清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

2月の標語

2010-02-01 14:36:35 | 標語

今月の標語は「欲を満たす 快楽よりも 人に施せる 喜びを知る それが仏のこころ」です。

あんまり例は良くないけれど、たとえば、豪遊して遊んだとしてもその楽しみは大きいけれど、その場限りで長くは続かないでしょう。

後に残るのはむなしさだけだったりすることもありますしね。

それに引き換え、たとえば重い荷物を持って困っているお年寄りの手助けをして感謝された時なんかに嬉しく感じたことはありませんか。

たぶんその喜びは小さいけれども、長く心に残っているのではないでしょうか。

ほんの小さなことでも喜びが持続する方が心が温かくなれる。

本当の喜びというのはそういうものかも知れません。

そして、皆がその喜びを味わうことができるとしたら、きっと皆が仲良く暮らせる世の中になることでしょう。

それこそが、仏さまの願いなのです。

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3 コメント

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喜んで頂ける喜び (読者)
2010-02-02 21:44:26
本当にその通りです。人のみならず、犬 猫でも 喜んでいる 姿を見ると 至福ですよね。
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仏の教え (鶴田)
2010-02-05 21:56:35
禅宗のお寺に、「唯我知足」があります。「われただ、足ることを知る」。
何でもかんでも満たすより、充分だとか足りてるみたいな意味合いみたいです(度忘れしているので少し不安ですが…)。
仏教のどの宗派も、言い方が違うかも知れませんが、根本的に同じですよね。
生かされている感謝と喜びの気持ちを持ちなさいと言われているんですね。
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喜びを味わって。 (seiunzi)
2010-02-06 19:07:53
喜んで頂ける喜び、生かされている感謝と喜びの気持ち、どれも心が温かくなる喜びですね。
もっとみんながこの喜びのすばらしさを知って、その喜びを味わえるようになると良いですね。
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