清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

自家製枯露柿の味

2009-01-12 12:07:41 | 納骨堂

昨年は枯露柿作りに挑戦し、自家製枯露柿が完成しました。

それ以外にも、木の箱に入った贈答品や、それぞれのお宅で作った枯露柿をいただき食べ比べてみました。

頂き物は皆、色もよく、こうも柿全体についていて、おいしそうに見えるのですが、味はというと、山国屋(高級フルーツ店)のは、見た目も味も抜群においしかったですが、以外にも自分で作った枯露柿が2番目に味が良いのに驚きました。

見た目は黒くて、お世辞にもおいしそうには見えないのですが。

なぜおいしいのか、考えてみました。

作り方はというと、ただ皮をむいて干しただけですが、いつもと変わったことといえば、カビが生えないように、ホワイトリカーを振りかけたことと、敷地の中で一番日当たりがよく、風通しの良い場所を選んだということです。

ただ、これは、枯露柿作りがうまくいった要因ではありますが、味の良さの理由はというと、原材料にあるのではないかと思うのです。

 原材料の柿は甲州百目柿です。今までこれほど大きく粒のそろった柿を使ったことはありませんでした。

一昨年はもっと小さな百目柿とは違う種類の柿で作ってみましたが、味もあまりよくありませんでした。

やはり甲州百目という枯露柿に適した品種で、、しかもサイズも大きな質の良い物で作ったことがおいしさの原因ではないかと思います。

”枯露柿作りのコツは原材料にあり”ですね。

<見た目は悪いですが、味は良い自家製枯露柿。やっとこうもふいてきました。>

<原材料となった甲州百目柿。このくらい大きいものの方がおいしくできます。>

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ポテトのお菓子が流行りなのか?

2009-01-07 15:16:42 | 納骨堂

またまた、ポテトのお菓子を頂きました。

ひとつは熊本のお土産、くまもと菓房の花苗(はなえ)。

熊本県産の「唐芋ほりだしくん」を使用した焼き菓子です。トッピングに芋と黒ゴマが乗っています。

しっとりして自然の甘さ、黒ゴマの香ばしさがアクセントになっています。

もうひとつは甲府の松林軒豊嶋屋の焼きポテト、こちらは見たとおりのスイートポテト。

バター、生クリームが入っている割にはしつこくなく、和風スイートポテトという感じです。

ちょっぴり塩味が付いているのも特徴でしょうか。

今までも秋になると、栗のお菓子が多くなるというように、季節によって流行りはありましたが、さつま芋のお菓子がこれほど集中することはありませんでした。

最近、さつま芋のお菓子が流行っているんでしょうか。

それとも、自然志向の表れでしょうか。

もう一品は同じ松林軒のくるみロール。

くるみのチップが入ったスポンジ生地で餡を巻いたロールケーキです。

いかにも和菓子屋さんが作ったというような和洋折衷のお菓子です。

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「清月ぽてと」と成城風月堂の「おいもさん」

2009-01-04 17:42:28 | 納骨堂

頂きものですが、お芋のお菓子を二点、ご紹介します。

ひとつは㈱清月の清月ポテト。紫色のサツマイモの形をしたお菓子です。

見ただけではどんな味なのか想像もつきませんが、二つに割ってみると、外側は紫色で中は黄色、食べてみると、中も外も裏ごししたサツマイモです。

原材料はサツマイモ、バター、砂糖、小麦粉、甘さも控え目です。

普通、外の皮と中身は違う素材というのがほとんどですが、これは色が違うだけで食感も味も同じです。

ただ、パッケージに紫芋と薩摩芋と書かれていますから、紫の部分は紫芋を使っているのかも知れません。

紫芋と薩摩芋を使ってサツマイモの形を表現しているということでしょうか。

次は東京世田谷にある㈱成城 風月堂のおいもさんです。

これは見たところ茶色い粉をふった皮に包まれた餡が入った和菓子という感じですが、二つに割ってみると、皮は栗饅頭などと同じような皮にシナモンが振りかけてあり、中はさつまいもをつぶしたものが餡のかわりに入っています。

