(日が長くなりました。国府駅のプラットホームから見る6時15分の南の空)
今日、3月3日は桃の節句・ひな祭りの日です。
日が長くなりました。
朝のうちの小雨も昼過ぎには止み、午後、時刻が深まるほどに晴れ間が広がります。
夕刻です。
全天晴れ渡っているせいでしょうか、放射冷却のような寒さが作業の手を痛くいたします。
日本には、農耕作業のためでしょうか、日常の生活のためでしょうか、季節の節目節目を表す言葉って実に巧みにありますね。
二十四節気があります。
立春(2月4日)、雨水(2月19日)、啓蟄(3月6日)のように、言葉から季節を感じるものです。
次は、3月21日の春分です。
どれも春を感じるものですね。
行事を織り込んだ季節の言葉は、七草、節分、ひな祭り、彼岸の入り、八十八夜、端午、七夕、土用の入り、重陽、七五三、晦日なんてありますね。
その中でも、七草(1月7日)、ひな祭り(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)は、五つの節句と云いまして、江戸のころから祝いの日とされてきました。
1月7日は人日(じんじつ)の節句で、七草粥で祝い。3月3日は上巳(じょうし)の節句で、桃とお雛様を飾り。5月5日は端午(たんご)の節句で、菖蒲湯に浸かって鯉幟で祝い。7月7日は七夕(しちせき)の節句で、七夕飾りに願いを込めて。9月9日は重陽(ちょうよう)の節句で、菊を浮かべてお酒を飲んで祝います。
昔から日本人は、季節の移ろいを実に素晴らしい色々な言葉で表し、それを行事にしまして楽しみました。
今日の桃の節句は、遠い遠い昔の大昔、平安時代のころから春の初めのこのころに、野の薬草を採って身のけがれを落とした行事から、薬草が紙になり布になり、お雛さんになって今では豪華なひな祭りです。
3月3日は月曜日です。
偶然でもありませんが、必ず5月5日も月曜日、7月7日も月曜日なのです。
不思議ですね、
子供の喜ぶひな祭りに、こいのぼりの子供の日、それに七夕祭りの夏の日も、みんな同じ曜日になりますホントです。
《女の子 今日の節句は ひな祭り》