参院選の結果について、沢山の論評が現れていますが、23日付朝日新聞の17面、「寄稿 オピニオン」という6段のスペースに掲載された小論を読んで首を傾げました。
(記事の写メを掲載しておりましたが、著作権法に抵触するため、2022年7月7日に削除しました)
神戸女学院大学名誉教授の内田樹(いつき)という、かなり有名らしい先生が書いたもので、「複雑な解釈」というタイトルがつけられています。
要約すると、
自分は、「参院選の結果をどう解釈するか」について、「これまで起きたことが今度もまた起きた」と「簡単な解釈」をするのではなく、「前代未聞のことが起きた」という「複雑な解釈」をすると述べてから、
「参院選の際だった特徴は、『自民党の大勝』と『共産党の躍進』である(それに『公明党の堅調』を加えてもいい)。この3党には共通点がある。いずれも『綱領的・組織的に統一性の高い政党』だと勝った政党を一括りに特徴づけて、
「有権者は『一枚岩』的政党を選好したした」ことを参院選の「解釈」の中心にしようという論です。
次に、この「選好」について、「議会制民主主義というのは、さまざまな政党政治勢力がそれぞれ異なる主義主張を訴え合い、それをすりあわせて、『落としどころ』に収めるという調整システムのこと」であり、「知られる限りの粛正や強制収容所はすべて『ある政党の綱領が100%実現された』場合に現実化した」ことから、
「一枚岩」の政党を選択した今回の結果を「大きな災厄」をもたらしかねないものと言いたいようです。
その結論の論証として、
「『ねじれ』は二院制の本質であり、ものごとが簡単に決まらないことこそが二院制の『手柄』」であり、「『ねじれの解消』という文言もまた先の『綱領的・組織的に統一性の高い政党』への有権者の選好と同根」、
「なぜ日本人はそのような統一性の高い組織体に魅力を感じるようになったのか。それは人々が『スピード』と『効率』と『コストパフォーマンス』を政治に過剰に求めるようになったからだ」として、それが「経済のグローバル化が政治過程に侵入してきたことの必然的帰結・・政治過程に企業経営と同じ感覚が持ち込まれた」と解釈、
そのような感覚では、原発や年金制度やTPPのような「未来の見通し」は立てられないとしています。
寄稿者はフランス現代思想の大家であられるということでしたが、有権者の真剣な選択を歪めた「解釈」と思いました。
一方、昨日付(投票日翌日)の朝日新聞は、「共産党、政権批判票集める」という三段見出しで、「アベノミクスのほか、原発政策や憲法改正、環太平洋経済連携協定といった政策で自民党との対決姿勢を鮮明にした。これが功を奏し、組織票に加え無党派層も引きつけて政権批判の受け皿となった」と報じました。
参院選の結果は、二大政党制の失敗を受けての「民主党でない党」の選択と、それに対する高まりつつある批判というふうに見るのが「簡単」でも疑いようの無い「解釈」と思いますが、なぜこのような「歪んだ解釈」が出てくるのか。
私なりにこの「複雑な解釈」を解釈すると、
①議会制民主主義の「システム」と、その構成要素である政党の「システム」を混同しているということと、
②選挙の意味の曲解と有権者の蔑視、
ではないかということです。
①政党が有権者に公約した政策を守るということは、議会制民主主義の前提となる問題です。
選挙における有権者の選択が反故にされるようでは、代議制度は成立しない訳で、そういう意味に於いて「一枚岩」こそが議会制民主主義における政党のあるべき姿です。
日本に先行して議会制民主主義を形成してきた欧米等の諸国では、公約を守らない政党は、政策の是非以前に、有権者の支持を失うと言います。
公約をちゃんと守る政党を育てることは、議会制民主主義を成熟させる上で最も重要なテーマの一つでしょう。
日本共産党の場合は、民主集中性というシステムを確立して、「公約を断固守る」政党としての信頼を得ています。
そのことと、将来政権を取った場合の国のシステムをどうするかは全く別問題であり、日本共産党は議会制民主主義・複数政党制を守り発展させることを50年以上前から明確にしています。
私は、第一にこの小論を、「公約を守らない政党の勧め」と読みました。
②多くの有権者は、自分の現在と未来の生活、次の世代の幸せを真剣に考えて、政党の実績・政策を選択します。自民党への一票と、日本共産党への一票は、まったく異なる選択です。
私は今回の選挙の中で、多くの有権者の方々から、腹から絞り出すような願いを沢山受け取りました。
月額5万円ばかりの国民年金とわずかの仕事で生活しているお年寄りから、「今の世の中でもオレのような貧乏生活がある。消費税が増税されては生きていけない」
