いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

ハングル

2009年10月11日 | YG-World

常々『ハングルは文字じゃない!あれは記号!!』と思っておりました。
(異論があったらごめんなさい)
なのに・なのに・・・その私が不本意?ながらハングルを学ぶことになりました(;一_一)
日本語を教えていた韓国人女性に『ハングル教えます』と言われました。
『ハングルは嫌いです』と言える筈もなく、「ハングルは難しいし…」「若くないからなかなか覚えられないし・・・」と答えたものの、悲しいかなその辺の微妙な日本語が通じません。

 
「初めてはこれがいいです」とお勧めのテキスト本
書店では売っていないのでアマゾンで取り寄せました。


           更にもう一冊。食事本
 これなら興味があるでしょうからハングルを覚えるにはよいでしょうとのこと。
全く日本語がわからない人にどうやって日本語を教えるのですか?と聞かれることが多々あります。
挨拶・お礼・ごめんなさい・最低限のことはとにかく覚えること。
後は大人の場合は、文字は書けなくていいから、とりあえず読めること。
子供は耳で覚えることができますが、大人は理屈で覚えるため文字が読めなくては先に進めません。
こうなると、とりあえずは自分の努力以外ありません。


ア・ヤ・オ・ヨ・オ・ヨ・ウ・ユ・ウ・イ 母音10個
理屈抜きで覚えなければなりません。


こちらは子音

簡単に言うとK・N・T・R・M・P・S・Jと上記の母音を組み合わせて日本語で言ったらローマ字のようにK+A=KA (か)となるのです。
が・・・しかし・・・それは全く基本の『あ・い・う・え・お』 
でも、ここまで覚えるだけでも大変なのです。私には(;一_一)
とにかくこれだけは覚えてください。
そうすれば後は簡単だからと言われたのですが・・・そうはいかないのですよ(*_*;
   
   そのうち、『パッチム』 なんてのも出てきまして・・・
  こうなるとお手上げ状態です。何しろあまりやる気がありませんから

 ところが急遽、韓国へ行こうという話になりました。
俄然、モチベーションが出てきました。
気持ちがついているか・いないかでこんなにも違うとは・・・
何となく・本当にベールが剥がれるようにほんの少しですが韓国語が読めるようになってきました。
残念ながら読めても意味がわからないから今のところ何の役にも立たないのですが、ガイドブックを見て地名が読めたり、テレビドラマを見ていて名前が読めたりとそれなりに嬉しいものです。

 
  今回の韓国行きも空港とホテルの送迎だけです。
韓国の地下鉄は日本より簡単ですからと言われ、つくづくと路線図を見ていたら、1号線~5号線は色分けされていて、駅も番号できちんとなっているので確かにわかりやすい。
仁寺洞のホテルから地下鉄で・こう行って~こう行って~~とプランを練っています。

    今、私がはまっている韓国ドラマ 『王と私』
             世宗王  「チャングム」の「中宗王」はこの世宗王の二男。
     
       世宗王の生涯の思い人・中宮    このドラマの主人公・チョンソ
チョンソも彼女が好きだったのだが、王の妻となってしまったため、宦官となって彼女を一生守っていこうとする。

 
              私はこの人が好きです
       非情で冷酷でありながら、一途に友の妻を思い続けます。
長編ドラマも終盤に入って来ました。
最近、王さまが亡くなりました。
国政のため、無実の中宮を廃妃に追い込み更に自ら死刑を命じた国王。
その苦悩は如何ばかりか・・・
世宗王が亡くなるシーンではボロボロと涙がこぼれました。
「あらっ!!」 こんなことで泣けてしまうのかしら??不思議でした。
このドラマは王宮のシーンがほとんど。
カメラを引くと広い王宮に真っ赤な韓服の衛兵の整列が美しい。

ぜひ行って見てみたい 思いは募るばかりです。
今回は故宮の一つ、『景福宮』に行ってきます。
ソウル観光の定番のひとつですが、ツアーに入らずに自由行動するのでゆっくりと回れそうです。
では、行ってまいります。 

 


季節は秋 茶の湯の里

2009年10月09日 | YG-World

若葉区の高田町『茶の湯の里』にやってきました。



『お茶席の券があるんだけど行かれなくなってしまったから・・・』とメールがありました。
二つ返事で頂いたものの、さあ、明日のことです。姉の家からはさほど遠くないようなので姉を誘ってみました。『着物がない』『着付けが出来ない』『作法がわからない』・・・と渋る姉でしたが着物一式持って行って着付けしてあげるからという事で一件落着。

