4月初め、久しぶりに林を散策してみるも、聞こえるのはオオタカの甲高い鳴き声だけ。
オオタカ狙いの鳥撮りさん達が集まってるが、このままではせっかくの巣作りも放棄してしまわないかと心配になります。
高い梢ではアオゲラが木の幹を突っついてますが、逆光で絵にならず。
公園を一周しても成果はなく、再びオオタカポイントの横をすり抜けようとした矢先、突然オオタカが倒木に降りてきます。
それにしても近い!! まさかのラッキーチャンスです。(写真はノートリです。)
倒木から草むらへ・・・・
草むらには食べ残した餌があるようです。
再び倒木の上へ・・・・周辺には鳥撮りさん達が取り巻いてるのに一向に飛び立つ様子はありません。
後方の高い樹に上では、もう1羽のオオタカの甲高い鳴き声が聞こえますが、姿は見えません。
下尾筒を大きく膨らませてるのがよく分かりますが、この下尾筒が大きく開くのは、警戒してる為か??興奮してるのか?
オオタカが下尾筒を膨らませて飛んでるところを見たことはありますが、地上でこんなの大きく広げてる姿を見るのは初めてです。
下尾筒を膨らませるのは、求愛ディスプレイの時が多いですが、縄張り内に侵入してきた敵を追い払う時など緊張や興奮した時にも見られます。
この個体も、近くにいる異性に興奮してるのか? それとも周辺を取り巻いてる人を警戒して興奮してるのか? 前者であってほしいものです。
お腹が減っていたのか、かなり長い間この倒木の上と餌のある草むらを行ったり来たりしてます。
暫くすると、すぐ近くの木の枝に・・・・細い枝をさかんに咥えようとしてるところを見ると、巣作りの補強のため?
こちらも近い!!
抱卵するまではそっとして見守ってやってほしいものですが・・・・・・折角の巣作りを放棄しないよう願うばかりです。