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さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

エナガ(柄長)の不思議な目

2015年02月13日 | 鳥見行
ホオジロガモを楽しんだ後、こんどは、コハクチョウのいるポイントに移動の途中、河原ではいろんな野鳥に会うことが出来ます。

やっぱり一番多いのは、ホオジロやアオジ、枝の上では、シメが風に揺られて気持ち良さそうです。

でもやっぱりシメの目は怖い!!(笑)





あちこちで、ベニマシコの鳴き声がしますが、姿は見えず。

コゲラも賑やかに枝から枝へ・・・・・・

そんなのんびりした小路を川岸に向かってると、エナガ(柄長)の集団が目の前に姿を見せてくれました。



暫し、そのまま留まってエナガのお相手です。  それにしてもジュリリ!ジュリ!ジュリ!・・・・・と賑やかなこと。



何を見つめてるのか、真剣な顔つきも絵になります。



青空をバックにして、お澄まし顔です。



エナガが、何か口にくわえてますが????

どうも蔓の皮の繊維を咥えてるようなのですが、今頃から巣作りの準備かな???

ご承知のように、エナガの巣は蜘蛛の巣やコケを材料にして作られてるのですが、木の繊維も使うのでしょうか。



この写真を大きくトリミングしてみると・・・・・



ここでさらに疑問が・・・・・前から思っていたことなのですが、エナガの目をよく見て下さい。

目の上の部分に黄色いラインが入ってるのが分かりますね。

もっと分かりやすいように、上に掲載した写真もトリミングしてみると・・・・



当初は、瞼だと思っていたのですが、果たして????

瞼だとすると、鳥の場合は確か、人間とは逆に、瞼は、下から閉じたと思うのですが・・・・(フクロウは、人間と同じ上から閉じます)

調べて見ると・・・・ブンチョウなどで顕著に見られる目の周りにある囲眼輪「いがんりん」??

もし囲眼輪「いがんりん」だとすると、その一部だけが黄色い色をしてることになります。(他の鳥では、ほとんどが一色です)

幼鳥の頃は、黄色ではなく、赤い色してます。(在庫より掲載)  成鳥になるとその一部が黄色くなるのでしょうか。。

幼鳥を見る限りでは囲眼輪のような気もしますが、まだスッキリしません。



果たして、何でしょうね。

確かな情報があれば教えて頂きたいと思います。



エナガとたっぷり遊んだあと、コハクチョウポイントに行ってみましたが、肝心のコハクチョウの姿が見えません。

見渡してみると、少し離れた上流に、コハクチョウの群れが見えますが、歩くにはきつそうなので諦めて戻ることにします。

駐車場で会った地元の方の話によると、最近少し上流の河原で餌を与えてる人がいるとのこと。

ここでは餌付けが禁止されてる筈なのに!!

聞くと、すぐ近くまで車が入れるようですが、時間もあまりないので、今回のコハクチョウは諦めて、ナベヅルポイントに向かいます。

まだ居てくれればいいのですが・・・・・


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今年もホオジロガモに会いに行く

2015年02月10日 | 鳥見行
ちょっと日はさかのぼりますが、2月2日、久々の重装備でプチ遠征です。

向かうは深谷、毎年撮ってるホオジロガモ(頬白鴨)に会いに出かけます。

時間があれば、昨年末から越冬しているナベヅルポイントまで移動するつもりで、自宅を午前8時ごろ出発。

機材は、久しぶりに、デジスコと手持ちの456、そして、軽量ミラーレスと…・フル装備です。

現地到着後、まずは第1ポイントへ・・・・・・

例年、このポイントで撮ることは少なかったのですが、今回は、30羽ぐらいの群れで居ました。



過去何回かホオジロガモの事を書いてますので、詳細は割愛しますが、文字通り、雄のほっぺが白くて、分かりやすい名前です。

今年も圧倒的に雌が多いのですが、雄は良く目立ちます。

こちらに向かって泳いできますが、さすがに、危険ラインは越してくれません。



たくさんのお嬢さんたちに囲まれて、男の子は得意気(?)です。



1羽の雄が雌に近づいて・・・・・・・・求愛行動でも見せてくれるかな!!

残念ながら側を素通りでした。まだ求愛には早いのか??