 
自分で着るのと人に着つけてあげるのは大違い。大汗かいてやっと仕上がりました。




受付を後ろからこっそりとパチリ   お席の中はもちろん撮影禁止です。
二人とも何のたしなみもなく、気軽な気分でやって来たのですが・・・
さあ、大変。こんな本格的なお茶席は初めてでした。
何々作のお道具類・掛け軸から茶花・煙草盆に香 etc
お茶席では指輪も時計もしてはいけないと言われますが、こんな高価な茶碗を持つのだから、万が一にでも傷つけたらたぁ~~いへんです。
足はしびれませんでしたが、緊張感一杯でした。
しかし、お茶の世界は奥深い!!!



一席 表千家・ 二席 裏千家 ・おしのぎ 
この「おしのぎ」 はて何のことやら??と思いましたら『昼食』のこと。
空腹を一時的に凌ぐ食事のことだそうで、一つ賢くなりました(*_*;


    おしのぎ席の床の間  『わび・さび』の世界



     病葉もまた良きかな
いつの間にか季節は『秋』へと移っています。
食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋・芸術の秋 それぞれの秋をお楽しみください。 

 


風雨

2009年10月07日 | SO-Color

大型の台風18号が本土を縦断しそうである。
台風18号は風も強く、雨も1日に1か月分も降っている所もあるそうだ。

 昨年の映像をもちだして見る。
 
子供の頃、私は必要以上に風が恐かった。(以前も話題に出した気がするが。)
一人で留守番などする時は、窓ガラスをカタカタ揺らす風が嫌だった。
関東地方に大きな被害をもたらした「ジェーン台風」の時だったと思う。
母屋から2,3メートルくらい離れた所にお風呂の小屋が建てられていた。
それが、台風の一吹き?で、飛ばされ壊れた。
まるで、「ぶーふーうー」のお話みたいに…。
その頃であったか?
「屋敷」と呼ばれていた友達の家は、裏の崖が崩れて家が埋まったとの話も聞いた。
家にお風呂を備えても税金を掛けようとする時代であった。

その時から風の恐さが身に沁みた。


 
そんな私を見て、父は「風」の歌を歌ってくれた。

クリスティナ・ロセッティ詞 西条八十訳詞
「風」
(だれ)が風
を 見たでしょう
(ぼく)
もあなたも 見やしない
けれど木(こ)の葉を 顫(ふる)
わせて
風は通りぬけてゆく

誰が風を 見たでしょう
あなたも僕も 見やしない
けれど樹立(こだち)
が 頭をさげて
風は通りすぎてゆく

男親の声なので細く優しく美しく…の声ではなかったけれど
気持ちの優しさは胸に沁み渡った。
まだ青々した麦畑に眼をやると、風の通って行く様を見ることができた。

それからは必要以上に恐いと思わなくなっていた。
もっとも今では風雨による被害は近隣辺りではあまり聞かれなくなっているが。
  
これも昨年の台風の時の写真。
会報「いちよう」を宅急便(メール便)で出そうと、
一刻もはやく皆さんのお手元に届くようにと、
クロネコヤマトの広尾にあるキー・ステイションまで運ぶために、
車を運転していた時のもの。

今写真を見ると、思いのほか激しく降っていたものだ。


あの頃は目標の期日までに、会報がなかなか出来なくて……、
焦ることもないのに自分の中での期日が、過ぎていることばかりが
気になっていたようだった。
全てに一生懸命だった気がしているが、今、現在は……?