50代の女性から、「ウチの息子はもう30歳にもなるのに、正職員の仕事をしたことがない。自分たちが死んだら息子はどうなるのか」
戦争でお父さんを亡くして大変な苦労を体験した方から、「あんな悲惨な戦争は絶対に繰り返してはならない。九条は守らなければならない」と。
このような方々が、自民党の暴走を止めさせて欲しいと、日本共産党に熱い期待を寄せて下さいました。
そのような選択を「あなた方の選択は、私から見れば同じもの」などと「解釈」することは、選挙の意味を否定し、有権者を侮辱するものと言わなければなりません。
小論は第二に、庶民の暮らしの現場、生の声を知らない(無視した?)机上の空論と読みました。
さらに大きな問題は、
小論では、今回の「選好」を原発、年金、TPPなどについて「未来の見通し」をもたず、「未来を軽んじる」ものとも言っていますが、日本共産党はどの問題についても、将来に責任を持つ抜本的対案を提案しています。
日本共産党を最初から無視したこのような小論に提供されたスペースの広さから、大手マスコミが抱える問題の大きさを改めて読み取りました。
以上、大手マスコミの報道にいちいち反応するのは時間の無駄と承知してはいるのですが、余り「立派」な体裁の記事だったので、「ナ~ニ~ッ」と思ってついついちょっかいを出してしまいました。
最後まで読んで下さった方がいらっしゃるとすれば望外の幸せです
「簡単な解釈」もご紹介。http://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/078febe175d8866493a7c4324c0c93a9
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昨日投票がおこなわれた、参院選について感想を述べます。
まだ結果は確定していませんが(TBSで「残り13議席」)、自民党大勝と共産党前進が大きな特徴となったことは間違い有りません。
選挙戦での住民との対話でも感じましたが、「安倍内閣はアブナイ」という政権批判の高まりが共産党への支持につながりました。
それは、共産党の「正面から対決」という姿勢がブレずに一貫していたものであったこと、反対だけではなく対案を示してきたことにも支えられていたものと思います。
ネット選挙が解禁されたことも、大手マスコミの報道を乗り越えて国民が真実をつかむ上でプラスになったのではないかと思います。
まだ大きな影響とまでは言えないでしょうが、民主主義の前進の上で意義あることです。
一方、自民党が大勝した最大の要因は、言うまでも無く、民主党政権の余りにもひどい失敗(=二大政党制の崩壊)という敵失。
それから、今に始まった訳ではありませんが、大手マスコミの報道の歪みの深刻化。
消費税増税、日米同盟優先(アメリカ言いなり)、TPP参加、読売新聞などは改憲も含めて、自民党政治の大枠を前提とする立場からの報道は、アベノミクスへの「期待」の演出を始めとして、政権を批判的に検証するというジャーナリズムの役割を放棄したものでした。
今日のテレビでも、民放1社の解説者は櫻井よしこ、他1社では御厨貴。どちらも言いたい放題です。
放送倫理基本綱領という文章には、「放送は、意見の分かれている問題については、できる限り多くの角度から論点を明らかにし、公正を保持しなければならない」とあり、新聞倫理綱領やらにも同様の文章が書いてあるようですが、いずれも死文と化しています。
加えて、自民党をもっと右側から攻撃する第三極の登場とこれまたマスコミの礼賛という状況が、自民党を利したことも明らかです。
それでは、この結果をどうみるか。
私は、国民が新しい政治を模索する中で生まれた過渡的な状況と考えます。
この10年余りの「二大政党で政治はよくなる」という、体制側の大規模な攻撃の中で、小泉内閣が「ぶっ壊した」ハズの自民党政治は延命してきました。が、09年の衆院選で、国民は戦後ずっと続いてきた自民党政治に遂にノーの審判を下しました。
昨年の総選挙と今回の参院選で民主党が大敗したのは、自民党政治を変えることができなかったためです。
自民党は、総選挙では政策をまともに語ることを避ける戦術を取り、09年より得票を大きく減らしながら多数議席を獲得しました。
憲法改悪も、消費税増税の2014年実施も語らず、TPPに至っては「断固反対、ブレない、ウソつかない」と主張したのです。
戦後政治史上の大事件であった「政権交代」の失敗という、大きな失望の中で、多くの国民が「やっぱり政治は変えられない」という虚無感に襲われ、あるいは「民主党よりはまだマシ」という消極的な選択として自民党に票を投じたのではないか。
そのことも、私自身の選挙運動の経験からも感じています。
