いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

ダイナミック北海道 4日目①

2008年09月14日 | SO-Color


 今日は日差しが眩しく、紫外線が多い。グループみんなでFusakoさんからのプレゼントの“日除け腕カバー”をする時間が多かった。4日目は川湯温泉を発ち、野付半島のトドワラへ。樹齢100年ものトドマツは好条件の下で育っていたのに、海水が浸食して立ち枯れる運命となった。“植物の墓場”と言う目でみる方も“幻想的”と見る方も、それぞれの思いの中に覆われてしまう風景。

 昨日の天気とは嘘のように、硫黄山の周りには靄も霞んでもいない。そして国後島。あぁ、その土地で生活していた人が後から参戦したロシアに追われて60年余り。ご先祖のお墓もかの地に置いてきている。碑には「北の島々に眠る御霊とともに還れ 北方領土」とある。こんなに近くに見えるのに、遠い島。
      

  日本のなかで、ここだけが地平線を見渡せて、地球がまるいことを実感できるという。千葉県銚子の地では、地球がまるく見えるという場所がある。勿論それは、水平線を四方見渡せるのだけれど。
 多和平草原は牧歌的風景でそれこそ360度見渡せる台の上で雄大なパノラマを見る思いだ。ここでお昼のお弁当が13時30分過ぎになるからと、手作りパン、牛乳を買いバスの中で補給する。釧路湿原で、オプションのお弁当が届けられた。北斗展望台は日本最大の湿原でそれを見渡せる場所だと言うけれど、お腹が満たされなければ風景を満喫する気持ちが薄れるのか…バスの中で静かにしていたほうがいいとしているツアー客が多く風景を見渡す人は少なかった。
    

 雌阿寒岳、雄阿寒岳に囲まれたオンネトー↓。この湖の景色もまた夢のような素晴らしさ。周りの木々や山、空の色が湖面に写り、風が渡って五色に変化する。
 永いこと変わらない美しさ・刻々と変化する美しさ…あなたはどちらがお好みですか?

 十勝川温泉で最後の夜を過ごすことになっているが、運転手さんが標識を見落として遠回り。到着が遅れる。この夜のご馳走は大変たくさんの量。特別に蟹一盛りか海鮮焼きをつけた。立ち上がれないくらいに重く頂いた感じだった。