瀧蔵神社参道の稲田の畦に、地蔵石仏が半ば埋もれて在ります。
桜井市瀧蔵
この佇まいが好きで、何度通った事か・・・
卵の様なま~るいお顔
路傍の石仏も大好きです。
冬は枯れ草が霜で真っ白
真冬で草が枯れても、下半分は見えません・・・
お地蔵さんの前には 小川が流れています・・・
風景に溶け込んでいます・・・
瀧蔵神社参道の稲田の畦に、地蔵石仏が半ば埋もれて在ります。
桜井市瀧蔵
この佇まいが好きで、何度通った事か・・・
卵の様なま~るいお顔
路傍の石仏も大好きです。
冬は枯れ草が霜で真っ白
真冬で草が枯れても、下半分は見えません・・・
お地蔵さんの前には 小川が流れています・・・
風景に溶け込んでいます・・・
尾平尾上出の廃校になった小学校の、校庭の片隅に
不自然な金網に囲まれて、ひっそりと立っています。
奈良市尾平尾町上出
校庭に在る為、倒れて児童が怪我をしない様にとの配慮でしょうが
今となっては不必要な金網です。
体部は地衣類に侵されて不明瞭ですが、お顔は比較的きれいに残っています。
小さいけれど、はっきりとしたお顔です。
学校が廃校になると集落に活気がなくなってしまいます・・・
狭川の集落、辻堂の石仏です。田町奥の地蔵堂と同じ位に好い感じの辻堂です。
下狭川 奥垣内
丸々とした阿弥陀如来石仏と、如意輪観音石仏が祀られています。
倒れそうな祠につっかえ棒をしています。
供花や湯のみ茶碗等、地域の方の信仰心が伺えます。
普段は余計なものですが、この辻堂には不思議と似合います。
前に在った大きな樹が伐られていました・・・
こう言う素朴な辻堂も、近頃少なくなって来ました。
下狭川の南の小高い所にある、中墓寺の境内に石仏があります。
大永の阿弥陀如来立像石仏
石仏二体と梵字仏
境内から集落の屋根が見下ろせます。
左は、三面に五体の仏を彫った石仏。正面は十一面観音でしょうか?
右のお地蔵さん、お顔が摩滅してよく判りません・・・
判り難いですが右側面に彫ってあります。
左側面にも
衣文も簡素ですがいい感じ・・・
奈良市下狭川
よく手入れされた、きれいなお寺です。
手元の資料には、鉢伏峠とその先の二箇所の石仏を拝んで
急坂を下りていくと、眼下に奈良盆地の景色が広がる。
と書かれていましたので、これだけを頼りに探しに行きました。
松明調進の道、鉢伏峠から鹿野園へ下る道沿い
鉢伏町の集落に入る手前の、林の中に地蔵磨崖仏があります。
奈良市鉢伏町
大きな樹の根元に在る岩に、可愛らしいお地蔵さんが彫ってあります。
白っぽい岩に彫られているの、でコントラストが低く撮影し難いです 。
黒っぽい地衣類?の為、斑になっています。
小さいですが稚拙さは感じられません。
お顔がよく判りません・・・
本当に可愛らしいお地蔵さん。
何か好いなあ~
見つかった時は「あったー!」と、叫んでいました・・・
まだまだ知らない石仏さん、在りますね~
赤目から東大寺への松明調進の道の道中、最後の峠である鉢伏峠
そこに立つ堂々とした六尺の地蔵石仏です。
奈良市鉢伏町
峠の道脇の地蔵堂に祀られています。
東金坊地蔵尊と呼ばれています。
鍚杖を持つ右手が肩の所にある型です。
右手が一寸ぎこちないです。
田原と奈良を結ぶ旧街道、鉢伏峠の地蔵として
道行く人々に信仰されていたことでしょう。
今もお参りは絶えません。
子安地蔵大菩薩
松明調進の道最後の峠
前から気になっていた石仏、ちょっと遠出をして見に行きました。
三重県津市一志町大仰
川原に大きな岩が転がっていて、枠取りをした中に地蔵菩薩がほられています。が・・・
お地蔵さんが逆さまです。もう片方の枠には何もありません・・・
水流で磨耗して一寸可哀そう。
アイスが溶けた様に見えますねぇ。痛々しいです・・・
昔はこんな感じだっただろうと 画像で 真っ直ぐに起こしてみました。
右の枠には阿弥陀如来が彫られていたのでしょうか。
でも、水の力って凄いですねぇ。
別の面にの高い位置に地蔵さんが追刻されています。
無縁法要と彫られています。
下の丸い穴は、石仏を切り出そうとした穴でしょうか。
道路を隔てたところに在る笠着地蔵。
大柳生の、個人のお庭にある磨崖仏です。
自宅の庭に磨崖仏が在るなんて羨ましいです。
長方形の角を落とした枠取りの中に彫られています。
矢田型地蔵と言う事ですが阿弥陀如来の様にも見えます・・・
個人のお庭に在る為、良く手入れされています。
三十数年前に訪れていたのに、所在が判らずにいた磨崖仏です。
この磨崖仏が脳裏から離れず、ずっと気になっていました。
石仏撮影を再開してから、何度も、何度も山中を捜しまわりましたが
一向に見付からず二年が過ぎました。
もしかして、もう埋もれてしまったかとも思ったりした事もありました。
この磨崖仏探す手掛りは一切無く、途方に暮れていた時に・・・
或る方との出会いがきっかけで、再びこの磨崖仏に逢うことが出来ました。
三十数年前
このままだと埋まってしまうのは時間の問題。
昔はこの古道も多くの人々が往来した事でしょう。
しかし、今、訪れる人は、ほんの僅かしか居ません。
このまま忘れ去られてしまうのは、あまりにも 惜しい・・・
現在の一台峠古道の阿弥陀磨崖仏
奈良市南田原町
不思議な縁で再会できました。
あのまま放って置いたらきっと埋もれてしまい
二度と人目に触れる事はなかったでしょう・・・
昔、蓮華座は落葉で埋まっていて見えませんでした。
教えて戴いた方は、みろく地蔵さんと呼んで居られました。
雪が良く似合います・・・
初めて出会った時も雪景色でした。