衆参両院で多数を占めたとは言っても、安倍内閣の未来は前途多難です。
進めようとする政策が、国民世論と相反するものだからです。
消費税増税「反対」は「賛成」を凌ぎ、「原発再稼働反対」は5割超、「将来原発ゼロ」は8割、憲法九条改悪は「反対」と「賛成」が拮抗しています。
政策を進めようとした途端に、安倍内閣は国民のたたかいに直面することになります。
長い目で見ると、政治の転換を求める国民世論の傾向的発展、それを抑えるための二大政党制の破綻という大きな流れの中で、今回の衆院選・参院選の結果が生まれました。
自民党の大勝は過渡的なもの、日本共産党への支持の高まりはまだ第一歩であり、これから発展する流れと確信しています。
自共対決も新たな局面に(今放送している民放番組から)
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いよいよ明日21日、参院選投票日です。
今回の選挙は、参議院でも多数議席を占め、選挙後に悪政推進を狙う自民党安倍内閣か、それとも政権の暴走に待ったをかけ、国民の願いの実現を進める日本共産党か、自共対決が真の争点となる選挙です。
志位委員長インタビューhttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-13/2013071302_05_0.html
第一に経済対策の問題。
アベノミクスは、今でさえ巨額の内部留保を蓄える大企業に更なるもうけを保証することを目的とするもので、大多数の国民には益のないものです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-19/2013071908_01_1.html
特に消費税増税は大問題
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-18/2013071801_05_1.html
雇用問題も。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-20/2013072001_05_1.html
第二に憲法問題。
自民党の憲法改正は、日本を「戦争に参加する国」に、国民の基本的人権を制限するなど、時計の針を逆回しする、正に時代錯誤の企てです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-19/2013071901_05_1.html
そのゆきつくところを石破幹事長があからさまに表明しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-19/2013071901_04_1.html
「アメリカの命令に従って、世界のどこにでも派兵し、他国と殺し殺される国、命令に従わない者は殺す国」にしようというのです。
第三に原発。
電力4社が12基の原発の再稼働を申請しました。
原発は、直ちに廃止(廃炉)のプロセスに入ることが求められます。
今、再稼働を認めるのでは、「将来の廃止」にも逆行します。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-17/2013071703_01_1.html
TPP。
農業と食料のみならず、医療、雇用、地域経済etc.・・、国民の命と暮らしを守るための規制を取り払い、米国企業が好き放題に活動できるように、日本を作り替えようという企てであり、国の主権をアメリカに明け渡す、亡国の選択です。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-13/2013071301_05_1.html
米軍基地問題でも、日本全土に百を超える米軍基地を提供し、「世界一危険な普天間基地」たった一つも「撤去」をアメリカに申し出ることもできません。
アメリカ言いなりの政治、戦後68年も経った今、もう見直すべきではないでしょうか。
何もアメリカとけんかしようというのではありません。日米軍事同盟は解消し、日米平和友好条約に切り替えて、対等平等のおつきあいをしようということです。
安倍内閣の暴走に対し、どの分野でも国民の立場に立って正面から対決、自民党政治に替わる新たな進路を提案しているのが日本共産党です。
日本共産党は、国民の要求実現のために、草の根の運動と連帯して、実際に政治を動かしてきました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-20/2013072003_01_1.html
