そろそろ春の妖精の一つツマキチョウ(褄黄蝶)が姿を見せ始める頃・・・・
3月31日、朝から気持ちの良い快晴日、K自然自然観察公園にツマキチョウ探しに出かけてみました。
ウグイスの鳴き声を聞きながら、園内を散策してると、モンシロチョウやキチョウに混じって数頭のツマキチョウが飛び回ってます。
しかし、なかなか花に止まってくれる様子はなく、ただただじっと我慢・・・・・時間だけが過ぎていきます。
しばらく我慢して待ってると、やっと雌の方がカラスノエンドウや菜の花に止まってくれました。
ツマキチョウのことは過去何度か書いてきましたが、モンシロチョウより一回り小さな蝶で、早春のこの時期にだけ見れる綺麗な蝶です。
このツマキチョウは年に一度、早春にだけ発生する蝶で、成虫が現れる時期が限られていて「春の妖精」にふさわしい蝶といえます。
タンポポの花に止まった雌(下)に雄(上)が大接近。 ツマキチョウも恋の季節です。
振られたかな??
そのうち、雄の方も止まってくれるようになりました。花の名前は???ですが、この白い花が好きなようです。
このポイントは「蝶の道」になってるのか、何度も複数のツマキチョウが行ったり来たりしてくれるため、我慢のし甲斐があります。
前翅の先端がかぎ状で、裏側の草摺(くさず)り模様が特徴です。雄の翅の先端部は橙色(黄色)で飛んでる時でもよく観察してみると確認できます。
このツマキチョウ、モンシロチョウに似ていて気が付かないことが多いですが、菜の花畑や公園など案外身近なところ出会えるかもしれませんよ。