庭の蠟梅が咲き始める。
コトラー8つの成長戦略
・・・低成長時代に勝ち残る戦略的マーケティングを読む・・・
講師は
永倉禮司先生(福島県金融広報委員会アドバイザー)でした。
136回目の講座になります。
今回、
「コトラー8つの成長戦略」3回目となります。
コトラーさんは
アメリカのマーケティングの大家で、最も影響ある学者として
またマーケティングを体系化した学者として著名です。
2013年12月1か月30回にわたり、
日本経済新聞で「私の経歴書」を書かれました。
その中で、
マーケティングとは
「業績向上と顧客の価値・満足を創造することで
人々の生活の改善を目指す実践的な学問と定義」と書かれました。
第3章 強力なブランドを築いて成長する
3章 結論:
強いブランドがあれば、事業がやりやすくなることに疑いはない。
適切な名前、ロゴ、スローガンの開発が出発点になる。
ブランドが強く(有名に)なれば、ターゲットとしたマーケットには
その製品が“所有”する言葉やフレーズが知れ渡るようになる。
そうなったら、
同じカテゴリー内の別の商品に同じブランド名をつけて発売できるようになるし、
他のカテゴリーの製品や、
他の産業にまで同じブランドを拡張できるケースもあるかもしれない。
しかし、
ブランドの拡張には十分な注意が必要だ。
ブランド・エクイティが上昇しているのか、堅調なのか、下降しているのか
見分けるシステムの開発が必要だ。
また
ブランドは進化させていかなければ、
魅力を失っていくことに用心しなければならない。
「勢い(モメンタム)」とも呼ばれる活気ある差別化でブランドを
充電(recharge)する方法を見つけ出していくことが求められるのである。
今回学んだテーマ:
☆強いブランド開発は、自社の成長の可能性をどのように高めるのか?
☆すべてをブランド化できるのか?
☆ブランドを作る要素は何か?
☆強いブランドの特徴は何か?
☆ブランド構築の主なツールは何か?
☆ブランドエクイティ(ブランドが持つ無形の資産価値)の評価を
どのようにモニタリングするか?
☆ブランドビルディング(ブランド構築)と
その制御におけるデジタル・インパクトは何か?
3章の中で印象に残った言葉とは:
会社にとってのブランドとは、
人にとっての評判のようなものである。
難しいことを努力してうまくやることで評判を上げることができる。
ジェフ・ぺゾス・アマゾン
でした。
永倉先生
丁寧な説明有難うございました。
日めくりカレンダーより
☆メモは記憶を超える
新潟県 主婦の方
「言葉があり、記憶があったからこそ、
今の文明が成り立っているのではないか、
などと大仰なことを言うつもりはないが
忘れっぽい
自分の日常生活への当り前の自戒の言葉です」と。
同感です。
メモにしておけば
お覚える手間がいらないのですから
楽になります!!