ヒマジンの試行錯誤

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「日本男児」を読んで!

2007年11月21日 08時53分11秒 | 

「日本男児」  赤瀬川原平著  (文春新書)  定価:730円


【この本を読んだ理由】
「新解さんの謎」、「老人力」の作者、赤瀬川原平を読むのは今年3冊目である。失われつつある「日本男児」と言う言葉をタイトルにしたこの本に、何となく興味を持った。



【読後感】
詠んでみて、残念ながら、「新解さんの謎」や「老人力」を読んだ時のような痛快な印象は残らなかった。
それで、もう一度「まえがき」と「あとがき」を読んでみた。
「まえがき」の中には、こう書いてあった。
『この本の隠れたテーマは“目からウロコ”である。』
そして、「あとがき」では、次のように解説してあった。
『この本は雑誌“オール読物”に連載したもので、連載中のタイトルは、「目からウロコ」を少しひねって「頭からウロコ」としていた。本にまとめるとき、たまたま居合せたSM嬢(新解さんの謎の発見者)が、唐突に「日本男児」と呟いた。その言葉がずっと頭に残り、とうとう書名となった。』
それにしても、タイトルから受けるイメージと内容とに、ギャップを感じた。
コメント
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