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前回のお仕事日記の続きです。
ウォーキングの定着には、テレビやメディアの影響が大きい。
あるある大辞典で「寒天ダィエット」を放送したら、スーパー
から寒天がなくなってしまった。などが良い例。
では、定着までに人がどのような行動をとるのか?
<行動変容のステージ理論>
無関心期:否定的、行動する意志なし。
対応→記憶に残るよう強烈にアピール。効果とか
運動不足による発病についてなど。
関心期 :問題認識ありどうしようかと考えている。
対応→必要な情報(歩くメリット、どうすればいい)を
知らせる。始めるための“きっかけ”を提示する。
準備期 :行動を始める、以前にもやったことがある。
対応→実行に障害になる問題にうち勝つために経験や
環境を整える。目標の設定お手伝い。
継続期 :目的を達成できるように支援、強化をして継続させる。
対応→表彰する、賞品を出すなどご褒美を出す。
このように5つの時期に分けてそれぞれにあった方法を実施して
いくことで定着を計る。
でも最大の難関は、無関心期の人達。彼らを説得する
ためには、以下のようなことを実施してみる。
<自己効力果>
やるためには、説得するためには
(1)専門家からのアドバイス、魅力ある人からのアドバイスを受ける。
テレビと同じで、普通の人が効果あるといっても、信じない。
有名な人がやって効果あるといったら信じるでしょう。
一種の催眠効果でしょうか?
(2)代理経験、やっている人から話を聞く。
(3)成功体験を聞く。
自分と同じ体型の人がやって効果があったら、やってみよう
と思う。自分でもできると思う。
(4)歩くことで気持ちの変化を実感する。
運動することのさわやかさ。体調の変化を感じる。
そして関心を持ってもらったら次のステップへ。
歩数計を渡して、最初は身に付けた、付けなかったから始まり。
記録を付けた、付けない。目標(記録+500歩、1000歩)を
立ててクリアした、できなかった。
と徐々にレベルアップしていくのが負担がなくいい方法。
ふ~、また長くなりそうなので、この辺で。
次は「歩くための工夫」を予定してます。
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