関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

学童保育所キャンプ

2008年08月31日 | 子育て・教育

 30日(土)31日(日)、第一学区の学童保育所「星の子」の親子キャンプがおこなわれ、私も相談役の立場で参加しました。

 例年通り、子ども54人(OB、幼児含む)、大人49人(指導員含む)、計103人という大部隊です。
 これだけの大集団となると、まとまりはとれにくくなるはずですが、星の子は違います。
 異年齢集団での日頃の交流、参加する保護者と指導員の思いが、このキャンプを熱いものにさせているのではないかと思います。

 私は仕事のため、「そば打ち」「川遊び・カヌー」には参加できず、夕方の炊事からの参加となりました(と言うか、炊事も大体終わり、食べるところから参加しました。スミマセン)が、それぞれの行事も大いに盛り上がったということで、安心しました。

 子どもたちを寝付かせてから(ほとんど起きてますが)、大人は交流会です。
 民間サラリーマン、先生、自営業者(「社長」ですね)などなど、色んな人がいるところが学童のいいところです。
 私は、コップ片手に皆さんを回って、色んなお話を聞いて回りました。

 酒を飲みながら「ご意見を聞きました」などとは不謹慎な話しでもありますが、しかし、こういう場だからこそ、ストレートにお話してくれることもあります。
 「親戚の障害者の方が市役所で困ったことは・・」など、議会で取り上げなければならないようなお話も聞けました。
 もちろん、しらふになって聞き直してからの話ですが。

 「共産党やめて無所属で出た方がいいぞ!」と忠告してくれる人もいました。
私のことを思って言ってくれる、その気持ちだけありがたく頂戴しました。
 
 皆さんに求められて、ちょっとアホなこともやりましたが、それも交流会の肴です。

 議会開会直前の厳しい時期ではありますが、元気な子どもらからエネルギーをもらい、保護者の方々と膝を交えて話し合える、楽しい集いです。

                                                  
 


9月議会議案説明

2008年08月27日 | 市政全般

  27日(水)、鶴岡市議会9月定例会の議案の大要が説明されました。

 今議会に上程されたのは、
 ☆平成19年度一般会計・特別会計、病院事業会計、水道事業会計の決算議案
 ☆第一小学校の改築工事請負契約、温海児童館の廃止、貴船保育園の指定管理(民間委託)
 ☆学校耐震化、移動図書館車両購入などの補正予算約12億円

 などです。

 H19年度は、合併後2度目の通年予算が組まれました。
 新鶴岡市政の方向が固められた年と言えます。今議会はその結果を問う議会です。
 まず、4日(木)におこなわれる総括質問で、全体的に問いただしていくことになります。

 日本共産党市議団の総括質問は加藤太一議員ですが、質問内容は団として集団的に検討します。
 医療・介護・福祉、子育て・教育などを中心に、私も準備に追われることになります。
 がんばらなくっちゃ。



発達障害の受診は大変です

2008年08月08日 | 子育て・教育

 「発達障害の疑いがあるので専門の医療機関を受診するように」と指導された子どもの保護者(Aさん)から、「専門の医療機関は予約が一杯と言われた。何とか早く診てもらえないだろうか」と相談されました。

 LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、自閉症スペクトラム(自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群)など、発達障害とよばれる障害は、児童・生徒の6%程度存在すると言われ、近年急速に注目されています。
 学校でも特別支援教育が開始され、保育園・幼稚園を始め、修学前の段階から早期に発見し、早期に支援をおこなうことの重要性が理解されるようになりました。

 しかし、支援の中心になる専門家が余りに少ないことが、取り組みの障害になっています。
 特に診断をおこなう専門医の不足は深刻です。

 鶴岡の医療機関では、鶴岡協立病院の石川充先生が、早期からこの問題に取り組んでおられ、発達障害児の親の会である「アインシュタインの会」でも主宰者の一人として活躍されています。

 しかし、このほかには、県立病院が月一回「思春期・子ども外来」をおこなっているのみです。

 そのため、協立病院に受診が集中し、新規の診察は3ヶ月以上待つことになるようです(8月1日現在)。
 県立病院でも、「8月は予約が一杯。9月になる」ということです。


 そこで、Aさんの「内陸でも、仙台でも受診に行く」という強い意志を確認した上で、山大医学部付属病院に問い合わせをしたところ、「毎週水曜日午前中診療」ということで、いつでも受診可能のようでした。

 Aさんは、早速付属病院にお子さんを連れて行き(当然、仕事を一日休んだ訳です)、二回目以降の診療は、県立病院の医師への紹介状を書いてもらいました。
 実は県立病院では、週一回の「思春期・子ども外来」以外にも、専門の先生が診療をおこなっているということでした。


 山大以外では、山形市の篠田病院でも子どもの発達障害の診療をおこなっていると聞きましたが、何とか鶴岡で週一回誰でも受診できる体制が欲しいものです。

 
 医師不足はあらゆる診療科に渡って深刻ですが、子どものためにも、早急な改善が求められています。

    

 

   


櫛引・朝日地区の現状と課題~庁舎と議員の懇談会~

2008年08月05日 | 市政全般

 今週、市議会議員と各庁舎との懇談会がおこなわれていますが、5日(火)に私の担当する櫛引地域、朝日地域の懇談がそれぞれ開催されました。

 
 合併後、旧町村地域では、今年3月にそれぞれ「○○地域振興ビジョン」が策定されました。5月には振興ビジョンと今年度予算などについての各地域の地域審議会がおこなわれました。
 懇談会では、審議会での意見なども紹介されました。

 櫛引地域振興ビジョンでは、「地域資源の現状と調査分析」の結果として、
  ☆フルーツの里整備
  ☆グリーンツーリズムの推進
  ☆歴史・文化の里整備
  の3項目が政策課題と設定されました。 

