昨年12月25日午前、この日は朝から冷え込んで、公園の池も半分ほどが凍っていました。
年末最後のオシドリ観察です。池のカモたちは水面が凍ってない場所に集合!!ハクセキレイが氷の上を闊歩してます。
肝心のオシドリは池の中央にある島の木の陰で休憩中?? 特徴のある「銀杏羽」も見事に完成です。
ところで、この「銀杏羽」は飛ぶのに大切な翼についてる風切羽の一つで、「思い羽」・「剣羽」とも呼ばれます。
「思い羽」と呼ばれるのは、この羽が繁殖期に雌にアピールするときに役立ってることからでしょうか。
風切羽には「初列風切羽」「次列風切羽」「三列風切羽」があるのですが、一番付け根にある「三列風切羽」の一つです。
「三列風切羽」には三枚の羽がありますが、そのうち一枚がこのような形になってます。羽軸を中心に片方だけが出っ張ってます。
こんな風な形では飛ぶときに出っ張ってて邪魔にならないか?大丈夫なんです!飛ぶ時には他の風切り羽と同じように平面に並んで、支障はないとか!
次の写真は、別の日に撮った羽繕い中の写真ですが、こうして後ろから見ると翼の一部だということが分かります。(ちょっと分かり難いかな?)
羽ばたいた時の方が分かりやすいですね。
次の写真の「銀杏羽」はまだ未発達の時の写真ですが、比較してみると完全な時の状態との違いがよく分かると思います。(1週間前)
おまけはこの公園で見つけたシメです。結構たくさんの個体が入ってきたようです。林のあちこちで特徴のある鳴き声が聞こえます。
アトリの群れも入ってるようですが、この日は姿を見せてくれませんでした。