みんなでくつろぎタイム??総体的に雌の方が活発に動きますが、雄はのんびり休憩が多いです。



お得意の、お腹を見せながらの横泳ぎ。このポーズ、キンクロハジロなどでもよく見られますね。



昨年は、川上流と下流を行ったり来たり、よく飛んでくれたのですが、今回は、一度も飛んでくれません。

たまに、こんな羽ばたきだけ!!



雌に何かつぶやいてますね。「一緒に遊ぼう!!」



雄が3羽いる前に、突然、潜って餌捕りをしていた雌が、目の前にプカリ!!雄は平然としてます。



あっ!!  ついに出たか求愛行動??  でも、横にいるのは男の子ですよ!!



結局、この日は、あの求愛行動は見る事が出来ませんでした。少し時期的に早かったのかも知れません。



動画も撮ってきましたよ!!

まずは、デジスコで撮った動画です。



次は、ミラーレス ニコン1V3の動画です。

手持ちで撮ってみたのですが、パンが早すぎて、酔っぱらいそう???見辛くなってしましました。  ご容赦を・・・・





以前載せた、求愛行動を見たい方は………こちら
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春の訪れ・・・フクジュソウ

2015年02月08日 | 
大宮第2公園に梅の花の様子を見に行ってきましたが、「八重寒紅」と云われる早咲きの紅梅が8~9分咲きで満開に近いものの、白梅はやっとチラホラ程度。

小さな庭園の庭の中には、フクジュソウが綺麗な花を咲かせています。

この花を見ると・・・・・・・

大阪の実家で、馴染みの植木屋さんから、お正月に頂く「松竹梅」の盆栽の中に、このフクジュソウが添えられていて、今は亡き父母が大事にしていたのを思い出します。



フクジュソウ(福寿草)を調べて見ると・・・・(ウィキペディアなどより)

キンポウゲ科の多年草で、春を告げる花の代表選手ですね。そのため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持ち、福寿草という和名もまた新春を祝うおめでたい意味があります。

江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物で、緋色や緑色の花をつける品種もあるそうで、1月1日の誕生花でもあります。

俳句などにもたくさん詠われてますね。

「朝日さす 老師が家や 福寿草」 与謝蕪村

「日のあたる 窓の硝子や 福寿草」 永井荷風

「水入りの 水をやりけり 福寿草」 正岡子規


この花の面白いのは、花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引しているとか!!その為、太陽光に応じて開閉します。(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)

その為、観賞する時は、晴れた日中が一番良さそうですよ。

しかしこの花には、毒性(副作用)も強いらしく、特に、地面から芽を出したばかりの頃は、フキノトウと間違えて食べ、中毒を起こす人もいるとか・・・・

見かけによらないですね。



開花した花より、春の暖かい日差しを浴びた、開花し始めのふっくらした状態の方が温かみを感じます。



秩父には、秩父紅(福寿草)という種類があるのをご存知でしょうか。

まさに紅色をしたフクジュソウなのですが、「ムクゲ自然公園」などで見る事が出来ます。

(「ムクゲ自然公園」にHPのリンクを張っておきましたので、興味のある方はどうぞ!!)

まさに、東日本大震災の日、この秩父紅を見に「ムクゲ自然公園」に寄ってみたのですが、時期的に見れませんでした。

それ以降、行けてないので、もう一度挑戦してみたいのですが・・・・



おまけは、梅林で見つけたジョビ男君。ジョビ子さんもいたのですが、いい所には止まってくれませんでした。



このまま梅の花が咲く頃までここにいてくれれば「ウメジョビ(?)」でも撮れるのですが・・・・・



一応、梅の木には止まってくれましたよ。
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「アメリカコガモを探せ!!」

2015年02月07日 | 野鳥
前回に続いて、アメリカコガモです。

今回は「ウォーリーを探せ!」ではなく、「アメリカコガモを探せ!」で、お遊びです。(笑)

まずは確認のため、アメリカコガモの少しトリミングした写真を載せておきます。

目印は、側胸の縦の白い線です。



次の写真は、コガモたちが一斉に飛び立とうと、歩き始めた瞬間です。(デジスコ写真)

この中にいるアメリカコガモを探してみて下さいね。



次は、セイタカシギと一緒に、プカプカと気持ち良そうに浮かぶアメリカコガモ。(デジスコ写真)



