関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

4日で7回、飲みますか・・。

2010年01月31日 | よろず
 今週は木曜日から日曜日にかけての4日間に、7回の酒食を伴う会がありました。

 高校PTA、市スポーツ強化後援会、労働組合旗開き、友人新年会、通夜振る舞い、交通安全協会などです。
 さすがに全部はこなせませんで、欠席したのが一回、出席して飲まなかったのが2回、ちょっとだけ飲んだのが2回ということになりました(あと2回は十分飲んじゃいました)。

 「飲むんだから楽しんでんだろう」と言われそうですが、

 そうです、楽しんでます。

 飲まないで立派に出席している人もいますが、私は酒飲みながら人と交流するのは大好きなんですね。

 しかし、忙しい時も、体調が悪くても、金が惜しくとも、出席しなくてはならないものですから、これはやっぱり仕事をしていることになるのでは?
 アルコール中毒になったら労災認定されるのではと期待しているところです。

 言い訳しても仕方ありません。
 財布と肝臓を痛めながら、出るからには楽しくニコヤカに、かつ品格を失わず参加しようと思います。
 
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子どものスポーツ支援も「負担増」

2010年01月29日 | 子育て・教育

 1月29日(金)夜、鶴岡市スポーツ強化後援会会員交流会がおこなわれました。

 この会は、昭和47年度に山形県でおこなわれた全国高校総体を契機に、「国際大会や全国大会で活躍できる選手」の育成をめざして設立されたもので、団体と個人の会費と市の補助金を原資にして、指導者養成、選手強化、大会出場、地域スポーツ振興などにお金を支給しています。
 22年度予算で支出合計1747万円となかなかの規模です。

 総会では、中学生、高校生、大学生の5人の選手から活動報告がおこなわれました。
 どれも大変な努力とその中で得られた人間的成長が伝わってくるお話で、スポーツのすばらしさが実感されるものでした。


 ところが、議案書を見ますと、市の補助金が「昨年度まで市教育委員会管理課で実施していた小学生の大会助成と市教委各分室で実施していた中学校部活動強化費が、スポーツ強化後援会へ組み替え」られ、「実質的には大幅な減額」と書かれています。

 市民負担増の市政がここにも姿を見せています。

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人食い貸金業の規制を

2010年01月27日 | 医療・介護・福祉など社会保障

 先日、大阪市の42才の男が妻・中3の長男・小6の長女を殺害し、「株などで500万円の借金があり、家族で死のうとしたが、自分だけ死にきれなかった」と自首したというニュースがありました。
 きっと希望ある日々を送っていたであろう子どもの命が、借金なんかのために理不尽に奪われてしまったことに、やり場の無い憤りを覚えましたものでした。
 こういうニュースに遭うと胸が掻きむしられる気持ちになります。今日も思い出して、鬱いだ気持ちになりながら記事を書く訳です。
 
 この事件にもきっと高金利の貸金業が絡んでいたのだろうと推測しますが、今日、不法・不当な高金利の貸金業を規制するための改正貸金業法について、施行延期や規制緩和を求める動きがあるようです。
 同法は、借り手の返済能力を無視した貸し付けで深刻な多重債務被害を広げてきたサラ金などに対して、取り立ての規制、業者の条件の厳格化などをおこなうもので、段階的に施行、今年6月には上限金利の引き下げや貸付総額を年収の3分の1以下に抑えることなどの実施を予定しています。
 
 私がこれまで受けてきたお金に関わる相談の多くに、多重債務の問題が絡んでいました。
 それらの殆どは、ギャンブルなどの放蕩などでなく、リストラ・低収入(生活できないほどの貧乏です)などで追い詰められた人、高齢者や知的障がい者の方などが陥っています。

 借りても何の助けにもなりません。
 問題が先送りされ、拡大されて、サラ金などに手を付けなければ解決できたような問題で破綻に追い込まれます。

 まさに人間を食い物にする、高金利の貸金業の規制、更に強めることはあっても、いささかも緩めることは許されません。

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フィンランドのお話に大満足

2010年01月24日 | 医療・介護・福祉など社会保障

 

