夜に農村部で懇談会をおこなったら、参加者の中に「東京大空襲を体験した」というおばあさんが来ていました。
「当時13才、現在の江東区にあたる地域に住んでいた。3月9日の夜に焼夷弾で真っ赤になった空の下を逃げまどった。道路が黒こげになった死人でいっぱいで歩けなかった。浦安に架かる葛西橋で朝を待った。川も死体でいっぱいだった。数日後、貨物列車で両親の実家のある鶴岡に来た。あんなことは二度とあってはならない」。
今はにこやかで穏やかなおばあさんですが、地獄の体験を抱えて70年間生きて来られたのです。
そうした方々によって今日の日本が築かれたことに改めて思いを致しました。
もう少し詳しくお話しを伺い、市民に伝えていかなければなりません。
お会いできてよかった。
帰りは吹雪、ずんずん積もっていました。
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「当時13才、現在の江東区にあたる地域に住んでいた。3月9日の夜に焼夷弾で真っ赤になった空の下を逃げまどった。道路が黒こげになった死人でいっぱいで歩けなかった。浦安に架かる葛西橋で朝を待った。川も死体でいっぱいだった。数日後、貨物列車で両親の実家のある鶴岡に来た。あんなことは二度とあってはならない」。
今はにこやかで穏やかなおばあさんですが、地獄の体験を抱えて70年間生きて来られたのです。
そうした方々によって今日の日本が築かれたことに改めて思いを致しました。
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