしゃる、「きょうは応援の人がきてするんだね、電気屋さんが全部しないのどうしてなのよ」、
私は、『売出しの後です、床下にもぐり、台を組み立て出来ません、とっても忙しいのよ当店は』と、応援で片づけることを説明します。
任せてこちらはテレビの配達、大きいもの小さなものと、目が回る配達なのです、一日中走りっぱなし。
やっぱり感じましたよ、
電気屋〇〇すにゃ刃物はいらぬ、テレビにエアコン、手間ヒマかかる工事や修理、ドッと注文すればよい、
今日もそんな気分で、クタクタ夜まで走ります。

玄(げん)さんで~す!

2009年11月24日 | ふるさとの話
             (市の広報の表紙に登場、玄武岩の玄さんです!)

市の広報11月25日号が到着です。
表紙に登場するは、玄武洞を背にした玄(げん)さんなのです。
六角形の硬~い顔して、ねじり鉢巻きしめて、おでこに怒りマークまで付けての頑固おやじの風貌ですね。
豊岡市にはマスコットキャラクターが三人もいるのです。
市の鳥が、だれでも知ってる特別天然記念物のコウノトリ、その愛称が「コーちゃん」、
市の両生類が、これも特別天然記念物のオオサンショウウオ、愛称を「オーちゃん」と呼ぶのです。
そこに食い込んで登場したのが、国の天然記念物・玄武洞にどっかと160万年前から住んでる「玄さん」なのです。
玄武岩は市の石、玄武岩の玄さんは、めでたく市のマスコットキャラクターになってしまったのです。

広報記事の「中貝市長の徒然日記」から抜粋します玄さんの身上書、
玄さんは、六角形の顔に、ねじり鉢巻きに腹巻巻いて、はっぴ姿で怒り顔、
豊岡地方政府の発表によりますと、出身地は豊岡市、身長2メートルの大男、どぶろくと白いご飯に漬物大好き、推定年齢160万歳なのにお元気な姿、
特技は石垣になることと、漬物の重しになること、豊岡市の人々にとっても役立ち愛されているお方なのです。

まあ、紹介はこれくらいにして、なんで玄武洞の玄武岩かと云いますと、
玄武洞を含む「山陰海岸ジオパーク(京都府、兵庫県、鳥取県)」が、10月28日に東京の日本ジオパーク(地質遺産公園)委員会で、世界ジオパークネットワークの国内候補地に選ばれてしまったのです。
その中心地が、国の天然記念物・玄武洞なのです。

石の名前で玄武岩って知ってますね。
玄武岩で出来ているから玄武洞、ブーです、間違いなのです。
玄武洞という地名に存在していた石を玄武岩と名付けたのです。これホント。
明治17年に、岩石の和名制定の時、東京大学の小藤文次郎博士がこの洞の名前から逆に採用して、六角形のこの岩を「玄武岩」と命名したそうです。
そんな有名な石が、いかつ~い顔の玄さんなのです。
顔は六角でも、心は丸~るい、とってもやさしい玄さんなのです、どうかよろしくお願いします。

国民の祝日って、一体なんだろか

2009年11月23日 | 私の思い
            (今日は勤労感謝の日、「国民の祝日」なのですね)

アトムの大感謝祭が終わって、今日は勤労感謝の日、「国民の祝日」なのですね。
二日間の売り上げ集計や、本部への商品や記念品の発注に追われます。
『二日間は売出しなんで、こらえてね~』と、お願いしていたお客様には、修理や工事に行かねばならんし、ご注文と同時に、修理や問い合わせが二日間のうちに、ドッと溜まるわけですから大変なのです。
勤労を感謝して、国民の義務として、休もうとするのですが叶いませんね、休めませんんね。

昭和23年、マッカーサー占領下の日本はとっても大変、それまでの祝祭日は全て廃止と決定されたのですね。
明治6年から、明治、大正、昭和の日本、その時代もちゃんと「祝祭日」が守られていたのです。
「祝」と「祭」とも、ほとんどは皇室祭祀との繋がりで決まってたよう、
1月1日、新年の祝日は慣習である「四方拝の日」、1月5日は「新年宴会の日」、2月11日は神武天皇にまつわる「紀元節」、天皇誕生日の「天長節」は、11月3日(明治時代)、10月31日(大正時代)、4月29日(昭和時代)と変わっていきます。
昭和に入ってからは、明治天皇を偲んで11月3日が「明治節」、この5日間が「祝日」なのです。
それに加えて、皇室の祭祀で大切な日が「祭日」として休日なのです。
元始め祭(1月3日)、春季皇霊祭・春分の日(3月20日頃)、神武天皇祭(4月3日)、秋季皇霊祭・秋分の日(9月23日頃)、神嘗祭(10月17日)、新嘗祭(11月23日)の6日間なのです。