 1月23日(土)「フィンランドの競争力を支える福祉と豊かな国民生活」と題した講演とパネルディスカッションを聴いてきました。主催は、公益文科大学・公益総合研究所、山形新聞共催です。
 最初に講師の山田眞知子さんから「フィンランドの競争力を支える福祉イノベーション」という講演、続いてパネルディスカッションがおこなわれました。

 全体を通して印象深かったことをラレツすると、
  ☆フィンランドが2000年代に経済発展や教育で世界の注目を浴びるようになったが、その原動力は、社会保障・教育・労働などについての社会政策。
   社会政策とは、福祉、教育、労働、環境など生活に関わる分野について、「国民の幸せをつくる政策」。
  ☆北欧型の社会政策では 
   働いたことがあっても無くても国民年金が10,11万円位で、それに労働年金がプラスされる。
   自治体がサービスをおこなうために公務員が非常に多い。
   「平等」が社会の重要な価値となっている。
  ☆(「福祉が手厚いのに経済成長を果たしたのはなぜ」という質問に対して)
   それは矛盾せず、むしろすべての人が安心して働くことができるため、思い切った挑戦ができる。
   失業給付は最長500日で賃金の50~60%保障。
   自分(講師)が日本で大学を退官した時は90日だった。
   職業訓練を受ければ、一日8ユーロ(1000円強に相当)の手当が出る。
  ☆今後の課題は、グローバライゼーションへの対応。
   (「自分はフィンランド人かEU人か」悩みが広がっているとのこと)
 
 私は、鶴岡で国保や介護、福祉などの深刻な相談をよく頂くので、「日本の社会政策はヨーロッパ型に近い」と言われると「それは表現としてどうかな」と思いましたが、お話の中では「日本よりずーっと進んだ国がある」という事実が伝えられました。
 また、福祉に、教育、更に建築分野のお話もあって、ちょっと全部には関心がついていけないような感じもしました。

 しかし、全体として福祉分野を中心にフィンランドの充実した制度が具体的に理解でき、大変ためになる会でした。
 「だから日本も消費税増税が必要」などという、良く見受けられる安易なお話でもありませんでした。
 同国の福祉や教育の関係の本をいつくか読んだので知っていたことも結構ありましたが、やはり実際に体験した方からお話を聞くことのインパクトは違います。
 もちろん、「百聞は一見に如かず」ですから、いつかは私も行ってみたいなあと改めて思いもしましたが。

 365日、いつも仕事に追われているので、2時間半ほどの勉強会でも「行こうか行くまいか」と毎回間際まで悩んでしまいますが、今回は無理して行った甲斐が大いにあり、大満足でした


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保育制度改悪も変わらず

2010年01月19日 | 子育て・教育

 1月18日、菅直人財務相は、緊急経済対策の一環として、「保育分野・・での制度・規制改革」を進めると表明しました。

 厚労省は既に昨年末には、
 「利用者と事業者の間の公的契約制度の導入」=保育を受ける権利の否定
 「保育に欠ける要件の見直し」=入所対象児の制限
 「利用者補助方式への転換」=所得に応じた保育料設定の見直し
 などを検討課題としてあげていますが、保育について国はなるべく金を出さず責任を持たず、民間企業の市場として開放しようという方向であり、衆院選で国民の審判を下された自公政権の「構造改革」路線そのものです。
                                               

 鶴岡市は、大都市などに比べればまだマシな方でしょうが、自宅や職場に近い認可保育所に入るのはそう簡単ではありません。
 また、鶴岡だけではありませんが、ちょっと給料のいい職場にいたりすると、「保育料月6万円」とかになったりします。
 こうした条件から、「保育園に入れたいけど、やっぱりおばあちゃんに頼むわ」となるのは希なことではありません。

 ここでも「政権交代」の意味が問われています。
                                              
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民主党、見苦しいことスナ!

