ソチオリンピック、フリースタイルスキー女子モーグル決勝で上村愛子選手は4位となりました。
5度目のオリンピックでのメダル獲得が今オリンピックの最大の話題の一つになる中で、「今回も届かなかった」「3位の選手の採点がおかしい」など、悔しさ溢れるニュースになるかと思ったが、さにあらず。
上村選手のコメントで素晴らしく爽快なニュースとなりました。
「たぶん自分らしい滑りはできたと思う」
「メダルはないが、頑張れてよかった」
「メダルは獲れなかったけど、すがすがしい気分。全力で滑れたことで点数見ずに泣いてました」
この日に至るまでの上村選手の努力は、新聞・テレビ・スポーツ雑誌などで私も随分読みました。
文字通り、血と汗の滲む極限のトレーニングには、ソチでのメダルにかける常人離れした執念を見ました。
それが叶わなかった訳ですが、しかし、上村さんは、メダルよりももっと価値あるものを手に入れたように見えました。
オリンピック憲章が掲げる、「心も身体も高度に磨かれた人間」という理想に近づいた上村さんの姿は、モーグルという競技を超え、或いはスポーツの範疇を超えて、見る人に感動を与えてくれるものでした。
オリンピックの最高の目標を金メダルと言うのだとすれば、競技の優勝者が首にかける金メダルよりも一段上の、真の金メダルを獲得したと言いたいところです。
現役は引退されるということでしたが、これからも社会に希望を与えてくれる人として活躍されることを祈念します。
オリンピック・オリンピック憲章についての以前の話しですーhttp://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/f49c6ec5837613b80f0b5b7e110cb56d
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