ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’10.08)

2010年08月21日 13時32分41秒 | 俳句
6月、7月は都合で俳句サークルをお休みした。
今回久しぶりに参加した。
宿題は4句提出していた。
事前に今月の兼題は、「朝顔」または「残暑」であることを先生から手紙で知らされていた。

(原句) 池越えの水切りショット涼しかり

(コメント)このままで・・・。


(原句) 敗戦日節くれ立ちし妣の指

(コメント)このままで・・・。
 8年前になくなった母の苦労を8月15日に思い出しての句。
 でも、あまりみんなに響かなかったようだ。


(原句) 二秒後に音の弾けて遠花火

(コメント)遠花火とは音が聞こえないような遠くの花火を言うそうだ。
 二秒後に音が聞こえたのなら大花火とした方がよい。

(添削例) 二秒後に音の弾けし大花火


(原句) 残暑の夜ビールの進み黒和牛

(コメント)「残暑」、「ビール」は季重なり。

(添削例) 黒和牛好きなだけビール進みけり


【追記1】 俳句サークル(’10.06)の宿題について
     なお、このときの兼題「紫陽花」だった。

(原句) 万緑をひっくり返し池光る
(添削例)なし。


(原句) 紫陽花の見え隠れしてランドセル

(添削例) 紫陽花に見え隠れしてランドセル


(原句) 梅雨入りやゴルフのことを先ず案ず

(添削例) ゴルフすることしかなくて梅雨入りかな


【追記2】 俳句サークル(’10.07)の宿題について
     なお、このときの兼題「七夕」だった。

(原句) 洗い立ての白きカーテン夏座敷

(添削例) 洗い立てのカーテン見えて夏座敷


(原句) 梅雨晴れ間隣コースの「ふぁ~」の声

(添削例)なし。


(原句) 七夕の街を流れる人の影

(添削例) 七夕の街に流れる人あふれ


(原句) 初蝉の鳴き始めなり街路樹

(添削例) 初蝉を聞きし街路樹通りけり


      以上
コメント (2)
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