2010年01月14日 | 政治全般

 小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、民主党の態度が余りにも見苦しい。

 本人の「昨年の総選挙の結果を見れば(自分の献金問題を)国民は理解してくれたと言える」という言葉には、「選挙に勝てば何でも出来る」という政治観を改めて見た思いがしましたが、
 その後民主党全体で
  「検察がおかしい、断固たたかう」
  「マスコミの報道を正せ」
  「司法の問題は国会で審議する必要は無い」
  「そんなことより予算の審議が大事」
 
等々、何の小沢氏守れの大合唱が始まったのにはビックリ!

 この問題の核心は、土地購入資金の出所が公共事業の見返りにゼネコンが払った献金ではないかということです。
 小沢氏の発言やこれまでマスコミで報じられた情報からは、小沢事務所が土地購入の4億円の出所を隠そうとしたことが伺われるとともに、本当の原資がゼネコン資金ではないかとの疑惑が深まっています。
 しんぶん赤旗は、水谷建設元幹部が「都内のホテルで、現金1億円を5000万円ずつ2回紙袋に入れて渡した」などとした生々しい証言を報じています。
 公共事業の見返りに政治献金がおこなわれる、献金をアテにして政治が歪められる、という金で汚れた政治の問題こそ、国民が「変えたい」と願う今の政治の歪みの根幹に関わる問題であり、国民生活に関わる予算と同様に重要な問題です。
 

 民主党は野党時代、自民党の金権問題を検察の捜査中でも裁判中でも「国会で審議を」と主張してきました。それは当然の態度でした。
 「審議に応じなければ予算の審議はできない」という審議拒否は問題でしたが、そういう行動もとってきました。
 自分の身に降りかかったとたんに、主張してきたことを覆す政党では、「マニュフェスト」も怪しくなってきます。
 
 まあ、自民党が追及しようとしても、「お前にだけは言われたくない」となる訳です。

 やっぱり、企業・団体献金を一切受け取らない政党=日本共産党の出番と思って私も頑張って参ります。

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ウチも成人式

2010年01月11日 | 子育て・教育

 

 1月11日、鶴岡市成人式に「来賓として」5回目の出席を果たしましたが、今回はウチの長女も新成人として出席しておりました。

 始めに、例年通り「土曜会」の皆さんがすばらしい歌をプレゼントして下さいました。
 その後、18年振りの新市長による挨拶でしたが、内容の方は型どおりでした。
 加藤紘一衆議院議員の来賓挨拶はこれまた例年と同じなので私の感想も例年と同じ!!
 騒々しい新成人がいたのも、しかし殆どの新成人が真剣に式に集中していたのも、いつもと同じ姿でした。

 私にとって変わっていたことは、「新成人の誓い」を述べたのが、私の娘の小学校の同級生だったこと。
  

 私は当時(も)、PTAの学級委員長を務めておりましたが、あの頃から学業優秀で性格もしっかりしたお子さんでしたので、新成人代表として話す姿を見て、「やっぱりなあ」と納得させられました。
 彼のご両親がまたお二人とも学校の先生で、特にお母様の方は優しくお美しく・・と言うことで、印象深いお子さんでありました。
 
  
 ところで、式の前日に行きつけの床屋さんで散髪したのですが、一人でお店をやっているユカリさんに「あなたの成人式」を聞きました。
 彼女が二十歳の時は、理容店で修行中、成人式の日は店が忙しく、「式に行っていいですか」とも言えずに働いていたということでした。
 「それが当たり前で、何とも思わなかった」ということですが、成人式の日にはもう立派な成人だったと言えるでしょう。
 ちなみに、現在高校生の娘さんは、大変学業優秀で、難関大学への進学を希望しているようです。
 親の苦労を見て育ったということなんでしょうねえ。