昭和20年8月15日、戦争に負けると惨めですね、文化であり日本人の心の一体感でもあった祝祭日もバッサリ廃止、今の政権交代の削減、廃止どころじゃありませんよ、完全廃止で新祝日法の制定なのです。
昭和23年7月20日の新祝日法、その条文からも当時の雰囲気が伝わりますよ。
新祝日法、第一条
自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
昭和23年の秋分の日から始まった現在の祝日法、今のように15日間もありません。
元日、成人の日、春分の日、天皇誕生日、憲法記念日、こどもの日、秋分の日、文化の日、勤労感謝の日の9日間だったのです。
皇室祭祀の面影をなくす名前になりました。
今では祝日の意義さえ忘れて国旗も立てず、本当に国民がひとえに祝う心の柱さえも無くなろうとしていますね、ちょっとだけ寂しい気がいたします。

去年も一昨年も「感謝感謝の、勤労感謝」「新嘗祭」の事を書いていました。なんかネタが同じことの堂々巡りになりました。

アトム大感謝祭の2日間

2009年11月22日 | アトム電器
         (奇跡のようなタワーに積み上げ、
                  考えられないような技の、じゃが芋積みゲーム)

昨日と今日の二日間、アトム大感謝祭の売出しでした。お届けした袋を小脇に抱えてどんどんとご来店なのです。
「来ましたよ~」と、連れだってNさん、Fさん、Kさんの三人が、二日目の朝一番にご来店、
『まあまあ、ようこそ、ありがとうございます。アツアツのたこ焼きはいかがですか』と、実演中のたこ焼きを『ハイどうぞ』、ニコニコ顔で差し出すのです。
家内が、『コーヒーにしましょうか、お茶がよろしいか』と、飲み物をすすめます。
店の中をウロウロ、キョロキョロ、店内は次から次へと押し寄せるお客様でいっぱいになってまいります。

テレビの前に座ったYさん夫婦、「キレイに映るね~、見たらもう欲しくなるわ、この録画内臓の三菱の新型いいね~」と、
昨日からどんどんと、「BD・HDDリアル」が売れました。
「32型でこんなに安いの、ほんと~」とビックリのUさんに、『ハイ、アトムのご案内に載ってたでしょう、間違いと思うくらいのサービスでしょう、37型用の3万円以上の高級台付きでこの値段』、
Uさん、その場で携帯持っておじいさんに電話して、「おじいさん用に買うよ~」と話してお買上、
あっちでは「これ何ぼに出来るの~」、こっちでは「持って帰るので安くして~」、「カニが付くの~」、「ハムがいいわ~」と、もうメッチャメッチャの大賑わいなのです。
『え~~い、持ってけ、どんどん付けます、カニでもハムでもどんどんと』、もう大変な二日間が過ぎていきます、大忙しなのです。

「こんな小さなバケツなの~」なんて、ちょっとビックリしながら積み始めるじゃが芋に玉ねぎ、皆さん真剣、真剣、欲が出てきて止まりません。
カレーの箱をじゃが芋に平らに乗せて、その上に奇跡のピラミッド、100人分以上の野菜もルーも次から次へとゲットです、どんどん袋に飛んでいきます、お持帰りなのです。
記念の写真は、ピースで撮ります100枚近く、笑顔のお客様へ、『え~い、持ってけ、いつものご贔屓、感謝のお礼なのです、どうぞどうぞ、好きなだけ持ってけ、どうぞどうぞ』と、店内は笑いと笑顔が充満なのです。

日銀は気楽ですな~

2009年11月21日 | 世相雑感
          (招き猫も、いらっしゃいませ、
                       たくさんのご来店、ありがたいことです)

天気も持ち直しました。
今日のアトム大感謝祭は、次から次へとご来店のお客様、大人も子供も、おじいちゃんもおばあちゃんも、じゃが芋と玉ねぎを積み上げて楽しんでいただきました。
本当に、和気あいあいとした売り出しの一日、たくさんのご来店や、テレビをはじめとてしてたくさんのお買上、本当にありがたいことです。
感謝いっぱいの気持ちで一日目を終えました。

