関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

上村愛子、金メダル! 

2014年02月10日 | よろず

ソチオリンピック、フリースタイルスキー女子モーグル決勝で上村愛子選手は4位となりました。


5度目のオリンピックでのメダル獲得が今オリンピックの最大の話題の一つになる中で、「今回も届かなかった」「3位の選手の採点がおかしい」など、悔しさ溢れるニュースになるかと思ったが、さにあらず。
上村選手のコメントで素晴らしく爽快なニュースとなりました。

「たぶん自分らしい滑りはできたと思う」
「メダルはないが、頑張れてよかった」
「メダルは獲れなかったけど、すがすがしい気分。全力で滑れたことで点数見ずに泣いてました」



この日に至るまでの上村選手の努力は、新聞・テレビ・スポーツ雑誌などで私も随分読みました。
文字通り、血と汗の滲む極限のトレーニングには、ソチでのメダルにかける常人離れした執念を見ました。
それが叶わなかった訳ですが、しかし、上村さんは、メダルよりももっと価値あるものを手に入れたように見えました。

オリンピック憲章が掲げる、「心も身体も高度に磨かれた人間」という理想に近づいた上村さんの姿は、モーグルという競技を超え、或いはスポーツの範疇を超えて、見る人に感動を与えてくれるものでした。
オリンピックの最高の目標を金メダルと言うのだとすれば、競技の優勝者が首にかける金メダルよりも一段上の、真の金メダルを獲得したと言いたいところです。

現役は引退されるということでしたが、これからも社会に希望を与えてくれる人として活躍されることを祈念します。

オリンピック・オリンピック憲章についての以前の話しですーhttp://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/f49c6ec5837613b80f0b5b7e110cb56d

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真の議会改革とは~学習会に参加~

2014年02月07日 | 市政全般

6日(木)、鶴岡市議会議員研修会「議会運営の実際について」。新潟県立大学田口一博准教授のお話を聞きました。
講師は、私と同年配のようですが、錚々たる研究歴、多くの著書、全国の議会の講演会などで引っ張りダコの方のようでしたが、実物を拝見すると、引退した高見盛関のような風貌・立ち居振る舞いの(ご本人がおっしゃってましたので)、聞く者を引きつける力を感じる方。
 お話しも、議会のそもそもから、今日焦点となっているテーマまで、分かり易く、面白く、情熱を込めたもので、約110分、アッという間でした。
 
 沢山内容でしたが、私は中でも、「議会はもっと徹底審査、徹底議論すべし」「そのためには、市民、専門家からよく話しを聞くべし」ということが、最大のポイントかと理解しました。
 如何に優れた講師でも、一度のお話しで伝わることは限られますが、市民、専門家と向き合うことになれば、議員・議会に課題が与え続けられることになります。
 これ以上の学習の保証、議員・議会の質の向上の保証は無いということかと思いました。

 共産党市議団は、予てより参考人質疑や審査時間の充実などを主張してきましたので、心強いお話しと受け止め、今後さらに議会で議論を深めていきたいと思いました。
 しかし同時に、市民、専門家とのどのような議論にも耐えうる力をつけていくために、数段の学習が必要だなあと、改めて痛感もさせられました。
 勉強します。

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