 今日、出席している新成人の大半は、色んな学校で勉強中の身だと思いますが、目標をしっかり見つめて、或いは探して頑張ってもらいたいものです。
 もう働いている新成人の方々は、若くして既に大人の苦労を味わっていると思いますが、くじけず歩んで下さい。
 今日は騒いじゃった人も、失敗を糧にして頑張って下さいね。
 すべての新成人の皆さんの門出を心からお祝いします。
 
 (式終了後の中学校毎の記念撮影。一番人数が多いかった我が母校鶴三中)

 さて、ウチの娘は、新成人代表とは正反対の学業成績でしたので、小中高を通して心配しておりました。
 しかし、高校で自分の進路を見つけて、進学することができ、今は日々意欲を持って勉強しているようで、親としても幸せな気持ちで成人式を迎えることができました。
 ヨカッタ、ヨカッタ。

 そんな訳ですので、余りにも優秀な同級生の晴れ姿も、素直に嬉しく眺めることができました。
 「お母様はどうされているかなあ・・」などと思いながら。


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去年の成人式
http://blog.goo.ne.jp/sekitouru/m/200901/1
一昨年の成人式
http://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/674f72580ca3db0a40a15f4bdf434bab


豪雪被害

2010年01月08日 | 市政全般

 12月16、17日を中心にした豪雪の被害調査の一環として、市農政課に市として掌握している状況などを聞き取りました。
 
 「人的被害」としては、
  同月17日に「自宅屋根の雪下ろし作業中の転落」で73才の男性が亡くなったのを始め、死亡1、重傷1、軽症8件
 「住家被害」では、
  同月23日に山王町の劇団稽古場(旧映画館)が全壊
 「その他の被害」では、
  同月18日に藤島地域の藤棚全壊48カ所、
  同月25日、朝日多層民家萱葺き屋根の一部が落雪で萱が抜け落ちる、
  1月1日、強風で文下の店舗看板一部損壊、三瀬のカーポート屋根一部損壊
 などが報告されていました。

 しかし、何と言っても重大なのは、農林関係の被害です。
 12月25日までの集約で
 1)施設  88
  ☆機械格納庫全半壊7
  ☆畜産関係施設(肥育豚舎、肥育牛舎、堆肥舎)全壊・一部損壊6
  ☆園芸関係施設(パイプハウス、雨よけハウス、梨棚)全半壊・一部損壊80


 2)農作物等
  ☆被害を受けたビニールハウスの一部で花卉・葉物野菜など
 3)樹体
  ☆梨、りんご、柿、さくらんぼなど。特に櫛引の梨が酷くやられたようです。
 当局で掌握しているだけで「ざっと一億円を超える被害」ということでしたが、実際にはそれを大きく上回る規模と見られます。

 市では既に、県に対して農業被害に対する支援を求めていますが、県では4年前の豪雪被害と同様の支援を考えているようです。
 それは、「県が3分の1、市が6分の1、合わせて被害額の2分の1を補償する」というものでしたが、実際の補償はこの基準と相当かけ離れたものでした。
 なぜなら、対象となる施設が「新品」でなければ基準を下回った補償となるからです。
 例えば、100万円で設置した施設の補償で、対象施設が「5年償却」のところ設置後4年経過していれば、「補償対象額は5分の1で20万円、補償額はその2分の1ということで、県と市合わせて10万円」ということになるのです。
 十分補償されるような共済に入っている人は希です。

 農業の担い手は多くが高齢化し、後継者の見通しも無い状態になっています。
 施設の焼却年数などを考えれば合理的な補償なのかも知れませんが、被害前と同じ農業を復活するのに多額の費用がかかるとなれば、「この際、やめる」という判断も出てくる訳です。