さつまいもをつぶしたものを餡のかわりに使うというのも珍しいのではないでしょうか。

皮に振りかけられたシナモンの香りが効いています。

甘さも控え目で、さつまいもの食感が楽しめます(つぶしたさつまいもの中に皮も入っています。)

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黒船どらやき

2008-12-11 10:46:54 | 納骨堂

先日、参加したお祝い会のお土産に「黒船どらやき」をいただきました。

黒船?知らないな、という感じでしたが、わざわざ黒船のという定冠詞をつけているのですから、よっぽど自信があるのでしょう。

お寺というところはたくさん甘いものが集まってくるので、皆さん相当舌が肥えています。

ですから、お寺の人に甘いものを差し上げるときには、結構気を使うのです。

家に帰って、さっそく中身を見てみると、いままでのどら焼きの形状とは違うし、パッケージも独特です。

手作りなので、日持ちしないとも書いてあり、いただいたのが9日で、賞味期限は10日になっています。

皮は黒糖を使った薄いもので、普通2枚の皮に餡をはさむのに、これは一枚の皮に餡をはさんで二つに折ってあります。

餡の練りも柔らかく甘みも少なめで、皮はモチモチとした食感で黒糖の香りがします。

さすが、わざわざ選ばれただけのことはあります。

味もおいしゅうございました。

お店の所在地を見ると、東京都目黒区自由が丘とのこと。

自由が丘といえば、今やスイーツの町ということで有名ですが、昔は、王貞治さんの「ナボナはお菓子のホームラン王だ」という広告で有名な亀屋万年堂、ペコちゃんの不二家(その後、ダロワイヨになった)、東郷青児の油絵が店内に飾ってある洋菓子の老舗モンブランなどが有名でしたが、黒船というお店は聞いたことがありません。

きっと、今はやりの新しいお店なのでしょう。

街も、店も時代とともに進化しているのですね。

<パッケージも独特。紙の袋です。>

<中をあけると、ラップに包まれた半月型のどら焼きが登場。>

<どらやきの中身はこんな風になっています。どら焼きにしては、餡は柔らかめ。

皮もモチモチとして、どら焼きというよりワッフルに近いかも。>

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枯露柿になったかな?

2008-11-30 16:02:31 | 納骨堂

先日から、干し続けていた甲州百目柿、だいぶ乾いてきました。

なんだかずいぶん黒くなってきて、これ以上干し続けると真っ黒になってしまいそうなので、取り込むことにしました。

このままでも食べられそうですが、平干しして、こう(糖分が白く結晶する)を出させるのに挑戦です。

 

<だいぶ乾いてきましたが、黒っぽくなってしまいました。>

 また、知り合いの方から、枯露柿をいただきました。

硫黄で蒸しているのでしょうか。

色もよく、きれいにできています。

このままでも食べられますが、もう少し干すとこうがふいてくるそうです。

こんな風に上手に作れるようになるといいのですが。

<いただいた枯露柿。美しくおいしそうにできています。>

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清正公せんべい

2008-06-04 14:14:07 | 納骨堂

熊本へ旅行に言ってきた方からのお土産「清正公せんべい」です。

中身は清正公の文字と図柄が入った瓦せんべいです。

やはり、熊本では超有名なのですね。清運寺で清正公をお祀りしていることを知っていて、わざわざお土産にくださったものです。

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小麦まんじゅう

2008-05-29 21:29:09 | 納骨堂

法事のお供えとして上がった、小麦まんじゅうです。

昔は、この小麦まんじゅう(白と緑)は別名葬式まんじゅうとも言われ、葬式の引き出物としてよく使われていました。

箱に白と緑のまんじゅうが三列に並ぶ9個入りが一般的でした。

しかし、よほど人数が多くないと、9個はなかなか食べられません。

そこで、昔は、日にちが経って硬くなったまんじゅうを油で揚げて、あげまんじゅうにして食べていたを思い出します。

どういうわけか、硬くなったまんじゅうはふかし直すのではなく、油で揚げるんですね。

たいてい、どこのお寺でもそうしていたと聞いています。

また、甘いものが貴重だった時代、小麦まんじゅうは子供にとっては大変な御馳走で、近所や檀家のお子さんの中には、お寺に行って、この小麦まんじゅうをもらうのが何よりうれしかったという話をされる方もあります。