 今回の懇談会では、議員から、
  「振興ビジョンは短期間で実施してもらいたい」
  「(観光の前に)市内他地域との交流も進めるべき」
 などの意見がありました。

 私は、「循環型社会づくりの一つとして、大量に発生する剪定枝についてのバイオマス活用を考えるべきではないか」と質問しましたが、庁舎では、「現在のところ考えていない」という答弁しかありませんでした。


 朝日地域では、重点プロジェクトとして、
 A 地域産業振興
   ☆山ぶどう  ☆新エネルギー  ☆特産物
 B 市民の森・渓谷振興
   ☆六十里越街道エコツーリズム
   ☆大鳥自然の家グレードアップ
   ☆四季と感動のフィールドの整備 
  が設定されています。

 地元選出議員からは、
  「月山ワインの技術確立まで大変な努力があったが、山ぶどうも需要が追いつかず、生産調整が検討されるようになっている。市町村合併の効力で、普及してもらいたい」という意見がありました。

 私は、
  ①中山間地の疲弊は、国が環境保全・食糧生産における地方の役割を正当に評価してこなかったから。大きな役割を果たしていることを大いに発信すべき。
  ②山ぶどうは、JAの出荷額では6200万円ほどだが、経済効果はどの程度になっていて、今後どのぐらいの拡大をめざしているのか
 などと質問しました。
 
 当局は、
  ①まず旧鶴岡市内に発信していきたい。国などへはどのように働きかけていくのか、議員から教えてもらいたい。
  ②原料で5~6千万円だが、加工品も合わせれば1億5千万円ぐらいになっている。これを倍ぐらいにしていきたい。
  と答弁しました。


 朝日地域振興ビジョンには、
  「豪雪地帯・山村に住むためのハンディキャップの指標」が示されています。
  それによると、
   ①公共交通機関にたよれないため、県平均より自動車保有台数が一台多い。
    そのために最小約63万円~最大約73万円の経費がかかる。
   ②奥地集落では、通勤・通学、雪囲い・雪おろし・除排雪などで年間約98万円ほどかかる。
  といいます。

  このような「デメリット」を明示することは、なかなか勇気のいることですが、しかし、「現実を正確に観る」という点で、必要な姿勢です。
  また、山ぶどうでも、東北だけで27市町村が販売の取り組みをしているという資料がしめされました。

 現実を正しく観ないで、「成功事例」「無限の可能性」を謳うことは、百害あって一理無しです。そういう点で、困難な点を直視する朝日振興計画の視点は、リアリズムに貫かれたものとして評価したいと思いました。

  振興ビジョンに掲げられている方策は、確かな未来を保障するものではありませんが、それは各地域・新鶴岡市だけの責任ではありません。
  財界・大企業のもうけを保障するために、地域社会の形をも変えてしまおうという、国の政策に問題の根本があります。

 そういう中で、「地域振興」を図っていくことは、まさにイバラの道でありますが、国政の大本の転換を求めながら、同時に、市民の知恵を集めて、一歩でも二歩でも前進を図る、
 そういう決意で、懇談会に参加しました。

 

    
 


核兵器を無くせ~原水爆禁止世界大会へ鶴岡から~

2008年08月05日 | 平和と民主主義・外交
 4日(月)から原水爆禁止2008年世界大会が始まりました。

 核兵器廃絶・非核平和の日本をめざす、草の根の運動の代表が全国から集結するこの大会には、国連本部から軍縮担当上級代表という役職の方が初めて参加するということで、二年後に予定されるNPT(核不拡散条約再検討会議に向けて、世界の核兵器廃絶の世論と運動を推し進める重要な大会になりそうです。

 鶴岡田川からも10名の方が参加しています。

 私の自宅にも、田川原水協(田川地区原水爆禁止協議会)の方が案内チラシを持って見えられたので、少額の募金をさせていただきました。

 鶴岡田川の代表団には、被爆者の方、戦前生まれの方も参加されています。
 ヒロシマの地はさぞ暑いことでしょう。本当にご苦労さまです。




 

7月28(月)ー8月3(日)の活動

2008年08月03日 | 活動報告

7月28(月)ー8月3(日)の主な活動です。

 ☆赤旗新聞の購読お勧め。
  赤旗新聞は、日本共産党の見解を伝えていくための最も重要な手段であるとともに、真面目に暮らしている国民の皆さんが、未来に希望が持てるような情報を伝えることを目的とする新聞です。
  それで、赤旗新聞の読者を増やすことは、私にとっても非常に重要な課題です。
  7月も多くの市民の皆さんに購読の約束をしていただくことができました。
  ありがとうございました。

 ☆「発達障害の疑いがある」と指導された子どもの保護者の方から相談をもらい、医療機関、教育委員会などを調査・話し合い。

 ☆朝暘一小建設期成同盟会総会に「顧問」の立場で参加。
  今後のスケジュールを確認、「完成予想模型」に大いに盛り上がり、「建設は始まったが、今後も支援を継続しよう」と確認し合いました。

 ☆党地区会議、市議団会議。

 ☆来週の櫛引庁舎・朝日庁舎と議員との懇談会の事前調査。

 ☆来週の鶴岡の社会保障を良くする会に提供する、保育関係資料準備。
 
 私的には、
 ☆小学校学年PTA会議に参加。「教育講演会」の準備を確認しました。

 ☆町内夏祭りの準備と当日の司会。

 ☆学区内の各町夏祭りに参加。
  ある町では、会長に挨拶に行ったら、「ステージさ上がるが?」と言われましたが、それは「ビールの一気飲み」をするということでした。
  もちろん参加しましたが、二位に終わりました。
  

  今週も暑かった!