4年前の衆議院選挙での、「自民党政治はもうご免」という国民の歴史的な決断に民主党は応えることはできまず、二大政党制のもくろみは10年かかってようやく破綻しました。
昨年末の衆院選で支持を伸ばした「第三極」は、自民党を「右から励ます」勢力であることが急速に明らかになり、半年を経ずして賞味期限が近づいています。
自民党政治と対決する足場を持たず、短期間に離合集散を繰り返す種々の政党に対し、日本共産党は、「元祖ブレない政党」です。
党創立が1922年、天皇制の暗黒の時代にきっぱりと侵略戦争に反対、小林多喜二を始め多くの党員が弾圧で命を落としましたが決して屈することはありませんでした。
その後91年間を通し、平和と国民の暮らしを守るために、信念を曲げることなく頑張ってきたのが日本共産党です。
政治を変えたいという願いに、真正面から応えることができる試され済みの政党です。
日本共産党が伸びれば、安倍内閣の悪政に待ったをかけることができます。
国民の願いを一つひとつ、草の根の運動と結んで実現していくことができます。
日本共産党を伸ばして政治を変える選挙にして下さいますよう、心からお願いして、最後の訴えと致します。
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月曜日に続く今朝の大雨で、鶴岡市全域で道路損壊や住宅浸水等がありましたが、朝日地域では特にひどい被害が広がりました。
午前中に関谷(大網地区)の方から電話があり、選挙運動を繰り合わせて午後に訪問しました。
上名川で「この先通れない」と車を停められましたが、「大網まで」と断って通過、
米の粉の滝ドライブインも車がありませんでした。
関谷では、集落の中を流れる関谷川が溢れたということで、人家より下部の道路は既に重機で片付けられていましたが、上部には大人の頭より大きい石や、太い倒木などがごろごろしていました。
この川の水位が3m以上、あがった訳です。
さらに、南側の高台では、家の裏の崖が幅50mほど崩落、100mほど下の谷底に大量の土砂や数十本の大きな立木が積み重なっていました。
2軒の家は、家屋から1~2mのところからスパッと崩落、端の所に立つのも恐ろしいような状態でした。
上の方に立っている人から、規模の大きさを理解して下さい。
崖っぷちから下を撮っています。
他にも、倉庫に土石が流入した家では何人もの人が片付けをおこなっていました。
どの家でも、「これまで覚えのない大雨だった」と当時の恐怖や、「畑がやられた」と今後のことを心配する声が聞かれました。
大網上村では、道路への小さな土砂崩れがあったものの、大きな被害は無いようでしたが、名刹:大日坊では、道路の不通でバス数台の参拝者がキャンセルになったということで、対応に追われていました。
その後、月曜の雨で会社が崖崩れに遭った会社も訪問しました。
土砂は片付けられていましたが、製造設備が大被害を被り、車も三台つぶされていました。
操業再開に可能なことがあれば、ご協力したいものです。
ここまで急いで回った後、午後5時過ぎに朝日庁舎に立ち寄りましたが、状況確認の最中で、さらに担当職員が出かけていくところでしたので、関係者に挨拶だけして帰りました。
急な被害で私も時間の確保に苦慮しましたが、私より先に庁舎の職員が調査に来ていましたし、高齢者宅を訪問していた社会福祉法人ぶなの木会の職員の方、被害状況把握に来ていたJAの共済担当の方にも遇いました。
もちろん、集落の役員の方は終日走り回り、消防団の方も会社を休んで巡回、土木作業の方は至る所で奮闘されていました。
みなさん本当にご苦労さまでした。
被害状況が判明し次第、市当局に対しての働きかけをおこなわなければなりませんが、明日の朝にかけて大雨洪水警報が出ており、まだ予断を許しません。
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今日は、太田としおさんの選挙カーに同行する日。「選挙って、どんなことをやっているのかしらん?」という市民の皆さんの疑問のまなざしにお答えすべく、山あり谷ありの、日本共産党の市議会議員のある日の活動をご紹介します。
ツイートする時間が無かったので、最後にまとめて報告です。
☆朝6時起床(睡眠5時間。車の運転にはちょっと少ない)
○妻が夜勤(深夜勤務。AM0:30-9:00+残業)のため、朝食作り。チャーシュー丼と中華スープのみ(子どもらスマン)。
○ゴミ出し(父親の家事の定番)
○昨晩寄せられた、朝日地区の大雨被害の件などのことで役所や関係者に電話。小一時間。
○近所にちょこっとビラ配り。
☆9時まで事務所へ。ウグイス嬢を載せて、内陸から来る候補者カーと合流する月山第一トンネルへ。
○途中、高坂付近で車に轢かれたネコを発見!
