昨日は先を急いでしまったので、4日目夕方辺りからのアップロードとする。
この足寄出身で有名な人は国会議員鈴木宗雄と歌手の松山千春。
ガイドさんの説明によると、この足寄物産館に入るときから出るときまで千春のミュージックが流れているので、お土産を買ってバスに乗り込むあたりには、千春の歌が体中染み込んでしまって、意識無く口ずさんでいるほどだと、脅かされる。
北海道出身の歌手なら、私は“中島みゆき”が、気になる歌手なんですもの!
暮れなずむ風景。明日もまた天気がよさそうな夕焼けに向かって、今宵は最後の宿泊地・十勝川温泉へ。
前出のとおり、最後の夜なので特注をプラスして、タラバ蟹の足をコンロで焼いて、蟹が苦手な方は海鮮揃いをやはり焼いて食べたが、お腹が重くてご馳走尽くめ。この旅行で、温泉備え付けの体重計の針はグルリ~と回り、恐怖の声を出してしまった。
いよいよ今日で北海道とはお別れ。せめての名残を惜しんで、広大なそして北海道らしくて、なんでもない自然さが漂う風景を目に入れて行こうと、走るバスの窓からいくつかのシーンを写して見た。
しかし、すれ違うトラックが突然狙い目の風景カットの前を横切り、ガッカリ!…の場面や走るバスからだとそのチャンスを逃してしまうことがたくさんあった。
5日目のコースはまず帯広・六花亭。
昨年ここへ来たばかりの妹は、「ここの120円のケーキを買って無料サービスのコーヒーで、寸時寛ぐことができていいよ」とお勧めだ。
なかなか洒落た気遣い六花亭の造りである。トイレ室の“ドア取っ手”にもオリジナルデザイン。写真は場所が場所だけに憚られて撮らなかったが、今思うと撮ってくれば良かった!そんなことを妹に話していたら、「六花亭の入り口飾りドアのデザインがすてきだったでしょう? 何かの参考までに撮ってきて欲しかったけれど、伝えることを忘れていたわ。」 そのドア辺りは全く気づかずにお土産のお菓子類と、混み合う人々に目が走ってしまっていた。それは、残念だったなぁ!
次はもう廃線になってしまった駅「幸福駅」の駅舎が観光人気で、まだ残っていると立ち寄る。記念のつもりで、この小さな無人駅のいたるところに、名詞や願い事などなにやら…古ぼけて汚くなっているメモ類などが所狭しと貼り付けられていた。何だか気味が悪いと感想を述べた方も居た。
当時のブームで、結婚式を挙げる二人に、これも同じ線らしいが、「愛国駅」、それとこの「幸福駅」の切符をプレゼントすることが友人としての洒落で流行った。いわゆる「“愛の国”から“幸福”に向かって走ってゆきましょう」ということを切符で表現、願ってのプレゼントなのだ。その人気が衰えず廃線を惜しまれ、ここの駅舎とわずか線路を遺している。
さあ、この電車に乗って幸福駅に到着!皆さんが幸せになりますように。
あとは、新千歳空港へバスに乗っての移動。1時間30分で羽田空港に到着。 5日間の旅は終わった。 今年は北京オリンピックが開かれ、今はパラリンピック開催中。それにちなんで、ジェット機の横に選手の似顔絵が描かれている期限付きの機体が、離陸を待っていた。 最後に珍しかったので、一枚映像に残した。