シマアジを撮った後、カメラを持ち換えて園内を少し散策してみました。
「自然学習センター」の建物の横には、センニンソウ(仙人草)の花がたくさん咲いてます。
センニンソウについては何度か書いてるのですが、今回はおさらいで・・・・・
センニンソウ(仙人草)
中国中部、台湾、朝鮮半島南部、日本の温帯から亜熱帯の地域に広く分布するキンポウゲの仲間です。
和名の「仙人草」は痩果に付く綿毛を仙人の髭に見たてたことに由来しています。
日当りの良い山野や道端の低木林の林縁に生育し、茎や葉の切断面から出る汁や濡れた花粉に触れると炎症を起す有毒植物だとか。
センニンソウの別名ウマノハオトシ(馬の歯落とし)・ウマノハコボレ(馬歯欠)・ウシクワズ(牛食わず)・ハコボレ(歯欠)・ハグサ(歯草)なども
この有毒性の植物であることからつけられたようです。
センニンソウは分類学上キンポウゲ科センニンソウ属というグループに位置づけられていて、お馴染みのクレマチスもこの仲間です。
この仲間は、日本に約20種類、世界には30種類ほどあり、様々な種類が園芸植物として利用されてるそうです。
小さなイボクサ(疣草)の花も咲いてます。葉の汁をつけると疣が取れるとか??
湿地帯の木道付近では、以前紹介したミズアオイ(水葵)の花が満開です。
ヤブミョウガ(薮茗荷)は花から実へ・・・・
木道にはシダの葉の影
これは????? 木陰の地面に射す木漏れ日の中に、1枚の葉っぱの影を見つけました。
シマアジや植物を堪能できた半日でした。