地域の景気を敏感に観察できる、タクシーの運転手のような人の協力を得たり、街角の様子から景気の状況をつかみ取る方法に、内閣府が定期的にやっている「景気ウォッチャー調査」と言うものがありますね。
私など、毎日々々商売で直接お客様と接していますと、世の中の景気が良いか悪いか、会社の雇用状況が厳しいか深刻なのか、自営業の方の仕事が少ないか大変なのか、奥様などが話される言葉からひしひしと掴み取る事が出来ますね。
もうだいぶ前からですが、「待ってたら、薄型テレビなんてどんどん下がるわよ」、
この言葉、どれだけ聞かされたことでしょうか。毎年々々、20%以上も単価が下がる商売なんてとってもやりにくい、
『早く買わないと、値段が上がりますよ~』、「今、無理をして買っても、後で振り返れば、結局安い買い物だったわ」と言う世界のほうが、どれだけ商売人もお客様もハッピーなことでしょうか。
安くしないと売れない、680円のジーンズが売れる、アウトレットが売れる、大型量販店のどぎついチラシ、物は下がるが当たり前、インフレなんて言葉忘れそう、
それがこの数年ずっと続く困った状態、まさにデフレの嫌~な時代なのですね。

昨日、政府は3年5カ月ぶりに「デフレ宣言」をしましたね。
政府も日銀も、「景気の基調は持ち直してきている」なんて判断ですが、「街角の景気ウォッチャー」ではそんなことはないでしょう。
麻生政権の2次補正予算の財政出動を削りに削り、22年度の予算だって貯金に廻ってしまい、実質消費や景気刺激にならぬかもしれない子供手当や高校授業料手当、
ばらまいても思惑通りにならず景気は二番底、需給ギャップは広がるばかり、
物価下落と景気悪化の連鎖が進む、「デフレスパイラル」が現実味を帯びてきましたね。
海外資金も日本を離れて東京市場もどんどん下がり、株価下落がさらに消費を冷やす、
だのに日銀は気楽ですね~、ゼロ金利や量的緩和をする気配なしです、困ります。
とにかくとにかく、何としてでも物価を押し上げる対策をしてほしいな、
白川日銀総裁なんて、デフレに対する認識が甘甘なのかな、
日銀の物価の見方は「経済全体の需給が緩和した状態が続く中、昨年の石油製品高騰の反動からか下落している」なんて、物価下落は石油におわせ、
「個人消費は耐久消費財を中心に持ち直している」なんて、エコポイントでのテレビ・自動車の好調を、持ち直しの判断にする甘さ、
日銀って本当に気楽なことですね、しっかりしてほしいものですね。

何も買うものないわ~、そんな心配いりません

2009年11月20日 | 店内外の話
         (野菜積み上げゲームも準備完了、あとはお客様を待つばかり)

『う~ん、まだ売り出し準備が出来てないのに、次々ご来店で手が取られる~、困ったな~』、
『こんな時間にお呼び出し、時間がないです急がなくっちゃ』と、ボヤキながら大感謝祭の準備です。
夕刻には、とってもご贔屓のAさんが、「Ipodの使い方教えて~」とご来店、時間が過ぎてまいります。
そこに、いつもいつもお買い上げのS子さん、「明日の売出し最中でも、持ってきてよ~」と、現金先払いで冷凍庫のご注文、
メーカーに発注すると明日入荷の返事、こりゃほんとに、S子さんへ売出し当日の配達になるぞ~、ゾゾ~~といたします。
夜6時、豊岡のNさんから、「明日引っ越しするから、今すぐ色々外しに来て~」と電話です。
も~、準備が出来ない~、たまりませ~ん。

そうボヤキながらも夜の8時過ぎ、完成しました完璧準備、店の外にも中にも紅白幕の鉢巻き巻きました。
息子は、ありとあらゆるポスターを印刷して、あっちにもこっちにも吊り下げました。
とにかく活気あふれる会場の完成なのです。

お馴染みのイベント「野菜積み上げゲーム」のコーナーには、一個一個キレイに磨いたじゃが芋に玉ねぎ、ニンジンに、「とろけるカレー」や「とろけるシチュー」、ジャンボな山が出来ました。
展示のテレビや洗濯機、どれもこれも「展示特価」や「展示処分」、「3台限定」に「現品限り」の文字が踊ります。
その上、「最新の商品が、早くも展示特価」まで書いて、私をドキッとさせます、慌てるほどの大サービス、
極めつけは、「何も買うものないわあ・・・・とお困りのあなた!、照明を替えてお部屋をリフレッシュ!!、Panasonic照明器具半額セール、なのに3万円お買い上げで今ならカニ2杯付きます!」の大きなポスター、