ここまでは、簡単に見つけることが出来たと思いますが、少し難しくなります。

画像サイズも、見つけやすいように、少し大きくしてみました。

北風を避けて、暖かそうな陽だまりにいるアメリカコガモ。(ミラーレス写真)



さて、ここからは、このサイズの写真でも、難しいかも知れません。(ミラーレスの連続写真)







最後の3枚の飛び立ちのシーンは難しそうなので、正解を書いておきますね。

正解は・・・・・・・・・

1枚目の写真:左から3番目、4番目と少し重なってますが、上の個体です。(わずかですが、左右に白い部分が見えます。)

2枚目の写真:先頭の3羽のうち、一番左の個体です。翼を広げてるので、左脇腹当たりに白い部分が見えます。

3枚目の写真:同じく、先頭に一番左の個体です。これは白い部分がはっきり見えます。

如何でしたか!!     みんな同じに見えますよね。(笑)

実は、撮った私自身、あとで写真を確認して見つけただけで、撮る時はあてずっぽーでシャッターを押してるだけなんですよ。



*昨日、次はいつ会えるか分からないので、アメリカコガモを撮り貯めしようと、再び出かけたところ、驚いたことに2羽いました。

この時の様子は、また写真が整理出来次第載せますね。
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アメリカコガモはまだ居た。

2015年02月05日 | 野鳥
今朝は朝からどんより曇り空、午後からは雪予想です。うっすら雪化粧だけならいいのですが・・・・・




昨年末から観察されていたアメリカコガモ、この日は朝から風が強かったが、旅立つ前に会いに行ってみました。

今回は久しぶりに、デジスコがメインで、ミラーレス一眼がサブの体勢です。

いつものI沼に出掛けたのは、日差しが順光になる午後。

風が強くて、帽子が飛ばされそう~!!

カモたちは、この風を避けて、杭の陰に集結していました。ほとんどがコガモです。

たくさんのコガモの中から、アメリカコガモを探すのは大変そうです。

まず見つけたのは、コガモの群れに混じって1羽のセイタカシギです。

昨年からいたセイタカシギの中で、この1羽だけ残っているのでしょうか、時々見かけます。

こんなにたくさんのコガモの中から、1羽のアメリカコガモを探すのは大変!!



幸いな事に、群れの端の方に、ポツンとコガモたちを避けるように1羽だけいました。分かりますか??

側胸に縦の白い線があるのがアメリカコガモの雄です。

コガモは、肩羽部分に、横に白い線があるので、区別できます。

名前の通り、北米で繁殖するアメリカコガモ。、まれに日本にやってくるようです。



コガモたちの群れの中では、ちょっと居心地が悪いのか、いつも端の方にいるようです。(見つけるのには楽ですが・・・・)

時々、他のコガモがチョッカイを出してくるのですが、いつも分が悪く、端の方に避難していす。

次の写真は、そんな様子を撮ったものですが、右のコガモの雌が何か文句を言ってるようですね。

この後、逃げるように、他の杭の方へ移動!!こんな場面が何度も見られます。



もちろん、コガモ同士のトラブルもありますよ。そんな時は、おっかなびっくり、横で傍観!!



いつも負けてるわけではありませんよ。

今度はコガモの雄が難癖(?)をつけに来ます。


(注)もちろん左がアメリカコガモですが、右のコガモと比べてみて下さい。
顔の模様で、緑と茶色の境に、右のコガモはクリーム色の線がはっきり見えますが、アメリカコガモは、その線が不明瞭ですね。



そして・・・・・・アメリカコガモが、コガモにアタック開始!!この時は、アメリカコガモの勝利!!



北風が吹く寒い中を我慢して待ってると、運よく一斉に飛び立って、水の中に・・・・

運よく、水に浮かぶアメリカコガモも撮れました。他のコガモと比べてみて下さい。



コガモの群れとは少し距離を置いて、ヒドリガモ(緋鳥鴨)の雄と雌がいます。



雄の頭が緋色なので「緋鳥鴨」だとか・・・・・



それにしても、この日は寒かったぁ~!!

でも、これだけたくさんのコガモの中から、1羽のアメリカコガモを、初めて見つけた人の観察力には驚かされます。

次回は、「アメリカコガモを探せ!!」です。
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