石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

福住 かつれの地蔵

2011年04月20日 | 石仏

 

名阪国道福住インター東南にある春日台カントリークラブの

敷地ぎりぎりの所に、辛うじて古道が残って居り

そこに、地域信仰の対象に成っている地蔵石仏があります。

 

天理市福住

かつれの地蔵と呼ばれる地蔵石仏です。

割と何処でもそうですが、多くの人がお顔をなでる為に

お顔が磨耗して、面相がよく判りません。

 

一寸大きすぎる涎掛け

裾が袋状になっていて、中に沢山の小石が入れてあります。

こんな涎掛けは初めてです。

お百度石のような物でしょうか?それとも・・・

 

地域住民でない者にとっては、ひじょうに判り難い所に在りますが

忘れられては居ないようです。

 


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牛ヶ峰 墓地の石仏

2011年04月19日 | 石仏

 

牛ヶ峰共同墓地にある石碑と磨崖地蔵です。

入り口には牛ヶ峰の六地蔵磨崖仏があり、それと共に

布目ダムの水没から逃れ、ここに移されたものです。

 

山添村牛ヶ峰

 

 

この二基だけ集積物とは別に置かれています。

 

一寸変わった石碑。

頭部の形が三角形で、鳥のように見えます。

 

元は磨崖仏だった様です。

水没を逃れる前の本来のお姿を見ていません・・・

結構良いお地蔵さんなので、惜しいですねぇ・・・

 

 

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室生集落 弘法の井戸尊名不明石仏

2011年04月18日 | 石仏

 

室生の集落には幾つかの弘法の井戸が在ります。

これはその中の一つ

学生の頃からの親友の、家の直ぐ下に在るものです。

室生村室生

 

奥壁に水神さん。

 

弘法の井戸の直ぐ横にある尊名不明の石仏です。

昔は、勝手にお地蔵さんだと思っていました。

名張川大昭橋石仏と、よく似ていますが此方は袴をはいていません。

名張川大昭橋のものも尊名不明ですが・・・

 

頭部と手の辺りはよく似ていますが・・・

 

道祖神の様でもあり・・・

 

何方か判る方が居られましたら、お教え下さい。

 

 

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名張街道 鍛冶屋 地蔵・阿弥陀二面磨崖仏

2011年04月17日 | 石仏

 

ブログ愛しきものたちの、ぺんさんと知り合うきっかけになった磨崖仏です。

この日は、阿保の老川でも不思議な出逢いがあった日で

私にとって想い出深い一日になりました。

 

三重県上野市鍛冶屋

河川改修の折に移動された様です。

 

 正面に錫杖を持った地蔵菩薩を、右側面に少し小さめの阿弥陀如来?が彫られています。 

 

手がちっちゃくて可愛らしいお地蔵さん。

 

川に入らないと、正面から拝めない阿弥陀さん?。

 

昔はどんな風だったのでしょうか。

 

田舎の小川の傍らに・・・ 

 

 

 

 

 

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名張街道 光明寺裏山 紡績の地蔵磨崖仏

2011年04月16日 | 石仏

 

    六地蔵石幢の在る光明寺の裏山に、紡績の地蔵と呼ばれる双仏磨崖仏が在ります。

    光明寺の御住職に教えて戴いた道を辿るも、何の標識も無く、山の中は分かれ道だらけ

    何度も行ったり来たりして、やっとの思いで辿り着きました。

 

三重県上野市古山界外

立派な覆屋が掛けられて居ます。

御住職は、つむぎ地蔵と言われていました。

昔、山姥(やまんば)がこの石のたもとで苧を紡ぎ

里人に教えたという言い伝えが残っています。

 

風化してよく判りませんが

左が錫杖を持った地蔵、右が合掌地蔵の様です。

通常、双仏は地蔵さんと阿弥陀さんが多いのですが・・・

滋賀県長浜の黒山双体地蔵磨崖仏と地蔵の左右が逆です。

 

左の地蔵さんの、単純な線彫りの蓮華座が確認できます。

 

この角度からだと右の地蔵の蓮華座の線が辛うじて確認できます。

 

 二体の頭部の間に、梵字キリークが彫られています。

 

傍らにある地蔵石仏。

 

 自然石に線彫りした五輪塔。

 

古道の雰囲気は残っていますが、覆屋が・・・・・

 

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名張街道 光明寺 六地蔵石幢

2011年04月15日 | 石仏

 

大和には六面に地蔵を彫った六地蔵石幢が四ヵ所確認されているが

三重県には多数の六地蔵石幢があります。

上野市古山の光明寺境内にある六地蔵石幢です。

 

三重県上野市古山界外

一般的な石灯篭型の六地蔵です。

 

山門を入って境内の左側に在り、この直ぐ隣に寺墓があります。

 

蝋燭が置かれている六角型中台の上面隅の各角に

一寸の丸穴があけられているが、花または線香をあげる為のものらしい。

 

 

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大福寺 一石六地蔵

2011年04月14日 | 石仏

 

名張の大福寺に在る美しい一石六地蔵です。

 

三重県名張市桔梗が丘

 

桔梗が丘ニュータウンも、周辺はまだまだ昔のままの所が残っています。

石仏等が集積された一画に置かれています。

この六地蔵さんの、山型の緩やかな曲線は

針ヶ別所の一石六地蔵の山型とよく似ています。

 

 

やや横長の石にゆとりをもって彫られています。

 

全体に丸い線で彫られていて、優しい感じのお地蔵さん達。

 

集積物の中で一際目立っています。

 

真新しい大福寺本堂

 

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県境の六地蔵石仏(六宝地蔵尊)

2011年04月13日 | 石仏

 

 

奈良県と三重県、室生口大野から名張方面、県境の表示が在る辺りに

壁面と見分けが付かない様な目立たない六地蔵石仏が在ります。

 

よほど気を付けて見ないと、通り過ぎてしまいます。

 

一石に三体彫ったものを繋げて六地蔵としています。が・・・

左の三体と右の三体、似ている様で微妙に違っている様な?

最初から六地蔵として彫られた物なのでしょうか?

 

枠を彫り窪めた中に、それぞれに舟形光背を彫り窪めています。

この様な六地蔵はあまり見かけません。

 

車で走っていると、視野に一瞬、白い物が並んでいるのが見えます。

 

交通量が多く、駐車スペースも無いため

離れた所に駐車して歩きになります・・・

 

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大野寺 閼伽井の不動尊石仏

2011年04月12日 | 石仏

 

大弥勒磨崖仏と枝垂桜が有名な大野寺に、目立たずひっそりと

閼伽井の不動尊と呼ばれる不動石仏が在ります。

 

 室生村大野

 

 不動立像を板彫り状に浮き出させ、面相・着衣などを線刻したもので

天理の桃ノ尾滝不動磨崖仏の技法と同様の石仏です。

 

狭い堂内に在る為 、正面からしか撮影できません。

 

直ぐ近くに在る地蔵磨崖仏

 

 

 

 

 

 

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室生古道の六地蔵石仏

2011年04月11日 | 石仏

 

仏隆寺から室生寺への山越えの道が、室生古道

そこに在る六地蔵石仏です。

 

一石二体づつの六地蔵です。

 

それぞれ持ち物を変えています。

何か、ほんわかした感じがします・・・

 

六地蔵さんの左に一体

この石仏は何さんなのでしょうか?

 

昔は、室生詣での人々がこの前を通った事でしょう。

今は、多くのハイカーが通ります・・・

 

 

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