さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

マガン(真雁)の親子?

2018年11月18日 | 野鳥
ミサゴは一度ダイビングして獲物を捕ると、あっという間に彼方へ・・・・
カモたちの大きな群れの中にマガンがいるというので、探すも・・・逆光のため、なかなか見つかりません。
それでも根気よく探すと・・・・いましたよ。
少し遠いですが、2羽います。2羽の内1羽は幼鳥のようですね。親子??


マガン(真雁)は、白鳥と同じように、つがいの結びつきが強く、繁殖期以外もつがいを解消せず、行動を共にします。
日本へは、幼鳥とともにやってくるので、渡りの途中で片親が事故か天敵に襲われるかしたのでしょうか。
それとも、この2羽が群れからはぐれたのか??
(マガンは、渡りの時、「雁行」と呼ばれる統率されたようなV字型の大きな群れの編隊で飛ぶことでも有名ですね。)

こちらはお父さん?お母さん?


マガン(真雁)
日本では、過去、狩猟により生息数が激減しましたが、昭和46年(1971年)、マガンを天然記念物に指定され、狩猟を禁止し、保護されるようになりました。
それ以来、徐々にその数は増加し、伊豆沼、蕪栗沼など、宮城県北部で10万羽以上のガンが越冬しているそうです。
伊豆沼などでは、「ねぐら立ち」や「ねぐら入り」を狙って多くの鳥撮りさんが集まることでも有名ですね。
夜は、安全な池や沼で休み、早朝は広い水田地帯などに隊列を組んで飛来し、主に稲の落ち穂などの植物質のエサを食べる、その移動の時の瞬間、迫力ありそうです。
一度、伊豆沼に行ってみたいと思うのですが、いまだ実現してません。

親子(?)2羽が仲良く並んで気持ち良さそうです。


時々、幼鳥が、成鳥から離れて1羽で単独行動しそうになると・・・・・


幼鳥の後を、成鳥が後を追いかけるように、すぐに後を追います。幼鳥の動きが気になるのでしょうか?


そして仲良く一緒に!!


幼鳥が羽ばたいてくれます。



そして成鳥の方も・・・・・2羽とも翼には異常なさそうですね。



2羽一緒に、ポーズ!!



この親子(?)は少し前からこの沼に居ますが、このまま居続けるのか?
もうすぐ白鳥たちもやってくるので、都度その様子を見てみたいともいます。

ツルシギもいると聞いていたのですが、この日は見つかりませんでした。後日、改めて来てみたいと思います。


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