車道の真ん中で危険なので、車を停め、しっぽをつかんで路側に寄せる。
目をそむけながらではあるものの、やっぱり「状態」が目に入り、テンション低下。
それから、役所に電話して担当課に「回収」を依頼。可愛そうでもありましたが、縁起でも無いスタートとなりました。
☆10時過ぎに合流。太田としおさんのガングロにびっくり!
ここまでくれば直射日光もへっちゃらでしょう。太陽光発電のイメージキャラクターにいいかも。
私は日焼け止めを塗りたくって、帽子をかぶって自家用車で先導開始。
○大網地区では、10人余りの人が出てきて、太田さんの演説を聴いてくれました。ややテンション回復。
○北上し、落合から大鳥方面へ。街頭演説を打ちながら、時間の関係で途中で折り返し、朝日地区東部から櫛引へ。
☆12時から昼休み。丸岡の「田舎や」で手打ちそば。大盛り650円、かき揚げ、小鉢、漬け物、コーヒーゼリーがついて満足。昼飯が「支給」されるのは、選挙カーの仕事でありがたいことの一つです。(例によって出てきた途端にかぶりついてしまい、画像ナシ。)
太田候補は、隣に座ったお客さんに声をかけられてご挨拶。
○食事の前後に、保育所入所待ちで困っている方など、相談を受けている方々に電話。事務所とも連絡を取る。「轢かれたネコ」の担当課からも「回収した」との連絡あり。(食後で良かった。)
☆一時間の休憩後再スタート。
○女性後援会の皆さんが合流、オレンジのシャツを揃えて、車から手振り、演説中も横一線に並んで手振り。俄然、賑やかになる!
○私は、下山添公民館前の聴衆を前にして、「上山添のみなさ~ん!」と叫んでしまい、ヒンシュク。
○旧市内に入り、南部から北部方面を回る。幹線から外れた道路を選んで走るが、夕方まで行き止まりにつっこむこと3回、心なしか太田候補の笑顔も引きつってきたような・・。しかし、10分刻みのスケジュールを守って先導するのは、結構大変なのです。責めないで欲しい~っ!
☆午後4時 美原町セブンイレブンの交差点前では、20人余りの支持者の方々がプラスターを手に宣伝に参加。今日一番の賑わしさとなりました。
行き交う車からの声援も多数!
その後旧市内西部を回って、午後6時に事務所でお役ご免。
☆すぐに自転車に乗り換えて、朝のビラ配布の続き。
☆一時間のビラ配布の後、定例の会議。出席者のみなさんの熱い意見交換に毎晩「シャキ」っとなります。(熱過ぎて、寝付きが悪くなることもあり)
会議の終わり頃に、大雨被害のことで着信。終わってから日中の着信記録のあった方に電話。ちょっと非常識な時間ですが、相手も「大変だのう」とあきれながら、状況は理解して下さるようです。
☆会議終了後、保育所を探している方のために、その方の職場から対象の保育所まで走ってみました。田んぼの中を走り、長い坂とトンネルをくぐって片道15分かかりました。
これを「遠いから入所できません」と役所に断ると、「入所待機者」のカウントから除かれてしまいます。
今は、ナント由良保育園も旧市内の方が入所を求められる園の一つです。とってもいい保育所ですが、旧市内の人の通園は無理があります。
明朝、電話で報告して対策を相談しなければなりません。保育所が決まらないと就職できない!