たった1年で、こちらの思いが変わってきている。
作る側が考えているほどには 熱くはないらしいのだと思われたり、
会報到着が6時間や12時間の遅れも気にする人は
それほど居ないということを悟っている。

編集最中でも原稿が上がったと寄せて来て下さる方や
「まだ会報が届かない」と言ってくださる、
貴重な方を私は有難く思っているし、知っているのだ。

ちょっとお天気のせいで恨み節??
…ではないのですよ。
そういう貴重な存在を忘れてはならないと自重しているのです。


 


福祉フェスティバル(第13回)

2009年10月04日 | SO-Color

 
 SOの妹が指導するサークル「着物をリフォームしよう」の作品発表もある、福祉フェスティバルにお邪魔した。
  
 懐かしい?お友達しょっちゅう会っているけれど、こんな所でひょいと会ったなんて…!に、カメラを向けると、「まあまあ…、撮らないでよ!」なんて遠慮されたけれど「いいよね。協力してよ!」なんて無理やりカメラに納めてしまうなんて…。いつもの私に免じて大目にネ! お許しくださいませ。

 妹はこの展示のために追い込みをかけて制作に没頭するあまりに、突然、腱捷炎になってしまったという!…もうこの展示も13回を重ねている。

 
 
 よくやっていると思うし、着物、特に箪笥に眠っている絹のお召し物などを、今に活かして洋服に仕立てなおして着ようという試みには、また目のつけどころが良いと感心している。また妹のセンスが生きて、ちょっとしたアイディアが光りつつ、魅力的な装飾品にもなって小さな端布さえも捨てることなくパッチワークなど袋物にしたりしている。
 
  

 そして、私の昼の予定をこなすために後ろ髪をひかれる想いで帰路に向けて走る。…こんな想いがあるからか? 9時開始時には曇りではあったが、半日は持ちそうな空の気配だったのに、10時半にはバケツをひっくり返したような雨にも打たれて帰った。

 
 左折信号待ちのショットである。
  

 折角の中秋の名月を楽しめないのか?!…と案じていたが、午後から雨も小止みになり、夕方からなんとか名月も拝むことができた。



 7時頃玄関から見た月が綺麗だったので、家の中のカメラを取りに行ったほんのちょっとの間に、名月は叢雲むらくもに見え隠れして、とうとうこんな映像しか捉える事ができなかったが、8時過ぎには澄んだ空に輝くように綺麗に見えたと、娘からの報告を受けた。
 しかし、当の私はテレビ観賞やそのうちに眠くなってしまったので、再び雨戸を開けることはせず、眠りの床についてしまったが…。
 皆さんは御覧になれたでしょうか?


桂子さんの挿絵

2009年10月01日 | 雑記自由帳

いつも桂子さんが会報発行の時に挿絵を協力してくださるので、
名実ともに会報「いちよう」に花を添えて下さいます。
会報の印刷はカラーコピーで刷るページは桂子さんの絵に当たるように
組んでいます。他は白黒印刷ページの方が多いのですが。
この「朝顔」は、会報に顔を出していませんでしたので
ここに登場させたいと思いました。
そして会報に現れないもうひとつの絵も、
紙面の都合上で致し方なく、申し訳ないと思っています。
「猫」が登場する場がなく、これもここ、ブログに登場戴きたいと思います。
 
これは鑁阿寺(ばんなじ)門前で長くなって気持ち良さそうに休んでいた猫です。
本当に安心して足を長くのばして、蒸し暑い6月の終わりに
ひんやりと気持ちよい場所を見つけて休んでいたのですね。

大勢の方がその脇を 通っても悠然と気持ちよさそうに
寝そべっている猫の姿勢は崩れませんでした。 

 

ちょうどその猫の写真を撮っていました。
写真は事実かも知れませんが、絵の方は描いた桂子さんの気持ちが
のせられていますので、流石だな~ただ猫の絵とはいかない、
その「絵」に魅せられます。
何せ、今回の会報には登場出来なかった絵たち二題を、
二千和会の皆さんには是非お目にかけたかった気持ちからのアップです。

  
「絵」の話題からは反れますが、芸術の秋、食欲の秋!
ちょうど足利学校へ行った頃を前後して新幹線に乗りました。
その時に東京駅で買ったお弁当が意外に美味しかったのです。
自然派の品数も多かった副食は工夫されていて、これはオススメ!
次の機会もこれを戴こうと、備忘録のために写真を撮りました。
そしてその下の写真は帰路の車窓の風景です。
そろそろ東京駅に到着という場面を切り取りました。
このページは雑談的…思いつくままに新幹線からの風景まで及びました。
旅行シーズンの秋とも言えますよね。
 
皆さま!夏風邪には気をつけてください。夏の疲れが出て弱い所に
風邪の菌が侵入します。
夏風邪は治りにくいし、昨今インフルエンザの新型ウィルスも
猛威をふるうところですので、くれぐれもお体を
おいといなさいますように…。