先日近所の一人暮らしのお年寄りのお宅にテレビの取材と称して、室内に上がりこむ不審者がありました。
見るからに様子のおかしい人が上がりこんでいるその姿を見咎めた近所の方が同席して帰るように促しましたがなかなか帰らず、埒があかないのでまた別の近所の人を連れてきた時点でようやく帰っていったとのこと。
そのお年寄りは御長寿の方の取材に来たという言葉を信用して、全く疑っていなかったようです。
話を聞くとその日だけではなく、前日も来たのだそうです。
しかも、お昼代がないからというのでお金を貸したりお寿司の出前をとったりと結構な接待までしたそうです。
お年寄りなので、取材という言葉を信じてしまったのと、自分の話を聞いてくれたり仏壇にお参りしてくれたりしたのですっかり騙されてしまったのでしょう。
他の人が見るとひと目でおかしいとわかるのにいったん信じてしまうと疑わなくなってしまうのかもしれません。
そしてなにより、一人暮らしで人恋しく思っているところに自分の話を長々聞いてくれたりするので嬉しかったのかも知れません。
まさに、心のすきにつけこまれたということでしょうか。
普段から近所付き合いをしていたからこそ異変に気づいてもらえたものの、誰にも気づかれずにもっと被害がエスカレートしてしまったらと考えると怖いことです。
一人暮らしのお年寄りは狙われやすいですから皆で守っていくという意識、そして、近所どおしお互いに気をつけ合うということが大切ですね。
(警察には後日連絡したそうです。)
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