☆このように、選挙戦の最中と言えども、待ったなしの相談事が舞い込みます。
「こういう問題を解決するために!」と選挙での日本共産党の躍進めざす取り組みに力が入るところです。(同時並行は大変ですけど)
☆ニュースステーションが始まってから帰宅。メシを食って、シャワーをかぶって、パソコンを打っているなう。
明日、明後日は選挙カーには乗りませんが、メシ・風呂・トイレ・睡眠以外は、ヤルしかありませんのでそろそろ寝るとします。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
なお、多くの日本共産党議員は、私のようなヘマは犯さず、着実で、旺盛な活動で、選挙勝利を着々と準備していることを念のためお断りしておきます。
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参院選公示日。午後から太田としおカーの応援弁士となり、市役所前の第一声では司会を務めました。
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山形選挙区からは太田さんの他に、自民党大沼候補、民主社民みどりの舟山候補が出ていますが、有権者の皆さんには、今、日本が問われている問題について、それぞれの候補者・政党がどうしようとしているのか、しっかり検討して頂きたいと思います。
大沼さんは言うまでもなく安倍政権を支えようという自民党の候補者です。
しかし、HPの「政策」には、「社会保障は地域から」「美しい農村を守る」「家計を支える」などなど、「良さそうな」要望が並べられていましたが、それをやるための政治の方向性は見受けられませんでした。
今政権が問われている重要問題、アベノミクス、憲法、原発、TPP、こうしたことに触れずに、有権者に何を問うのかなあと思います。
舟山さんは、「TPP反対、消費税増税反対、原発に頼らない社会」などを謳っています。
それはそれで良いことですが、「どのようにやるか」が無いところが、破綻した民主党政権を彷彿させます。
何よりも重大なのは、彼女を押している、民主党、社民党、みんなの風の各党が、てんでバラバラの主張をしているということです。
民主党県連の近藤会長は、「消費税増税を決めたのは民主党の成果。党内には原発賛成派もいる」などと言っています。
だいたい、舟山さん自身、「政策が相容れない」と言って去年の夏に民主党を飛び出したばかりじゃありませんか。
それが「その節はご迷惑をおかけしました」と言って、応援してもらっていいんでしょうか?
舟山さんの票が増えたら、有権者は何を選んだということになるのでしょう?
「共産党も非自民の舟山を推した方がいい」とアドバイスして下さる方もいらっしゃいますが、政策抜きの選挙協力で政治が良くなった試しはありませんし、「非自民」というヤツはほとんどの場合、「自民党と書いて無い」だけで、自民党と変わりの無い政党・政治家の代名詞でした。
何よりも、共産党は、その後に責任を持てない人を、国民の皆さんにお勧めすることは致しません。
安倍政権は、「衆参のねじれを解消する」と叫んでいますが、衆参で多数を取られたら大変!
国民が望まない悪政がどんどん強行されてしまいます。
ねじれているのは、自公の衆議院多数議席と、国民の願いです。
日本共産党の躍進で、参院をもっともっとねじりあげて、悪政を阻止し、国民の願いを実現する参議院をつくっていきましょう!
