先月末ごろから、急に暖かい日が続き蓮の芽も動きはじめてしまいました。
本来なら、蓮の植え付け時期は3月下旬から4月上旬、ソメイヨシノが咲くころに行うのが良いのですが、今年はこの暖かさで桜の開花も早まりそうです。
そこで、今年は2月中旬ごろから、蓮鉢の水きりを始め、3月に入ってから少しずつ、蓮の植えかえを行いました。
先ず最初はレンコンを取り出しやすいように鉢の水きりをし、それと同時に植え替えに使う土作りを行います。
今年の土は去年の反省を踏まえて、通気性をよくするために自家の畑の土5に対し腐葉土2と園芸用の土2、もみ殻くん炭を1の割合で混ぜ、畑の土は結構肥料が利いているので、肥料過多にしないため、マグァンプKをひとつかみ加えるというやり方で作りました。
そのあと、鉢から出した土の塊をあらかたほぐし、土が少なくなったら水で洗い流してレンコンを取り出します。
もう結構芽が動き始めているので芽を欠かないように丁寧に行います。
植え付けに使える芽を選びだして、植え付け時まで乾燥しないように水の中に沈めておきます。
植え付ける鉢に土を入れて水で練り、骨粉入り油粕の大粒を5個ほど底に埋め込め、レンコンを植えつけ少し水を張ります。
これだけの作業ですが、5種類10鉢植え替えるのに、毎日作業ができるわけではないので、3週間ほどかかりました。
お彼岸中は作業ができないし、彼岸後も行事が立て込んでいるので、ちょっと早めですが植え付けを完了させてしまいました。
毎年のことですが、重い土を扱う重労働です。
一年ごとにだんだんしんどくなって、鉢の大きさも小さいものに変わっていきます。
今年は去年の成長が思わしくなかったため、花を咲かせる目安である3節あるレンコンが少ないので花の数も少なくなりそうです。
なんとか無事育って花を咲かせてくれることを祈るばかりです。
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