多摩六都科学館
とまりぎ
西武新宿線田無駅からバスの終点に、多摩六都科学館がある。「とまりぎ」の6人が集って見に行く事になった。
田無から青梅街道を西に行くと、スカイタワーが見える。多摩方面には高層ビルが少ないので、スカイタワーは目立つ。多摩六都科学館はこのタワーの下にある。
建物の壁には、ヘチマらしき植物が伸びている。南側からの日射を少しでも遮って、省エネ効果を狙っているのだろう。
地下1階の入口を入る。
宇宙の科学、生命の科学、生活の科学、地域の科学、地球の科学の順に見ていく。地域の科学のところに、武蔵野の雑木林を再現している。
地球の科学のところでは、東京湾から奥多摩方面への少しづつ高くなっていくのがよくわかる模型。(写真の左側は北が上、右側は南が上になっている)
子供たちに科学知識を教えるにはいい場所だが、子供の操作は乱暴だから動かなくなってしまった展示装置もある。やさしい操作で壊れにくくつくるこも重要な課題だ。
ビッグバンからの宇宙の成り立ちは、やさしく紹介している。鉱物や化石の展示も多く、一日楽しめるところだ。
最後にプラネタリウムへ入る。8月の星空という星座盤を見ながら席に着く。夏の大三角(こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ)から説明が始まる。ベガとアルタイルは七夕の織姫と彦星で、この間に天の川がある。今年の旧暦七夕は8月24日とのことだ。
日本の星に関する記述は少ないが、清少納言が「星はスバル」と書いている。
プラネタリウムは45分間だが、久しぶりに星の世界へ意識が向った。