今日、お寺で檀家さんの法事がありました。
ご家族の中には大阪発の夜行バスで来られた方も。
途中雪による通行止めで一般道に迂回したり、たび重なる徐行運転により、甲府駅には朝6時ごろ着くはずが大幅に遅れて11時ちょっと前に到着したそうです。(11時の法事にはギリギリ間に合いましたが)
そして、今回最大の心配事はというと、そこのお宅のお墓は躑躅ヶ崎霊園にあり、昨夜の雪でお墓参りができるかどうかということ。
本堂での法要を終えて、皆で躑躅ヶ崎霊園に向かいます。
なにしろ、この躑躅ヶ崎霊園は山の斜面にあるので、急な階段が続き天候の悪い時には危険な墓所です。
しかし、行ってみると山肌に雪は残っていますが、道路や階段、南向きの墓地はもうすっかり雪も解け、お墓参りもスムーズに行えました。
朝から晴れていたのがよかったのでしょう。
ともかく無事お墓参りもできでよかったです。
<躑躅ヶ崎霊園からみた甲府盆地>
墓地の入り口、階段の下にボランティアの方が用意した杖がいくつも置かれていました。
杖は木のまっすぐな枝をそのまま利用したもので、桜などいろいろな樹木の剪定枝の再利用のようです。
少しでも登りやすくなるようにとの温かい心づかいですね。
たしかに、この階段を上るのは大変です。
私も毎回息が切れたり足が上がらなくなったり途中で休まないと一気に登りきることはできません。
よっぽど鍛えている人は別として普通の人でも大変です。
ましてやお年寄りには相当キツイことでしょう。
まさにこの階段は登り難しですね。
市営の墓地なのに、路線バスも通っていないので自家用車かタクシーを使うしかないし、駐車場も狭く墓地へ行くには急な階段をたくさん登らなければならない、市街地から近くにあるのに結構不便なところです。
ただし、眺めはいいですけどね。