 甘いもの欲しさに、なんでもいいからお寺に行く用事がないかとお年寄りにお使いをせがむなんて言うこともあったそうです。

今では、小麦まんじゅう自体、葬儀の引き物として出されることは、ほとんどありませんし、御供え物として持って来られるのも珍しく、思わず写真に撮ってしまいました。

 ある時期、一世を風靡した甘いものアイテムです。

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ばらのパン

2008-05-25 18:01:46 | 納骨堂

甲府富士屋ホテルで売っていた、ばらのパンです。

今日まで開催されているバラ展にちなんだ商品です。バラの匂いも味もしませんでしたが、薄い塩味のバラ色のパンです。

 いましがた、琴欧州が優勝式で金色のバラのトロフィーをもらっていました。ブルガリアは香水にするバラの産地です。それにちなんで、バラのトロフィーなのでしょう。

そういえば、オペラの「ばらの騎士」には若い貴族の青年が結婚の使者として、花嫁に銀のバラを届けるというシーンがあります。

今日はなんだかバラづくしの一日のようです。

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新潟のちまき・笹団子

2008-05-08 21:09:53 | 納骨堂

旅客(りょかく)来りて嘆きて曰く、で始まる日蓮聖人著「立正安国論」。

今、読み返しているところです。読んでいると、その中に書かれている天災、人災がことごとく、今まさに起こっていることと同じだと思えるところがたくさんあります。

やはり、人の世の乱れが原因なのでしょう。今のうちに正さないと、これからもっと大変なことになるのではと危惧しています。

と、そこへ宅急便が。

新潟の親戚から「ちまき」が届きました。毎年この時期になると送ってくれる季節の味です。

 新潟といえば、日蓮聖人も鎌倉から、新潟佐渡へ流されたことがありました。鎌倉時代のことですから、大変な苦労をされたことでしょう。

その当時、「ちまき」があったかどうかはわかりませんが、あったとしても餅米は貴重品です。なかなか食べることのできない高級なものだったでしょう。

今、その味を堪能できる私たちは幸せです。

今回送ってくれた「ちまき」は2種類。あんこの入った笹団子と、餅米をつぶさず三角のおにぎり型にしたちまきです。

三角型は味がついていませんから、きなこと砂糖をつけていただきます。

 殺菌効果のある笹でくるんだちまきは、本来保存食ですが、それほど長くはもたないので、食べきれない分は、冷凍庫で保存します。

<笹団子> <三角ちまき> <ちまきと笹団子>

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鎌倉の鐘

2008-05-08 14:35:41 | 納骨堂

午前中、自転車で、用事があって岡島デパートへ行ってきました。最近はガソリンも高いし、運動不足もあって、できるだけ近くへは自転車を使うようにしています。

途中、JR甲府駅北口を通ると、JRの建物の周りに囲いがしてあります。いよいよ取り壊しが始まるのでしょうか。

オリオン通りの旧パセオのビルもだいぶ解体が進んでいます。付近一帯は埃っぽい臭いが充満しています。

そして、岡島デパートの北側、紅梅通りに面した、旧高山病院のビルも取り壊しています。ちょっとした、ビル解体ラッシュですね。

岡島での用事を済ませて、地下で買い物。お菓子売り場に変わったものを発見。

そのコーナーは曜日ごとに日替わりで、全国の名物菓子を取り寄せて販売しているところですが、「鎌倉の鐘」というケーキが目に留まりました。形が面白いので早速購入。

形は、鐘に見立てたドーム型。何層にもスポンジとクリームを重ね、フロストシュガーを振りかけてあります。 鎌倉は寺院の多いところですから、それにちなんで鐘としたのでしょうが、どちらかといえば、雪で作ったかまくらの方が見た目に近いような気がします。

 鐘というなら、歌舞伎の「京鹿子娘道成寺」に出てくる、白拍子花子(女性の踊り手)の踊りではないですが、何層にもなっているスポンジの色がそれぞれ違うとか、中から何かが出てくるとか、もっと中身にあっと驚くサプライズがあった方が、鐘らしいのではと思ったりもします。

味は、なかなかおいしかったですよ。値段は1箱525円でした。

 

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