石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

瀧蔵神社参道 畦道の石仏

2011年04月10日 | 石仏

 

瀧蔵神社参道の稲田の畦に、地蔵石仏が半ば埋もれて在ります。

 

 桜井市瀧蔵

この佇まいが好きで、何度通った事か・・・

 

 卵の様なま~るいお顔

 

路傍の石仏も大好きです。 

 

冬は枯れ草が霜で真っ白

真冬で草が枯れても、下半分は見えません・・・

 

お地蔵さんの前には 小川が流れています・・・

 

風景に溶け込んでいます・・・ 

 

 


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尾平尾 阿弥陀坐像板碑

2011年04月09日 | 石仏

 

尾平尾上出の廃校になった小学校の、校庭の片隅に

不自然な金網に囲まれて、ひっそりと立っています。

 

奈良市尾平尾町上出

 

校庭に在る為、倒れて児童が怪我をしない様にとの配慮でしょうが

今となっては不必要な金網です。

 

体部は地衣類に侵されて不明瞭ですが、お顔は比較的きれいに残っています。

小さいけれど、はっきりとしたお顔です。

 

学校が廃校になると集落に活気がなくなってしまいます・・・

 

 

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下狭川 辻堂の阿弥陀石仏

2011年04月08日 | 石仏

 

 狭川の集落、辻堂の石仏です。田町奥の地蔵堂と同じ位に好い感じの辻堂です。

 

下狭川 奥垣内

丸々とした阿弥陀如来石仏と、如意輪観音石仏が祀られています。

 

倒れそうな祠につっかえ棒をしています。

供花や湯のみ茶碗等、地域の方の信仰心が伺えます。

普段は余計なものですが、この辻堂には不思議と似合います。

 

前に在った大きな樹が伐られていました・・・

 

こう言う素朴な辻堂も、近頃少なくなって来ました。

 

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狭川 中墓寺の石仏

2011年04月07日 | 石仏

 

下狭川の南の小高い所にある、中墓寺の境内に石仏があります。

 

大永の阿弥陀如来立像石仏

 

石仏二体と梵字仏

境内から集落の屋根が見下ろせます。

 

左は、三面に五体の仏を彫った石仏。正面は十一面観音でしょうか?

右のお地蔵さん、お顔が摩滅してよく判りません・・・

 

判り難いですが右側面に彫ってあります。

 

左側面にも

 

衣文も簡素ですがいい感じ・・・

 

 

奈良市下狭川

よく手入れされた、きれいなお寺です。

 

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松明調進の道と石仏

2011年04月06日 | 石仏
   一台峠の古道は赤目から東大寺への松明調進の道です。
   松明調進の道と一台峠の歴史を研究した文献手を入れたところ、意外なことが分かりました。
 
   私が、今まで撮影してきた石仏達が、この旧道沿いに点在していたのです。
 
   松明調進の道の道順は次の通りです。
 
   赤目極楽寺 → 笠間峠旧道 → 上笠間 → 小原→ 小倉 → 針ヶ別所 → 馬場→
   杣ノ川 → 一台峠  → 南田原 → 茗荷 → 鉢伏峠 → 鹿野園 → 東大寺
                                                              
   撮影した石仏は以下の通りです
                                                              
   上笠間阿弥陀磨崖仏、小原つちんどの阿弥陀三尊、小倉の川尻地蔵                                                         
   針ヶ別所一石六地蔵、馬場の辻地蔵石仏、一台峠の阿弥陀磨崖仏                                                           
   南田原の切りつけ地蔵、南田原阿弥陀石仏、茗荷 阿弥陀寺跡                                                           
   鉢伏峠東金坊地蔵石仏、鉢伏峠地蔵磨崖仏となります。
                                                                                    
                                                               
                                    
上笠間 阿弥陀磨崖仏
                                   
                                      
                                     
小原 つちんど阿弥陀三尊
                                 
                                     
                                  
小倉 川尻地蔵
                                  
                                   
                                    
針ヶ別所一石六地蔵
                                   
                                    
                                   
馬場 辻の地蔵石仏
                                    
                                  
                                    
一台峠旧道 阿弥陀磨崖仏
                                    
                                   
                                    
南田原の切りつけ地蔵
                                  
                                     
                                      
南田原の地蔵石仏
                                    
                                      
                                     
阿弥陀寺跡
                                  
                                      
                                       
鉢伏峠の地蔵石仏
                                   
                                     
鉢伏峠の地蔵磨崖仏
                                                                    
石仏は在るべくしてそこに在ると言う事が解かりました。
                                  
古道に石仏在り・・・ですね
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鉢伏峠の地蔵磨崖仏

2011年04月05日 | 石仏

 