買うものないなんて困らせません、
ゲームだけでも楽しんでね、アトムの大感謝祭に来て損することはありません。
間違いなしです、私が保証します、ホントです。

「豊岡エコバレー構想」って凄いのです

2009年11月19日 | ふるさとの話
         (別荘の建ち並ぶ神鍋高原の秋、まるで別世界の趣なのです)

神鍋診療所にエアコン見積りの為、下見に訪れます。
神鍋高原への入口、「よのき坂」のカーブを車で進みます。正面には但馬ドームの真っ白な屋根、左手の紅葉した木立の向こうには、別荘が見えます。
建物は、それぞれ個性のあるデザイン、適当な間隔で山の風景に溶け込んでいます。
道路から脇に入る別荘への小道は、イチョウの葉で黄色のじゅうたん、
走る車に舞う落ち葉、山々の紅葉をバックに走る様は、まるで高級車のCMのシーンそのままなのです。
別荘と云えば軽井沢、那須高原と思い浮かべますが、日高町にも別荘地区が名色(なしき)にあるのです。
時々、都会から来られたお客様が当店に電話され、エアコンやテレビのご用で寄ったことがありますが、診療所の帰り道、久しぶりに入り込みます。
ゆっくり走る車窓からの眺めは、よその街に迷い込んだ気持ち、別世界の趣なのです。
日高町の神鍋高原は、日本でも一、二を争うテニスコート面の多さ、ゴルフ場にスキー場、高原のホテルにマンション、スケールの大きな温泉、そして民宿と共にペンションの数々、どれもが高原の風景に溶け込み素晴らしい眺めなのです。
私には、どうも妙な癖があります。
仕事でも、故郷でも、何でもかんでも身近なものが、良く見えてしかたない性格なのです。
でも正直、本当に私の町の神鍋高原の風景は、どこより素晴らしい、軽井沢はほんと知りませんが、多分負けない風景と思います。
あ~あ、何やら秋の高原を書いているうちに、肝腎の「豊岡エコバレー」の事忘れていました。
「豊岡エコバレー」のお話は、後日書くことにしましょう、お楽しみに!!


木戸銭払えぬ、「国会のむら芝居」になりませぬように

2009年11月18日 | 世相雑感
         (宵田一座の「むら芝居」、日高文化体育館前にのぼりがズラリ)

8月30日の総選挙で政権交代が決定的となり、9月16日、鳩山さんへの首班指名により民主党政権が正式発足、それからざっと2ヶ月が過ぎましたね。
毎日々々政治のニュースと云ったら、麻生政権の忘れ形見の補正予算をバッサバッサと三兆円削減だ~、
95兆円に達する来年度概算要求を、行政刷新会議の仕分け作業とやらで事業の「廃止」だ、「見送り」だ、「削減」だと云う話ばっかりですね。
選挙の前に確か聞きました。
「民主党のマニフェスト、財源はどうするの」と云う問いかけに、鳩山さんは、
「財源はムダの節減や埋蔵金で賄います。大事な政策を上から上から順番にやっていき、財源との兼ね合いでおのずと事業の中身は決まります」と、
私は95兆円にまず驚きましたが、ムダと埋蔵金で賄うはずの財源なのに、どうして50兆円の国債発行してまで無茶なばらまきマニフェストをやろうとするの、
賛成が少ない高速無料化や、子供、子供と云い過ぎなようですね、
将来の国家戦略を欠いた科学技術予算を削ったり、子供よりも大切な、教育の中身そのものを不安ならしめる教育制度や、教員制度の事、もっと真剣になった方がと思うことがいっぱい、
本当にこの2ヶ月の鳩山政権のやり方見ていて、もうなんか嫌になりそうなのですよ。
さあ、いよいよ具体的にマニフェストを予算化して、論戦の場が国会に移ります。
何ぼガヤガヤ言ってても、国会で審議して予算や法律を通さなくてはなりません。
野党の自民党は、死に物狂いで、民主党の上をいく素晴らしい対案出して論戦してほしいな、
数で負けても、真に国の将来を案ずる国民の支持を得るように、ふんどし締めて、
数でも論戦でも負けたら、ほんとに奈落の底、必死の覚悟でやってね頼むわ、
故郷・宵田区が演じる「むら芝居」は、とっても素晴らしいものですが、
鳩山政権と攻める野党の真剣国会、丁々発止でやっていただき、間違っても木戸銭払えぬ、「国会のむら芝居」になりませぬように願うばかりです。

