家に帰ってくる位まで回復させてもらえそうだが、夫と自分の年金で生活していけるとは思えない」と、60代の女性の切羽詰まったお話は止めどありません。
「かけはしならしっかりとした支援をしてくれるし、私も一緒に応援する」とをお約束して別れました。
市議としての9年間、日々こんなご相談を頂いてきました。
私が医療・介護の職場に就職した30年前から見ると、現場は本当に様変わりしました。
医療・看護の一部が介護に切り離され、安上がりのサービスに、
介護保険制度が創設され、国民から新たに保険料を徴収、福祉としての無償サービスが一律一割の利用料へ、
介護事業が営利企業の市場として開放
こうした政策の結果、介護サービスのバリエーションは増え、サービスを受ける人は格段に増えました。
お金のある人にとっては、介護が充実し、安心して暮らせる体制が整ったと言えます。
しかし、国民年金は勿論、鶴岡の標準的な厚生年金程度で暮らす人にとっては、介護を必要とする生活は、苦しいもの、無理なものになってしまいました。
日々寄せられる「苦しみ」を少しでもやわらげるために格闘しつつ、制度の根本的な改善をめざして戦い続けます。
これじゃダメ! 「消費税で社会保障」
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