           手元の資料には、鉢伏峠とその先の二箇所の石仏を拝んで

          急坂を下りていくと、眼下に奈良盆地の景色が広がる。

          と書かれていましたので、これだけを頼りに探しに行きました。

          松明調進の道、鉢伏峠から鹿野園へ下る道沿い

          鉢伏町の集落に入る手前の、林の中に地蔵磨崖仏があります。

 

奈良市鉢伏町

 大きな樹の根元に在る岩に、可愛らしいお地蔵さんが彫ってあります。

 

白っぽい岩に彫られているの、でコントラストが低く撮影し難いです 。

 

 黒っぽい地衣類?の為、斑になっています。

 

小さいですが稚拙さは感じられません。

お顔がよく判りません・・・

 

本当に可愛らしいお地蔵さん。

 

 何か好いなあ~

見つかった時は「あったー!」と、叫んでいました・・・

まだまだ知らない石仏さん、在りますね~

 

 

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鉢伏峠の地蔵石仏

2011年04月04日 | 石仏

 

赤目から東大寺への松明調進の道の道中、最後の峠である鉢伏峠

そこに立つ堂々とした六尺の地蔵石仏です。

 

奈良市鉢伏町

峠の道脇の地蔵堂に祀られています。

東金坊地蔵尊と呼ばれています。

 

鍚杖を持つ右手が肩の所にある型です。

 

右手が一寸ぎこちないです。

 

田原と奈良を結ぶ旧街道、鉢伏峠の地蔵として

道行く人々に信仰されていたことでしょう。

今もお参りは絶えません。

 

子安地蔵大菩薩

 

松明調進の道最後の峠

 

 

 

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一志町大仰 さかさ地蔵

2011年04月03日 | 石仏

 

前から気になっていた石仏、ちょっと遠出をして見に行きました。

 

三重県津市一志町大仰

川原に大きな岩が転がっていて、枠取りをした中に地蔵菩薩がほられています。が・・・

 

お地蔵さんが逆さまです。もう片方の枠には何もありません・・・

 

水流で磨耗して一寸可哀そう。

 

アイスが溶けた様に見えますねぇ。痛々しいです・・・

 

昔はこんな感じだっただろうと 画像で 真っ直ぐに起こしてみました。

右の枠には阿弥陀如来が彫られていたのでしょうか。

でも、水の力って凄いですねぇ。

 

別の面にの高い位置に地蔵さんが追刻されています。

 

無縁法要と彫られています。

下の丸い穴は、石仏を切り出そうとした穴でしょうか。 

 

道路を隔てたところに在る笠着地蔵。

 

 

 

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大柳生の磨崖仏

2011年04月02日 | 石仏

 

 大柳生の、個人のお庭にある磨崖仏です。

 

自宅の庭に磨崖仏が在るなんて羨ましいです。

 

長方形の角を落とした枠取りの中に彫られています。

 

矢田型地蔵と言う事ですが阿弥陀如来の様にも見えます・・・

 

 

個人のお庭に在る為、良く手入れされています。

 

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一台峠古道の阿弥陀磨崖仏(みろく地蔵さん)

2011年04月01日 | 今昔

   

        三十数年前に訪れていたのに、所在が判らずにいた磨崖仏です。

         この磨崖仏が脳裏から離れず、ずっと気になっていました。

        石仏撮影を再開してから、何度も、何度も山中を捜しまわりましたが

        一向に見付からず二年が過ぎました。

        もしかして、もう埋もれてしまったかとも思ったりした事もありました。

        この磨崖仏探す手掛りは一切無く、途方に暮れていた時に・・・

        或る方との出会いがきっかけで、再びこの磨崖仏に逢うことが出来ました。

 

三十数年前

      

このままだと埋まってしまうのは時間の問題。

 

 

 

 

昔はこの古道も多くの人々が往来した事でしょう。

しかし、今、訪れる人は、ほんの僅かしか居ません。

このまま忘れ去られてしまうのは、あまりにも 惜しい・・・

 

現在の一台峠古道の阿弥陀磨崖仏

奈良市南田原町

 不思議な縁で再会できました。

 

あのまま放って置いたらきっと埋もれてしまい

二度と人目に触れる事はなかったでしょう・・・

 

昔、蓮華座は落葉で埋まっていて見えませんでした。 

 

教えて戴いた方は、みろく地蔵さんと呼んで居られました。

 

 雪が良く似合います・・・

初めて出会った時も雪景色でした。

 

 

 

 

 

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