 そうならない、補償が求められています。

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地吹雪の新春街頭宣伝

2010年01月03日 | 活動報告

 2日(土)、笹山一夫県会議員、加藤鉱一(紘一ではありません)市議会議員と一緒に、今年初めての街頭宣伝をおこないました。

 朝からトンでもない地吹雪の日で、集合場所に向かう道路にもあまり車は走っていません。
 家々の窓も当然固く閉まっていますから、「こんな日にやるのは効果がウスイぜ」とオモヤミになりましたが、「天気の良い日に」などと考えていると何日できるかもわかりませんし、メンバーの都合を合わせることもできませんので決行することにしました。
                                                                         
 路肩には雪が積もって車を停められる場所が少なく、強風が正面から当たるところでは正に「話になりません」ので、場所探しに少々苦慮はしましたが、藤島、櫛引、朝日、旧市内と、各所に宣伝カーを停めて交代で10分位ずつ演説して回りました。

 それでも、県知事選・衆院選・市議選と相次ぐ選挙で有権者が「変革」の方向を選択した昨年の激動と、「共産党が伸びれば、政治は更に前に進む」という今年の大きな展望の話ですので、例年にも増して力の入った訴えになりました。
 また、私の地元地域では、行き交う車の中で多くの方が笑顔で手を振って声援を送って下さり、大変気持ちの良いスタートになりました。
 ありがとうございました。

 大晦日の昼まで行動して、その夜も元日も資料づくりなどやっていましたので、「年越し」とか「お正月」という感覚はトント無いのですが、まずは「今日からリスタート!」とスイッチが入った感じです。

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変革を進める年

2010年01月01日 | 政治全般

 2009年は、政治の大きな変化が起こった年でした
 1月、山形県知事選挙で日本共産党も支持する新人の吉村みえこさん当選。
 7月、衆議院総選挙で自公政権大敗、民主党を中心とする連立政権発足
 10月、鶴岡市議会議員選挙で自公系会派5議席減、日本共産党1議席増の4議席で議案提案権獲得。
                                               
 民主党連立政権は誕生して100日余り経過しました。
 公立高校授業料無償化、生活保護母子加算復活、日米核密約公表方針など、国民要求を反映した前向きの施策も実現しつつあります。
 同時に、沖縄の米軍基地問題や2010年度予算編成などで、「肝心だどごは自民党ど変わらねのう」という市民の声も広がっています。
                                               

 「民主党政権のもとで、積極的に政策提言をおこない、『良いことには協力する、悪いことにはきっぱり反対する、問題点をただす』という役割を果たします。同時に、財界中心、軍事同盟中心という日本の政治のゆがみを大本からただし、『国民が主人公』の新しい日本をめざす仕事にとりくみます。」(第9回中央委員会総会)。
 この立場で、国の政治を前に進めるために、力を尽くしていきます。

 鶴岡市政では、富塚後継を名乗って当選した榎本市長が、「審議会等への市民公募制、副市長二人制廃止、市民との対話の重視、庁舎への権限と予算の付与」などなど、前市政の問題点の是正の意向を表明しています。
 それらは、市民の中では多数の声でしたが、議会では日本共産党市議団だけが主張し、市長・オール与党との厳しい対決点となってきた問題です。
 党市議団は、市長の表明が実効あるものとなるよう、市民の目線で市政をチェックし、市民要求を実現する政策提言をおこなっていきます。

 世界では1月、オバマ政権が発足しました。
 ノーベル平和賞授賞式での演説には、「授賞トリヤメロ」と思ってしまいましたが、一国覇権主義を止め多国間の協調で国際政治を動かす立場、核兵器廃絶をめざす宣言など、歴史的な変化の歩みを進めつつあります。
 その背景にあるのは、アジア、中南米、アフリカを始めとした、地球的規模での国家主権の確立と平和を求める潮流の巨大な発展です。
 
 21世紀に入って10年目の今年、こうした世界の流れもしっかり見据えながら、日本と鶴岡の未来を考え、目の前にある課題に一つひとつ取り組んでいきます。
                                               
 みなさん、明けましておめでとうございます。
 今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。

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