志位委員長の第一声
http://www.youtube.com/watch?v=UfMjDynKhvo&feature=youtu.be 30分で政治の本質がわかります。
日本共産党カクサン部
http://www.jcp.or.jp/kakusan/ ユルユルとご覧下さい。
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木曜日の参院選公示まであと1日となりました。
私は、毎日朝から、参院選の争点と日本共産党へのご支持を街頭から訴えています。
安倍首相は、「衆参のねじれ解消で政治の安定」などと言いますが、
政権が衆議院の多数議席を力におこなおうとしていることと、国民の願いとの間にこそねじれがあります。
参院選は、安倍内閣の暴走をストップさせるチャンスです。
憲法
憲法9条改悪で日本を戦争する国にすることを狙った96条改定。
かつて日本がおこなった戦争は「侵略ではなかった」とする歪んだ歴史観が結びついています。
アベノミクス
異常な金融緩和で政府自らバブルを作ると共に、公共事業への巨額の税金投入、解雇を自由にする限定正社員制度、サービス残業を合法化するホワイトカラーイグザンプション、労働者・国民の犠牲の上に、大企業への新たな減税。
2%の物価上昇は、勤労者世帯に年間9万円の負担増をもたらすと赤旗新聞は試算。
中小商工業者は、円安による原材料費の高騰を価格に転嫁できないと悲鳴、鶴岡民主商工会の会合でも、「このまま円安が進めば、廃業だ」と、「アベノミクス倒産」の危機を叫ぶ声が出ていると言います。
そして、来春からの消費税増税。
原発
ゆる~い「安全基準」をつくって、原発再稼働を進め、「安全ですよ」と海外への売り込みを図っています。
フクシマ第一原発の事故原因すら解明されておらず、廃炉が何十年先になるのか見通しも立てられない、15万人の県民が故郷を離れて不自由な避難生活で命と健康を損ねている中で、「そうまでして原子力ムラの利益を守るのか!?」という怒りが広がっています。
TPP
参加すれば、今でさえ39%しかない食料自給率は27%まで低下、農業が壊滅的打撃を受け、安全安心な食料供給が不可能となり、日本の食料主権の放棄となります。
鶴岡の農業生産高は年間250億円前後、農産物を活用した加工食品出荷が290億円、これが損なわれれば鶴岡の経済・社会は崩壊の危機に瀕することになります。
こうした安倍政権の暴走に対し、国民の声を取り上げて正面から対決してきたのが日本共産党。
反対するだけではなく、対案を示しています。
景気回復には、国民の所得を増やし、消費購買力を高めること、として、大企業の260兆円の内部留保の1%を活用すれば大企業労働者の1万円の賃上げが実現できると提起。
原発は即時廃止、世界でトップレベルの再生可能エネルギー資源と技術を活かし、再生可能エネルギーの国へと提案しています。
しかも再生可能エネルギーは、化石燃料や原子力が大企業を通して資金を海外に流出させるのに対して、鶴岡のような地方都市の産業になります。
東北芸工大の三浦秀一先生の「人口1万人の町の灯油代が年間3億円」という試算に従えば、鶴岡では40億円(!)。
何と希望ある事業でしょう。
軍事では平和は守れない。日米軍事同盟をやめて、憲法9条を活かした平和外交を進めてこそ、真の安全保障が図られると改憲に反対。
東アジアの23カ国の中で、軍事同盟に入っているのはもはや日韓だけ。
かつてのSEATO(東南ア条約機構)は解体し、ASEAN(東南アジア諸国連合)がつくられ、紛争は平和的な話し合いで解決する、平和の共同体がつくられています。
「北朝鮮の脅威」を言うならば、東南アジアの平和の枠組みを北東アジアに広げていくことこそが肝要です。
5年ほど前、アフガニスタンの人々を支援する「ペシャワール会」の方が鶴岡で報告会をされました。
http://blog.goo.ne.jp/sekitouru/s/%A5%DA%A5%B7%A5%E3%A5%EF%A1%BC%A5%EB%B2%F1
世界が日本に求めていることは、「自衛隊派兵」ではなく、教育、医療や社会保障、インフラ整備、行政システムなどなど、「ソフトパワー」ではないでしょうか。
自民党政治の根本問題は、世界で例を見ないアメリカ言いなりと、資本主義国としても余りに行き過ぎた大企業至上主義、そして過去の戦争への無反省。
「自民党政治を変える」と期待を受けた民主党政権が破綻し、第三極という勢力も、自民党を「右から励ます」ものに過ぎないことが急速に明らかになっています。
日本共産党は、自民党政治の大本の歪みを正し、21世紀に日本が進むべき新しい進路を提案しています。
国民の皆さんの命と暮らしを守るための日頃の活動と合わせて、どうぞご理解とご支援を賜りますようお願い致します。
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