電気屋って仕事は素晴らしい

2009年11月17日 | 私の思い
        (人工雪の小山が一つずつ、シーズン到来を待つ奥神鍋スキー場)

写真は二日前の日曜日、案内状を届けに神鍋高原を走ります。
奥神鍋スキー場のスロープでは、人工雪つくりが真っ最中、とても大きな雪の小山が並んでいます。
人工雪の小山が十も二十も並ぶ頃、神鍋高原は本格的な冬シーズン、ブルトーザーで平らに広げて人工スキー場の出来上がりです。
高原にある但馬ドームでは、「但馬まるごと感動市」を開催中、この秋最後のイベントに神鍋高原は人と車の列が続き、晴々にぎわいの日曜日です。

前を走る車はトヨタです。
車を見ながらこんなことを考えました。
トヨタって日本一の製造業、いや世界一かもしれません。でも、作っている商品っていくらか幅があるものの、どこまでも車が中心、人や物を運ぶ商品がほとんど、そればかり熱中の感じです。
トヨタの社長が、パナソニックや東芝を眺めたら、どんな風に感じられるかと云う事を考えたわけです。
車も凄いが、電気はメーカーの受け持つ商品の幅の広いことったら桁違い、生活のあらゆる分野にわたります。
トヨタの社長さん、もしかしたら、ありとあらゆる生活の手助けをしてるパナソニックや東芝を、どえらい素晴らしいと眺めてるだろうかな?

ところが、その工場の人たちは、テレビならテレビと一つの分野のエキスパート、全分野には精通することありませんね。
街の電気屋さんは違います。
電気と名のつく商品ならばほとんど精通、お客様に便利を届けて大活躍なのです。
商品のお届け以外にも、工事や修理やあらゆるご相談に応えるスーパーマンと云うわけなのです。
立派な車を作っていることも素晴らしいですが、電気屋さんの仕事もそれに劣らず素晴らしい、

アトムの経営理念に学びます。

「商人は胸をはれ」の中ではこんな話です。
お金儲けばかりの卑しい事が「商売」の単語であるわけありません。社会貢献で誇り輝く振る舞いこそが真の商売、真の商人の姿です。と、

「商人のような人」の中でもこんな話です。
押し並べてと云うわけではありませんが、日本では利益を追求し、だます、卑しい人が商人の印象だった頃、
西欧では、地域社会のもめごと相談事に、正しい判断ができる人を商人と、ある尊敬の念を持って裁判官のような人と云われたそう、

この二つのお話を、アトムの経営理念に照らせばとっても落ち着くいい話、
そんな理念のアトムの仕事ぶり、電気屋って仕事はつくづく素晴らしいと感じます。

これは楽しい、カレーセットのてんこ盛り

2009年11月16日 | 店内外の話
           (バケツに入れます、とろけるカレー、
                今度のゲームは嬉し、楽しい、ちょっぴりムズイ)

郵便局の車です。
ニコニコ局員さん、「アトムさ~ん、えらく重い荷物が何箱も、北海道から到着しましたよ~」とご来店です。
二人で、『どっこいしょ』と店の中に運びます。
北海道はJA斜里町から届いた、知床の土のかおりを付けたまんまの「男爵じゃがいも」と、ぷくぷく真ん丸な「タマネギ」なのです。
今度の土日はアトム電器の大感謝祭、全国の仲間のお店に一斉に運び込まれているのです。

早速、積み上げてみました、バケツに入れます、「とろけるカレー」のルーを、まず一箱、
そこに、つやつやの人参一本、到着したばかりのじゃが芋と、タマネギを交互に乗せてまいります。
そうです、ご来店のお客様が有頂天になって喜ばれる、楽しみイベント「カレーセット積み上げゲーム」の見本です。
ちょっとじゃが芋が大きすぎてスキ間に入らん、小さな芋はないのかな、
タマネギって丸過ぎて、これもなかなか高く積むって至難の業です。

フムフム、これならとっても歯ごたえ・やりがい十分なゲームになるぞ、そんな気がいたします。
どうかお客様、「これは楽しい、カレーセットのてんこ盛り」って喜んでいただきますように、
夕食は、カレーライスを食べながら、「アトムに行ってよかったね」なんて、団らん想像をしてしまいます。